ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 江別市議会会議録 > 本 会 議 会 議 録 の 閲 覧 > 平成14年分の目次 > 平成14年第3回江別市議会会議録(第3号)平成14年9月12日 4ページ

平成14年第3回江別市議会会議録(第3号)平成14年9月12日 4ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

6 議事次第の続き

一般質問の続き

宮澤義明君

 ご答弁をいただきました。ありがとうございます。
 何点かにわたって再質問と要望という形でお話をさせていただきたいと思います。
 まず、建設関係の方からいきたいと思いますけれども、市営住宅、今市長の答弁ありましたけれども、昭和40年代前後に建てた施設については、その当時の住居を確保するという目的から多数建てられて、今答弁あったように469戸。ただ、その当時はそれで良かったかもしれない。そして今現在、それから何十年たったのか。そして、これから江別市の市営住宅の計画の中で、その方々が浴室を含めた新しい住環境にいつ会えるのか。いつまでも待っていただく、その当時に建てて、狭あいだから我慢しなさいと、いつも言い続けるのか。やはりその辺が私は問題だと思う。
 今、私たちの生活の中でおふろなりシャワーがないとしたら、本当に生活としては大変厳しい、私はそう思っています。でも、施設がその当時造ったから、なくて当たり前、そして、狭あいだから付けられなくても当たり前、そう考えるのか。
 先ほど、市民の税金を納めて何をやってくれるのか。お金がないからやらないという言い方をするけれども、それと同じで、やはりその方々と会って話しすると、では今、シャワーだっていろいろな方法だって、簡易型のやつだってあるではないかと。だったら、そんな方法でリースとかレンタルだとか、それから、江別に給水事業者もいます。そこに一定の補助金を出す中で、そこでリース、レンタルもやるとか、いろいろな種々方法は考えれば考えられるんですね。
 昭和40年代に造って、その当時の建設の目的がこうだったから、では、これからも含めてずっと考えませんというのか、それとも市営住宅、これから市営住宅の年次計画があります。その中で新栄、野幌、あけぼのと順次いくのかもしれませんけれども、では今入られていない方が、いつの時代に浴室に、自分の家の中でおふろを使えるのか。それまで10年も10何年も待てというのか。その辺がやはり一歩でも前向きに進めようとして、いろいろな手立てを考えて行うのと、ただ新しい市営住宅が建つのを待つのと私は随分違うのかなと思っています。そういう面で、あらゆる手立ての中で、こういう方法もあるけれども、この場合こうなりますというメニューだって、そろえられるのではないかなと思っているんですね。
 入居されている方々の話を聞くと、やはり現場で働く方々とか、かなり遅い時間に、夜中に働いて帰ってくる方とかいろいろいます。その方々がおふろに行けるかといったら、行く時間はもうとうに閉まっているわけですね。それらを考えたときに、そのメニューの中からいろいろな選択をできるような、そんなことを提供するのも市営住宅を提供している市の務めかなと、また市民に対するサービスかなと思っております。
 そういう面で、今後リースだとかレンタルだとか、幅広い検討ができるのかできないのか。また、それを江別の給水事業者と、そういうことも可能なのか可能ではないのか、そんな検討ができるのかどうか、そんなことも含めて今後検討の対象にしていただきたい。そういう形でご答弁をいただければと思っています。
 それから、街区公園、これは今、現実問題、地域の自治会の方、子供たちが入って、いろいろな形で検討を進めて、街区公園の再整備が年一、二か所という割合で今進められております。ただ、この市内に街区公園と言われる公園が相当数あります。そして、私が先ほど質問したように、地域の主役の方々が子供から高齢者の方々にと変わりつつあります。その中で、その高齢者の方々がその地域に行ったときに、そこでゆっくりベンチに座って、そんな設備なんてたくさんなくても私はいいと思うんですけれども、ゆっくり語り合えるような、そんな場所も必要なんだろうと。そういう形からすると、ベンチも整備されていない、ゆっくり語り合えるような、そんな場所もないという公園が結構、私たちが歩いてみたらあります。
 ですから、街区公園で素晴らしい公園、子供たちも入った、自治会も入った、そういう形の公園も是非進めていただきたいけれども、それと同時に簡易型の公園。個数がこれだけある中で、その地域の方々が亡くなってからできても始まらない。そういう意味では、やはりその方々がその地域でなるべく早く使えるような形で、簡易型で、そんなにお金をかけなくてもできる整備の仕方もあるのではないかな、そういうふうに思っています。
 ですから、できれば全体的な子供たち、すべての方が入ったような形でのしっかりした公園の整備も是非お願いしたいけれども、また簡易型の公園も是非進めていただければと思いますので、これについても今後の考え方をお尋ねしたいと思います。
 それから、地域の町名表示板、これは私のところに議員の個人の看板が立っていますから、いろいろなときに分からないと、結構業者の方とか個人の方が私の家に寄って、住宅地図がありますので、その場所をちょっと教えてくれという形で年に結構件数寄ります。
 その中で、当然そういう来られる方というのは、札幌近郊にいる方とか業者の方とかという方ですから、札幌との比較を必ず挙げます。札幌は町名板、それから信号機に付いている町名板についても、表示板についてもかなり整備されていて、その地域どこに行きたいのかというのが大まかな意味で分かります。
 それから比較すると、私たちは自分の地元にいて、自分の住宅地図を見ていて、よく知っているんですけれども、大きな幹線道路を走って、その信号機に付いている町名表示板もなかなか十分ではない。まして、地域に入ってしまうと、なかなか自分の行きたい場所を探すというのは本当に大変だ。
 それから、今新しく市街化区域が整備されますと、その区画、何番何号となると、順番に追っていくと、その家にたどり着きます。でも、従来から開発された場所というのは、その住居が建ったときに番号がその住居に付けられています。非常に飛んでいるんですね。一番町ですとか、元の緑町ですとか、従来あった街区についてはその番号が飛んでいて、非常にその家に行きにくい、非常に不便だ。そういうことを考えると、やはりその地域を重点に町名表示板の早期の前倒しが私は必要なのかなと。
 新しい方が住んで、自分の地域が分からない方はいないでしょうけれども、ある面でみんな仕事が忙しくて、自分の地域がどういう地域で、どこが本当に避難場所なのかというのを知らない方も結構聞いてみたらいます。そういう面で、起きてからでは遅い。
 そして、過去の阪神・淡路大震災の淡路島での例を聞きますと、長く住んでいて、その地域が分かっている方だと、どこにだれが住んでいる、よく分かって、一人も死者を出さなかった。では、今の新しい整備された所、お互いの近所付き合いというのはそこまでしっかりしているかといったら、なかなかない。その中で、そういう災害があっては困るけれども、やはりそのことにも対応できるような形での、自分の地域をしっかり把握できるような町名板が必要かなと思っております。
 過去に、先ほど触れましたけれども、札幌から江別、留萌に向けて活断層が大麻のちょうど低地から上がる境の付近にずっと走っている、そんなことも新聞に出ておりました。そんなことが活動したら困るわけですけれども、やはり市民の方々が江別を選んで入っていただいた、その方々に安心して住んでいただく、また便利にまちを使っていただくという意味でも、やはり最低限住みやすいまちづくりという部分では必要な整備なのかなと思っておりますので、これはやっていないということではなくて、なるべく整備を急いでいただきたいということでお聞きをしておきます。
 それと、行政財産の活用、これは先ほど市長が言われたように、普通財産、その用途に基づいた形での財産があるわけですけれども、今、私たちは、私も小さいころから江別にずっと住んでいて、江別の中央デパートがあったり、それから過去には年末年始すごいたくさんの方々が、人があふれ返った、そういうまちを子供のころ見たのを覚えております。やはりそういうまちを、また活気のあるまちを是非作りたい、そんな中で今、市長が鋭意江別駅の活性化ということで一生懸命してこられて、清算事業団の用地も買われ、一生懸命今努力をされています。
 ただ、私たちが、私も民間の中小零細の、本当の吹けば飛ぶような小さな会社ですけれども、自分たちが倒れないためには最大限の努力を傾けます。そのために、自分の目標に向かっては、自分の持てる能力を十分にかけていく。そういうことを考えると、今、江別駅周辺のホテルがなくなって、2点セットでその事業が今、江別の条丁目の協議会の方々も入っていただいて、鋭意本当に一生懸命努力されていますので、やはりそれらを是非皆さんの熱意をもって成功させるためには、種々の条件も、さらに使えるものは何でも使う、そんなことが大事なのかなと。
 風聞では、江別の駅周辺に来たいという企業とか団体もあるやに聞いております。そういう面でいくと、今、江別の駅の前には信金の本店もございます。でも、それも合併交渉で、あそこの施設が大多数空くことも言われております。そうしたら、それらの施設、水道庁舎、また新しい業務系ができれば、今の商工会議所の施設もさらに活用できるということを考えれば、今できることをやりながら、これからの活性化の業務系、商業系の2点セットを順次整備していくと。そういう形によって流れが大きくできるのではないか。そうすれば、江別市として、大きく見れば江別市の財産です。それらを活用することによって大きく、業務系、商業系の施設ができてから活性化が始まるのではなくて、もう今から既に活性化が始まっている。その流れの中で江別の行政財産を使えるのであれば、しっかり私は使うべきではないか。そこに新しい企業が来て、その関連の企業が業務系、商業系ができる前に何社かが入って、さらにそのことがつながっていくのであれば、市長の考えられている江別駅の活性化も間違いなく実現できるのではないかな。
 そういう面では、市長がこの厳しい経済状況の中で、今現在2期目の市政を運営されております。その成果として大きな結果も得られるのではないかな、そんなふうに考えていますので、できればそういう意味で江別の持てる財産を、行政財産をできるだけ使いたい、使えるようにしていただきたい。そういう形で大きく考えていただきたいということで、今回の質問をさせていただきました。
 そういう意味で、できる範ちゅう、できない範ちゅう、これは当然あるでしょうから、そのことも含めた形で大きく前進できる方向を検討できれば検討していただきたいし、もし可能性があるのであれば、そういう方向で可能性があるない、そんな方向で検討もしてみたい、そんな思いが、答弁がいただければ、そういう形でご答弁をいただきたいと思っています。
 それと、一番最初の問題の部分に戻りたいと思います。市民の方と会って話をすると、最近いろいろな職員の不祥事が、水道関係ですとか職員の方の不祥事が起きています。そして、言われるのは、大多数は一生懸命頑張っている職員の方々で、本当に一生懸命頑張っていただいている。でも、心ない職員が何人かいると、市の職員は一括してくくられて、こんなのではないかと。その中で出てくるのが、あんなに給料高くて、私たちはこんな給料だと。それは、今までの頑張った結果とか、そして努力とかがそういう形で結晶しているわけですけれども、一緒くたにくくられてある面で話をされます。
 そういう面で、今回給与問題もちゃんと取り上げて、やはりこういう全体の国という中で、また全体の人事院という勧告の中で給与もしっかり決めているんだ、そんなことも知っていただきたいということで、この給与問題も取り上げました。
 ただ、なかなか市民から見えないのは、不祥事を起こした職員も起こさない職員も、頑張っている職員も頑張っていない職員も、全部何か一律に同じように昇給していって、給与も待遇も与えられているような、そういう感じを抱いている方もたくさんいます。そういう面では、明確な能率給なり人事評価というのが、しっかり市民の方々から見える形で私はあるべきではないかなと思っています。また、そのことによって信賞必罰、頑張っている方はちゃんと評価される、頑張っていない方は評価されない。
 ある面で、どんな社会であっても、不祥事を起こす職員が、また市民の方がいらっしゃると思いますけれども、ある面でこの行政自体がやる気を持ってどんどん進んでいる、そういう大きな流れで進んでいるのか、停滞しているのか、それによっても、そういうことの不祥事が出るか出ないかというのが、ある面ではあるのかなと私は思っています。
 そういう面で、より頑張っている職員の方々が、より評価されるような、そういう給与体系、やはりこれはしっかり考えるべきなのかな。頑張った結果が一生報われない、どんなに頑張ったって同じようにしか進まない、それではやはり働く方の意欲が出てこない、職員の方の頑張りが出てこないと私は思いますので、頑張っている職員が評価される制度をやはり私はしっかり早急に、これも長い年数をかけてやるのではなくて、しっかりご検討いただきたいと思っています。これについてもし市長のお考え、先ほどこういう方向で検討しますと出ていますので、もうそういう方向で行くというんだったら、それで結構ですし、もしあればこれはお答えいただければと思います。
 それから、労使交渉、これは本当は取り上げるかどうか私も迷ったんです。ただ、私が予算特別委員会とかそういう中に参加したときに、理事者質疑の中で、一つの例を挙げれば保育園です。保育園の今、給与実態、それから働く状態、職業も様々。その中で勤務時間も様々。その中で、江別市が行政として、保育園の与えられる時間帯、メニューというのは非常に限られています。その中で延長保育なり、もっと多種な保育を私たちは望んでいます。その中でそのことを要望しますと、まず組合、それから話合いをしてからでないと決められませんという話し方をなされます。
 これは組合と労使交渉という中で話し合うんですけれども、結果としては市民のサービスに直結して、そしてそこに市民の方、職員の方々も当然市民でしょうけれども、受益を受ける方々の立場は全くそこには入ってこない。でも、そこで決定されたことが年次の事業として実行されている。そういうことを考えたら、やはりそのこともしっかり市民の見る立場で、また職員の方々、また理事者側と同じ立場に立った形で見ながら、自分たちの市のサービスを決めていくということも大切なのかな、そんな思いでこの部分についてはお聞かせをいただきました。
 今、職種も、それから働く方々も年齢も種々彩々、本当に様々です。その方にすべてを行政サービスが合わせるというのは、やはり不可能だと思っています。ですから、できる範ちゅうで、どの範ちゅうまでできるのか、行政の中でどこまでできるのか。そのメニューの中で市民が選択できるメニューを一つでも増やすために、こういう交渉の中で市民も意見を述べることが必要なのかなと思っております。
 また、できない部分については、今後民間とかいろいろなことの手法をこれから考えなければいけない。それは直接、今度組合員という方々を考えれば、自分たちの職場ということにもつながってきますので、やはりそのこともしっかり話し合える、そんな場も必要なのかなと私は考えて今回そういう質問をさせていただきました。
 すべて市の財産を使いながら、働く方々も、理事者側も、また市民も、同じ自分たちの地域を作るんだ、そんな意味でそういう場がもし開かれれば、また随分違った江別市の新しい環境ができるのではないかな、そんな思いで今回の質問をさせていただきました。そういう意味で今後早期に検討、今市長が前段答弁していただいたやつで十分なんですけれども、さらに今もうちょっと視点を広げましたので、そういう形でそのことが実現可能なのかどうか、そういう意味で市長のご答弁をいただければと思います。
 以上で2回目の質問を終わります。

市長(小川公人君)

 宮澤議員の再質問でありますけれども、総務関係は私からお答えし、建設関係はまた助役から答えたいと思います。
 まず、ちょっと順不同ですが、市有財産の関係で具体的に水道庁舎の活用についてのご指摘がありましたけれども、いろいろなご意見がありますけれども、率直に申し上げますと、いろいろな既存の有効に今活用しているど真ん中というか、あそこにその建物の、その目的のために建て、今有効に使っている。それをいきなり違う学校なら学校に空き教室があるから、そしてそれを改装してもと。
 これは、それもご意見なんですけれども、現実問題としては、例えば今、保育園の話が出ましたけれども、いきなり新しいものをどんと建てるのが一番いいんですけれども、たまたま東野幌のあかしやですか、あのときもやはり老朽化しているという条件。それから、乳児の待機というか、乳児の期待があって、ゼロ歳の部分のニーズが大きくなった。そういう要件をいろいろにらみ合わせて、しかも、公設というときには財政大変なことですから、そういうタイミングと同時に、できるだけ民でお願いできるものは条件が整えばやると、こういうことで、例えば信金みたく今度空いたと。空いた中での利用、こういうタイミングならいいんですけれども、今、名実ともに、管理者もいますけれども、働いている。それをいきなりさらに大きな政治判断の中でということは、またいろいろと議会の議論も含めて待たなければなかなか難しい、そういう面もある。中に、ケースによっては違うかもしれませんが、精神論としていろいろな活用があるだろうという点は、ご指摘を受け止めさせていただいて、今後努力をしたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
 それから、説明責任なり一連の不祥事に関連したお話がちょっとありましたけれども、この点は私自身、宮澤議員さんと同じ立場で、私は職員に向かってかなりかつてない訓示をしたんですね。ほぼ全職員に相当する、1週間、例の不祥事のときに、朝であったり昼休みであったり時間外で、夕方とか、そういう場所を設定して全職員にやや網羅する形で訓示をしましたけれども、とにかく職員にとっては、一部の人間の不祥事で、むしろ自分もそういう目で見られるのは不本意だと思う気持ちはあるかもしれない。でも、そういう思うことは分かるけれども、それが市民に向かって態度に表れることになると、それはとんでもないことで、市の職員というふうに見られる以上は、やはりそれをきちっと受け止めて、つらいかもしれないけれども受け止めて、より以上に厳しい市民の目に耐えて、サービス、態度の面ではそれ以上にサービス精神を発揮しなければならないということを訓示しました。
 そんな中で、たくさん、1,200人もおりますから、いろいろな中でケースが出るわけでありますが、今後ともそのことについて徹底をして、まい進をさせていきたいというか、努力をしたい、こう思っておりますが、いずれにしても、人事、それに関連して、やる気ある人間の評価という点についていえば、今ご答弁申し上げましたとおり、人事考査の制度を検討したい。ただ、これは準備をしなければならないんですね。職員も心構えとして、こうこうこういう形で一つの準備をして、その上で努力させる目標も持たせ、モチベーションとしての動機制というか、そういうのを作って、そして評価していく、そういう準備過程をしてこの人事考査についても検討していきたい、こう思っておりますので、若干時間をお借しいただきたいと思います。
 あと、その他について、給与、労使交渉については、私は労使の交渉で、公務員労働者というのは、自分たちの労働条件と同時に、それはまた市民サービスと直結していますから、決して相対立する形でなくて、市民サービスという観点で共有できることがたくさんあると、こういうふうに私は思っておりまして、今後ともまた、世の中相当変わってきておりまして、労働組合の働いている人たちもまた意識も変わってきている、そういう中で、共通する市民サービスという観点の中で理解を得られることはたくさんあるだろうということで、今後ともそういった面で市民の理解の得られる労使でありたい、こう思っておりますので、そういう立場で努力をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

助役(中川正志君)

 私から、建設部関連の住宅問題以下についてお答えいたしたいと思います。
 宮澤議員のご質問にありましたように、浴室のない生活が当たり前という、そういう認識でいるわけではございませんけれども、初回に市長がお答えいたしましたように、昭和40年代に建設された市営住宅は、広さといいますか、規模、さらには建物構造等から考えましても、大規模な住戸改善あるいは増築が伴う、こういった困難さがあることをまずご理解いただきたいと思っております。
また、その住戸改善であるとか増築となれば多大な費用がかかる、こういったことから、前からお話ししておりますように、今後、住宅マスタープランの中で年次的にこれらを建て替えていくと、こういったことでございますので、ご理解いただきたいと思います。
 ただ、現在の建物にお住まいの方が改善したい、こういったご希望があれば、これはもちろん個人の負担になるわけでありますけれども、市営住宅模様替え承認申請の中で私どもは対応してまいりたい、こう考えておりますので、この辺もご理解いただければと思っております。
 それから、二つ目にありました街区公園の再整備の問題でございますけれども、先ほど市長がお答えしましたように、今後ともこの公園の再整備につきましては、地域の方々と協議をさせていただきまして、地域に喜ばれる公園づくりを進めてまいりたいと考えておりますので、側面的なご支援をまたお願いしたい、こう思っております。
 それから、町名板の設置につきましては、昨年度、平成13年度に全市内の設置状況を調査しております。その結果、この表示板が古くなりまして見えなくなったもの、それから、新しい家屋が建設されたことなどによりまして、各地区、相当数の表示板の補充、取替えが必要である、こういう認識をしております。
 現在、年次計画をもってこの取替えを実施しているところでございますので、実施に当たりましては、特に各地区としての要望もあると思いますので、その状況を十分調査した上で対応してまいりますので、ご理解いただきたいと思います。
 以上であります。

次ページ

前ページ