平成14年第1回江別市議会会議録(第4号)平成14年3月28日 8ページ
6 議事次第の続き
議案第35号
議長(五十嵐忠男君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
議事を続行いたします。
議長(五十嵐忠男君)
日程第26 議案第35号 江別市助役の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長(小川公人君)
ただいま上程になりました議案第35号 江別市助役の選任についての提案理由をご説明申し上げます。
現在、助役であります伊東悠平君から、平成14年3月31日をもって退職したい旨の申し出があったので、その後任として中川正志君を選任いたしたく、地方自治法第162条の規定に基づきまして、議会の同意を求めようとするものであります。
後任の助役の選任につきましては、当市を取り巻く環境は依然として厳しい状況にありますことから、地方分権の推進や行財政改革のさらなる推進等、多くの解決すべき課題の迅速な対応を図るためにも、市役所内部に精通し、人望ある人材の登用を熟慮いたしまして、今回ご提案申し上げた次第であります。
中川正志君は、ご存じのとおり現在、市立病院事務長であり、江別市向ヶ丘10番地の3に住んでおりまして、昭和20年3月23日生まれの57歳であります。
昭和38年に北海道江別高等学校を卒業し、同年12月に当市に採用されて以来、総務部国民体育大会準備室総務課長、国民体育大会事務局総務課長、企画部参事、企画課長、経済部商業振興課長を経て、平成11年4月に市立病院事務長となり、現在に至っております。勤続年数は38年になり、この間それぞれの要職において職務に精励され、人格、識見とも優れたものがあります。
以上の点から適任者と認め、江別市助役に選任いたしたく、よろしくご同意賜りますようお願いを申し上げます。
議長(五十嵐忠男君)
お諮りいたします。
本件については、質疑、委員会付託、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第35号を採決いたします。
この採決は無記名投票をもって行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
ただいまの出席議員は、当職を除いて30名であります。
立会人に高間議員、立石議員を指名いたします。
投票用紙を配付いたさせます。
(投票用紙配付)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
異状なしと認めます。
念のため申し上げます。
本件を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載の上、投票願います。
なお、投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は否とみなします。
議席の順に従い、三上議員より順次投票願います。
(投票)
投票漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
開票を行います。
高間議員、立石議員の立会いをお願いいたします。
(開票)
投票の結果を報告いたします。
投票総数30票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち、賛成16票、反対14票、以上のとおり、賛成多数であります。
よって、議案第35号は同意することに決しました。
意見書案第1号
議長(五十嵐忠男君)
日程第27 意見書案第1号 奨学金制度の整備・拡充を求める意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
稗田義貞君
ただいま上程されました意見書案第1号 奨学金制度の整備・拡充を求める意見書につきましては、地方自治法第99条、江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
提出者は、植松議員、岡村議員、春日議員、小玉議員、齊藤議員、森好議員、矢澤議員、そして私、稗田でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明に代えさせていただきます。
奨学金制度の整備・拡充を求める意見書
日本育英会の奨学金制度は多くの学生・生徒が利用しており、我が国における教育の機会均等を実質的に保障する制度として定着しています。
教育費の負担は少子化の一因ともいわれ、経済の低迷する中で学生や父母の経済的負担は従前にも増して大きくなっており、憲法第26条に定める権利を保障する上で奨学金制度は欠かせないものとなっています。
しかし、無利子奨学生の削減や国民生活金融公庫の教育ローンへの統合など、政府が進めている改革により、奨学金制度の後退をきぐする声も出ているところであります。
よって、政府におかれましては、奨学金制度の果たす役割を踏まえ、その内容が後退することのないよう、制度の整備と拡充を図るよう強く要望します。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成14年3月28日、北海道江別市議会。
なお、提出先は、意見書案に記載のとおりでございます。
よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(五十嵐忠男君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第1号 奨学金制度の整備・拡充を求める意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、意見書案第1号を採決いたします。
意見書案第1号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
意見書案第2号
議長(五十嵐忠男君)
日程第28 意見書案第2号 小児救急医療制度の拡充を求める意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
宮澤義明君
ただいま上程になりました意見書案第2号 小児救急医療制度の拡充を求める意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき、江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
提出者は、小玉議員、鈴木豊実議員、高間議員、堀内議員、宮本議員、そして私、宮澤でございます。
以下、案文の朗読をもって提案の説明とさせていただきます。
小児救急医療制度の拡充を求める意見書
少子化が進む中、安心して子どもを養育できる環境を形成するためには、身近な地域において小児医療を受けることができるよう、小児医療の提供体制を整備することが重要であり、特に、共働き夫婦や核家族家庭が増加している今日、家庭において子供の異常に気付くのが遅い時間となるケースが多くなっていることから、夜間や早朝においても受診可能な小児救急医療体制の整備が、喫緊の課題であります。
しかし、小児医療の不採算性等から、小児病棟が閉鎖されたり、小児科を標ぼうする病院が減少し、小児医療の提供に支障が出ることがきぐされており、また、保護者の専門医指向等による小児救急患者の大病院集中と休日・夜間診療ニーズの激増が大病院小児科医等の激務と過労を招き、小児科医志向の抑制に一層の拍車を掛けていることが指摘されております。
こうした事態に対し、厚生労働省は平成11年度から3か年計画で、全国360地域の第2次医療圏ごとに、365日、24時間体制でいつでも子供を診療することができる小児専門救急医療体制の整備を目指した「小児救急医療支援事業」をスタートさせましたが、平成13年12月末時点で25県100地域であり、特に北海道においては整備の後れが顕著であります。その最大要因が全国各地における小児科医の大幅な不足であり、各都道府県における小児救急医療の体制整備を極めて困難にしております。
以上の現状にかんがみ、政府におかれましては、これまでの小児救急医療体制の在り方を抜本的に見直し、下記の事項について早急に実現されるよう強く要望します。
記
1 小児救急医療及び小児医療にかかわる社会保険診療報酬の引上げを図ること。
2 第2次医療圏(平均人口35万人)に最低1か所、24時間対応小児専門救急医療体制の早期整備を進めるこ と。そのため「小児救急医療支援事業」の抜本的見直しと拡充を図るとともに、国の助成を強化すること。
3 都道府県における小児医療の中心センターとしての中核的小児医療機関の整備を計画的に行うこと。
4 大学医学部における小児専門医の養成と臨床研修の充実を図ること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成14年3月28日、北海道江別市議会。
提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣あてであります。
よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(五十嵐忠男君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第2号 小児救急医療制度の拡充を求める意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、意見書案第2号を採決いたします。
意見書案第2号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。