平成25年第3回江別市議会定例会会議録(第1号)平成25年9月3日 4ページ
6 議事次第の続き
議案第65号
議長(清水直幸君)
日程第19 議案第65号 江別市子ども・子育て会議条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
健康福祉部長(山田宗親君)
ただいま上程になりました議案第65号 江別市子ども・子育て会議条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。
初めに、制定理由でありますが、平成24年8月に子ども・子育て関連3法が公布され、平成27年4月から、幼児期の学校教育や保育の一体的な提供、地域の子育て支援などを総合的に推進する子ども・子育て支援新制度が開始される予定であります。
また、子ども・子育て支援法において、平成26年度内に、平成27年4月から5か年を計画期間とする子ども・子育て支援事業計画を策定することとされております。
江別市子ども・子育て会議は、同法第77条第1項に基づき、本市における当該計画の策定や、子ども・子育て支援施策に対する継続的な点検、評価及び見直しについて、調査審議を行うために設置するものであります。
次に、条例の内容でありますが、この条例は、全10条から成るもので、第1条では、江別市子ども・子育て会議の設置根拠を、第2条では、会議の所掌事務を、第3条では、委員の定数及び構成に関することを、第4条では、委員の任期などを、第5条では、会長、副会長に関することを、第6条では、会議の招集に関することを、第7条では、必要があるときは、委員以外の者が会議に出席し意見を述べることができることなどを、第8条では、部会に関することを、第9条では、会議の庶務に関することを、第10条では、会議の運営に係る会長への委任に関することをそれぞれ定めております。
なお、附則において、施行期日を公布の日からとするものであります。
以上、提案理由をご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(清水直幸君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第65号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。
議案第66号
議長(清水直幸君)
日程第20 議案第66号 平成25年度江別市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
副市長(佐々木雄二君)
ただいま上程になりました議案第66号 平成25年度江別市一般会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
今次補正は、第一に、国等の予算動向による変更等の措置、第二に、国庫補助金の確定に伴う措置、第三に、その他緊急を要するものへの措置を行うものであります。
以下、その概要につきましてご説明申し上げます。
予算書の7ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
まず、3款民生費でありますが、4項1目災害救助費は、この冬の大雪による屋根の雪下ろし作業中の転落事故でお亡くなりになられた方の遺族に対し、災害弔慰金を支給するため500万円を追加するものであります。
次に、4款衛生費でありますが、1項1目保健衛生総務費は、疾病予防対策事業費等国庫補助金の過年度分精算による償還金として368万円を追加するものであります。
次に、5款労働費でありますが、1項1目労働振興費の緊急雇用創出事業は、国の緊急雇用創出事業を活用した市の委託事業として四つの事業を行うものであり、フード特区プロモーション事業は、北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区に関する江別市内の取り組みやビジネス環境などを市外の食関連事業者へPRするための経費として1,097万5,000円を、野幌駅周辺地区活性化事業は、8丁目通りの街路事業に伴い、野幌商店街の再整備に向けた相談支援を行う経費として576万3,000円を、ホームページ活用効果検証事業は、現在ホームページを持っていない市内事業者に対してホームページを無償で作成し、販路拡大や売上増などの効果を検証するための経費として2,045万8,000円を、農業分野通年雇用実践研究事業は、トマトやほうれん草の養液栽培を通じて、農業分野における通年雇用の実践手法を研究するため、市内の農業生産法人への委託経費として433万3,000円をそれぞれ措置するものであります。
次に、6款農林水産業費でありますが、1項4目営農対策費は、市内の農業生産法人が計画する冬期間も含めた継続的な野菜生産のための養液栽培施設整備に対し、北海道の地域づくり総合交付金の対象事業として内定されたことから、当該交付金として1,620万円を措置するものであります。
8ページに移りまして、8款土木費でありますが、2項2目道路橋梁維持費の各事業は、さきに国から示された公共工事設計労務単価の上昇に伴い、予算の追加措置を行うものであり、自治会排雪支援事業は、自治会排雪におけるロータリー除雪車及びダンプトラックの借上げ運行に1,233万6,000円を、除排雪事業は、市内道路の除排雪等の委託料及び農村地区の除雪補助金に3,952万円を、道路橋梁管理経費(経常)は、市内道路維持作業委託等に291万7,000円をそれぞれ追加するものであり、3目道路橋梁新設改良費は、江別駅こせん人道橋の整備費について、労務単価の上昇や工事の安全対策等により全体事業費が増加することになり、北海道及びJR北海道側と協議の上、平成25年度施工予定の階段上屋及びエレベーター棟の鉄骨製作を、工期の関係から市が施工することに変更したため、工事費用の増加に対応して2,100万円を、3項2目河川維持費は、市内排水機場等管理業務に係る労務単価の上昇分として262万4,000円を、4項2目公園管理費は、草刈り等都市公園の指定管理に係る労務単価の上昇分として819万円をそれぞれ追加し、5項2目住宅営繕費は、補助率アップによる国庫補助金の追加配分に対応し、平成26年度に予定していた新栄団地既存住宅の解体撤去のうち2棟について前倒しして実施するため1,028万円を追加するものであります。
次に、10款教育費でありますが、4項3目公民館費は、老朽化している中央公民館のボイラー2基のうち1基について、冬場に向けて更新整備が必要なため825万3,000円を追加するものであります。
以上が歳出の概要でありますが、これに対応いたします歳入につきましては、予算書の6ページ、2の歳入にお戻りいただきたいと存じます。
15款国庫支出金、16款道支出金及び22款市債は、歳出の事務事業に対応する特定財源として、また、20款繰越金は、今次補正の一般財源として所要の措置を行うものであります。
次に、諸表についてご説明申し上げます。
4ページにお戻りいただきたいと存じます。
第2表の地方債補正でありますが、江別駅こせん人道橋の整備に充てるため、地方道路等整備事業費を、新栄団地既存住宅の解体撤去に充てるため、公営住宅建設事業費をそれぞれ記載のとおり変更しようとするものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は1億7,152万9,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額416億1,531万円に加えますと、その総額は417億8,683万9,000円となるものであります。
以上、一般会計に係る補正の内容につきましてご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(清水直幸君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第66号 平成25年度江別市一般会計補正予算(第2号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第66号を採決いたします。
議案第66号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
議案第67号
議長(清水直幸君)
日程第21 議案第67号 平成25年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
副市長(佐々木雄二君)
ただいま上程になりました議案第67号 平成25年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
今次補正は、前年度決算に基づく国等への償還金の外、剰余金等の基金への積立てであります。
以下、その概要につきまして、ご説明申し上げます。
予算書の4ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
4款1項1目償還金及び還付加算金は、平成24年度決算に基づく国庫支出金、道支出金及び支払基金交付金の精算に係る償還金として2,803万円を追加するものであり、6款1項1目基金積立金は、平成24年度の決算剰余金などを基金に積み立てるため1億544万円を措置するものであります。
これに対応いたします歳入につきましては、2の歳入にありますように、3款道支出金及び6款繰越金は、それぞれ歳出に対応し、所要の措置を行うものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は1億3,347万円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額81億6,700万円に加えますと、その総額は83億47万円となるものであります。
以上、介護保険特別会計に係る補正の内容につきまして、ご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(清水直幸君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第67号 平成25年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第67号を採決いたします。
議案第67号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
認定第1号ないし認定第3号
議長(清水直幸君)
日程第22ないし第24 認定第1号 平成24年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて、認定第2号 平成24年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第3号 平成24年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて、以上3件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
水道部長(松田俊樹君)
ただいま上程になりました認定第1号 平成24年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第2号 平成24年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて、以上2件につきまして一括して提案理由をご説明申し上げます。
初めに、水道事業会計決算について、ご説明申し上げます。
平成24年度水道事業の事業概況につきましては、お手元の決算書の16ページから20ページに記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
平成24年度の水道事業は、江別市水道事業中期経営計画(第10次水道事業財政計画)の6年目として、引き続き、災害に強く安定した給水を行うため、老朽化した配水管の布設替等による管網整備や基幹管路の耐震化、上江別浄水場の全有機炭素計などの更新を実施したほか、未給水区域である西野幌地区への平成25年度からの給水開始に向けて、配水池築造工事等を実施いたしました。
決算につきましては、収益的収支では、収益が予算額を上回るとともに管理運営費の節減にも努めた結果、23億7,026万1,762円の収入に対し、支出は20億7,995万864円の執行で、収支差引きでは2億9,031万898円となり、消費税を整理いたしました当年度純利益は2億6,261万6,640円となったものであります。
また、資本的収支では、収入の2億1,659万5,700円に対し、支出は9億7,187万7,519円の執行となり、収支差引不足額7億5,528万1,819円は、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金などをもって補填いたしたものであります。
次に、下水道事業会計決算について、ご説明申し上げます。
平成24年度下水道事業の事業概況につきましては、お手元の決算書の16ページから20ページに記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
平成24年度の下水道事業は、江別市下水道事業中期経営計画(第9次下水道事業財政計画)の6年目として、引き続き、安全で快適な生活環境を確保するため、管きょ整備や浄化センター、緑町ポンプ場の電気設備等の更新を実施するとともに、食品関連企業の立地に向けた西野幌汚水幹線整備を引き続き実施いたしました。
決算につきましては、収益的収支では、収益は予算額を下回りましたが、効率的な事業運営に努めた結果、26億7,451万3,103円の収入に対し、支出は24億6,424万275円の執行で、収支差引きでは2億1,027万2,828円となり、消費税を整理いたしました当年度純利益は1億8,164万7,764円となったものであります。
また、資本的収支では、収入の13億2,994万241円に対し、支出は25億8,293万5,784円の執行となり、収支差引不足額12億5,299万5,543円は、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金などをもって補填いたしたものであります。
以上、水道事業会計決算及び下水道事業会計決算の概要を申し上げましたが、今後ともより一層安全な水道水の安定供給、快適な生活環境整備を進めるため、効率的な事業執行に努め、健全な財政運営を図ってまいりたいと考えております。
なお、両事業会計に係る決算状況の詳細につきましては、決算報告書、財務諸表及び監査委員からの決算審査意見書をご参照いただきたいと存じます。
以上、2件を一括してご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。
病院事務長(斎木雅信君)
ただいま上程になりました認定第3号 平成24年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて、提案理由をご説明申し上げます。
決算の概況につきましては、決算書の18ページから23ページに記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
平成24年度は、経営健全化計画の5年目として各種の取り組みを推進いたしました。
まず、重要課題である医療体制の整備についてでありますが、新たに眼科医1名を確保し、常勤医による複数体制を実現したことや総合内科医の増員により、内科診療の一層の充実を図りました。
また、専門性の高い認定看護師を配置するなど看護体制を強化するとともに、日本医療機能評価機構による病院機能評価の更新認定を取得し、より安全で質の高い医療サービスの提供に努めました。
さらに、総合内科医養成の拠点施設としての機能を生かし、周辺町村等へ医師派遣を行うなど、地域医療の支援に向けた活動にも取り組んできたところであります。
経営面においては、入院・外来共に患者数は前年度を下回ったものの、診療単価が上昇したことなどにより、病院事業収益全体では、前年度より0.3%、約1,900万円の増加となりました。
この結果、平成24年度は約7,600万円の純損失となったものの、単年度の資金収支においては約380万円の黒字となり、不良債務残高は約4億6,400万円に減少したものであります。
そこで、病院の利用状況でありますが、入院患者は9万1,436人、外来患者は18万8,347人、合計27万9,783人で、1日当たりでは1,019.3人となっております。
次に、収益的収入及び支出でありますが、まず、収益では、前年度に比べ入院収益は減少したものの、外来収益は増加し、決算額は68億6,042万786円で、予算額を4億2,469万9,214円下回り、94.2%の執行率となったものであります。一方、費用では、医療体制整備に伴う職員の増員や医事委託業務の増加などがあったものの、決算額は69億3,435万8,936円で3億6,222万64円の不用額を生じ、95.0%の執行率となったものであります。
この結果、損益計算では7,586万4,517円の純損失となり、当年度未処理欠損金は70億3,036万8,162円となったものであります。
次に、資本的収入及び支出でありますが、収入では、医療器械器具等整備のための企業債、出資金などを合わせまして、決算額は5億3,727万4,000円、また、支出では、企業債の償還、医療器械器具の購入などにより、決算額は8億5,710万226円となり、収支差引不足額3億1,982万6,226円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額36万3,601円で補填し、なお不足する額3億1,946万2,625円は一時借入金で措置したものであります。
以上が決算の概要であります。
昨年度とほぼ同様の診療収益を確保した一方で、医療体制の整備により給与費などの費用が増加いたしましたが、業務の見直しなど経費節減に努めた結果、昨年度に引き続き、単年度資金収支では余剰金が生じたものであります。
今後とも不良債務の解消に向け、引き続き、経営健全化に向けた各種の取り組みを推進してまいりたいと考えているところであります。
なお、決算状況の詳細につきましては、決算報告書、財務諸表及び監査委員からの決算審査意見書をご参照いただきたいと存じます。
以上、認定第3号につきまして、ご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。
議長(清水直幸君)
これより認定第1号ないし認定第3号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま上程中の認定第1号外2件については、9名をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
ただいま設置されました決算特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、岡英彦議員、尾田善靖議員、坂下博幸議員、高間専逸議員、角田一議員、干場芳子議員、宮川正子議員、山本由美子議員、吉本和子議員、以上9名を指名いたします。
ただいま設置されました決算特別委員会の正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。