平成12年第3回江別市議会会議録(第2号)平成12年9月12日 5ページ
6 議事次第の続き
一般質問の続き
議長(赤坂伸一君)
以上をもって、星昭史議員の一般質問を終結いたします。
一般質問を続行いたします。
星秀雄議員の治水対策についてほか4件についての質問を許します。通告時間30分。
星 秀雄 君
ただいま、議長よりお許しを得ましたので、通告に従いご質問を申し上げますので、よろしくご答弁のほどお願いを申し上げます。
さて、春3月の有珠山の噴火等々で、大変犠牲を被った被災者の皆さんに深くお見舞い申し上げますとともに、消防職員の皆さんが支援体制にご苦労をしたということを聞いておりまして、大変ご苦労さまでした。
最近では、また三宅島全島が避難をするというような大噴火など、日本列島が大荒れのようでございます。
昨夜はまた東海方面で集中豪雨による大被害に見舞われ、降雨量1時間に100ミリというような記録を報道されております。一日も早い復旧を願うものです。
また、浦河町では漁船が転覆。18人中14人の不明の大惨事であります。まだ、捜索活動中でありますが、ほとんどが絶望的でしょうということを聞いておりますので、早い発見を願うものであります。私たちもさりげなく食卓でお魚を食べておりますが、絶えず危険を背にした漁業者の皆さんを思うとき、本当にお気の毒でしたなという気持ちでなりません。
本題に戻ります。
さて、治水対策でありますが、昨年の6月の定例会及び11月の定例会等々でご質問申し上げておりました。今一度、どうしてもこの場で確認をしていかなければならないということがありましたので、是非要望を申し上げますのでよろしくお願い申し上げます。
さきに、市長より行政報告の中で触れられておりますが、一連の治水対策について検討委員会等ほかの状況については説明されたとおり理解は得たものであります。私だけでしょうか、進ちょく状態の報告で安どの色を隠せない一人であります。
それは、さきの8月上旬に自民党の公共事業の見直し検討委員会では、北海道の部分で、千歳川放水路などと記せられた報道がありました。2000年終結となっておりまして、昨年7月にこの道は閉ざされております。国・道で共同の検討委員会ができたのでありますが、この報道に、私だけの誤解かもしれません、一部市民の治水対策に対する公共事業への否定的な考えの方もあるので、千歳放水路など、などと書かされた部分を拡大解釈されるのが、大変私には恐ろしかったのであります。市長の報告のとおりと受け止めて、今後は確認していく次第であります。
今年4月28日の治水に対する市民への研修会が開かれました。この研修会は、石狩川と千歳川等の治水対策に関する共通の認識を深めるべき説明会と思っております。中では、不必要論の意見もあります。これは、道民全体の問題として認識を深めていただくとともに、既に数回の検討委員会の推移を見守りながら、さらには一定の方向がなされた時点で市民の足並みがそろっていく、力強い市民の合意が必要とされます。
そこで、市長が会長であります合流点対策連絡協議会は、さらに市民への理解を深めるための勉強会等々を実施していただくことを望みます。
昭和56年の年と昭和63年の水害は、その後数年降雨量も少なく、幸いにして大きな水害もなく、私なりに休心しております。どうしてもあのときの恐ろしさが忘れられませんので、もう一度話しますが、昭和56年8月2日からの降雨量は平均260ミリと聞いております。札幌近郊294ミリ。驚くなかれ岩見沢方面は407ミリ。滝川では352ミリ。さてまた、昭和63年の8月下旬は留萌方面での集中豪雨では災害救助法が適用されて、そのときの降雨量は何と600ミリだったそうであります。過去にはこれほどの歴史的記録があるのであります。
現状の河川での高水位は8.5メートルとの設定ですから、降雨量が320ミリで高水位13メートルになるというようなことを予測されると聞いております。何と、江別市が全滅するのでありますが、このようなことで、地震は予知されても水害はいつ来るのか予知は難しいと思います。
過ぐる7月25日から28日にかけての降雨量は60ミリと報告されておりますが、ピーク時の石狩川の水位4.05メートル、警戒水位は5.8メートルですから余裕1.3メートルしかないのであります。状況から申しますと、もう少し長雨でしたら大変なことになったと思うのであります。したがって、千歳川の水位も8%増しですから、4.57メートルまでと聞いております。堤外一杯に流れる水を見たとき身震いをしたのであります。これらの対応策として基本水位8.5メートルを確保するために、今、しゅんせつや河道の拡幅がなされておりますが、もっと堤防の強化としてスーパー堤防などで破堤のないようにするとともに、合わせて、遊水地と石狩川の本流の逆流を防ぐ締切水門は一日も早い実現を見出していきたいと思うのであります。このようなことを要望するものであります。
次に、内水の処理についてお伺いします。
河川の改修等で水位が下がったのでありますが、特に水田用の揚水機は国の補償で改修、改善されております。一方、従来の内水排水機場については大きな変化が起きて、改修もしくは新設が迫られているのが現状であります。江別市の農地は泥炭地が多く、特に戦後開墾された東野幌地区では、2メートル強もの地盤の沈下し、その原因は水田の休耕・転作を強いられ、全耕地の2割程度が水田で、ほかは畑作及び野菜畑の作物に変わっているのであります。つまり、水を嫌う作物ですので、冠水しなければ排水機が稼働しない状況となっております。さらには、排水路が浅く、導水路を完備をせざるを得ないのであります。これらの対応としては、近くにある湛水防除用の道営の排水施設設備があるものの総量等で限界があり、やはり従来の機場が一番機能するのであります。早急に改修を、国営の事業で設置を願うものでありますが、これらについてどう対応しようとしているのかお伺いしたいのであります。
次に、元に戻りますが、千歳川に関連しての昨年の6月の定例会で質問申し上げましたことをもう一度申し上げますが、南大通について、今一度全体計画の推移の状況をお聞かせ願いたいのであります。
千歳川への架橋の件ですが、まず見えてきたかの治水対策であります。まだ数年かかるとするならば、するならばですね、既に美原大橋が平成16年供用開始となり、さらには、8市町村を含む、南幌町、長沼町、千歳市への結ぶ地域高規格道路のルートの決定と合わせた交通アクセスを見たときに、千歳川の治水対策の関連もあると思いますが、地域の住民は何らかの方法で架橋ができないものかと望んでいるのが現状であります。これらの手法がありましたら、または、どう対応しようとしているのかお伺いしたいのであります。
次に、我が市の新総合後期基本計画では、平成16年には15万人の人口を計画していると。その受け皿として、平成4年に、新市街地区計画の6地区、240ヘクタール、区画数では6,800と聞いておりますが、その事業年度は平成14年から15年までとなっている中で、昨今の景気動向の鈍化で販売は苦戦していることはご存じのとおりであります。人口推移から見ても大きな狂いが出てきていると思いますが、どう、このような状況を見ているのかお伺いしたいのであります。
これらに伴う12年7月の現状について、不動産業界の資料によりますと、大小合わせての9地区で、いまだ2,600区画ある中で、前年までの成約区画数1,200強となっていますけれども、46%にしかとどまっていないと。まだ半数以上が残っているのであります。今年の12年7月までの成約を見ますと100件ちょっと。ちょっとというような表現ですけれども、100件程度しか、成約がなっていないと。今後の見通しとしては大変厳しいものがあると思います。
そこで、それぞれの組合の運用は相違がありますが、総じて、土地が完売になって初めて事業が成り立ち、これらに対して市も補助金等々で支援はしているものの、今後を見通した場合、行政の多大な関与が必要と思います。
札幌のベッドタウン市として人口増を見通し、土地を合理的な利用、効果的な公共投資によって、優良な宅地を供給しようとする市の力も注いできたのはご存じのとおりであります。バブル崩壊、長引く社会経済の悪化、そして不況で宅地の需要が伸びずとの理由がありますが、保留地の在庫を抱え、組合自体も大きく狂いが出てきているのが現状であります。まだ、事業費の支払いも金利の負担も抱え、さらには金融事情では借り入れもおぼつかない実態と聞いております。
そこで、心配されるのは、社会経済の好転を期待するところでありましょうが、事業期間が長くなればなるほど、組合の体力が維持できなくなっていると思います。また、せっかくの保留地の購入者は換地処分の期間が遅れれば、組合に対する不評、不信感が募りまして、ある程度販売実績ができた時点で換地の諸手続ができないものかなと、こう思いますが、その点について伺います。
また、保留地の処分の手法として何らかの方向を示す必要があると思いますが、この妙案は持っていないでしょうかお伺いしたいのであります。妙案がないとするならば、この苦境打開のために、一部金利の補給や何らかの援助措置が必要と思いますが、このままでは大きな社会問題となりかねないと思います。
最後に、事業の用地の地区計画の変更について伺います。
品物があっても用途があるために販売に苦戦しているとの話もありますが、これらについても緩和策等々があればお聞かせ願いたいと思います。
次にお尋ねしたい件でございますが、既に前言者の質問と重複しますが、新たなご回答があったらよろしくお願いしたいのであります。
さて、にぎわったやきもの市、夏祭りも終わり、しんみりした静かな町に戻った江別駅前であります。市街地活性化法に基づく再開発計画、つまり、江別駅前周辺基本計画がまとまり、いよいよ駅前にビルができるがごとく6月上旬に報道されていました。地元住民はもちろんのこと、周辺の人々も大きな喜びと期待で一杯でした。地上6階地下1階の複合ビルで、ホテル、スーパー業、駐車ビルが入居、総工費40億円。学会や結婚式まで呼び起こし、業務ビル内には市の行政機能を一部移転する、公的な性格を持った団体の入居も図るとなっていましたが、2002年までには完成となるとなっておりましたが、がっかりな話を先ほど聞いたばっかりであります。また、再質問をしたいと思います。
最後に質問としたいのは、パークゴルフ場の設置を急がれなければならないという提案をしたいのであります。言うまでもなく、パークゴルフは簡単にでき、地域の触れ合いのスポーツであり、地域の同好者で大会などをしたり、コミュニケーションが深まるスポーツでもあります。さらには、国際的になったスポーツでもあり、北海道生まれのスポーツでもあります。職場の触れ合いで、男女を問わず大会やレクリエーションや親睦が深まる仲間作りの触れ合いのスポーツでもあります。PTAやスポーツ団体やボランティア団体同士の気楽にできるスポーツでもあります。また、家族の触れ合えるスポーツでもあります。世代間の断絶の時代に、パークゴルフは親と子、孫、家族ぐるみの楽しめる軽スポーツとしてほかにはないと思います。熟年の夫婦のスポーツとして、本当に仲良くやっている姿も見えられるスポーツであります。
当市のパークゴルフ協会長さんに伺いますれば、今や2,000人は下らない愛好者がいると聞いております。これらのプレーヤーは、市内ではあけぼのパークゴルフ場、登満別パークゴルフ場とが主にプレーをするので、近郊市町村に出かけているのが実態であります。近郊では、北広島市、石狩市が、大小合わせて3か所ずつ、恵庭市は大小合わせて8か所、千歳市では7か所、お隣の札幌市厚別区は5か所、白石区は6か所、隣の南幌町では3か所、既に18ホールを用意したものを来年オープンの予定なようでございます。長沼町も6か所等々で、需要を満たす見通しから、いかにプレーヤーがいるかと思うとき、早急に、当市でもパークゴルフ場の設置の計画をしてはどうかと伺うのであります。
関連いたしまして、あけぼのパークゴルフ場の利用データも平成9年1万5,000人、昨年11年度は3万1,000人となっておりますが、このプレーヤーの窮屈な部分の対応策として、次の点に観点を考えてはどうかと思います。
その1つとしては、早朝にプレーをしてはと思いますが。特にこの夏は、暑さは大変でした。早朝にやりたいよとの希望が多いと思います。さらには、午後の長い夏の夕方もプレーをやってはと思いますが、これらについてもどのように対応しようとしているのか伺いたいのであります。
以上、急増している愛好者に江別市に誇れるパークゴルフ場の建設を急がれるものであります。よろしくお願いします。
以上、1回目の質問とさせていただきます。
議長(赤坂 伸一 君)
星秀雄議員の一般質問に対する答弁を求めます。
市長(小川 公人 君)
星秀雄議員の一般質問にご答弁を申し上げます。
まず、南大通についての全体計画の進ちょく状況と、千歳川への架橋ということのご質問でありますが、現在、道事業として主要道道江別恵庭線、一般道道東雁来江別線、一般道道江別長沼線、この道道3線の整備を実施中であります。ご質問の南大通につきましては、主要道道江別恵庭線との交点、これは五丁目ですけれども、交点から東光町、朝日町に至る2.2キロメートルが一般道道江別長沼線として認定されております。このうち、主要道道江別恵庭線との交点から、市道早苗別道路との交点までの区間約1キロメートルを平成7年より整備中であり、そのうち、現在市道早苗別道路との交点から市道江南通りとの交点の区間約0.5キロメートルが整備完了しております。残りの約0.5キロメートルの区間は、平成13年度中に整備完了する予定と聞いております。
また、主要道道江別恵庭線から野幌側につきましては、幹線道路網の確立と整備促進のため、市道中原道路の2、一応この道路としてはそういう言い方ですが街路名は中原通でありますが、これとの交点までの約1キロメートルの区間を道道昇格要望路線として北海道に対し要望中であります。市といたしましても、南大通は千歳川左岸・右岸の市街地を結び、さらには現在整備中の地域高規格道路である一般国道337号及び北海道縦貫自動車道の江別東インターチェンジにアクセスする幹線道路として重要な路線と位置付けているところであり、千歳川架橋につきましても、この路線の全体効果を発揮するためには欠かせないものと認識しておりまして、早期着手に向け、引き続き関係機関に強く要望してまいりたいと考えております。
次に、土地区画整理組合に関してでありますが、新総計の目標とする人口と、こういうことでは、私自身は他の市町村と比較すると善戦健闘というふうに思っておりますけれども、端的に昨今の推移から、その目的達成が達せられているかと。達成される見通しというふうにとらえますと大変厳しい状況であると、そのように認識しているところであります。
次に、換地処分の時期を早めることができないかと、こういうご質問でありますが、土地区画整理法によりますと換地処分は土地区画整理事業施行区域の全部について工事が完了した後において行うこととなっております。組合事業の運営につきましては、一般的に保留地処分状況に影響されやすく、事業進ちょく状況により、資金計画等の事業計画の変更がなされる場合が多く見受けられます。換地処分を行ってしまいますと、整理後の土地の面積、形状、位置、権利関係等が終局的に確定し、その後の事業計画の変更が難しくなり、事業の運営に大きな影響を与えることになります。
このようなことから、換地処分の時期につきましては慎重に対処する必要があり、市といたしましては、事業運営の根幹をなす保留地の処分のおおむねの見通しがついた時点での換地処分を行うよう、指導をいたしているところであります。
また、この保留地処分促進の援助措置についてでありますが、市といたしましては、これまで助成金と合わせまして、道路、公園、下水道、学校などの公共施設の整備を行い、良好な生活環境の整備に努めてきたところであります。
しかしながら、現在のこの保留地の販売状況につきましては、近年の経済情勢から江別市のみならず、全道的にも厳しい状況になっているところであり、土地区画整理事業5地区全体では53%の販売率となっているところであります。このようなことから、市におきましては、今後なお一層、各組合と連携を図り、広報への掲載、販売パンフレットの配布、ホームページへの掲載等々、積極的に情報提供を実施し、この保留地販売の促進協力に努めてまいりたいと考えているところであります。
なお、保留地の販売促進に当たりましては、個人宅地の販売割合とのバランスを考慮するなど、全組合員の協力体制の確立も大変重要なことと考えておりますので、今後、そういった面の指導を図ってまいりたいと思います。
また、組合借入金の利子の補給につきましては、現在、道内他都市の対応状況等につきまして調査をいたしておりますが、先ほど申し上げましたように、これまでも助成金と合わせ、各種の生活関連施設の整備の実施を行ってきたところでもあり、これらを総合的に判断した場合、現時点ではやはり大変難しいものと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
次に、この地区計画の変更についてでありますが、地区計画は用途地域との整合が重要であり、用途地域は都市全体の枠組みの下に土地利用の現況や動向、さらに将来の方向を踏まえ、合理的な市街地形成を図ろうとするものであります。
また、地区計画は土地区画整理事業等の新市街地開発により、事業者と協議を重ねながら、用途地域の指定と併せて、よりきめ細かな土地利用の方向を定め、良好な環境整備を目指すものであります。したがいまして、この保留地処分の手段としての用途地域の変更、地区計画の変更は、基本的には行うべきではないと、このように考えております。しかしながら、社会環境による土地利用ニーズ等の状況変化への対応を考慮する必要があります。このことから、事業者よりある一定の区域での合理的な理由や状況変化を基に、具体的な相談があれば用途地域との整合を図りながら、北海道を含め協議をしてまいりたいと考えております。
次に、江別駅前の進ちょく状況についてでありますが、先ほどの答弁と、さらに新たなということでありますが、ご期待に沿えない、大変申しわけありませんが、星 昭史議員のご質問にお答えしたことと、またちょっと重複する形、せっかくのご質問でありますので、改めて申し上げたいと思いますが、これまで、事業手法として考えていた公有地信託方式の施行主体となる信託銀行の事業への参画が極めて厳しく困難な状況にあります。今後、早急に決めなければならないことは、事業手法と事業主体の選択でありまして、それには事業者リスクが最少となるように、より一層、事業計画案の精査などを行い、さらに検討を加えるとともに、事業規模、事業内容、資金調達、事業収支の見通し、事業体制などにつきまして、江別市としての内部調整を行ってきているところであります。今後におきましては、事業手法、事業主体などの方向性がまとまり次第、所管委員会に報告をし、ご論議をいただく中で、市街地再開発事業の推進に向け鋭意努めてまいりたいと考えておりますので、改めてご理解を賜りたいと存じます。
このほかのご質問につきましては、経済部長、教育長からご答弁を申し上げます。
経済部長(河上 義之 君)
私から、治水対策の内水処理対策にかかわります、内水排除機の改築につきましてお答え申し上げます。
市内には、農林水産省所管の国営内水排除事業によりまして造成されました、長い年数を経過いたしました内水排水機場がございますが、泥炭地特有の地盤沈下の進行や米の生産調整によりまして転作畑が増え、流域区域周辺の状況が変化しておりまして、排水機能が低下してきております。
さらには、もともとの排水機場の設計基準の許容湛水深が水田面を基準としておりますことから、地域農業者の方々から、現在の周辺の農地の状況に合った初期排水や耕作地の無湛水が望まれておりまして、排水機能の向上を図るため、施設の改築要望が出されております。これまで、道営湛水防除事業によりまして、排水機場と集水路の整備を図ってきている所もありますが、ご指摘のように、道営の施設は総量的には限界があることも、また事実でございます。
しかしながら、排水機場の改築には多額の改築費を要しますことから、機会あるごとに国へ要望してきておりますが、今後さらに、地元期成会や、あるいは各団体などとも十分連携を取りまして、施設の改築につきまして粘り強く要望してまいりたいと、このように考えておりますのでご理解を賜りたいと存じます。
教育長(高橋 侃 君)
私からパークゴルフ場の新設についてご答弁いたします。
ご質問にありましたとおり、パークゴルフは北海道幕別町が発祥の地でございまして、気軽にプレーできることから愛好者も増加して、その数50万人とも言われております。
江別市における愛好者の協会等に組織されておりますのが450人、それ以外の愛好者を含めますと2,000人ほどと言われております。江別市におけるパークゴルフ場の現状は、あけぼのパークゴルフ場、登満別パークゴルフ場の2コース、36ホールでございます。
市民の皆さんからパークゴルフ場新設の要望もいただいておりますところから、教育委員会といたしましては、江別市におけるパークゴルフ場の在り方並びに設置手法等を検討しまして、市の全体計画を作成中でございますので、その中で計画的に整備してまいりたいと考えております。
また、あけぼのパークゴルフ場の利用時間についてでございますが、現在、基本的には午前9時から午後5時まで利用いただいておりますが、今年度は6月から8月までの3か月間、終了時間を1時間延長しまして、6時までといたしているところでございます。あけぼのパークゴルフ場は、ご承知のように、住宅地に隣接しておりまして、そのことから、早朝、非常に利用につきましては難しいところもございますが、特に夏の期間の利用時間につきましては、今後さらに検討してまいりたいと思いますのでご理解を賜りたいと存じます。
以上でございます。
星 秀雄 君
大変どうも、ご答弁ありがとうございました。
二、三要望として、また、ご存じかどうか知りませんけれども、土地区画整理組合の関係で、1点でございますけれども、今後、国の法改正の中で保留地の管理会社が設立、立ち上げができると。管理公社ですね、管理公社が、設立が認められた場合、今後、これらの対応についてご存じと思いますが、手法並びにその考え方を一つお聞きしたいと思います。これは質問であります。
あと、ご要望でありますが、長引く経済の不況の産物として、土地区画整理組合の運用が大変苦戦しているという提案をしたのですが、その手法、苦戦しているというその手法について、いろいろ予測できない提案でありましたけれども、具体的な答弁は、総じてできないだろうという解釈で受け止めておりますが。私たちは、私も含めて新興住宅地の地域で自治会や、あるいは土地区画整理組合の方々と仲間作りを一生懸命やっております。特に、環境整備のためにバスの増発だとかいろいろ頑張っているのでありますが、そうして私たちは、ようこそ江別へ。ふるさとを求めて住んで良かったまちづくりということで努力をしております。優しい気持ちで歓迎する心掛けをしておりますが、だんだんの諸問題はこれから出てくるかと思いますが、十分協議していくというご答弁でございますので、これから深いご理解を賜りたいものだと思います。
次に、パークゴルフ場の今の運用につきまして、全体計画を考えるというようなことですが、いつの時点になるのかちょっと不安でありますので、是非是非、この期間に結論を出してほしいと思います。特に、あけぼのパークゴルフ場は騒音があって無理だというようなことがありますけれども、とあるならば、なおさら、遠くに離れたいい場所を求めるのが至当ではないかと思います。
また、あそこはまた狭い。標準値を聞いてみますと1.3ヘクタールが必要な標準ということでございますから、狭小でございますから、なおさらのこと、安全上いろいろと問題があります。そんなことから、昨今聞きますと、待ち時間を待っているのが相当いるということも聞いております。早急な建設を切に望むのであります。
以上、2点の要望と1点のご質問をいたすところでありますので、よろしくお願いします。
助役(伊東 悠平 君)
1点、土地区画整理事業等にかかわりましての管理公社というお話がございましたけれども、残念ながら、私どもその内容等についてまだ承知しておりません。恐らく、農業用地についての管理公社方式、あるいは一部では土地区画整理事業の中の保留地の公的な買い上げ、こういうことが想定されるのかなと思いますけれども、今後、十分勉強してまいります。
議長(赤坂 伸一 君)
以上をもって、星秀雄議員の一般質問を終結いたします。
一般質問の途中でありますが、昼食のため暫時休憩いたします。
午後0時03分 休憩
午後1時15分 再開