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平成12年第2回江別市議会会議録(第1号)平成12年6月9日 5ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

6 議事次第の続き

報告第14号

議長(赤坂伸一君)

 日程第20 報告第14号 専決処分につき承認を求めることについてを議題といたします。
 本件に対する報告を求めます。

保健福祉部長(荻野文雄君)

 ただいま上程になりました報告第14号 専決処分の承認を求めることについて、地方自治法第179条の第1項の規定により市長において専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により議会の承認をいただきたくご報告を申し上げます。
 ご承知のとおり、国民健康保険税の課税限度額については、地方税法において規定されておりますが、このたび、国民健康保険税の課税限度額が基礎課税額と介護納付金課税額を合算した限度額となっていたものを、それぞれ分離した限度額とする地方税法の一部改正法が平成12年3月29日に公布されたことに伴い、急施を要する事項について、去る3月31日に専決処分により江別市国民健康保険税条例の一部改正を行ったところであります。
 改正内容でありますが、第2条第1項ただし書を削り、第2項にただし書を加え、基礎課税額は50万円を限度とすることを、同じく同条第3項に介護納付金課税額は7万円を限度とすることを規定し、さらには、第11条第1項で国民健康保険税の減額後の限度額についても、それぞれ50万円、7万円を限度とするものでございます。
 附則でありますが、施行期日を平成12年4月1日とするとともに、経過措置を規定したものでございます。
 なお、参考資料を添付してございますので、ご参照いただきたいと思います。
 以上、報告第14号につきまして、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご承認を賜りますようお願いを申し上げます。

議長(赤坂伸一君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 これより報告第14号 専決処分につき承認を求めることについてに対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、報告第14号を採決いたします。
 報告第14号は、承認することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、承認することに決しました。

報告第15号

議長(赤坂伸一君)

 日程第21 報告第15号 専決処分につき承認を求めることについてを議題といたします。
 本件に対する報告を求めます。

保健福祉部長(荻野文雄君)

 ただいま上程になりました報告第15号の専決処分の承認を求めることについて、地方自治法第179条第1項の規定により市長において専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により議会の承認をいただきたくご報告を申し上げます。
 平成11年度老人保健特別会計の決算におきまして、4,761万2,000円の歳入不足が見込まれ、平成12年度の予算により繰上充用として補てんをする必要が生じましたので、平成12年5月31日をもちまして補正予算を専決処分したものであります。
 ご承知のように、老人医療費の支払財源は、支払基金交付金をはじめ、国、道、市が一定割合で負担をしてございます。
 平成11年度にありましては、医療費支払額に対する国庫支出金及び審査支払手数料支弁額の概算交付額が所要額に満たなかったため、4,761万2,000円の歳入不足となりますことから、平成12年度の予算で歳入不足額を繰上げ補てんをしたものでございます。
 予算書4ページの3歳出でありますが、5款1項1目に前年度繰上充用金を設け、平成11年度の歳入不足額4,761万2,000円を繰上充用金で措置をしているものでございます。
 これに対します歳入につきましては、2歳入で、2款1項1目医療費負担金により全額を措置しているものでございます。
 この結果、2ページに戻りまして、今次補正予算額は、4,761万2,000円の追加となり、これを既定の歳入歳出予算の総額102億9,500万円に加えますと、その総額は103億4,261万2,000円となるものでございます。
 以上、報告第15号につきまして提案理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。

議長(赤坂伸一君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 これより報告第15号 専決処分につき承認を求めることについてに対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、報告第15号を採決いたします。
 報告第15号は、承認することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、承認することに決しました。
 議事の途中でありますが、昼食及び議会運営委員会開催のため、暫時休憩いたします。
午後0時15分 休憩
午後3時09分 再開

議長(赤坂伸一君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。
 議事を続行いたします。

議案第63号

議長(赤坂伸一君)

 日程第22 議案第63号 江別市在宅介護サービス利用奨励手当支給条例の制定についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

鈴木豊実君

 ただいま上程になりました議案第63号 江別市在宅介護サービス利用奨励手当支給条例の制定について提案理由のご説明を申し上げます。
 本条例は、今年4月から開始された介護保険制度の実施に当たり、市民の権利、利益の擁護を図り、もって介護福祉施策の充実を図ろうとするものです。
 ご承知のとおり、成立した介護保険法は、保険料・利用料の問題、介護基盤の整備の問題、介護サービスがきちんと保障されるのかどうか、介護の水準が低下するのではないかなど、多くの問題が指摘されながらスタートいたしました。
 既に利用料が高くて必要な介護が受けられないなど深刻な声が少なからず出されている中で、10月から保険料の徴収が始まると一層深刻な事態が生じることは十分想定されます。
 在宅介護サービス利用奨励手当支給条例の制定は、だれもが在宅で必要な介護サービスを安心して受けられるために、市民の権利、利益を第1条で目的として明確にうたいました。
 第3条では、あくまでも在宅介護に重点を置き、介護度3、4、5認定者に限定したのは、現在の介護保険制度の下で寝たきりに近い状態で受けたいサービスを利用すると、経済的にたちまち支払いの限界に達してしまいます。これらの負担の軽減を図ることは急務です。
 第5条で、介護サービス利用奨励手当の支給額を月額1万円と設定したのは、対象となる介護度3、4、5の中間をとった場合、1か月の利用料が3万600円で、その3分の1とし1万円とすることがおおむね妥当と考えたからです。
 第6条で、年2回の支給としたのは、事務量の煩雑さを考慮したこと、さらに所得制限を設けなかったのは、市民が等しく必要なサービスを受ける権利を有するためです。
 附則で、実施を平成12年10月1日に設定したのは、10月から保険料の徴収が始まること、さらに北海道が実施している介護手当制度は来年度から廃止が予定されております。また、その対象も限定されていて、現在受給されている世帯は実態に合ったものとはなっていないことです。
 以上をもちまして、江別市在宅介護サービス利用奨励手当支給条例の制定について、ご提案の説明といたします。よろしく審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。
 以上です。

議長(赤坂伸一君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 上程中の議案第63号は、厚生常任委員会に付託いたします。
 (「議長、休憩」の声あり)

宮澤義明君

 若干の休憩をお願いしたいと思います。
 動議を提出します。
 (「理由は」の声あり)
 この後の議案について、若干瑕疵が認められるようなので、それについて私たちの方でちょっと打ち合わせをしたいと思いますので、若干の休憩をお願いしたいと思います。

議長(赤坂伸一君)

 動議に賛同される方の挙手を求めます。
 (賛同者挙手)
 会議規則第14条による所定の賛同者がありますので、動議は成立いたしました。
 よって、本動議を直ちに議題とし、起立により採決いたします。
 本動議のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 (賛成者起立)
 起立多数であります。
 よって、本動議は可決されました。
 議事の途中ではありますが、あらかじめ時間の延長をいたします。
 暫時休憩をいたします。
午後3時18分 休憩
午後6時17分 再開

議長(赤坂伸一君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。
 議事を続行いたします。

議案第64号

議長(赤坂伸一君)

 日程第23 議案第64号 江別市乳幼児医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

高橋典子君

 提案説明に入ります前に、貴重なお時間を費やしご迷惑をおかけしましたことに対しおわび申し上げます。
 それでは、ただいま上程になりました議案第64号 江別市乳幼児医療費助成条例の一部を改正する条例の制定につきまして提案理由をご説明申し上げます。
 本条例に関しましては、当市議会第1回定例会におきまして、乳幼児医療費無料制度(歯科を含む)の拡充を求めることについての請願が、慎重審議の結果、全会一致のもとに採択されております。
 また、これまで通院について3歳未満まで医療費助成を行っていた江別市を含む道内28市のうち、8市が北海道の対象年齢引き上げに伴い、それぞれ対象年齢を拡大しており、近隣においても、北広島市、石狩市、千歳市が4月から対象年齢を1歳拡大しております。
 当市が平成10年に策定した江別市児童育成計画、いわゆるエンゼルプランには、道の補助基準を上回っての助成について触れつつ、今後も乳幼児の健康増進保持が安定的に保たれるよう、乳幼児医療費助成制度の充実に努めると明記されております。
 また、昨年の市長選挙の際には、小川市長ご自身が重要な選挙公約の一つとして掲げられてもおります。
 以上のことから、速やかに制度の改善を図るため、本条例の一部を改正しようとするものであります。
 次に、改正の内容についてでありますが、第4条第2号中、入院外の医療に係る助成の対象年齢を3歳未満から4歳未満へと引き上げるものであります。
 最後に、附則第1項では施行期日を平成12年10月1日とし、第2項では経過措置を定めるものであります。
 以上、提案理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。

議長(赤坂伸一君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 議案第64号は、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 これより議案第64号 江別市乳幼児医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
 討論ありませんか。

鈴木豊実君

 議案第64号に対して賛成の立場で討論いたします。
 条例の内容の一部差し替えを用意したにもかかわらず、それを認めようとしない態度は納得できません。
 賛成の内容については、提案理由で述べたとおりです。
 対象年齢の引き上げについては、多くの市民、取り分け子育て中の父母、医療関係者から一日も早い実現が望まれていることです。子育て支援という立場からも当然のことであり、したがって、議案第64号 江別市乳幼児医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場を表明して討論といたします。
 以上です。

議長(赤坂伸一君)

 ほかに討論ありませんか。

宮澤義明君

 議案第64号 江別市乳幼児医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論に参加いたします。
 本条例につきましては、私たちも日ごろにおきまして乳幼児医療費の無料化、これについてはしっかりやっていきたい、そのように思いますし、また江別市議会においても是非そのように、江別市の少子高齢化を考えたときに是非やっていきたいと思っております。
 今回につきましては、本会議開会以降に初めてこのことがわかり、私たちの事前に提案、それらが差し替え、本来はその前にやらなければいけなかったことが私たちの開会時間過ぎてから実際にそのことが行われた。やはり、そうであれば、いったんは撤回をして、その中で次の機会に提出する、それが順当ではないかと思っております。
 ですから、本内容についての前に、その以前の問題で私たちはこの条例に反対をしたいと思っております。
 以上です。

議長(赤坂伸一君)

 ほかに討論はありませんか。
 (「なし」の声あり)
 これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第64号を起立により採決いたします。
 議案第64号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 (賛成者起立)
 起立少数であります。
 よって、議案第64号は否決されました。

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