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平成17年第3回江別市議会会議録(第4号)平成17年10月4日 7ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

 6 議事次第の続き

議案第77号、請願第2号及び請願第3号

議長(岡村繁美君)

 日程第13ないし第15 議案第77号 江別市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、請願第2号 国の季節労働者冬期援護制度の存続・拡充に関することについて及び請願第3号 季節労働者冬期援護制度の存続・改善等に関することについて、以上3件を一括議題といたします。
 環境経済常任委員長の報告を求めます。

環境経済常任委員長(清水直幸君)

 ただいま上程されました議案第77号 江別市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、ほか2件に関する審査報告を申し上げます。
 委員会の開催日は、お手元に配付の付議事件審査結果報告に記載のとおりであります。
 初めに、議案第77号 江別市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
 条例改正の趣旨は、消防法等の改正により、対象火気設備等及び指定可燃物等に関する基準を整理し、また住宅用防災機器の設置義務化に係る規定を新設しようとするものであります。
 住宅用防災機器設置に係る主な質疑の概要を申し上げますと、台所の設置義務化に関する質疑では、住宅内における火災原因では、コンロからの火災が3割と多く、全国的にも同じような状況にある。江別市としては、国の基準では努力義務であるが、札幌広域圏の自治体とも足並みをそろえる中で、台所への設置を義務化したとの答弁がありました。
 設置状況等をどのように確認するのかとの質疑に対し、答弁では既存住宅については移動住宅防災展でアンケート調査を行うほか、企画政策部で実施しているまちづくりアンケートを活用していく。
 新築住宅については、建築確認申請時における消防への報告や民間の確認検査機関とも連携を図り、把握していきたいとしております。
 防災機器購入に係る助成に関しての質疑では、すべての市民に対してではないが、国において日常生活用具給付制度があるので、健康福祉部等とも連携して周知していくとの答弁があり、委員からは対象となる方に対して、制度内容を正確に周知すべきとの要望がありました。
 広報・啓発等はどのようにしていくのかとの質疑では、火災予防に関する現地指導や女性消防団による独居老人宅の防火訪問、さらには婦人防火クラブ、自主防災組織等とも連携をとりながら積極的に進めていく。
 悪質な訪問販売の対策等については、広報誌に対応策を掲載するほか、消費者協会とも十分連携を図りながら防止に努めていきたいと答弁されました。
 このほか、石狩管内の自治体及び関係団体で構成される札幌広域圏住宅用防災機器設置推進連絡会の中で、市民の方に混乱なく設置していただけるよう、江別市として意見を述べ、協議していきたいとしておりました。
 討論はなく、採決を行った結果、議案第77号は全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決したものであります。
 次に、請願第2号 国の季節労働者冬期援護制度の存続・拡充に関することについて及び請願第3号 季節労働者冬期援護制度の存続・改善等に関することについてを申し上げます。
 二つの請願の願意は、冬期雇用援護制度を存続すること、公共事業の拡大を図り、地元建設業者などの仕事を確保すること、季節労働者の夏場の就労について特別の対策を講じることの3項目について、国への意見書提出を求めるものであります。
 審査は、担当部局から国の通年雇用安定給付金制度の概要や市内における給付状況について説明を受けながら進めたもので、受給者、給付金とも年々減少傾向にあり、平成16年度からは制度改正により65歳以上の労働者が対象から外されているが、冬期雇用安定奨励金及び冬期技能講習助成給付金については、3年ごとの延長を繰り返しながらも、平成18年度までの暫定措置となっているとのことでありました。
 討論では、請願第2号及び請願第3号は一部採択とすべきとの立場の委員から、北海道は積雪寒冷という気象条件から建設業を中心に冬期間に失業を余儀なくされ、季節労働者にとって本制度は大事なセーフティネットであることから、存続は必要と考える。制度存続以外の請願事項については、公共事業に依存する状況では、北海道経済にとって本当の経済強化につながらず、季節労働者対策は産業構造などの変化に対応した総合的な雇用対策の一環として取り組むべきであり、企業誘致や地域産業との連携などによって、より効果的な就労の場の開拓が必要である。夏場の就労についての特別な対策についても建設業以外への転換訓練の充実を図るなど、通年雇用化を促進すべきであり、一部採択とすべきと述べられております。
 以上のような討論を踏まえ、採決の結果、全員一致をもって請願第2号及び請願第3号は一部採択とすべきものと決したものであります。
 委員会の審査経過と結果につきましては以上のとおりでありますので、よろしくご決定くださいますようにお願い申し上げます。

議長(岡村繁美君)

 これより環境経済常任委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 以上で、環境経済常任委員長報告を終結いたします。
 これより議案第77号 江別市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、議案第77号を採決いたします。
 議案第77号は、委員長報告のとおり、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。
 次に、請願第2号 国の季節労働者冬期援護制度の存続・拡充に関することについて及び請願第3号 季節労働者冬期援護制度の存続・改善等に関することについてに対する一括討論に入ります。
 討論ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、請願第2号及び請願第3号を一括採決いたします。
 請願第2号及び請願第3号は、委員長報告のとおり、一部採択とすることにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、請願第2号及び請願第3号は一部採択とすることに決しました。

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