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平成17年第1回江別市議会会議録(第3号)平成17年3月10日 9ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

6 議事次第の続き

一般質問の続き

吉本 和子 君 

 2回目の質問をさせていただきます。何点か要望も含みますので、よろしくお願いいたします。
 まず、最初に日の丸・君が代の問題について要望いたします。
 もう、卒業式が間近に迫ってまいりましたけれども、卒業式も入学式も本来子供たちが中心であって、子供たちの学校生活の締めくくりであり、また新しい門出を祝う大事な会です。その意味では、厳粛な中にも行われなければならないということが分からないわけでもありませんけれども、江別市の保護者の方がおっしゃっておられますように、余りにも儀式という側面が最近感じられるというふうなことも伺っております。東京の例も申し上げましたけれども、江別ではそのようなことはないと信じておりますが、どうぞ子供たちの考える力、そして思想信条の自由、内心の自由に踏み込むことのないような、そんな東京のような混乱した卒業式でないことを強く望むものです。
 学校の日の丸・君が代の扱いについては、かつての小渕首相も、そして当時の文部省も強制は憲法が保障した内心の自由にかかわる問題であることを認めております。どうぞ、くれぐれも子供たちの内心の自由に踏み込むことのないように重ねて要望いたします。
 次に、質問に入ります。
 最初に、憲法改正の動きに対して、九条の会への支援についてという質問をさせていただきます。
 私は、平成15年の第3回定例会のときに、平和運動を続けている市民団体への支援について質問させていただきました。そのときのご答弁では、市民の自主的な平和運動については市として場所の提供などをして、できる範囲で支援してきたが、NPOなど今後とも多様な取り組みに広がりを期待しているとお答えになりました。そのお考えからして、市民運動の九条の会について、例えば場所の提供などしてできる範囲で支援する、そのようなお考えにはならないのかどうなのか、再度お伺いいたします。
 次に、市営住宅の問題について伺います。
 最初に、家賃の問題について。今お伺いしたように、今回の老年者控除、公的年金等の控除が高齢者の家賃に影響するということ、国土交通省の調べでは、大都市圏では公営住宅に入居している世帯の約3%が値上げになる可能性があるというふうな試算が出されています。10月1日現在で家賃を算定するので、まだ明らかな数字は出せないというお話でしたけれども、大まかな数字でも、もしお分かりになりましたら、具体的に影響額、影響する人たちがどの程度いるのか、分かる範囲で結構ですのでお知らせください。また、それらの人たちが減免制度についてその対象から外れるようなことがないのかどうなのかも心配するところでありますけれども、減免制度の基準も変わると思われます。新たに減免制度を設定したりするお考えがあるのかどうなのかも伺います。
 また、最後に市営住宅の安全管理の問題です。ただいまのご答弁でも、そして前回私がお話を伺ったときも、個別に申請主義で、調べて個人から希望を出してもらってその修繕、修理に当たっているというお考えでした。しかし、私が地元の入居している方々とお話をしていると、本当にこんなことをどうして市に相談しないんだろうというようなことを、皆さんじっと我慢して生活していらっしゃいます。そういう意味では、本当に30年、40年を経過しようとしている住宅に今住んでいらっしゃる、明らかにその当時の生活状況と今の生活状況は違っているわけですから、少しでも今の生活状況に近づけるような住宅の改修などは、市が責任を持って、ご本人が申請しなくてもするべきではないのかと考えるところですが、もう一度お考えを伺います。
 以上で2回目の質問を終わります。

市長(小川 公人 君)

 私から1点だけ、施設利用について再質問がございましたのでお答え申し上げますが、基本的に施設利用については特段の制約はないと思います。管理上の個別の中ではその範囲ということはあるかもしれませんが、基本的には制約はないと思いますが、そのこと以上に特例的な便宜ということについては、特に考えておりません。
 以上です。

建設部長(斉藤 勝幸 君)

 私から、市営住宅に関してお答えを申し上げます。
 まず、家賃の算定についてでございますけれども、先ほどのお答えの繰り返しになるかと思いますけれども、毎年10月を基準としまして翌年度分の家賃を決定しておりますことから、今の時点でそれぞれの入居されている方の所得条件というのが毎月変わる状況もありますので、今の時点でそれぞれ改正後の家賃の数字というのはちょっとお示しできないということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 ただし、現時点で今回の改正によります影響を受けると思われる65歳以上の世帯の方なんですけれども、江別市では19世帯、全体の約1.6%だと思いますけれども、この方々が何らかの影響が出るのかなということで考えております。
 それから、家賃減免制度への影響についてでありますけれども、家賃の減免制度を受けておられる方は現在全体の入居者の中の165世帯の方が減免制度の適用を受けておられます。今回の改正により廃止されます老年者控除は、この減免制度に直接影響するものではございませんけれども、公的年金などの控除が影響するものと考えております。この制度の適用に当たっては、先ほども申し上げましたけれども入居者の方からの収入証明書などを提出していただきまして、内容審査をさせていただきましてそれぞれ決定をしております。こういうことからも、現時点では幾らになる、どのくらいの影響が出るというようなお答えはできませんので、ご理解をいただきたいと思います。なお、現在の減免制度の見直しというのは、今の時点では考えておりません。
 それから、住宅の修繕の関係でございますけれども、これも先ほどのお答えと重複するかと思いますけれども、個々に係ります住宅の修繕、設備の改修、これらにつきましては私どもも極力入居されている方、使われている方のお話を直接聞かせていただきながら対応してまいりたいということで考えておりますけれども、システムとしては各住宅に配置しております住宅の管理人を通じて相談をしていただいて、市の方に上げていただいて市で対応するというシステムになっておりますけれども、今ご質問のありましたような状況があるとすれば、私の方も改善していきたいということで考えておりますので、そのようにご理解いただきたいと思います。

議長(宮澤 義明 君)

 以上をもって、吉本議員の一般質問を終結いたします。
 一般質問の途中ではありますが、昼食のため暫時休憩いたします。

午後0時09分 休憩
午後1時15分 再開

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