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平成17年第1回江別市議会会議録(第2号)平成17年3月9日 8ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

 

6 議事次第の続き

一般質問の続き

岡村 繁美 君 

 ご答弁ありがとうございました。
 それぞれ質問させていただいて、今答弁をいただいたわけでありますけれども、方向性については理解をしております。若干要望も含めて、農業行政1点だけ質問をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。
 質問の逆となりますけれども、介護保険なんですが、先ほどの答弁にありましたように今度新制度に一部変わるということがございまして、高齢者筋力向上トレーニング事業のこの間の経験がますます生きてくるのかなというふうに期待をしています。また、ニーズも高まってくるんだろうというふうに想定をしています。
 そうしたときに、昨年は国のモデル事業として1か所60人で利用できる今実態にございますけれども、今申し上げたような状況を想定をすると、今後1か所ではなかなかそのニーズにこたえ切れないのかなという状況が想定されますし、答弁では、そういった事業主体の皆さんが出て来れば応援をしていきたいという答弁がございましたので、そういったことで理解をしますし、努力についてもお願いをしていきたいと思いますが、ただ、高額の設備投資を含め、また専門知識と体制を確保するということを考えるとなかなか厳しいものがしばらくの間あるのかなというふうに考えています。そうした場合には、やはりフルコースの機器に頼るトレーニングシステムだけではなかなかそうしたニーズに対応し切れないというふうに思いますので、ここ数年はやはり簡易なダンベルなど器械を使わない手軽にできるメニュー等が北海道でも既にマニュアルを作って普及をそれぞれの市町村に図っているというふうにはお聞きしていますから、是非そういったことにも積極的に取り組んでいただきまして、設備がないため訓練が受けられないとの声が出ないよう、是非お願いをしておきたいと思います。
 次に、環境行政ですが、率直に申し上げまして、私の感じで申し上げれば、市役所内を見ても、真っ暗に近い状態の中で食事をしている職員、子供たちに食育を推進しているかと少し首をかしげたくなる徹底ぶり。それとは相反し、まちに一歩出ると日中から大量のネオンサインのライトがあり、バスに乗ってみても、停車中もエンジンは掛かりっ放しと。私も本州でバスに乗る機会もたまにあるんですけれども、向こうは結構徹底されていまして、もう停車中はエンジンは止めるという運動が本当に社会全般に広まっている実態も見させていただいています。
 そうした意味では、地域全体として少しずつだが、しかし確実に環境配慮行動が意識的に進んでいるという実感を持てるような取り組みが必要かというふうに考えています。どうかそうした意味からも、様々な機会をとらえて、事業者・団体等でモデル的でも結構ですから推進に向けて手立てをされるよう、これについても要望をしておきたいというふうに思っています。
 最後は質問にさせていただきますが、農業行政については、この間、春日議員も平成14年の第1回定例会で農業振興計画のこれまでの検証、さらには農業の持つ多面的機能の発揮といった新しい概念が生まれていて、現在の振興計画ではなかなか対応できない時代に直面をしていると、そんな視点から、いち早くそういった概念を取り込んだ策定に準備をすべきでないかという質問を何度かされていらっしゃいます。
 昨年の定例会でも、策定に向けての再度の考え方を求めていましたが、先ほど答弁にもございましたように国の動向をという理由でそうしたものを見定めていきたいという答弁になっていたかと思います。今日もそれに近い答弁なんですけれども、確かに今、新たな米政策関連の施策方針となる地域水田農業ビジョンの策定にかかわる準備が関係者の中で進められているというふうにお聞きもしています。
 この農業ビジョンは、正に生産調整の方法ががらっと変わるとも言われているだけに大変大きな課題ではありますけれども、先ほど質問させていただきましたように、昨年北海道では、先ほど私の方から申し上げましたように、今、新しい概念として求められている多面的機能や地産地消や食育などのこうした概念を更にクローズアップさせる指針をという考えで、昨年北海道は策定をおおむね10か年という計画を立てています。
 そうしたことを考えても、やはり今、地域間競争にどう立ち向かっていくかという農業行政の現状を考えますと、今までのようにいつまでも国の方針を待つということではなしに、江別らしさ、先ほどハルユタカのご紹介もありましたように正に地域ブランド、農業をはじめとするそうしたブランド化がどんどん市長の下で進められておりますから、そうしたことも併せて、私は、正に今、消費者と一体となった計画作りが求められているのかなと。是非、何年も待つことなくそんな取り組みを期待をするものです。
 それに当たっては、現在の計画の策定は当時の農業関係者の皆さんだけで、行政ももちろん入っていますけれども、そうした方で策定をした計画になっていますけれども、先ほど申し上げましたような新たな概念をきちっと盛り込むという精神からしても、私は、生産者はもちろんのこと、農業団体、他産業関係者、また消費者、行政、こうした方々が正に一緒になって策定作業にかかわる、市民挙げてのワークショップ等の手法も取り入れるということ、そのことをやるとしたら、いつまでも待つ時間は私はないだろうというふうに思っています。
 是非そんな意味で、国との整合性をとることも大事ですが、一日も早くそうした手法も含めて準備に入るべきと考えますが、今一度この点についてのご見解をお伺いをして質問を終わります。

経済部長(久保 泰雄 君)

 私から、農業振興計画に係る再質問にご答弁を申し上げます。
 今年度平成16年度でございますが、設立をされております江別市水田農業推進協議会には、既に消費者協会、教育委員会、そして農産物加工業界からも参加をいただいております。また、大学やNPOとの協働事業や経済ネットワークでの活動からは具体的な成果が生まれております。
 こうした幅広い階層の力を得たもろもろの活動こそが江別の先進的な特色となっておりますことから、ただいまのご提言の趣旨を踏まえまして、地域農業の充実のため、できるだけの準備を進めてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

議長(宮澤 義明 君)

 以上をもって、岡村議員の一般質問を終結いたします。
 一般質問の途中でありますが、昼食のため暫時休憩いたします。

午前11時55分 休憩
午後1時00分 再開

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