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平成16年第3回江別市議会会議録(第4号)平成16年9月28日 4ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

6 議事次第の続き

認定第1号ないし認定第3号の続き

議長(宮澤 義明 君) 

 これより、決算特別委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 以上で、決算特別委員長報告を終結いたします。
 これより、認定第1号平成15年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第2号平成15年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについてに対する一括討論に入ります。
 討論ありませんか。

森好 勇 君 

 認定第1号 平成15年度江別市水道事業会計決算及び認定第2号 平成15年度江別市下水道事業会計決算について、認定する立場で簡潔に討論に参加します。
 平成15年度決算における水道事業会計の当年度純利益は2億4,557万2,000円、下水道事業会計では2億418万5,000円、両事業会計とも健全経営が維持されているところであります。日本共産党議員団は昨年3月議会で両予算に反対しましたが、その後の経緯を見て認定するものです。
 昨年反対した最大の理由は、料金体系と夕張シューパロダム関連についてでありました。料金については、毎年1億円ないし2億円の利益を上げている現状から、料金の値下げの一つとして、5分の1近い世帯が使用水量8立方メートル以下であることから、実態に見合った料金体系にすべきと主張してきたところです。現行、道内34市の水道料金と比較してみると、江別市は中の下ということになっています。
 例えば、月使用料10立方メートルで1,491円、全道で22番目、全道平均は1,771円、月17立方メートルで2,850円、20番目、全道平均は3,152円というように下位に位置しており、ほぼ札幌市と同額であります。し かし、同じ管内の千歳市と比べると8立方メートルで283円、10立方メートルで389円、17立方メートルで 736円当市が高い料金になっています。公営企業の本旨は福祉の増進を目的として経営する企業であるとの定義を踏まえ、社会不保障が続く昨今、軽減される料金体系への検討を要望するものです。
 もう一点、夕張シューパロダム関連については、従来から我が党が述べていた人口想定が再評価審議委員会でも論議され、今までの人口想定は過大であったことが確認されています。それに伴って、石狩東部広域水道企業団7万6,700立方メートルから2万6,480立方メートルの大幅な下方修正となり、江別市は1万4,700立方メートルからゼロに等しい100立方メートルということになりそうです。拡張事業はしゅん工中であり、従来の財政負担は受水量に応じての負担割合でありましたが、今後の拡張事業の継続を含め、財政負担等についても住民が納得する方向を期待し、認定討論といたします。
 以上です。

議長(宮澤 義明 君)

 ほかに討論ありませんか。

矢澤 睦子 君

 認定第1号 平成15年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第2号 平成15年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて、以上2件につきまして、委員長報告のとおり認定する立場で討論いたします。
 まず、水道事業会計決算につきましては平成15年度予算で予定しておりました災害に強く、安定した給水サービスを図るための配水区域ブロック化事業や、老朽配水管の布設替えなどによる配水管整備事業、さらには上江別浄水場の受変電施設更新整備が的確に実施されております。
 次に、収益的収入におきましては給水量が前年度より減少した中で、予算額より3,500万円ほどの増額になっており、今日の厳しい経済状況や夏の低温などの影響があった中で、水道料金の未納対策など、収益確保に積極的に取り組まれたその表れであると判断しております。
 支出の面におきましては費用中の各項目でおおむね予定額内となっており、不用額が2,400万円ほどとなりました。費用などの節減に努められたことがうかがわれ、一定の評価をするところであります。
 いずれにいたしましても、今後とも安全で良質な水道水を安定して供給するために、維持管理体制の充実や合理的な事務処理によります経費の節減などに、より一層努められ、事業としての役割を十分果たされることを望むところであります。
次に、下水道事業会計決算につきましては、健康で快適な生活環境を実現できる地域づくりを推進するため、大麻、文京台南町、野幌松並町での汚水管整備、浸水対策として大麻をはじめ6地区で雨水管整備が予定どおり行われ、さらにはポンプ場や浄化センターの沈殿池などの建設、整備が予定どおり実施されております。
 次に、収益的収入では、予算額に対して2,700万円ほどの増額となり、また支出におきましても予算額に対しまして不用額が2,800万円ほどになっており、水道事業と同様に経費の節減などに努められ効率的な事業運営が図られたところであります。
 今後とも、より一層市民サービスの向上に努められ、事業としての役割を十分果たされることを切望いたしまして、認定第1号及び認定第2号の討論といたします。

議長(宮澤 義明 君)

 ほかに討論ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 これをもって討論を終結いたします。
 引き続き、認定第1号及び認定第2号を一括採決いたします。
 認定第1号及び認定第2号は、委員長報告のとおり、認定することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、認定することに決しました。
 次に、認定第3号 平成15年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。

岡村 繁美 君 

認定第3号 平成15年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて、認定の立場で討論に参加いたします。
 前年度からの診療報酬の減額改定や、患者自己負担率増の影響、相次ぐベテラン医師の退職等、近隣に診療科の重複する開業医の増加によって、15年度も患者数は減少となったが、外来収益は高度医療を提供することで診療単価の増を図り増収となったほか、費用面でも人事院勧告の5年連続のマイナス改定による給与費をはじめ委託業務の契約手法の変更や医療品値引きの一層の確保、診療材料単価の見直し及び燃料費、光熱費など維持管理費の徹底した節約による経費削減により、結果として前年度よりも1億5,000万円、計画より8,250万円支出を下回ったものの、新病院建設時の減価償却費等がピークを迎え、当年度純損失が計上され、31億円を超える累積欠損金を生じていることは病院経営に当たりきぐするところであります。
 新病院開院から5年目を迎え、経営健全化のため組織体制の強化を図る中、医療事故裁判結果を教訓化しリスクマネジメント活動の強化をはじめとした医療事故防止対策の努力や、診療情報の発信と地域医療連携に努めるなど、市民サービスの向上に積極的に努力されたことを評価するものです。
 今後も、自治体病院として精神医療や救急医療をはじめとした不採算部門を担いつつ、医療保険制度の改革や市内開業医の増加など、ますます厳しい状況が予想されますが、市民の健康や安心を支える適切な医療サービスが提供されるよう、医師、看護師、スタッフの安定的確保と、開業医との機能分担と連携強化が進められ、長期的見通しに立った経営基盤の確立と健全化に向け一層の努力に期待をし、認定討論といたします。

議長(宮澤 義明 君)

 ほかに討論ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 これをもって討論を終結いたします。
 引き続き、認定第3号を採決いたします。
 認定第3号は、委員長報告のとおり、認定することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、認定することに決しました。

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