平成16年第1回江別市議会会議録(第3号)平成16年3月26日 8ページ
6 議事次第の続き
陳情第2号
議長(宮澤義明君)
日程第19 陳情第2号 新時代に対応した、江別市の経済活性化と新しい街づくり「元野幌の、複合型ショッピングセンター開発構想」を、実現させるための採択を求めることについてを議題といたします。
総務文教常任委員長の報告を求めます。
総務文教常任委員長(星秀雄君)
ただいま議題となりました陳情第2号 新時代に対応した、江別市の経済活性化と新しい街づくり「元野幌の、複合型ショッピングセンター開発構想」を、実現させるための採択を求めることについて、審査の経過等をご報告申し上げます。
委員会の開催日は、お手元に配付の付議事件審査結果報告に記載のとおりであります。
審査に当たりましては、所管の企画部からはこれまでの事実経過を確認しながら、開発構想に対する市の考え方について質疑をし、また参考人として陳情者及び企画開発コンサルティング業者の代表者に出席をいただき、事実経過や企画提案の概要について質疑を交わしてまいりました。
他の自治体におけるまちづくりに関連する大型店の事例や、出店状況に係るアンケートの資料提出を願いながら審査してまいりました。
委員会としては、今後のまちづくりに大きな関連がある案件でありますことから、さらに慎重な審査を行う必要があると判断いたしましたので、本件につきましては閉会中の継続審査をお願い申し上げ、審査報告といたします。
議長(宮澤義明君)
これより総務文教常任委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
伊藤豪君
大変重大な問題につきまして、何日もかかっての慎重審議、ご苦労様でございます。
課題はまちづくりということでありますけれども、中身的には、さらにもっと重要なことは経済、江別のまちの商業等の経済に関する事案ではなかろうかと思うんですけれども、当議会には専門の委員会として環境経済常任委員会というのがございますが、そちらの方とのこの問題についての陳情についての経済に関しての連携といいましょうか、あるいは環境経済常任委員長等々のご意見等はどのようなものか、もしご承知であればお教えいただきたいと思います。
そして、今後この問題について、特に経済の面についてどのように審議をお進めになるおつもりか、あわせてお伺いできれば幸いでございます。
以上です。
総務文教常任委員長(星秀雄君)
それでは、伊藤議員の質問につきましてご答弁申し上げたいと思います。
経済部の参画で協議ということも含めて今お話しありましたけれども、委員会といたしましてはそのことについては十分承知して、それぞれ委員会に諮って審査を粛々と進めてきた経緯でございます。
なおかつ、今後におきましてということでございますけれども、十分委員会にお諮り申し上げながら進めてまいりたいと思います。
以上でございます。
伊藤豪君
申し訳ありません。経済部の話ではなくて、環境経済常任委員会との連携はどのようなことかということをお尋ねしたのでございますけれども。
総務文教常任委員長(星秀雄君)
いずれにいたしましても、委員会にお諮りしながら今後進めたいと思います。
議長(宮澤義明君)
ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
これをもって質疑を終結いたします。
以上で総務文教常任委員長報告を終結いたします。
お諮りいたします。
陳情第2号は、委員長報告のとおり、閉会中継続審査とすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
議案第32号
議長(宮澤義明君)
日程第20 議案第32号 江別市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
赤坂伸一君
ただいま上程されました議案第32号 江別市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
本件の提出者は、お手元の議案に記載のとおり議員10名であります。
改正理由につきましては、先ほど可決されました江別市事務分掌条例の一部を改正する条例により、政策審議室と企画部が統合されたほか、保健福祉部と市民部の名称が変更されたことから、各常任委員会の所管においても所要の措置を行うものでございます。
具体的な改正内容でありますが、第2条第1号に定める総務文教常任委員会の所管から政策審議室の所管に属する事項を削り、企画部の名称を企画政策部に改め、各項目の繰上げを行うほか、厚生常任委員会の所管において保健福祉部の名称を健康福祉部に改め、また環境経済常任委員会の所管において市民部の名称を生活環境部に改めようとするものであります。
施行日は、事務分掌条例の一部改正に合わせ、平成16年4月1日とするものであります。
よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
以上であります。
議長(宮澤義明君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第32号 江別市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第32号を採決いたします。
議案第32号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
意見書案第2号
議長(宮澤義明君)
日程第21 意見書案第2号 BSE、鳥インフルエンザに関する意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
高間専造君
ただいま上程になりました意見書案第2号 BSE、鳥インフルエンザに関する意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき、江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
提出者は、岡村議員、春日議員、小玉議員、坂下議員、堀内議員、森好議員、そして私、高間でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
BSE、鳥インフルエンザに関する意見書
米国政府は昨年の12月23日、カナダ経由のBSE(牛海綿状脳症)感染牛1頭の発生を発表し、日本政府は直ちに米国からの牛肉輸入を停止しました。
日本政府が米国に求める全頭検査について、米国では食品安全の立場あるいは検査コストの面から科学的でないとし、年間処理される3,500万頭のうち46万6,000頭を抽出検査した後、輸入解禁を求めると伝えられています。
一方、輸入停止措置により牛肉が不足したことから、外食事業者はとり丼開発など新たな対応に追われている最中の1月12日、日本国内においても高病原性鳥インフルエンザが79年ぶりに発生しました。この鳥インフルエンザはその後も国内各地で発生し、大量の鶏が処分されたほか、カラスまで感染したのが確認されるなど大変な脅威にさらされております。
BSEや鳥インフルエンザは、ともに人畜共通感染症で、動物のみならず人にも発症し、抗体を持たない人類は大きな被害を受けることが懸念され、あわせて米国産牛肉のみならず、中国やタイからの鶏肉の輸入停止の影響を受けた外食事業者や中小の食肉処理業者などは大変な苦境に陥っております。
よって、政府におかれましては、BSE、鳥インフルエンザに関し、次のような対策を講じられますよう強く要望いたします。
記
1 米国で発生したBSE対策について
(1)米国産牛肉について、全頭検査など安全対策が確立するまで輸入を再開しないこと。
(2)輸入停止により打撃を受けた外食・食肉処理関係中小企業に対する経営支援に万全をつくすこと。
2 鳥インフルエンザ対策について
(1)搬出・移動制限を受けた農家・事業者への損失補償を行うこと。
(2)家畜伝染病予防法を改正し、損失補償の制度化、家畜所有者の通報を義務化すること。
(3)鶏舎の野鳥進入防止策への助成を行うこと。
(4)風評被害にあった養鶏農家に対する被害への補償を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成16年3月26日、北海道江別市議会。
提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、農林水産大臣、経済産業大臣あてであります。
よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(宮澤義明君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第2号 BSE、鳥インフルエンザに関する意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、意見書案第2号を採決いたします。
意見書案第2号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
意見書案第3号
議長(宮澤義明君)
日程第22 意見書案第3号 北海道警察の捜査用報償費不正疑惑の解明を求める意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
森好勇君
ただいま上程になりました意見書案第3号 北海道警察の捜査用報償費不正疑惑の解明を求める意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき、江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
提出者は、岡村議員、春日議員、小玉議員、坂下議員、高間議員、堀内議員、そして私、森好でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
北海道警察の捜査用報償費不正疑惑の解明を求める意見書
昨年暮れに発覚した道警旭川中央警察署による捜査用報償費の不正疑惑では、真相解明を求める住民監査請求が道監査委員に提出されたものの、支払精算書の作成に直接かかわった捜査員の協力が得られず、事実認定ができないとして請求を棄却するなど、いまだ疑惑解明がなされていない状況にあります。
こうした中、元道警幹部により捜査用報償費の不正経理の実態が明らかにされたことは、自らの体験を踏まえ具体的かつ詳細なものであるだけに、その証言は市民に衝撃を与えました。
一方、12日開催の道議会総務委員会で道警の本部長は内部調査の中間報告として、旭川中央署の裏金問題で会計処理が一部不適切であったことを認めましたが、中間報告とはいえ、道警全体の裏金づくりのための具体的な流用の実態が一切明らかにされず、道民の理解を得るにはほど遠いものと言わざるを得ません。
よって、北海道と北海道警察は、道民の安心安全な生活の確立のため、報償費疑惑に関する全容解明を速やかに行い、一刻も早く信頼を回復されるよう強く要望いたします。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成16年3月26日、北海道江別市議会。
提出先は、北海道知事、北海道警察本部長あてであります。
よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(宮澤義明君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第3号 北海道警察の捜査用報償費不正疑惑の解明を求める意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、意見書案第3号を採決いたします。
意見書案第3号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
意見書案第4号
議長(宮澤義明君)
日程第23 意見書案第4号 三位一体改革に関する意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
赤坂伸一君
ただいま上程になりました意見書案第4号 三位一体改革に関する意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき、江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
提出者は、川村議員、齊藤議員、清水議員、鈴木議員、高橋議員、星議員、そして私、赤坂でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
三位一体改革に関する意見書
三位一体改革の初年度に当たる平成16年度の地方財政計画は、国庫補助負担金の廃止・縮減による補助事業の抑制、定員の1万人削減や地方単独事業の削減、あるいは地方交付税全般を見直すなど極めて厳しい内容となったため、当市のみならず全国の地方公共団体の財政運営に深刻な影響を与えております。
国庫補助負担金の一般財源化に当たって、所得譲与税の創設は基幹税である国の所得税収を地方に移すものであり、この点は評価できるもののあくまでも暫定的な措置に過ぎず、地方が求めている自己決定・自己責任の下にサービス水準を決定するための財源移譲と権限移譲がなされておりません。
よって、政府におかれましては、真の地方分権を実現するため、地方に対する税源移譲を基本とする三位一体改革の趣旨を十分踏まえ、次の措置を講じられますよう強く要望いたします。
記
1 地方交付税の見直しに当たっては、地方における一定の行政水準の確保が不可欠なことから、税財源の偏 在性を調整する機能を有する地方交付税制度を堅持すること。
2 国庫補助負担金の見直しに当たっては、引き続き地方が実施する必要があるものについては、地方への負 担転嫁とならないよう、基幹税による税源移譲と権限移譲を一体的に行うこと。
3 今後の地方公共団体の予算編成に大きな支障が生じないよう、地方の意向を十分反映した上で、地方財政 見通し、三位一体改革の全体像、年度別内容・規模などを早期に明らかにすること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成16年3月26日、北海道江別市議会。
提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣あてであります。
よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(宮澤義明君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第4号 三位一体改革に関する意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、意見書案第4号を採決いたします。
意見書案第4号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。