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平成16年第1回江別市議会会議録(第2号)平成16年3月10日 10ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

6 議事次第の続き

一般質問の続き

市長(小川 公人 君)

 赤坂議員のご質問の後は2質は必ずあるであろうと、こう想定しておりまして、ちょっと一応想定した中で整理させていただいて、余り逸脱しないように答弁をしたいと思いますが、まず基本的に暮らしの会館に関連したご質問ですが、まず暮らしの会館と、それから中間的な施設うんぬんと、こうセットで関連でお聞きになっていますけれども、基本的に暮らしの会館の趣旨をやはり理解してほしいと。まず、鉄道高架事業で南北市街地が自由に往来し、回遊性のある土地利用になると、そういうことから、駅を中心とした拠点街区内に市民交流拠点を形成すると、こういうことで駅南側に、仮称でありますけれども、市民の暮らし会館の建設を計画しているということが一つあるわけであります。
 いずれにしても、今ご答弁申し上げましたし、また赤坂議員からも言われましたけれども、このことについては民も含めてというか、財政計画も含め、その整合ということも考え、なおかつ民間活力も視野に入れて、その機能、規模、こういったことを十分検討する中で進めてまいりたい、これがまた、もちろんプロポーザルうんぬん、あるいはもっと柔軟性、ただ非効率にならない、もちろんそうなんですね。ただ、箱だけ作って閑古鳥が鳴くということにはなりませんから、もうご指摘のとおりそれはありますけれども、そのことと8丁目の中間施設というのはやはりちょっと区別をしたいと。あくまでも商店街の皆さん、地域の関係者がどういうまちづくりをしたいのか、あるいはそこで何をしようとしている、その辺については決して閉ざしていないというか、そういうことがお話があればそれを受け止めて、またいろいろとその辺についての検討をしていくということになろうかと思いますので、そこはそのようにご理解をいただきたいと。
 それから、コンクリートの話というか、これは端的に言えば、ややコンクリートに近いというか、基本的にちょっと経過を申し上げたいんですけれども、平成10年に基本構想を示させていただいて、それぞれ市民各種の協議会、検討協議をいただいて、私どもとしては、行政としては大筋の理解を得てこの基本計画の積み上げを行ってきた、それに基づいて道路などのインフラ計画の案をまとめて、今度国や道に持って行って、了解を得て今言う準備採択というか採択箇所になったと。こういうことからすれば、大枠から外れるというか、基本的な内容に全部元に戻っちゃう、立ち返ってのいろいろと自由になるのかと言われると、それはそれまでバックするような協議は難しいと。そういう意味では、やや大枠の部分ではコンクリート的なとらえで理解していただかなければならないと、こういうふうに思っています。
 それから、財政負担ですけれども、これについては起債と一般財源の割合ということですが、一応今ほどからご説明させていただいているとおり、市の負担は約120億円と、そのうち15年間で一般財源は約70億円、起債がその残りの50億円と、こういう分け方になろうかと思いますが、市全体の財政計画との整合を図りながら基本的には進めたい。
 それから、公債費の減少する額ということですけれども、これは仮に17年から24年までの8年間を想定して、その間で公債費は幾ら減っていくかというで言えば、おおむね償還終了に伴う公債費の減は25億円程度と、こういうふうに理解いただいていいのではないかと思いますが、いずれにしても今後の財源ですけれども、この事業を進めるに当たっては公債費の状況、他の事業、そして収入全般というものを見極める中で、効率的な財政運営によって一般財源を生み出す、そしてまた財政調整基金をはじめとする各種基金の効率的な活用と、先ほどから規律ということを申し上げておりますが、そういったことも、ただ活用するという点も視野にもちろん入れながら取り組んでいきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。

教育長(高橋 侃 君)

 私からご答弁申し上げます。
 1点目の森林キャンプにかかわる部分でございますけれども、受付管理業務、あるいは草刈り等の施設管理業務などのいわゆる委託管理費にかかわる経費は378万円でございます。その他光熱費、管理諸経費194万円、合わせて合計572万円の経費がかかっておりまして、それに対していわゆる料金収入でございますけれども、300万円ほどでございます。したがって、維持管理費に当たる572万円に対して収入が300万円でございますので、この300万円の金額は全体として52.4%に当たるということでご理解いただきたいと思います。
 次に、管理人の不在、安全管理についてでございますが、議員がご指摘のように、例えば学校に警備会社が回っております。巡回しておりまして、その延長で森林キャンプの方にも出向くというような民間の警備会社の活用もあるように考えますので、検討してまいりたい。あるいは警察への協力の依頼も考えられるのではないかというように今のところ思っておりますので、今後検討、研究してまいりたいと思います。
 いずれにしても、私自身、毎年いわゆるこんがり王国ですか、あのときに行っているわけですけれども、それ以外のときにも現状を見に現地へ赴いて、今一度議員がご指摘の点については検証して研究を進めてまいりたいと考えています。
 次に、2点目、学校選択制にかかわる部分でございます。学校選択制にかかわって、例えば学校間の格差、あるいは序列化の懸念なんかは、これまで一度もその解消策とか、あるいはそういうすっきりした答えがないというご指摘でございますけれども、今一度この場で私なりの見解について触れたいと思います。
 私は、選択制で格差、序列化はあり得ないと思っております。その根拠は3点ほどございまして、公立の高等学校のように、中学校へ入るのに、あるいは小学校へ入るのに選抜入試という制度がないわけであります。したがって、高等学校のようなランク別にはならないと考えております。それが1点目であります。
 2点目は、教員人事のシステムにおいて、例えばいわゆる優秀な教員を特定の学校に集中投下するようなことは不可能であるということ、これが2点目であります。
 3点目は、学習内容の基になるカリキュラムが学校ごと、勝手にいじれない。例えば中2で中3の学習内容をやってしまって、そして中3になったら高校受験に向けて問題集を中心に集中的にやるような、例えば私立のようなそういう手法はとれないという、この3点を考えますと、おのずと学校間の懸念される格差とか序列化という状況には至らないということでご理解いただきたいと思います。
 次に、先ほどの吉本議員にかかわってのご指摘でございましたけれども、率直に、私の言葉足らずで本意ではなかったということをあわせてこの場で吉本議員に、時間はたっておりますけれども、失礼を申し上げたと思います。
 私の基本は、やはり管理運営事項でもあるけれども、これまでも、それからこれからも、私としましては行政を進めていく上で現場の教職員のご理解、ご支援がなければ、その前提でなければやはり事は一歩も進んでいかないとは申しませんけれども、なるべくご理解、ご支援をいただきながら、この選択制を進めてまいりたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 それから、あくまでも平成17年4月にこだわるのかという部分でございますけれども、先ほどご答弁申し上げましたように、平成17年4月導入を目途とするということで触れておりますので、ご理解いただきたいと存じます。
 それから、今後の日程ですけれども、今のところまだ率直に私ども事務局としては固めてはおりませんけれども、通年の学齢簿の作成、10月前後、これは他市町村の絡みも含めて、これは動かすことはできません。よって、それから逆算しますと、4月、5月にかけて保護者、教職員の説明会の開催、それからその後6月ないし7月、二月ないし三月ぐらいかけて、親と子で十分話し合う猶予期間を設けたいと。そして、8月から9月にかけて選択する者の希望を受付したいというようなことでありまして、それ以降は粛々と業務執行を進めていければなというところで、今のところまだ確定ではございませんけれども、一応の今方向性の段階ですので、あえて言えば、そういう方向性であるということをご理解いただきたいと思います。
 次に、適正規模にかかわっては、適正規模の私どもの計画と、それから選択制は別物でございます。適正配置が学校選択制に飲み込まれていくんではないかという懸念、ご指摘がございますけれども、この両者は分けて私ども認識しておりますので、ご理解いただきたいと存じます。
 以上でございます。

赤坂 伸一 君

 質問じゃないんですけれども、議事進行で。
 今の教育長の発言の中で、少なくとも私は吉本議員に対する教育長の答弁で、質問内容そのものを変えざるを得なかった。つまりもうやるんだと、いわゆるそういう答弁がされているわけです。仮に平成18年にやるとしても、それはできないんだと、そういう答弁がされているから、・・・・・・わけです。そのことに対して教育長から私に対して、吉本議員にはあったかもしれないですけれども、何もない。そのことを含めて議事進行をかけたいと思います。

副議長(宮野 一雄 君)

 一般質問の途中ではありますけれども、議事進行発言がございましたので、精査のために暫時休憩いたします。

 午後2時35分 休憩
 午後3時42分 再開

副議長(宮野 一雄 君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。
 議事の途中でありますが、あらかじめ時間の延長をいたします。
 赤坂議員の議事進行発言につきましては、休憩の中で議会運営委員会を開催させていただき、協議いただいた結果、教育長より議事進行にかかわる陳謝を求めます。

教育長(高橋 侃 君)

 学校選択制の導入等に関し、吉本議員におわび申し上げましたが、このことについて赤坂議員並びに議員各位にご迷惑をおかけいたしました。
 よって、このことに関し、重ねておわび申し上げます。
 以上でございます。

赤坂 伸一 君

 私の議事進行発言中、・・・・・・との発言は質問の意欲をそがれたと訂正されますようよろしくお取り計らい願います。

副議長(宮野 一雄 君)

 再質問ありますか。

赤坂 伸一 君

 3回目で最後にいたしたいと思います。
 選択制について、様々な懸念をふっしょくするために、父母や学校、教育関係者と十分な論議をすると、こういう視点に立って再度進めるんだと、再度教育長さんに確認をいたしまして、3回目の質問といたします。

教育長(高橋 侃 君)

 お答えいたします。
 これまでも保護者並びに教職員あるいは市民に対しまして、この学校選択制に対しまして、説明会あるいはタウンミーティングを通してご理解、ご協力いただいてきておりますが、方向性を今のところ固めたということでございますけれども、これからも説明会等で十分、今議員ご指摘のとおりに、先ほど申し上げましたように、保護者、教職員、市民を含めてご理解いただけるように行政として努めてまいりたいということでご理解いただきたいと存じます。

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