平成16年第1回江別市議会会議録(第1号)平成16年3月3日 6ページ
6 議事次第の続き
議案第16号ないし議案第23号
議長(宮澤 義明 君)
日程第14ないし第21 議案第16号 平成15年度江別市一般会計補正予算(第5号)、議案第17号 平成15年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第18号 平成15年度江別市老人保健特別会計補正予算(第4号)、議案第19号 平成15年度江別市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第20号 平成15年度江別市基本財産基金運用特別会計補正予算(第1号)、議案第21号 平成15年度江別市水道事業会計補正予算(第3号)、議案第22号 平成15年度江別市下水道事業会計補正予算(第3号)及び議案第23号 平成15年度江別市病院事業会計補正予算(第3号)、以上8件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
助役(中川 正志 君)
ただいま上程になりました議案第16号平成15年度江別市一般会計補正予算(第5号)ほか4特別会計の補正予算につきまして、一括して提案理由をご説明申し上げます。
まず、一般会計でありますが、今次補正は、第1に、国・道補助金等の確定及び見込みによる措置、第2に、執行額の確定及び見込みによる措置、第3に、その他緊急を要するものへの措置など必要な調整を行うものであります。
以下、その概要につきましてご説明を申し上げます。
予算書の14ページをお開きいただきたいと存じます。
まず、1款議会費でありますが、1項1目議会費の議会だより発行経費は、契約差金により204万1,000円を、議員改選関連経費は会派控室造作工事費の確定により107万1,000円をそれぞれ減額するものであります。
次に、2款総務費でありますが、1項2目情報推進費は、機器購入に係る備荒資金組合償還金の元金分が据置きになったことによる不用額として270万円の減額を、3目財政管理費は、予算書及び決算書等印刷経費の決算見込みにより100万円の減額を、4目会計管理費は、管理経費の決算見込みにより91万6,000円を減額し、5目財産管理費の市有建物等改修経費は、旧美原自治会集会所解体撤去費の確定により336万円を減額する一方、基金積立金は平成14年度決算剰余金、及び一般財源等の決算見込みに基づき、財政調整基金及び減債基金等に積み立てるため4億3,532万9,000円を、土地開発基金繰出金は土地の売払収入等を当該基金に積み立てるため、3,147万7,000円をそれぞれ追加し、合計で4億6,344万6,000円を追加するとともに、10目諸費は備荒資金組合への納付金として5,000万円を追加するものであります。
2項1目市民活動費は、街路灯維持費補助金交付額の確定により200万8,000円を、江別元町地区センター建設整備事業は、外構工事費の確定により38万8,000円を、水と緑の基金造成事業は寄附金額の確定により19 万2,000円をそれぞれ減額し、2目広報費の広報えべつ発行経費は、入札差金による不用額として1,233万 8,000円を減額するものであります。
15ページに移りまして、5項6目衆議院選挙費は、執行額の確定により834万5,000円を減額し、8項1目職員管理費の職員研修費は、研修講師を内部講師にしたことなどにより101万3,000円を、職員採用事務経費は、新規採用職員凍結により293万6,000円を、人事情報管理システム更新事業は、備荒資金組合償還金の元金分が据置きになったことによる不用額として、335万3,000円をそれぞれ減額するものであります。
次に、3款民生費でありますが、1項2目老人福祉費は、老人ホーム施設入所に係る措置者数の実績見込みにより710万6,000円を減額するものであり、16ページに移りまして、3目身体障害者福祉費の特別障害者手当等給付費は、受給対象者数の減少により233万5,000円を、身体障害者支援費は利用者数等の決算見込みを踏まえて5,700万円を、精神障害者居宅介護等事業は、利用時間数の減少により169万2,000円をそれぞれ減額し、4目知的障害者福祉費の知的障害者施設入所者医療給付費は、受診件数の増加により250万円を、知的障害者支援費は施設入所者数の増加により、427万2,000円をそれぞれ追加するものであります。
2項1目児童福祉総務費の児童扶養手当支給事業は、一部支給者が増加する一方で、全部支給者が減少したことにより894万3,000円を、障害児支援費は利用時間数等の決算見込みにより、500万円をそれぞれ減額し、4目保育所費の民間社会福祉施設運営費補助金は、人件費の減少などにより350万円の減額を、一時的保育事業は、民間保育園における一時保育利用者の増加により185万9,000円を追加し、延長保育事業は、利用者の実績見込みにより395万1,000円の減額を、乳児保育促進等事業は、国庫補助の不採択により452万8,000円の減額を、民間社会福祉施設建設費補助金は、大麻保育園の老朽施設整備資金借入れに係る償還金が一部免除されたことに伴い、60万6,000円を減額し、合計で1,072万6,000円を減額するものであります。
17ページに移りまして、3項2目の扶助費は、医療扶助などの実績見込みを踏まえて2,466万9,000円を減額するものであります。
次に、4款衛生費でありますが、1項3目予防接種費は、高齢者のインフルエンザ予防接種者数の増加により87万4,000円を、7目予防費は、基本健康診査の受診者数の増加により466万6,000円を、8目乳幼児医療費は、医療費の決算見込みを踏まえ1,012万5,000円をそれぞれ追加するものであり、18ページに移りまして、2項1目清掃総務費の合併処理浄化槽設置整備事業は、申込みの実績見込みを踏まえて555万円を、廃棄物処理施設整備基金積立金は、積立利息の確定により72万9,000円をそれぞれ減額し、5目廃棄物処理施設整備事業費は、埋立処分地施設整備に係る事業費の確定による不用額として、3,855万2,000円を減額するものであります。
次に、6款農林水産業費でありますが、1項3目農業振興費の土地利用型農業活性化対策事業は、事業費の確定により255万9,000円を、農業振興資金貸付金は決算見込みにより2,276万2,000円をそれぞれ減額し、7目土地改良事業費は食料・環境基盤緊急確立対策事業と基幹水利施設管理事業及び国営造成施設管理体制整備促進事業の事業費の確定により、合わせて963万4,000円を減額するものであります。
次に、19ページに移りまして、7款商工費でありますが、1項2目商業振興費の商工業近代化資金融資事業は、貸付金の決算見込みにより1億4,300万円を減額し、江別駅前周辺地区市街地再開発事業は、国の優良建築物等整備事業として予定しておりました活性化拠点施設整備事業の年度内執行が見込めなくなりましたことから、7,495万4,000円を減額するものであります。
次に、8款土木費でありますが、1項1目土木総務費は、国道337号、美原道路整備に係る用地買収の進ちょくに合わせまして、嘱託登記委託料58万5,000円を追加するものであり、2項1目道路橋梁総務費は、融雪施設資金貸付金の決算見込みにより、5,105万円を減額し、また、20ページに移りまして、3目道路橋梁新設改良費は、美原南14号道路改良工事ほか5路線の事業費及び関連事業費の確定に伴い、合計で1,474万9,000円を、3項2目河川維持費はお茶の水排水機場の管理費に係る補助事業費の確定により420万円を、4項1目都市計画総務費は、商工費でご説明いたしました江別駅周辺地区市街地再開発事業と関連して、交通施設調査業務の委託料についても800万円を、5目公園整備費は大麻西町のにしまち公園改修整備事業費の確定に伴い、270万円をそれぞれ減額するものであります。
次に、9款消防費でありますが、1項1目常備消防費は、消防事業推進に対する指定寄附がありましたことから、30万円を追加するものであります。
次に、21ページに移りまして、10款教育費でありますが、1項3目教育指導振興費の幼稚園就園奨励費補助金は、対象者数が見込みより少なかったことにより551万6,000円を、児童生徒及び教職員保健衛生検査経費は、主に結核検診実施方法の変更による検査対象者数の減少により361万7,000円を、私立幼稚園補助金は障がい児教育等に係る補助金の確定により100万2,000円を、全国中学校体育大会江別市実行委員会補助金は、大会協賛金などの増加に伴う市補助金の調整として263万円をそれぞれ減額するものであり、2項2目教育振興費は、小学校教師用指導書等の執行額の精査により134万7,000円を減額し、3目学校営繕費は、江別太小学校における新年度の1クラス増加に対応して、普通教室造作工事費330万円を追加するものであり、3項2目教育振興費は、中学校教師用指導書等の執行額の精査により92万円を、情報教育推進事業は備荒資金組合償還金の元金分が据置きになったことによる不用額として954万8,000円をそれぞれ減額し、3目学校営繕費の大規模改造事業は、大麻東中学校トイレ改修の事業費確定により45万4,000円を、校舎屋体改修整備事業は、野幌中学校の校舎一部改修整備等における事業費確定に伴い265万8,000円を、屋外環境整備事業は、第一中学校グラウンド改修事業費の確定により24万2,000円をそれぞれ減額するものであり、4項1目社会教育総務費は、道からの委託事業費の確定により86万8,000円を減額するものであります。
また、22ページに移りまして、5項1目保健体育総務費は、道からの委託事業費の確定により30万1,000円を減額し、3目学校給食センター費は、調理用機器及び施設の修繕に対応するため140万円を追加するものであります。
次に、11款公債費でありますが、1項2目利子は、公債費償還利子及び一時借入金等に係る利息の見通し等を踏まえ、合わせて9,616万2,000円を減額するほか、3目公債諸費においても、公債償還手数料の見込みを踏まえて100万円を減額するものであります。
次に、12款諸支出金でありますが、1項1目建物買収費は、教職員住宅購入費の繰上償還額の確定に伴い 549万5,000円を減額するものであります。
2項2目老人保健会計は、老人保健特別会計における医療給付費の増加に伴い1,842万2,000円を追加し、4目水道事業会計は、道路改良に伴う消火栓移設の工事費実費などを踏まえて246万9,000円を減額し、5目病院事業会計は、共済長期給付に係る追加費用の確定などを踏まえ438万2,000円を減額し、7目介護保険会計は、介護保険特別会計における保険給付費の減額に伴い1,609万5,000円を減額するものであり、3項1目公営企業団費は、石狩東部広域水道企業団拡張事業費の確定に伴い、6,737万4,000円を減額するものであります。
以上が歳出の概要でありますが、これに対応いたします歳入につきましては、予算書の9ページ、2の歳入にお戻りいただきたいと存じます。
1款市税から8款地方特例交付金まで、及び12ページの18款繰越金は、今次補正に係る一般財源相当額として、決算見込み等を踏まえ措置するものであり、9ページの11款分担金及び負担金から13ページの20款市債までのその他の歳入は、主に歳出の事務事業に対応する特定財源として、それぞれの決算見込み、及び今年度の財政見通し等を勘案した中で所要の増減調整を行うものであります。
次に、諸表についてご説明申し上げます。
6ページにお戻りいただきたいと存じます。
第2表の継続費補正は、市民会館空調設備改修事業に関し、事業費の執行見込みにより平成16年度事業費に変更が生じたこと、埋立処分地施設整備事業に関し、事業費の確定に伴い平成15年度事業費に変更が生じたことから、総額あるいは年割額を補正しようとするものであります。
第3表の繰越明許費補正は、道主体の事業であります食料・環境基盤緊急確立対策事業について、南美原地区の道営用水路整備の進ちょく状況から、道予算の一部が平成16年度に繰り越されたことに伴い、市事業費も繰り越そうとするものであります。
第4表の債務負担行為補正は、美原南14号道路など2路線の工事は、国の補正予算措置による、いわゆるゼロ国事業として前倒しされたことに伴い追加しようとするものであります。
次に、7ページに移りまして、第5表の地方債補正でありますが、事業費の確定又は決算見込みなどに基づき、それぞれの限度額の調整を行うとともに、減収補てんにかかわる起債を追加しようとするものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じますが、以上の結果、今次補正額は1億9,640万1,000円の減額となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額408億583万8,000円から差し引きいたしますと、その総額は406億943万7,000円となるものであります。
次に、議案第17号 平成15年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げます。
予算書の4ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
2款保険給付費中、1項2目退職被保険者等療養給付費は、退職被保険者に係る医療費の動向を踏まえて 3,229万5,000円を追加し、3款老人保健拠出金中、1項1目老人保健医療費拠出金及び2目老人保健事務費拠出金は、拠出金の確定に伴い2,092万円及び9万7,000円をそれぞれ追加するものであります。
これに対応いたします歳入でありますが、2の歳入といたしましては、4款療養給付費等交付金より措置するものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じますが、以上の結果、今次補正額は5,331万2,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額92億7,590万1,000円に加えますと、その総額は93億2,921万3,000円となるものであります。
次に、議案第18号 平成15年度江別市老人保健特別会計補正予算(第4号)につきましてご説明申し上げます。
予算書の5ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
2款医療諸費中、1項1目医療給付費は、主に入院外に係る医療費の増加に伴い2億7,779万3,000円を追加し、3目審査支払手数料は、手数料単価の引下げなどに伴い259万6,000円を減額するものであります。
これに対応いたします歳入でありますが、4ページにお戻りいただきたいと存じます。
2の歳入といたしましては、1款支払基金交付金から4款繰入金までは負担割合に基づきまして、また、6款諸収入につきましては、決算見込みを踏まえて、それぞれ所要の措置を行うものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じますが、以上の結果、今次補正額は2億7,519万7,000円の追 加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額113億662万8,000円に加えますと、その総額は115億 8,182万5,000円となるものであります。
次に、議案第19号 平成15年度江別市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明を申し上げます。
予算書の5ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
2款保険給付費中、1項1目居宅介護サービス給付費は、訪問介護などの利用状況に基づく決算見込みを踏まえまして1億840万9,000円を減額し、2項1目高額介護サービス等費は、高額負担に対する償還金の決算見込みを踏まえまして2,035万3,000円を減額するものであります。
これに対応いたします歳入でありますが、4ページにお戻りいただきたいと存じます。
2の歳入といたしましては、1款介護保険料から6款繰入金までは、決算見込み又は負担割合を踏まえて、それぞれ所要の措置を行うものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じますが、以上の結果、今次補正額は1億2,876万2,000円の減額となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額49億5,111万2,000円から差引きいたしますと、その総額は48億2,235万円となるものであります。
次に、議案第20号 平成15年度江別市基本財産基金運用特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明を申し上げます。
予算書の5ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
1款基本財産基金費中、1項1目基本財産基金費は、基本財産の管理経費の減額と土地貸付け等に伴う繰出金の増額により、合計171万1,000円を追加するものであります。
これに対応いたします歳入でありますが、4ページにお戻りいただきたいと存じますが、2の歳入といたしましては、1款財産収入及び3款繰越金をもって措置するものであります。
次に、1ページにお戻りいただきまして、以上の結果、今次補正額は171万1,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額6億9,170万円に加えますと、その総額は6億9,341万1,000円となるものであります。
以上、一般会計ほか4特別会計につきまして一括ご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いをいたします。
水道部長(雉子谷 清松 君)
ただいま上程になりました水道事業会計及び下水道事業会計の補正予算につきまして、順次提案理由をご説明申し上げます。
初めに、議案第21号 平成15年度江別市水道事業会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げます。
今次の補正内容は、事業費の確定及び決算見込みなどにより、既定予算の精査を行おうとするものであります。
説明の都合上、予算書の8ページをお開き願います。
まず、収益的収入の1款1項2目受託工事収益は、事業費の確定により319万8,000円の減額を、3目その他営業収益は、加入金及び設計審査手数料などの決算見込みにより3,856万6,000円の追加をしようとするものであります。
次に、1款2項2目他会計補助金は、一般会計からの繰入金を精査し、11万円の減額をしようとするものであります。
次に、収益的支出の1款1項1目原水及び浄水費から4目総係費は、それぞれ事業費の確定及び決算見込みにより、5目減価償却費は、平成14年度決算の確定によりそれぞれ措置し、項の合計で1,949万3,000円の減額をしようとするものであります。
次に、1款2項1目支払利息は、企業債借入利率の確定により102万1,000円の減額を、2目消費税及び地方消費税は、収支増減による決算見込みにより255万6,000円の追加をしようとするものであります。
次に、9ページにまいりまして、資本的収入の1款1項1目企業債は、事業費の確定により3,000万円の減額を、2項1目一般会計補助金は、一般会計からの繰入金を精査し8万2,000円の追加を、3項1目工事負担金は、配水管移設工事負担金の決算見込みにより359万1,000円の減額をしようとするものであります。
次に、資本的支出の1款1項1目水道施設整備事業費は、事業費の確定により786万2,000円の減額を、2項1目企業債償還金は、償還元金の確定により47万5,000円の追加をしようとするものであります。
この結果、1ページにお戻りいただきまして、第2条収益的収入及び支出につきまして、水道事業収益は 3,525万8,000円を追加し、総額を26億4,061万4,000円に、水道事業費用は1,795万8,000円を減額し、総額を24億1,581万6,000円にそれぞれ改めようとするものであります。
次に、次ページにも及びますが、第3条資本的収入及び支出につきまして、資本的収入は3,350万9,000円を減額し、総額を2億8,847万7,000円に、資本的支出は738万7,000円を減額し、総額を12億4,316万 2,000円にそれぞれ改めようとするものであります。
この結果、1ページにお戻りいただきまして、資本的収支で不足する額を9億5,468万5,000円に改め、さらに補てん財源につきましても、同額に改めようとするものであります。
次に、2ページにまいりまして、第4条企業債は、起債の限度額を2億2,000万円に改め、第5条他会計からの補助金は、補助を受ける金額を8,666万7,000円に改めようとするものであります。
続きまして、議案第22号 平成15年度江別市下水道事業会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げます。
今次の補正内容は、事業費の確定及び決算見込みなどにより、既定予算の精査を行おうとするものであります。
説明の都合上、予算書の10ページをお開き願います。
まず、収益的収入の1款1項2目一般会計負担金は、決算見込みにより102万円の減額を、3目その他営業収益は、移設補償工事の事業費確定により1,238万1,000円の減額をしようとするものであります。
次に、1款2項4目雑収益は、下水道管の折損事故に伴う損害賠償金ほか412万7,000円を追加しようとするものであります。
次に、11ページにまいりまして、収益的支出の1款1項1目の管渠費から5目総係費は、それぞれ事業費の 確定及び決算見込みにより、6目減価償却費は平成14年度決算の確定により、それぞれ措置し、項の合計で 5,735万1,000円を減額しようとするものであります。
次に、1款2項1目支払利息は、企業債借入利率の確定により383万7,000円の減額を、2目消費税及び地方消費税は、収支増減による決算見込みにより392万9,000円の追加を行おうとするものであります。
次に、12ページにまいりまして、資本的収入の1款3項1目受益者負担金は、一括納付等により2,304万8,000円の追加を行おうとするものであります。
次に、資本的支出の1款1項1目施設建設事業費は、事業費の確定及び決算見込みにより、240万円を減額しようとするものであります。
この結果、1ページにお戻りいただきまして、第2条収益的収入及び支出につきまして、下水道事業収益は927万4,000円を減額し、総額を29億7,486万6,000円に、下水道事業費用は5,725万9,000円を減額し、総額を27億9,163万5,000円にそれぞれ改めようとするものであります。
次に、第3条資本的収入及び支出につきましては、次の2ページになりますが、資本的収入は2,304万8,000円を追加し、総額を18億9,426万5,000円に、資本的支出は240万円を減額し、総額を29億5,668万9,000円にそれぞれ改めようとするものであります。
この結果、1ページにお戻りいただきまして、資本的収支で不足する額を10億6,242万4,000円に改め、さらに補てん財源につきましても、同額に改めようとするものであります。
次に、2ページの第4条、債務負担行為はゼロ国債分を追加して、限度額を5億1,100万円に改めようとするものであります。
以上、水道事業会計及び下水道事業会計につきまして一括ご説明申し上げましたが、よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
病院事務長(池田 和司 君)
ただいま上程されました議案第23号 平成15年度江別市病院事業会計補正予算 (第3号)につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
今次の補正内容は、収益及び費用の決算見込みによる精査を行い、それぞれの費目につきまして、所要の追加及び減額の補正を行おうとするものでございます。
説明の都合上、予算書の9ページをごらんいただきたいと存じます。
まず、補正予算明細書の収益的収入ですが、第1款病院事業収益では、第1項医業収益、第1目の入院収益 で患者数減により1億7,863万5,000円を減額し、第2目の外来収益では、診療単価の増により2億266万5,000円の増額補正を行おうとするものでございます。
また、第4目のその他医業収益では、損害賠償請求事件の和解金と、先ほど専決処分のご承認をいただきました市側の敗訴が確定した損害賠償請求事件の原告側訴訟費用負担金に係る保険料収入の追加、及び一般会計繰入金の精査により、873万6,000円の増額補正を行おうとするものでございます。
さらに、第2項医業外収益、第3目の負担金交付金では、一般会計繰入金の精査により960万1,000円の減額補正を行おうとするものでございます。
一方、収益的支出では、第1款病院事業費用、第1項医業費用、第1目の給与費では、各職種における決算見込みによる精査を行った結果、給与費総体で6,116万1,000円の減額を行うほか、第3目の経費では、損害賠償請求事件の和解金300万円、及び先ほど承認いただきました訴訟費用負担金51万7,000円の増額補正を行おうとするものでございます。
次に、予算書の1ページにお戻りいただきたいと存じます。
業務の予定量につきましては、予算第2条に定めた1業務量の患者数中、年間延べ患者数を46万2,167人に、一日平均患者数を1,690人に、入院患者の延べ患者数を12万5,936人に、一日平均患者数を344人に、外来患者数の延べ患者数を33万6,231人に、一日平均患者数を1,346人にそれぞれ改めようとするものでございます。
次に、第3条、収益的収入及び支出につきましては、病院事業収益に2,316万5,000円を追加し、総額を73億643万円に、また病院事業費用は、5,764万4,000円を減額し、総額を75億6,414万1,000円にしようとするものでございます。
次に、第4条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち、職員給与費を34億9,510万3,000円に改めようとするものでございます。
以上、平成15年度江別市病院事業会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げましたが、よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。