家屋は年々老朽化していくはずですが、去年と比べて評価額が下がっていないのはなぜでしょうか
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月1日更新
回答
評価替えによって評価額が据え置きとなる場合があるためです。
家屋の評価額は、同一の家屋を新たに建築した場合に必要な資材費や労務費などの「再建築価格」を基に、 建築後の経過年数による減価等を考慮して決定します。
しかし、新しい家屋や木造以外の家屋などは、経過年数による減価の下落幅よりも建築物価の上昇による 「再建築価格」の上昇幅が大きい場合には、税負担が増えないよう評価額を据え置きます。
また、経過年数による減価は評価額の20%が下限です。
例えば、木造の戸建て住宅の場合は、 概ね20年から30年で下限に到達するため、それ以上は評価額が下がりません。