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下水処理の方式について

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

合流式と分流式の違い

下水処理方式のイラスト

下水を排除する方式には、「分流式」と「合流式」という二つの方式があります。

分流式

  • 分流式とは降雨時に発生する雨水と家庭や工場から排出される汚水をそれぞれ別々の管に流して処理する方式です。
    雨水は雨水管により河川などに放流され、汚水は汚水管により江別浄化センターに集められ、そこできれいな水に処理され石狩川へ流されます。
  • 長所としては、雨水と汚水がそれぞれ別々に処理されるため、降雨時に、汚水が川にそのまま流れ出る心配がないことです。
  • 短所としては、雨水管・汚水管の2本の下水管を整備する必要があることから、合流式に比べ工事費や維持管理費といった経費がかさむことです。

合流式

  • 合流式とは降雨時に発生する雨水と家庭や工場から排出される汚水を同じ管で流して処理する方式です。
    江別市では条丁目・一番町・弥生町・緑町などがこの排除方式を採用し、江別浄化センターに送られ、そこで処理され石狩川に流されます。
  • 長所としては、雨水と汚水を1本の管に流すという性質上、管を1本入れるだけで水洗化と雨水の排除も同時にできることです。
    また、管が1本だけで済むので工事にかかる経費も安く、短期間で整備を行えるため、下水道整備当初はこの方式が主流でした。
  • 短所としては、道路集水ますなどから臭気が上がってくることや台風などで施設能力以上の大雨が降った場合、希釈されたうわ水が河川に流れ出る心配があることです。 

下水道処理方式区域図下水道管渠施設についてのページをご覧ください。