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江別浄化センターの処理施設

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

浄化センターの処理施設イラスト

 江別浄化センターでは、汚水管により集められた汚水に対して、主に水処理、汚泥処理という二つの処理を行っています。

水処理施設

 水処理施設には、最初沈殿池・反応槽・最終沈殿池・滅菌施設があります。

最初沈殿池

 比較的沈みやすいものを取り除いている施設です。沈んだものは汚泥処理施設へ送られます。

反応槽

 下水に微生物を含んだドロ(活性汚泥といいます。)を混ぜ、微生物の働きにより下水中の有機物を分解除去します。この有機物が分解除去された微生物を含んだドロを活性汚泥といいます。

最終沈殿池

 反応槽で処理されたドロ(活性汚泥)は固まるため非常に沈みやすくなります。最終沈殿池はこの汚泥を沈殿させ、きれいになったうわ水だけを流す施設です。沈んだドロの一部は反応槽に戻され、残りは汚泥処理施設へ送られます。

滅菌施設

 最終沈殿池から流れてきたうわ水に、塩素を混ぜ消毒する施設です。

汚泥処理施設

 汚泥処理施設には、汚泥濃縮施設・汚泥消化槽・汚泥脱水施設があります。

汚泥濃縮施設

 水処理施設から送られてきた汚泥を、沈殿槽や機械を使って水分をできるだけ取り除き濃縮する施設です。

汚泥消化槽

 微生物の力を借りて汚泥を発酵させ、汚泥と水とメタンガスに分解させ脱水施設で汚泥を処理する量を減らしています。この過程で、汚泥は分解され腐敗しなくなります。

汚泥脱水施設

 汚泥を処分しやすいように、機械を使って水分の量を約72%にしぼる施設です。

下水肥料

 上記施設から出たものを下水肥料といい、全量を緑農地還元しています。