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江別が誇る農産品 主な野菜

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年10月26日更新

 江別市は、市面積の約40%が農地という「農業のまち」でもあります。

 稲作・畑作・酪農のほか、露地野菜や施設園芸など多彩な品目が生産されており、大消費地である札幌市に隣接している立地を活かした、都市型農業を展開しています。

 ここでは、主な野菜を紹介しますので、市内にある直売所やスーパーなどで新鮮な地元野菜をぜひ手に取ってみてください!

ブロッコリー

 「ブロッコリー」は収穫量では道内1位を誇ります。(平成30年産)

 ビタミン・ミネラルなど様々な栄養素をバランスよく含む緑黄色野菜の代表と言われている食材であり、生活習慣病から風邪の予防などにも効果があると言われています。

 写真は、サマーポイントという品種で、目の健康に重要な役割を果たすと言われているアントシアンを多く含み、青みがかった色をしています。

ブロッコリー

収穫時期

 6月中旬~10月頃

栽培の歴史

 もともと米や小麦等を中心に栽培していましたが、米価下落の影響を受け、昭和60年代に収益性の高い作物の栽培に転換していく方針を打ち出しました。

 どの作物を栽培していくかを検討した際に、野幌地域は泥炭土・粘土・黒土など多様な土壌条件であることから、土壌条件をあまり選ばない作物であること、風が強い地域なので風害等の影響を受けにくいもの、平成元年頃は緑黄色野菜がブームで注目されていたことから、「ブロッコリー」が最重要品目の候補となり、平成5年から野幌地域でブロッコリーの作付が始まりました。

 しかし、この時すでに輸入野菜が急増しており、販売は伸びるどころかむしろ減退の一途をたどっていました。そんな中でも試行錯誤しながら、今後の需要の高まりと、国産品見直しの時代が来ることを信じて栽培を続けた結果、平成7年頃より徐々に販売が伸び始めていきました。

 その後、栽培技術の向上や全自動移植機などの導入による機械化が進んだことで作業効率が改善され、経営が安定していきました。新規栽培者も増加し、生産量と栽培面積が順調に拡大していったことで、江別市内でブロッコリー栽培が浸透していきました。

 現在では、作型や品種を組み合わせることで長期にわたり安定して出荷する体制を整え、道内だけではなく全国各地の市場でも販売されています。こうして江別は道内有数のブロッコリー産地として成長していきました。

 

食育活動

 子どもたちに地元の農産物を知ってもらい、「食」への関心を深めてもらうための様々な食育活動も行われています。 

 そのうちの一つとして、毎年、「JA道央野幌緑菜倶楽部(野幌ぐりーんなくらぶ)」から江別産ブロッコリーが寄贈され、市内小中学校の学校給食で提供されているほか、収穫体験や選別施設の見学、農業体験なども行われています。

 

レタス

 「レタス」の生産も盛んで、作付面積及び収穫量は道内1位を誇ります。(平成30年産)

 大消費地札幌に隣接しているというメリットを活かし、朝どり出荷を中心とした販売を行っています。

 レタスは巻きがゆるやかで、ふんわりと軽いものを選ぶと良いようです。保存は丸のままの方が日持ちも良いので、ビニール袋などに入れて芯を下にして冷蔵庫に保存しましょう。

レタス

収穫時期

 6月上旬~10月頃

 

白菜

 鍋料理に欠かせない冬野菜「白菜」も多く生産されています。葉が青々としていて、巻きがしっかりし、ずっしりと重いものを選ぶと良いでしょう。みずみずしく味にくせがないためどんな料理にも合わせやすく、エネルギーは100gあたり14kcal程度と、野菜の中でも群を抜いて低カロリーです。

白菜

収穫時期

 6月上旬~11月頃

 

その他

 スイートコーン・じゃがいも・かぼちゃ・たまねぎ・アスパラガスなど、様々な野菜が栽培されています。

 

~簡単☆野菜レシピのご紹介~

 こちらのサイトに詳しく掲載していますので、ご覧ください。 

 https://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/soshiki/kenkousuishin/59725.html