平成15年第4回江別市議会会議録(第1号)平成15年12月3日 10ページ
6 議事次第の続き
議案第51号
議長(宮澤 義明 君)
日程第12 議案第51号 財産の取得についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
総務部長(林 仁博 君)
ただいま上程となりました議案第51号 財産の取得について、その提案理由をご説明申し上げます。
本件は、平成4年に導入いたしました人事情報管理システムについて、11年を経過し老朽化しておりますことから、機器等の更新を行おうとするものであります。
更新する機器等は、参考資料にもありますように、システムサーバー1台と、データの更新処理等を行うパーソナルコンピュータ6台及び関連する周辺機器等であります。
購入に当たりましては、北海道市町村備荒資金を活用し、平成19年度までの債務負担行為により取得するもので、去る11月18日に江別市と同組合との間で、随意契約により2,236万4,139円をもちまして譲渡に関する仮契約を締結いたしました。
このことにつきまして、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めようとするものであります。
以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(宮澤 義明 君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第51号 財産の取得についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第51号を採決いたします。
議案第51号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
議案第52号及び議案第53号
議長(宮澤 義明 君)
日程第13及び第14 議案第52号 江別市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第53号 江別市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について、以上2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長(小川 公人 君)
ただいま上程になりました議案第52号 江別市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第53号 江別市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきまして、一括して提案理由をご説明申し上げます。
特別職の報酬等につきましては、毎年、特別職報酬等審議会の意見をいただくことを基本としてきたところでありますが、平成8年4月改定以来据え置いてまいりました。本年も意見をいただくため、去る9月29日に第1回の審議会を開催し、道内各市における特別職の報酬等のほか、一般職の給与改定や財政状況等につきましても資料を提供し、審議の参考としていただいたところであります。
こうした中で、一般職の給与につきましては、平成10年以来5年連続して年収が減少していること、さらには国・地方の行財政事情は極めて厳しい状況にあることを背景といたしまして、道内各市の多くにありましては特別職等の報酬等について見直しを行っている実情にあります。こうしたことを踏まえる中で、私自身はもとより、議員自らの改革への思いも受け止め、10月31日に同審議会に見直しについて私から諮問申し上げたところ、審議会での慎重審議の結果、11月11日に当市におきましては初の減額とする答申をいただいたところであります。
私は、答申内容を十分検討いたしました結果、同審議会による内容を尊重すべきものと判断し、市議会議長、副議長及び議員の報酬月額並びに市長、助役及び収入役の給料月額につきまして、いずれも答申内容どおりの額に改定しようとするものであります。
次に、水道事業管理者の給料月額につきましては従前同様に収入役と同額とし、その他の特別職の報酬額につきましては答申に基づく議員報酬の改定率を基礎とし、さらには道内各市の状況等を比較検討した上で、国等の動向など他の要因と連動する選挙事務関係を除き、それぞれ別表のとおり改定しようとするものであります。
また、公職選挙法の改正により導入された期日前投票制度に係る投票管理者及び投票立会人並びに介護認定審査会委員等を新たに加えるものであります。
また、本条例の施行期日につきましても、同審議会の答申を尊重すべきとの判断から、平成16年4月1日としようとするものであります。
次に、議案第53号の教育長の給料月額の改定でありますが、従前同様に収入役と同額に改定しようとするものであります。
施行期日につきましても、特別職の報酬等の改定時期と均衡を保持するため、平成16年4月1日としようとするものであります。
以上、議案第52号及び議案第53号の提案理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。
議長(宮澤 義明 君)
これより議案第52号及び議案第53号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第52号ほか1件は、総務文教常任委員会に付託いたします。
議案第54号
議長(宮澤 義明 君)
日程第15 議案第54号 江別市廃棄物の処理及び資源化・再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長(小川 公人 君)
ただいま上程になりました議案第54号 江別市廃棄物の処理及び資源化・再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。
今次の改正は、循環型社会の形成を目指し、ごみの発生を抑制することを基本として、当市におけるごみの減量化・資源化の推進、費用負担の公平化及び適正処理費用の確保を図るものであります。
家庭ごみの有料化につきましては、江別市廃棄物減量等審議会に諮って策定された平成13年3月の減量化基本方針及び平成14年5月に見直しされた一般廃棄物処理基本計画において、基本理念である循環型社会の形成を目指すため、市民、事業者、行政が一体となってコスト負担と課せられたそれぞれの役割を果たすことが不可欠であることが盛り込まれ、議会におきましても同様なご議論をいただいているところであります。
市といたしましては、行政の役割としてこれまでごみの減量化、リサイクルの推進を図るための諸施策として、リサイクルセンターの建設による分別収集の実施拡大、集団資源回収の奨励拡充、たい肥化容器の普及促進、さらには減量、リサイクル、ダイオキシン対策の一環として新処理施設の建設に巨費を投じ整備を図ってきたところであります。
これらの経過を踏まえ、本年7月、同審議会に家庭ごみ有料化の導入について諮問し、10月には、有料化は避けられないとする中間答申をいただく中で、市内全地区を対象とした市民意見交換会や関係団体との懇談会などを開催し、去る11月13日、これらの意見も反映された最終答申書をいただいたところであります。
改正に当たっては、同審議会の答申を尊重することを基本として、家庭ごみの有料化を導入し、新たに家庭ごみの収集・運搬・処理に係る手数料を設けるとともに、既存手数料等の改正を行おうとするものであります。
改正の内容につきましては、まず現行条例中、家庭廃棄物をより広くとらえる必要から、家庭系廃棄物に改めるとともに、事業系廃棄物及び産業廃棄物につきましても、事業者が搬入し、市が処理するという考え方の下に、用語を統一するものであります。
次に、第21条において、集合住宅を共同住宅に改め、ごみステーション等の設置について、アパート、マンション等の環境美化を一層促進するため、対象となる共同住宅の戸数を8戸以上から4戸以上に改めようとするものであります。
次に、別表関係でありますが、施設ごとに分かれていた処理手数料及び処理使用料を手数料として一元化するとともに、家庭ごみの有料化に伴い、家庭系廃棄物を収集、運搬及び処分する場合の手数料として、ごみ袋1枚につき1リットル当たり2円とし、ごみ袋の種類など徴収方法については規則で定めるとともに、ごみ袋で排出できないものについては大きさ、形状等により240円以内で、別に定めることとするものであります。
あわせて、家庭系廃棄物を自ら処理施設に搬入した場合の手数料を、10キログラムにつき現行50円を90円に、事業系廃棄物及び産業廃棄物を処理施設に搬入した場合の手数料を、10キログラムにつき現行80円を110円に、それぞれ改定しようとするものであります。
このほか、条文中の一部字句の改正を行うものであります。
次に、附則についてでありますが、第1項では、周知、準備期間を考慮し、施行期日を平成16年10月1日とするとともに、第2項では、家庭系廃棄物の手数料に関する別表の改正規定につきまして、指定袋等の購入を1か月前から可能とするため、平成16年9月1日から適用するものであります。
以上、議案第54号の提案理由をご説明申し上げましたが、循環型社会の形成に向け、ごみ減量化、リサイクルの促進はもとより、不法投棄、不適正排出の防止対策等の諸施策につきましても一層努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくご審議、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。
議長(宮澤 義明 君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第54号は、環境経済常任委員会に付託いたします。