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平成15年第3回江別市議会会議録(第5号)平成15年9月26日 7ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

6 議事次第の続き

意見書案第9号

議長(宮澤 義明 君)

 日程第16 意見書案第9号 弁護士報酬の敗訴者負担制度導入の見直しを求める意見書を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

星 秀雄 君

 ただいま上程になりました意見書案第9号 弁護士報酬の敗訴者負担制度導入の見直しを求める意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき、江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
 提出者は、赤坂議員、川村議員、齊藤議員、清水議員、鈴木議員、高橋議員、そして私、星でございます。
 以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
 弁護士報酬の敗訴者負担制度導入の見直しを求める意見書
 政府の司法制度改革審議会は、平成13年6月12日に意見書を取りまとめ、負担の公平化を図って訴訟を利用しやすくするとの見地から、一定の要件の下に弁護士報酬の一部を訴訟に必要な費用と認めて、敗訴者に負担させることができる制度を導入すべきであるとしております。
 この意見書を踏まえ、司法制度改革推進本部司法アクセス検討会では、民事訴訟における弁護士報酬敗訴者負担制度導入の議論が行われています。
 しかしながら、弁護士報酬の敗訴者負担制度が導入されると、弁護士報酬の回収の可能性が訴訟提起を促す効果よりも、敗訴により相手側の弁護士報酬を負担する可能性による訴訟提起を抑制する効果の方が大きく働き、国民の裁判を受ける権利や司法に対する期待を損ない、国民の権利の阻害につながることが懸念されます。
 一方、現行制度では、民事訴訟における弁護士報酬は、勝訴・敗訴にかかわりなく、自らが依頼した弁護士報酬は、自らが負担することになっており、現行制度の下においても、交通事故、医療過誤等、不法行為による損害賠償訴訟の一部では、被害者が勝訴したときは、判決により弁護士報酬の一部を損害として加害者に負担させており、こうした制度の充実・見直しこそが求められております。
 よって、国におかれましては、国民の裁判を受ける権利を守り、適正な訴訟遂行が損なわれることのないよう、弁護士報酬の敗訴者負担制度導入について、見直しを強く要望いたします。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
 平成15年9月26日、北海道江別市議会。

 提出先は、内閣総理大臣、法務大臣あてでございます。 よろしくご決定くださるようお願い申し上げます。
 以上でございます。

議長(宮澤 義明 君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 これより意見書案第9号 弁護士報酬の敗訴者負担制度導入の見直しを求める意見書に対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、意見書案第9号を採決いたします。
 意見書案第9号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。

報告第30号

議長(宮澤 義明 君)

 日程第17 報告第30号 平成14年度江別市一般会計の継続費精算報告についてを議題といたします。 本件に対する報告を求めます。

総務部長(林 仁博 君)

 ただいま上程になりました報告第30号 江別市一般会計の継続費精算報告につきましてご説明申し上げます。
 本件は、ごみ処理施設建設事業及び河川防災ステーション整備事業につきまして、事業の完了に伴い、地方自治法施行令第145条第2項の規定に基づき、ご報告を申し上げるものであります。
 まず、ごみ処理施設建設事業でありますが、平成12年6月議会の補正予算におきまして、平成14年度までの3か年継続事業としてご承認をいただき、平成13年3月議会で総額及び年割額変更の補正を行い、さらに平成14年3月議会で年割額変更の補正を行った事業に関するものであります。
 事業内容といたしましては、施設建設工事を初年度から3か年で、その他の工事を2年次目以降2か年で実施したものであり、施設規模は鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地上6階、地下1階で、工場棟、計量棟など延べ床面積1万431平方メートルであります。
 また、施設能力としては可燃ごみ1日140トン、不燃、粗大ごみ1日35トンの処理能力を有するもので、平成14年12月1日より運転を開始しているものであります。
 事業実績によります主要財源といたしましては、国庫支出金が21億2,906万6,000円、地方債が48億865万5,000円、一般財源が3億6,087万2,050円となっておりまして、合計では72億9,859万3,050円の実績となっているものであります。
 次に、河川防災ステーション整備事業でありますが、平成13年度当初予算におきまして、平成14年度までの2か年継続事業としてご承認をいただき、また、平成14年3月議会で総額及び年割額変更の補正を行った事業であります。
 事業内容といたしましては、建築工事及びその他の工事につきましてそれぞれ2か年で実施したものであり、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、2階建て、延べ床面積は全体で1,197平方メートルのうち江別市分は701平方メートルで、水防倉庫、事務室、インフォメーションホールなどを備え、平成14年10月5日にオープンしております。
 事業実績の主要財源といたしましては、地方債が4億8,080万円、基金繰入金が5,000万円、一般財源が3,639万9,450円となっておりまして、合計では5億6,719万9,450円の実績となっているものでございます。
 以上で、報告第30号につきまして、その概略をご報告申し上げました。
 よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。

議長(宮澤 義明 君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 以上をもって、報告第30号を終結いたします。

議員の派遣について

議長(宮澤 義明 君)

 日程第18 議員の派遣についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 会議規則第112条の規定により、お手元に配付の印刷物のとおり、海外行政調査のため、星議員を10月16日から26日までの11日間、欧州諸国に派遣いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。

各委員会所管事務調査について

議長(宮澤 義明 君)

 日程第19 各委員会所管事務調査についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 閉会中における各委員会の所管事務調査について、議会運営委員長より次期議会の会期等運営についてを、総務文教常任委員長より行財政運営について、教育行政について、以上2件を、厚生常任委員長より保健・福祉行政について、病院事業について、以上2件を、環境経済常任委員長より生活環境行政について、農業行政について、商工観光行政について、消防行政について、以上4件を、建設常任委員長より建設行政について、上・下水道事業について、以上2件を、それぞれ閉会中調査したいので、承認されたい旨の申し出がありました。
 これを承認することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。

閉会宣告

議長(宮澤 義明 君)

 今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。
 平成15年第3回江別市議会定例会は、これをもって閉会いたします。

 午後3時12分 閉会

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