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平成15年第2回江別市議会会議録(第3号)平成15年6月23日 9ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

6 議事次第の続き

一般質問の続き

副議長(宮野一雄君) 

伊藤議員の一般質問に対する答弁を求めます。

市長(小川公人君)

 伊藤議員の一般質問にご答弁を申し上げます。
 まず、江別駅周辺地区の市街地再開発事業の見通しについてでありますが、初日の一般質問の答弁でも申し上げましたが、現在、有限会社みらいが中心となり、代替の核テナント誘致に向けて全力を傾注する中、複数の企業との交渉を鋭意続けているところであります。したがいまして、市といたしましてもこのことを踏まえて、国や道との協議指導を仰ぎながらこれに対して全力で支援しているところであり、いずれにいたしましても、国や道の補助事業のタイムスケジュールから、おおむね秋ころまでには一定の目途を立てる必要があり、地元有限会社みらいとともに、これに向けて全力で取り組んでいく所存でありますので、重ねてご理解を賜りたいと存じます。
 次に、再開発事業の取り組み経緯の変遷と有限会社みらいに対する支援についてでありますが、江別振興公社の施行主体を断念した後、新たに地元3者による江別駅周辺地区再開発推進協議会を組織し、これまでの再開発事業予定を再検討し、段階的にでも実施可能な事業手法の検討や身の丈に合った民間参画での事業化について、種々の具体的検討を重ねまして、平成14年10月11日に、地元商業者代表有志による民間再開発会社である有限会社みらいが設立されたものであります。この民間参画による優良建築物等整備事業につきましては、規模、事業即効性等の面でより一層の事業効果が期待できる事業手法でありますこと。加えて、本事業では地元商業者代表有志が協力し、長年分散して魅力の乏しい現状の商店街から、商業機能の集約化や商店街組織の協調・強化等を目的として積極的にまちづくりに参画したものであり、過去、当市でのまちづくりにはなかった事例でありまして、その意義については大いなるものがあると受け止めております。また、このことは今後の貴重なまちづくりの財産となるものと考えているところであります。
 これを受けて、市といたしましても積極的な支援を行うために、昨年12月には駅周辺再開発担当として、全庁横断的なプロジェクトチームを組織し、有限会社みらいに対して、できる限り可能な行政支援を行っているところでありますのでご理解を賜りたいと存じます。
 次に、人口増加策についてでありますが、これまで市は同地区への支援として、過去様々な公共施設等の地区内配置を行ってきたところでありますが、ご指摘の人口増加策につきましては、長年の行政的課題として十分認識をいたしているところであります。市といたしましてもご指摘の点を踏まえて、引き続き当地区への人口誘導策等については、民間手法も含め十分検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。
 次に、大麻駅横鉄道林についてでありますが、鉄道林の基本的方向については、先ほど齊藤議員にご答弁を申し上げたところであり、直ちに基本構想に基づく整備は難しいものと考えております。
 そこで当面の整備でありますが、議員ご指摘のように、周りや林内の草刈りなどについて地域の皆さんのご協力をいただきながら、適切な管理を進めてまいりたいと考えているところであります。先日も、地元の大麻のまちづくり協議会の皆様から、鉄道林沿いに市と地域が協働してアジサイを植栽したいとの申し出があり、市道沿い約80メートルにアジサイ40株を植栽したところでありまして、このような市民協働によるまちづくり、行政と市民が協力しながら鉄道林を整備し、地域の景観を改善していきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
 次に、市長の給与についてご答弁を申し上げます。
 まず、昨年7月の新聞報道についてでありますが、全道各市の市長が資産公開条例に基づいて公表した内容でありますので、間違いはないものと認識をいたしております。
 なお、他市においては給与所得控除後の給与所得が記載されておりますが、江別市においては総支給額が記載されましたことから、比較すべき金額に差が生じ、結果的に全道4番目となったものであります。他市同様に給与所得控除後の給与所得で比較をいたしますと、江別市長は11番目になりますことをご理解いただきたいと存じます。
 次に、現在の江別市長の全道における位置付けでありますが、資産公開条例に基づく情報をベースにするのではなく、各市に報酬額と支給基準等を調査した結果では、平成15年4月1日現在、条例本則に基づく報酬額で比較をいたしますと全道12番目であり、幾つかの市において、伊藤議員ご指摘のとおり減額している市もありますことから、それら減額後の状態で比較をしますと全道8位となっております。
 次に、報酬額に対する市長の考え方でありますが、本市の特別職の報酬額につきましては、平成7年11月に特別職報酬等審議会に諮問し、議会の議決を経まして、翌平成8年4月1日から現行の額に改定され、以来7年が経過をいたしている状況にあります。この間、特別職報酬等審議会はほぼ毎年開催され、報酬等の水準が適正であるか否かの判断材料として、道内各市、あるいは全国的な類似団体の状況、さらには江別市の財政状況等に関する資料を提示しまして質疑をいただいておりますが、諮問をする客観的状況には至っておりませんでした。
 しかし、ここに来まして、昨年の人事院勧告では給与改定率が初めてマイナスとなり、今年につきましても新聞等の情報を基に予測しますと、プラスに転ずる状況にはない可能性がございますことから、今後の情勢を十分に見守りながら、市長としての判断をさせていただきたいと存じます。
 なお、特別職と申しました場合、議会議員及び各種行政委員会委員等の報酬も含まれますことから、これらを総合的にとらえる中で、しかるべき時期に特別職報酬等審議会に臨んでまいることになろうかと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
 以上であります。

伊藤豪君

 江別駅周辺地区市街地の再開発事業の問題については、大変に力の込もったご答弁をいただきましてありがとうございました。
 ただ、市民側の受け止め方としては、小川投手は8年間、投球モーションばかりはやっているんだけれども、なかなか球を投げないと、こういうふうに受け止めておりまして、たまたま球を投げるとプランナーだとかコンサルタントとかホテルとかの方に球は投げるけれども、この市街地再開発の問題でとにかく一歩、ボール球でもいいですから前進をするというか投げるというか、そういう実行をしていただきたいというふうに市民の側は受け止めておりますので、一つ今後ともご努力をいただきたいと思います。
 人口増加策については、私はまた引き続いて今後とも議会で議論をしていきたいと思いますが、1つは千歳川築堤の問題とも絡みがありますので、これも進めていただきながら人口増加策を進めるように、今後ともよろしくお願いをしたいと要望しておきたいと思います。
 それから、大麻駅の鉄道林についてですが、非常に柔らかい姿勢をとっていただいて、今後とも非常に  期待ができるんではなかろうか。大麻の方々も、恐らく今の市長さんの答弁を聞いたら喜ぶんではなかろ  うかと思います。土地開発公社から土地を買わなければ手を付けられないというふうなことでは、非常に  硬直した姿勢かなと思ったんですけれども、先ほどのご答弁を聞いて安心をいたしました。土地開発公社 から買い取らなくても、積極的にこの問題に取り組んでいただきたいとお願いを申し上げておきたいと思います。
 それから、市長の給与についてですけれども、資産公開条例ですか、これは対象が市長さんだけなんですね、江別市で。当然の話ですけれども、江別市で制定されておりますけれども、対象者は全市民の中で市長さんだけ。ですから、一つ正確にしっかりと届出をしていただきたいと思うんですよ。条例の細則等を見ますと、市長さんのところで管理をして、しかも何か閲覧請求書を出して、市長さんの指定した場所で見なければならぬと。市長室で見せていただけるのかなどうなのか、なかなか恐れ多いことで、私も残念ながら、まだその閲覧をさせていただいたことがないんですが、これはしっかりと、いや、どこで見せていただいても結構ですけれども、間違いのないように。先ほど申し上げたように情報というのは一人歩きもしますから、しっかりとお願いしたいと思います。
 ところで、結局給与所得を届けないで総所得を届けられたということから非常に額が多くなったということですね。伺いましたら、給与所得では1,350万円ぐらいということでしたが、既に訂正、これ何か読みますと内容が間違った場合には訂正を届けなければならぬとなっておりましたが、訂正届出はされたんでしょうか。この点だけ確かめておきたいと思います。

市長(小川公人君)

 給与所得について、その控除後でない形での手続をした点についてはおわびを申し上げたいと存じます。今回の届けの中ではそれを修正した形といいますか、過去にまで全部修正しているわけではなくて、今回そのことをとらえて、正確に控除後の金額として届けておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

副議長(宮野一雄君)

 以上をもって伊藤議員の一般質問を終結いたします。
 この際、当職よりお諮りいたします。
 議事の都合により、明24日は休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。

散会宣告

副議長(宮野一雄君)

 本日の議事日程は全部終了いたしました。
 これをもって散会いたします。

 午後2時09分 散会

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