平成14年第2回江別市議会会議録(第1号)平成14年6月12日 6ページ
6 議事次第の続き
報告第13号
議長(五十嵐忠男君)
日程第18 報告第13号 専決処分につき承認を求めることについてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。
病院事務長(林仁博君)
ただいま上程になりました報告第13号 専決処分の承認を求めることについて、地方自治法第179条第1項の規定により市長において専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により議会のご承認をいただきたく、ご報告申し上げます。
専決処分の内容は、専決処分書にありますように、平成14年3月29日をもちまして、病院運営に最低限支障が出ないよう、4月1日から6月30日までを暫定期間とする平成14年度病院事業会計暫定予算を編成し、専決処分したものでございます。
その概要は、専決処分書の1ページないし2ページにわたりますが、第2条、業務の予定量として、病床 数408床により暫定期間延べ患者数を12万8,778人と定め、第3条では、収益的収入及び支出の予定額につ きまして、収入では第1款病院事業収益16億3,290万7,000円を、支出では第1款病院事業費用18億2,573万2,000円を予定しております。
次に、第4条から第6条につきましては、一時借入金の限度額を定めるとともに、議会の議決を経なければ流用することのできない経費、並びにたな卸資産購入限度額について、それぞれ所要額を定めたものでございます。
以上、提案理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願いを申し上げます。
議長(五十嵐忠男君)
これより報告第13号に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
報告第13号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより報告第13号 専決処分につき承認を求めることについてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、報告第13号を採決いたします。
報告第13号は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、承認することに決しました。
報告第14号及び報告第15号
議長(五十嵐忠男君)
日程第19及び第20 報告第14号及び報告第15号の専決処分につき承認を求めることについて、以上2件を一括議題といたします。
本件に対する報告を求めます。
保健福祉部長(宮内清君)
ただいま上程になりました報告第14号及び第15号の専決処分につき承認を求めることについて、いずれも地方自治法第179条第1項の規定により市長職務代理者において専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により議会の承認をいただきたく、一括ご報告申し上げます。
まず、報告第14号につきましてご説明申し上げます。
専決処分の内容につきましては、専決処分書にありますとおり、平成14年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてでございます。
平成13年度国民健康保険特別会計の決算におきまして1,467万4,000円の歳入不足を生じる見込みとなり、平成14年度の予算より繰上充用金として補てんする必要が生じましたので、平成14年5月31日付けをもちまして補正予算を専決処分したものでございます。
平成13年度におきましては、歳入では、国保税の徴収率はほぼ前年度並みを確保できましたが、長引く景気低迷の中で課税所得が低下していることなどから、国保税全体では予算に比べて2億5,599万1,000円の不足が生じました。また、国庫支出金のうち療養給付費負担金及び調整交付金は、ほぼ予定額に近い額を確保できましたが、国庫支出金全体では1,405万9,000円の対予算減となり、高額医療費に係る共同事業交付金が見込みを上回ったものの、歳入全体では予算額に比べて1億7,263万2,000円の減となりました。
一方、歳出では、保険給付費では、1人当たり費用額の低下などもあり、1億2,543万7,000円の不用額が生じたほか、介護納付金も2,022万3,000円の不用額が生じたことから、歳出合計では1億5,795万8,000円の不用額が生じました。
この結果、歳入歳出差引では1,467万4,000円の歳入不足となりますことから、平成14年度予算でこの歳入不足を繰上げ補てんしたものでございます。
専決処分書の4ページの3歳出でございますが、10款1項1目において新たに前年度繰上充用金を設け、平成13年度の歳入不足額1,467万4,000円にかかわります繰上充用金を措置したものであります。
これに対します歳入につきましては、2歳入にありますように、1款1項1目一般被保険者国民健康保険税から1,467万4,000円を措置したものでございます。
2ページにお戻りいただきまして、この結果、今回の補正予算額は1,467万4,000円を追加し、これを既定の歳入歳出予算の総額84億1,600万円に加えますと、その総額は84億3,067万4,000円となったものでございます。
続きまして、報告第15号につきましてご説明申し上げます。
専決処分の内容は、平成14年度江別市老人保健特別会計補正予算(第1号)についてでございます。平成13年度老人保健特別会計の決算におきまして7,400万4,000円の歳入不足が見込まれ、平成14年度予算より繰上充用金として補てんする必要が生じましたので、平成14年5月31日をもちまして補正予算を専決処分したものでございます。
ご承知のように、老人医療費の支払財源は、支払基金交付金を初め、国・道・市が一定割合で負担をしております。平成13年度にありましては、医療費支弁額に対する国庫支出金、道支出金の概算交付額が所要額に満たなかったため、7,400万4,000円の歳入不足となりますことから、平成14年度予算で歳入不足を繰上げ補てんしたものでございます。
専決処分書4ページの3歳出でございますが、5款1項1目前年度繰上充用金を設け、平成13年度の歳入不足額7,400万4,000円にかかわります繰上充用金を措置しているものでございます。
これに対します歳入につきましては、2歳入にありますように、2款1項1目国庫負担金の医療費負担金で5,286万4,000円、及び3款1項1目道負担金の医療費負担金で2,114万円により措置したものでございます。
2ページにお戻りいただきまして、この結果、補正予算額は7,400万4,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額111億500万円に加えますと、その総額は111億7,900万4,000円となったものであります。
以上、報告第14号及び第15号につきまして一括、専決処分の概要を申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
議長(五十嵐忠男君)
これより報告第14号及び報告第15号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
報告第14号及び報告第15号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより報告第14号 専決処分につき承認を求めることについてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、報告第14号を採決いたします。
報告第14号は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、承認することに決しました。
次に、報告第15号 専決処分につき承認を求めることについてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、報告第15号を採決いたします。
報告第15号は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、承認することに決しました。
議案第42号
議長(五十嵐忠男君)
日程第21 議案第42号 平成14年度江別市病院事業会計予算を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長(小川公人君)
ただいま上程になりました議案第42号 平成14年度江別市病院事業会計予算について、提案理由を申し上げます。
14年度病院事業会計予算は、現在6月までの暫定予算により執行してまいりましたが、このたび通年予算として今定例会に提案するものであります。
現在、医療を取り巻く環境は、高齢化の進展、経済基調の変化、さらには医療技術の進歩や市民意識の多様化などにより大きく変化しており、国においてもこうした基本的方向を踏まえて、医療保険制度の抜本的な改革を進めるなど、多くの課題を抱え、今後ともますます厳しさを増していくものと考えられます。
こうした中、予算編成に当たっての基本的な考え方は、14年度の診療報酬改定が制度始まって以来のマイナス改定となったこと、また国の医療制度改革による70歳以上の高齢者医療費負担の引上げの影響、あるいは個人診療所の相次ぐ開設などにより市立病院を取り巻く環境がますます厳しくなる状況にあって、地域の中核病院としての役割を果たすとともに、市民の医療需要にこたえるため、経営健全化計画に基づき編成したところであります。
予算案の概要でありますが、第2条の業務の予定量としては、入院では一般、精神を合わせた入院患者数は1日平均370人を見込み、また外来患者数は、市内開業医開設等の影響を加味して、1日平均1,534人を見込むものであります。また、主な建設改良事業では、医療の質をより高めるため、医療機器の更新を1億円で整備するものであります。
第3条では、これらに係る収益的収支での収入額は病院事業収益として71億8,780万5,000円を、支出額は病院事業費用として76億7,266万5,000円を、また第4条の資本的収支の資本的収入では4億5,626万7,000円を、資本的支出では6億5,518万1,000円を予定しております。
第5条の医療機器の整備については、企業債を予定しておりまして、起債の限度額、方法、利率、償還方法を定めるとともに、第6条では一時借入金限度額を5億円と定めるものであります。
また、第7条では議会の議決を経なければ流用できない職員給与費、交際費の金額を定めるとともに、第8条では一般会計から受ける医師等の研究研修費の補助金額を、そして第9条では、たな卸資産の購入限度額について、それぞれ所要額を定めるものであります。
前段申し上げましたように、厳しい医療環境にありますが、新たな事業への取り組みなどによって収益確保に努力するほか、経費節減にも努め、病院経営健全化計画・財政計画に基づき、安定した病院経営に向けて努力をしてまいりたいと考えているところであります。
以上、提案理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。
議長(五十嵐忠男君)
これより議案第42号に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま上程中の議案第42号については、9名をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
お諮りいたします。
ただいま設置されました予算特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、植松議員、岡村議員、尾田議員、小玉議員、坂下議員、清水議員、鈴木真由美議員、土蔵議員、森好議員、以上9名を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
議事の途中でありますが、ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長互選及び昼食のため、暫時休憩いたします。
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午前11時58分 休憩
午後1時01分 再開
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議長(五十嵐忠男君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、報告いたします。
先ほど設置されました予算特別委員会の委員長に土蔵議員、副委員長に尾田議員が互選された旨の報告がありました。
議案第43号ないし議案第45号
議長(五十嵐忠男君)
日程第22ないし第24 議案第43号 平成14年度江別市一般会計補正予算(第1号)、議案第44号 平成14年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、及び議案第45号 平成14年度江別市老人保健特別会計補正予算(第2号)、以上3件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
助役(中川正志君)
ただいま上程になりました議案第43号 平成14年度江別市一般会計補正予算(第1号)、議案第44号 平成14年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第45号 平成14年度江別市老人保健特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由を順次ご説明申し上げます。
まず、一般会計でありますが、今次補正は、第1に、国費・道費補助金などの確定に伴う措置、第2に、その他緊急を要するものへの措置を行うものであります。
以下、その内容につきましては、予算書の6ページをお開きいただきたいと存じます。
3の歳出でありますが、3款民生費1項2目老人福祉費は、市単独事業である老人医療費助成事業の継続に 係る費用について、既定予算措置済みの5か月分に加え、年間必要額に対し不足する残り7か月分を追加す るもので、老人医療費として1億1,108万8,000円を、老人医療レセプト審査等事務手数料として1,104万 3,000円をそれぞれ追加するものであります。
また、2項1目児童福祉総務費は、児童扶養手当の支給基準の変更に伴いまして、必要となる電算処理システムの改修費として15万7,000円を追加するとともに、4目の保育所費は、新設されたわかば保育園の分園に 係る費用といたしまして、民間保育園等入所委託費として1,452万円を、乳児保育促進等事業として430万 6,000円をそれぞれ追加し、保育所分園推進事業として120万円を措置するものであります。
次に、5款労働費1項1目労働振興費は、国の緊急地域雇用特別対策推進事業に係る国から北海道への交付金の追加に伴い、特定産業従事者の就労状況移動調査費用といたしまして567万5,000円を措置するものであります。
次に、6款農林水産業費でありますが、1項4目営農対策費は、水田の稲わらを回収し、肉牛の飼料とするための機器購入を補助する事業に303万1,000円を、5目畜産業費は、都市部における畜産の問題点であります家畜排せつ物の野積みや素掘りを解消するための基礎データを集める事務経費として100万円を措置するものであります。
次に、10款教育費4項4目情報図書館費は、指定寄附に伴う児童図書などの充実のため、50万円を追加するものであります。
次に、12款諸支出金2項他会計繰出金中1目国民健康保険会計は、老人医療費助成事業の継続に伴う国庫支出金の減額分を補てんするため、1,889万3,000円を追加するものであります。
以上が歳出の概要でありますが、これに対応いたします歳入につきましては、予算書の5ページ、2の歳入にお戻りいただきたいと存じます。
1款市税及び18款繰越金は、今次補正にかかわります一般財源として措置するものであり、11款分担金及び負担金から16款寄附金までにつきましては、歳出の事務事業に対応する特定財源として所要の措置を行うものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じますが、以上の結果、今次補正額は1億7,141万3,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額418億1,800万円に加えますと、その総額は419億8,941万3,000円になるものであります。
続きまして、議案第44号 江別市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
最初に、予算書4ページをお開きいただきたいと存じます。
3の歳出でありますが、一般会計補正予算でご説明いたしましたように、2款保険給付費は、市単独事業 の老人医療費助成事業を継続することに伴います一般被保険者の療養の給付に必要な経費について1,889万 3,000円を追加するものであります。
これに対応する財源といたしましては、2の歳入にありますように、8款繰入金1項1目一般会計繰入金により措置しようとするものであります。
この結果、今次の補正額1,889万3,000円を既定の歳入歳出予算額84億8,067万4,000円に加えますと、その総額は84億4,956万7,000円となるものであります。
続きまして、議案第45号 江別市老人保健特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
最初に、予算書4ページをお開きいただきたいと存じます。
3の歳出でありますが、3款諸支出金について、前年度において概算交付されておりました支払基金交付金に係る償還金として1,083万1,000円を追加しようとするものであります。
これに対応する財源といたしましては、2の歳入にありますように、3款道支出金により所要の措置を行うものであります。
この結果、今次補正額1,083万1,000円を既定の歳入歳出予算額111億7,900万4,000円に加えますと、その総額は111億8,983万5,000円となるものであります。
以上、一般会計及び2特別会計の補正予算につきましてご説明申し上げました。よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(五十嵐忠男君)
これより議案第43号ないし議案第45号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
議案第43号ほか2件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第43号 平成14年度江別市一般会計補正予算(第1号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第43号を採決いたします。
議案第43号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
次に、議案第44号 平成14年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第44号を採決いたします。
議案第44号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
次に、議案第45号 平成14年度江別市老人保健特別会計補正予算(第2号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第45号を採決いたします。
議案第45号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。