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予算特別委員会 平成27年2月26日(木)(2)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月12日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(星君):これより、予算特別委員会を開会いたします。(15:13)
日程については、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
初めに、1協議事項、(1)審査要領についてを議題といたします。
事務局より審査要領(案)についての説明を求めます。

丹羽書記:私から、お手元の審査要領(案)について御説明申し上げます。
初めに、1の付託案件ですが、別紙一覧表に記載のとおり、一般会計ほか計8会計の予算案、条例の制定及び改正案14件、陳情1件が当委員会に付託されております。
次に、2の審査方法ですが、質疑につきましては、(1)に記載しておりますとおり、議会運営に関する申合せに基づき、各予算案に関する質疑は事前通告制により行い、質疑に関連する資料要求も事前通告に含めて行うこととしております。
ただし、条例の制定及び改正に係る質疑につきましては、事前通告をされていなくても質疑を行えます。
なお、質疑通告の様式につきましては、あらかじめ各幹事長を通じて配付しておりますが、原則として1枚の用紙に一つの事業名称等を記入していただきたいと思いますので、御協力をよろしくお願いいたします。
また、(2)から(5)につきましても、記載のとおり審査を進めようとするものであります。
次に、3の審査日程でありますが、あす2月27日金曜日の午後3時までに、質疑事項及び関連する要求資料の通告を締め切り、事務局で審査の順序等を調整した上で、3日火曜日の午後1時30分から予算特別委員会を開催していただき、質疑事項・要求資料を取りまとめ、確認を行おうとするものであります。
なお、3日の委員会当日の朝には、事務局で整理しました資料を会派控室机上に配付いたします。
各所管の審査につきましては、3月12日木曜日から17日火曜日の4日間で、いずれも午前10時から記載の順に行います。
なお、理事者質疑がある場合は、18日水曜日午前10時から行うこととし、結審については、19日木曜日午前10時からという日程を予定しております。
また、委員会へ付託されました陳情第1号の審査方法についてでありますが、予算案と同様あす2月27日金曜日の午後3時までに通告していただき、3月3日火曜日の委員会で御協議、御決定いただきたいと考えております。
なお、審査日程につきましては、生活福祉常任委員会所管を審査する3月16日月曜日を予定しております。
その他といたしまして、各企業会計予算案の概要及び条例関係資料につきましては、お手元に配付のとおりであります。
また、通告により要求する資料につきましては、それぞれ委員会開催日の前日の午前中に、控室の机上に配付したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上、御確認をお願いいたします。

委員長(星君):事務局から審査要領(案)及び提出資料について説明がありましたが、質疑等はありませんか。

坂下君:審査方法についてです。
通告書を出したときに、通告書の中に資料要求がございます。
以前は資料要求した委員から質疑をするということでやっていたのですが、最近はそうではなくて、調整をはかって、資料要求をしていない方が資料をもとに質疑するというように、ちょっと変則的になっていると聞いたのです。
そのへんは現状ではどういうふうになっているのかを事務局に確認したいです。

事務局次長:資料を要求された場合は、例えば、同じような資料の要求がありましたら、3月3日に調整をしていただきまして、まとめるなり、それぞれ別に要求するなりということになります。実際に資料に基づいて質疑をされるということについてですが、今お話があったように、資料を要求していない委員がされるような取り扱いはしていないと考えております。あくまでも要求された委員の方から質疑をされていると認識をしております。

委員長(星君):暫時休憩いたします。(15:18)

※ 休憩中に、要求資料に基づく質疑の方法について協議

委員長(星君):委員会を再開いたします。(15:22)
確認します。
坂下委員の意向に沿って、私と副委員長の二人で問題の起きないように努力して、審議を進めたいと思います。
ほかに質疑等はございませんか。(なし)
それでは、事務局の説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、質疑事項と要求資料の通告期限は、あす2月27日の午後3時までとなっておりますので厳守願います。
企画政策部等入室のため、暫時休憩いたします。(15:24)
             
委員長(星君):委員会を再開いたします。(15:24)
2えべつ未来戦略の概要についてを議題といたします。
本日は、えべつ未来戦略の概要に関し、主に変更された内容について確認していただきます。
先ほど事務局より審査日程について説明がありましたが、3月12日以降の予算特別委員会において、昨年までと同様に、所管委員会別に各事務事業等に係る審査をしていただくこととなりますのでよろしくお願いいたします。
それでは、本件に対する説明をお願いいたします。

企画政策部長:それでは、私から説明させていただきます。
えべつ未来戦略につきましては、既に皆様が御承知のとおり、総合計画でありますえべつ未来づくりビジョンのまちづくりの基本理念にのっとり、それぞれテーマを設定し、重点的、集中的に進めていくものであります。ここで定めました四つのテーマごとに組織横断的に取り組みを進めるため、それぞれかかわりの大きい部局の部次長職が責任者となり、推進していくこととしております。
各戦略の責任者についてでありますが、昨年、人事異動もございましたので改めまして御紹介させていただきます。
戦略1につきましては、五十嵐生活環境部次長、戦略2につきましては、出頭経済部次長、戦略3につきましては、萬健康福祉部次長と土屋建設部次長、戦略4につきましては、佐藤総務部次長、以上となっておりますのでよろしくお願いいたします。
本日は、これから平成27年度の予算を審査いただくに当たり、えべつ未来戦略の取り組み概要と構成する各事業について、主に平成26年度より変更された内容について、御説明させていただきます。
それでは、西田総合計画担当参事より説明させていただきます。
よろしくお願いいたします。

総合計画担当参事:平成27年度の予算審議をしていただくに当たり、えべつ未来戦略の取り組みなどについて、その概要を説明いたします。
資料のえべつ未来戦略概要をごらんください。
えべつ未来戦略は、えべつ未来づくりビジョンのまちづくりの基本理念にのっとり、江別市が持つ特性や優位性を生かして、まちの魅力を高めていくことにつながるテーマを設定し、重点的、集中的に進めていくものであります。
未来戦略は、計画期間を平成26年度から30年度までの5年間とし、その推進に当たっては、四つの戦略テーマにそれぞれかかわりの大きい部の次長職が中心となり、各戦略が目指す姿の実現に向けて、関係する部局と連携して取り組んでおります。
平成27年度は、未来戦略の取り組みの2年目となることから、1年目の進捗状況を把握した上で、それぞれのプログラムごとに、課題や5年間の方向性に見直しが必要かどうか点検し、その結果を踏まえて、実施事業について予算要求を行ったところであります。
お配りした資料は、平成27年度の予算審議をしていただくに当たり、未来戦略の取り組みについてまとめたものとなっており、表の左から順に、戦略テーマ、戦略プロジェクト、そしてプログラムごとに、5年後の目指す姿、課題、推進に向けた取り組み概要(5年間の方向性)、平成27年度実施予定事業を記載しております。
平成27年度実施予定事業欄では、事業の見直しや拡大等を行った場合はその旨を記載し、また、国の緊急経済対策に伴う補正予算に対応し、事業費を平成26年度補正予算で前倒しして計上した事業については米印を記載しております。
それでは、四つの戦略ごとに、変更点を中心に説明いたします。
1ページをお開き願います。
戦略1ともにつくる協働のまちづくりについてでありますが、多様な主体が協働するまちづくり、大学が活躍するまちづくりの二つの戦略プロジェクトから成り、市民や各種団体など多様な主体が魅力ある協働のまちづくりに取り組んでいくことや大学と連携した江別市ならではのまちづくりが進んでいくことを目指し、推進していこうとするものであります。
この戦略における主な変更点といたしましては、戦略プロジェクト1Aのうち、プログラム2協働を担う人づくりにおいて、協働を担う人材を育成するため、協働を担う人材育成事業を見直し、平成27年度から新たに協働の意識づけにつながる内容のセミナー等を開催することとしております。
また、プログラム3協働に取り組むための組織づくりにおいて、自治会活動と市民活動団体の協働事業を推進するため、市民協働推進事業により、自治会活動などに関するホームページを運用することとしております。
戦略プロジェクト1Bにつきましては、プログラム2知的資源である大学が持つ力を生かした教育・人材育成の促進において、平成27年度実施予定事業であります、えべつ市民カレッジ(四大学等連携生涯学習講座)事業を拡大し、新たに市民カレッジ手帳を作成し、受講した講座数により修了証を授与するなどにより、市民の参加意欲の向上を図っていきたいと考えております。
2ページをお開き願います。
次に、戦略2えべつの将来を創る産業活性化についてでありますが、産業間連携等による産業の活性化、農業と第2次産業・第3次産業との連携による広域的な展開、雇用の創出と人材育成の支援、地域資源の活用による観光の振興の四つの戦略プロジェクトから成り、農商工等の連携による産業活性化や、市内での就労人口や交流人口が増加し、にぎわいと活気に満ちたまちとなることを目指し、取り組んでいこうとするものであります。
この戦略における主な変更点といたしましては、戦略2Aのうち、推進プログラム1市内企業等が主体となったネットワーク構築の支援において、市内の経済活動や産業の連携を進めるため、経済活動広報事業を拡大し、それぞれの活動のPRの手法を、広報紙への折り込みからフリーペーパーへの掲載へ変更し、市内の産業や企業の情報を広く周知していくこととしております。
また、推進プログラム4大学・研究機関との共同研究の推進については、市内中小企業等における機能性食品の開発促進を図るため、総合特区推進事業において、食の機能性に係る評価研究の成果の活用など、研究成果の橋渡しに向けた支援を講じていくこととしております。
戦略プロジェクト2Bにつきましては、推進プログラム2付加価値の高い新製品開発・販路拡大等の支援において、ブランド品を維持・拡大するための支援として、江別産農畜産物ブランディング事業を拡大し、ブランド化小麦製品の維持・拡大に必要な原材料を一定程度確保するための生産者支援を行っていくこととしております。
3ページをお開き願います。
戦略プロジェクト2Cにつきましては、推進プログラム2潜在労働力の掘り起こしにおいて、市内企業の求人に対する十分な労働力の確保、働きたい女性の課題を解消するため、働きたい女性のための就職支援事業を拡大し、説明会やセミナーの開催のほか、就職に向けた座学と職場実習を組み合わせた研修を実施するとともに、新たに子育て支援施設に隣接した就職相談窓口を開設するなど、主に女性に向けた就職支援を行っていくこととしております。
また、推進プログラム3産業の担い手の確保、人材育成の支援において、有給インターンシップ等地域就職支援事業を拡大し、受け入れに係る企業の負担軽減や参加者の研修支援を行うとともに、新たに介護人材育成事業を実施し、介護分野の人材を育成して介護事業の担い手の確保を図っていくこととしております。
戦略プロジェクト2Dにつきましては、推進プログラム1地域資源の観光への有効活用において、江別市の認知度の向上を図るため、地域発見魅力発信事業を拡大し、新たにノハナショウブ群生地の保存活用を行うことにより、希少なノハナショウブ群生地をPRし、観光客はもとより、市外における江別市の認知度の向上を図っていくこととしております。
4ページをお開き願います。
次に、戦略3次世代に向けた住みよいえべつづくりについてでありますが、社会全体で子供を産み育てる環境づくりと駅を中心とした暮らしやすいまちづくり(えべつ版コンパクトなまちづくり)の2項目から成り、子育て環境などの充実や誰もが暮らしやすいと思える環境の充実を追求し、駅を中心として、さまざまなライフスタイルなどに対応した住みよいまちづくりに重点的に取り組んでいこうとするものであります。
この戦略における主な変更点といたしましては、プロジェクト3Aのうち、プログラム1子どもを安心して産み育てられる支援体制の整備の推進に向けた取り組み概要の欄に記載しております、待機児童解消を推進するため、待機児童解消対策事業を拡大し、小規模保育事業を拡充するなどにより、保育体制の整備を図っていくこととしております。
また、プログラム2子育て世代が定住したくなる住環境の整備と教育内容の充実において、引き続き、教育体制の充実を図っていくため、小学校外国語活動支援事業を拡大し、小学校1、2年生の外国語活動を全校で実施していくこととしております。
さらには、体力向上の取り組みとして、児童生徒体力向上事業を拡大し、小学校において走り方教室を実施していくこととしております。
戦略プロジェクト3B駅を中心とした暮らしやすいまちづくり(えべつ版コンパクトなまちづくり)につきましては、引き続き、各プログラムに記載している事業の推進を図っていくこととしておりますが、特に、プログラム2交通ネットワークの充実での取り組みにつきましては、バスの利便性や交通機能の向上に向け、公共交通利用促進対策事業において、これまでの経過を踏まえ、実証運行を行うことにより、バス路線の再編等に向けた検討を行っていくこととしております。
5ページをお開き願います。
次に、戦略4えべつの魅力発信シティプロモートについてでありますが、ニーズに合わせた効果的な情報発信の戦略プロジェクトにより、効率的・効果的な情報収集・発信により市民との情報共有が図られていること、また、シティプロモートにより道内外における江別市の認知度が向上することを目指し、取り組んでいこうとするものであります。
この戦略における主な変更点といたしましては、推進プログラム2江別市に来てもらうための観光・産業情報の発信において、平成26年度の実施事業である緊急雇用創出事業(フード特区プロモーション事業)が終了することに伴い、平成27年度から総合特区推進事業を位置づけ、これまでの事業の一部を引き継いで実施することにより、市外企業とのネットワークの拡大・深化を図ることとしております。
また、推進プログラム3江別市に住んでもらうための生活情報の発信において、市民と行政が一体となって市内外への情報発信を行うため、ウエルカム江別事業を拡大し、大学生によるえべつプロモーション動画を作成するとともに、推進プログラム4江別市のイメージづくりにおいて、えべつシティプロモーション事業を拡大し、大学生の協力を得て、受験生向け移住促進リーフレットの作成などを行っていくこととしております。
さらには、推進プログラム4において、寄附者が自宅で容易に手続が完結できるよう、ふるさと納税普及促進事業を拡大し、クレジットカード決済にも対応できるようにすることとしております。

委員長(星君):ただいまの説明に対し、確認等はありませんか。

坂下君:確認です。
1事業が戦略A、B、Cにまたがる場合です。議会事務局から通告書は1枚にまとめてくれと言われています。例えば、事業名を書いて、戦略的な質疑をしたいとういう場合は、1枚の通告用紙にそういったことを書いて提出することで、企画政策部で対応できますでしょうか。

委員長(星君):暫時休憩いたします。(15:41)

※ 休憩中に、部局横断的な質疑に係る審査方法について事務局より説明

委員長(星君):委員会を再開いたします。(15:46)
休憩中に、事務局次長より、他の部局にかかわる横断的な質疑があれば、持ち越し質疑とすることを諮り、17日に予定する審査を全て終えた後、企画政策部に再度質疑を行う方法が示されましたが、そのように確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
ほかに確認等はございませんか。(なし)
以上で、本件を終結いたします。
企画政策部等退室のため、暫時休憩いたします。(15:47)

委員長(星君):委員会を再開します。(15:50)
3のその他について、各委員から何かございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
次回の委員会は、3月3日火曜日の午後1時30分から開催いたしますので、御参集願います。
以上で、本日の委員会を散会いたします。(15:50)