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経済建設常任委員会 平成27年9月3日(木)(1)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月12日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(野村君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(9:58)
本日の日程は、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
また、傍聴希望者がおり、入室を許可したので報告いたします。
経済部入室のため、暫時休憩いたします。(9:59)

委員長(野村君):委員会を再開いたします。(9:59)
1付託案件の審査、(1)議案第69号 平成27年度江別市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

商工労働課長:補正予算の概要につきまして御説明いたします。
資料の1ページをごらんください。
7款商工費、1項商工費、商工労働課所管分の歳出補正でございます。
一つ目の観光拠点施設運営事業は、旧ヒダ工場の保存・活用事業に伴い、アンテナショップ内に観光案内所を新設するために必要な施設整備費及び管理運営経費として983万2,000円を措置するものであります。
補正額の財源内訳は、全額、一般財源であります。
内容といたしましては、観光案内所運営経費として583万2,000円、これは12月から翌年3月の4カ月分でございます。次に、観光案内所新設工事費として400万円でございます。
続きまして、資料の2ページをごらんください。
旧ヒダ工場の平面図でございます。青線で囲んだ水色の部分がリニューアル後のアンテナショップの配置場所であります。
続きまして、資料の3ページをごらんください。
この図面は、資料の2ページのアンテナショップと観光案内所の設置場所の青線で囲んだ部分の拡大図であります。この図面には寸法が記載されておりますが、変更の可能性がありますので、あくまでもイメージ図としてごらんいただきたいと存じます。
前回の本委員会におきましても御説明いたしましたが、今までのアンテナショップ機能である江別市並びにグレシャム市、土佐市の特産品の展示、販売に加え、市内外に向けた江別市の魅力や観光情報などを発信する拠点として観光案内所を設置するものであります。この二つの機能を調和させながらスペースを有効に活用するため、観光案内カウンターと商品提供カウンターを一体的に使用することを基本としておりますが、その他の配置レイアウト等につきましては、若干変更の可能性がありますので、御了承願います。
続きまして、資料の4ページをごらんください。
右側の展開図Aは、アンテナショップに面した客用トイレ、施設事務所、倉庫に面した壁の図面であります。この壁面を利用し、黒板塗装を施した幅約11メートル、高さ2メートル70センチ程度のチョークボードとしてさまざまな情報発信が行える場所にしたいと考えております。
左側の展開図Bは、観光案内用カウンターからJR高架側の壁の図面であります。この壁面を利用しまして、観光案内情報やグレシャム市との姉妹都市提携、さらには、土佐市に関する写真等を設置する予定であります。
続きまして、資料の1ページにお戻りください。
二つ目の歴史的れんが建造物保存活用事業は、旧ヒダ工場の保存・活用事業に関して、民間事業者により建物耐震化等の改修工事を6月下旬から実施しておりますが、通常の想定範囲を超えるれんがなどが地中より出土したことから、その処理費用として2,950万円を措置するものであります。
補正額の財源内訳は、全額、一般財源であります。
内容といたしましては、地中れんが処分費として2,500万円、地中埋設物(オイルタンク)処理費として210万円、窯内耐火れんが処理費として240万円であります。
資料の5ページをごらんください。
この図面は、基礎を掘削する場所を示した図面であります。黄色の部分は建物の基礎工事を行うために掘削する部分、青色の部分は掘削をしない部分であります。図面左側の工区2から右側の工区6にかけてのれんが処理合計数量は、一部埋め戻しのためのクラッシュれんが分を除きますと、421立方メートル、842トンの予定であります。
続きまして、資料の6ページをごらんください。
この図面の左端部分に赤書きで記載しておりますが、基礎工事のための掘削中に、長さ5メートル80センチメートル、直径1メートル60センチメートル、1万リットルが入る円筒形の重油タンクが地下約70センチメートルのところに埋設されているのが発見されました。通常、埋設されたオイルタンクの処理方法は、タンクを撤去した後、埋め戻すという工法になります。しかしながら、この事案につきましては、図面左下の断面図にもありますとおり、タンクと壁の基礎部分の間隔がわずか20センチメートルしかなく、タンクを撤去する際にれんがの壁が崩れ落ちる危険性があることから、消防署と協議した結果、現状では油漏れ等もないことが確認できたため、タンクは撤去せずに、タンク内の重油約5,000リットルを完全に抜き取り、タンク内を洗浄し、その後、タンク内に砂を8割程度入れ、さらに床の荷重に耐え得るよう、タンク内の残り2割をコンクリートで固める工法としております。
続きまして、このページにガス窯と記載した点線で囲んだ部分が、左端のタンクの上のほうと、それから、図面の右側の大きな区画の左上のほうに2カ所あります。これは、創業時には石炭でたいていて、その後、重油だき、終盤はガスだきの窯に改造して操業していたようでございます。この2カ所の窯の内部に使用されていた耐火れんが37.5トンの処理費用でございます。

委員長(野村君):ただいまの説明に対し、質疑ありませんか。

徳田君:わからないので、確認いたします。
資料の5ページで、撤去する御説明がありました。これは、地中にれんがが埋まっていたということですか。掘削している中で出てきたものを処理して、一部は補強のために崩して埋めるということですか。

商工労働課長:資料5ページの図面でいきますと、建物の左端部分の2工区でございますが、ここの掘削中にれんがが結構出土してきました。この2,500万円という試算は、まだ全部を掘っているわけではございませんので、今この2工区で出たれんがの量をほかの部分の面積に当てはめたときにこのぐらいの量が出るだろうということで積算しております。ですから、最終的に出るところ、出ないところがあると思いますが、これは最後に負担金として処理いたしますので、全て処理した後に費用の合計を業者に支払う形になります。

徳田君:わかりました。もしかしたら、この補正予算より工事費用が下がることもあるのですね。
もう1点は、こういった工事が追加されるということで、まだわからない部分もあろうかと思うのですけれども、工期については大丈夫なのですか。

商工労働課長:工期につきましては、現在、変更することなく、現状の工程表の中で進んでおります。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

高橋君:何点かお伺いしたいので、順に質疑させていただきます。
まず、旧ヒダ工場内観光案内所の施設整備費及び運営経費ですけれども、この運営については、市がこれだけ支出するというのは、この運営主体は市ということなのか、運営する団体は決まっているのか、そのあたりの説明を詳しくお願いします。

商工労働課長:こちらの運営についてですが、旧アンテナショップもNPO法人やきもの21に委託しておりましたけれども、それも含めて、今、委託の方向で選定にかかっているところでございます。

高橋君:どこが委託するのかということでは、これは、ストアプロジェクト株式会社ではなく、市の持ち分ということでしょうか。

商工労働課長:こちらは、江別市で委託作業を進めたいと考えております。

高橋君:そうしますと、建物全体のうち、市が委託先を選定して責任を負う範囲は明確になっているのか、ストアプロジェクト株式会社と江別市との責任の範囲をわかりやすく説明していただきたいのです。

商工労働課長:事業者はストアプロジェクト株式会社としておりますが、2ページの図面の青色で囲んだアンテナショップの部分は市の所管として行います。ですから、この部分については、ストアプロジェクト株式会社にはお金を支払いません。公募の中でも最初からうたっておりますけれども、アンテナショップを確保すること、そこにおいては、もともと江別市のものなので、賃貸料を払いませんということにしてございます。

高橋君:そのあたりは、恐らく昨年の委員会で議論されたことだと思いますが、具体的なことまで承知していなかったので、説明いただき、ありがとうございました。
そうしますと、市が選定作業を進めていくわけですが、プレオープンが12月中旬ということなので、どのようなスケジュールで選定作業を進めるのか、あるいは、選定の経過についての市民への説明なり議会への報告はどのように考えておられるのか、教えていただきたいと思います。

商工労働課長:委託先の選定につきましては、時期的なものはまだはっきり決めておりませんが、12月に仮オープンを予定しておりますので、9月末には、昨年10月に開催した事業者選定委員会からの変更部分について説明を行いますので、そういったときにはお話しできるかと思います。いずれにいたしましても、10月以降にはそういったものを決定していきたいと考えております。

高橋君:この建物を取得したときの経過で、議会側は、ここを活用したい団体からの要請もあって市が取得したというふうに説明を受けているのです。そうした団体との関係の中で問題が起きるようなことがないか、そうした団体との情報交換、意見交換などはされているのか、その辺についてはいかがでしょうか。

商工労働課長:平成12年に市が旧ヒダ工場を取得しましたが、その際には、この建物を存続してほしいという要望が二つぐらいの団体からあったような記述がありました。そういったことを含めて取得しましたけれども、その後、そうした団体との接触は特にしておりません。今後、議会への説明は当然必要になってくると思いますが、市民に対しても、広報えべつとかホームページなどの媒体を使って周知できるのかなと考えております。

高橋君:市民への説明ということでは、議会に報告があれば、私たちは市民の代表として出てきているつもりですし、あるいは、広報なり何なり市のホームページなどいろいろな方法があるかと思います。今ほどの説明ですと、当時、この建物の取得を要望された団体からは、この間も一定程度の運営がされてきておりますが、その後、ここの使い方について特に意見が寄せられることはなかったと確認させていただいてよろしいでしょうか。

商工労働課長:その団体の一つとして、NPO法人やきもの21がありました。既にアンテナショップの運営を委託しているところですので、当然、そういった情報交換は逐次しておりますから、強いて言えばスムーズに進んでいったのかなと考えています。

高橋君:そのあたりも十分承知しておりますが、委託先の選定についてはそうした経緯も加味されるということなのか、あるいは、真っさらな状態で、よりここを生かしていけるような提案をする団体を選んでいく考え方なのか、市の基本的なスタンスをお聞かせいただきたいと思います。

商工労働課長:この委託先につきましては、全く新しい委託先というより、今までのノウハウもありますので、NPO法人やきもの21を基本として考えていきたいと思っております。

高橋君:実は、先ほどの答弁で、選定するときには真っさらな状態で公募をかけるのかなというふうに受け取ったのです。しかし、今の答弁ではNPO法人やきもの21を基本に考えていくと。そうなってくると選定の手法も違ってくるかと思うのですが、そのあたりはどのように考えておられるのか。

商工労働課長:今まで江別市がやきもの21に委託してアンテナショップを運営していただいておりまして、過去の実績といいますか、友好都市の土佐市、姉妹都市のグレシャム市の物品販売とか展示などを充実させてきております。特に土佐市の関係につきましては、毎年2月ごろから土佐フェアということで、ブンタンなどの柑橘類、カツオ製品を非常に多くの方にお買い求めいただいている実績もございます。それをさらにしてまた新たな事業者で展開するよりは、これまでのものを充実させていこうというのが江別市の基本的なスタンスであります。

高橋君:観光案内所運営経費583万2,000円と組まれておりまして、10月から3月の期間はこの金額でできるというのが基本にあると思いますが、その後、何年間という期間などの設定も必要かと思います。まず、583万2,000円というのはどのようにして算出されたのかということと、選定する場合は委託期間をどうするのか、そのあたりを既に組んでおられるのであれば説明をお願いします。

商工労働課長:観光案内所の運営経費の583万2,000円でございますが、これは、二つほどに分かれます。まず、施設管理費のうち共用部分の共益費ですが、光熱水費、それから玄関マット、除排雪、屋根の雪おろし、清掃が348万9,000円でございます。なぜこれだけかかるのかといいますと、プレオープンしたときには、アンテナショップしか開設しておりませんので、4月までは市が共用部分を全部負担しなければならないのでこれだけの経費がかかります。グランドオープンした時点では、共用費などはそれぞれのテナントと面積割りにしますので、このような大きな金額はかからないことになります。
それから、人件費は、観光案内人を1名配置しまして、さらに、そこの光熱水費と電話、セキュリティー費です。このセキュリティーは、この会館全部を間仕切りするわけにはいきませんので、例えばアンテナショップが終わる時間帯にその部分だけにセキュリティー機器を入れて盗難等を防ぐといった費用も含まれていまして、そういったことから委託費として234万3,000円を計上しております。

高橋君:それから、すごく細かいことで恐縮ですが、以前、アンテナショップには市内大学からもらい受けたパソコンなどもあったかと思いますけれども、それは処分されたということでしょうか。古い、新しいという問題もあるかと思いますが、その辺はどうなっているのか、お聞かせください。

商工労働課長:パソコンにつきましては、市の備品であったり、あるいは、NPO法人やきもの21が独自に置いていたものもございました。これにつきましては、当初の設置の目的というのは、グレシャムの情報等をインターネットで検索できるようにということでした。しかし、今日では、そういったものは固定の来客者が違う目的で使っていることが多く見受けられますので、それらのパソコン等は一定の役割を終えたということで、新しくリニューアルするアンテナショップには配置しないように考えております。

高橋君:この建物の今後の運営コンセプトがあるかと思いますので、そういう考え方もあるのかなと思いますが、また一方で、固定の来客者のニーズを満たさないことにもなります。それなりの判断があって設置しないと決めたのだと思いますが、そのあたりはどんな判断があったのか、聞かせてください。

商工労働課長:6月まで旧アンテナショップで委託しておりましたNPO法人やきもの21からも日報という形で情報が逐次入ってきますが、先ほど申しましたパソコンの使用関係は、当初の目的とは別ものになっていて、グレシャム市と関係ないような検索をされている方がほとんどというような情報も得ていましたので、今回は設置しないでおこうということでございます。

高橋君:使い方が当初の目的と違ってきていたので今後は設置しないということなのかもしれませんが、一方で、普通、お店を経営される方は固定客を大事にすると思うので、そのあたりの考え方についてお伺いしたいのですけれども、いかがですか。来られていた方たちは、パソコンで検索することだけが目的だったのか、別の何らかのサービスを利用することになるのか、そのあたりはいかがでしょうか。

商工労働課長:今現在は、パソコンのみならず、スマートフォンとかいろいろなもので検索できることも一つの理由だと思います。現状では、わざわざそこに来て、そういったものを検索する必要はないだろうという考えも一つございます。

高橋君:参考までに伺いますが、改修のためにクローズする直前の時期で結構ですけれども、何名くらいの固定客がいらっしゃったのか、実人数で把握されていたらお聞かせください。

商工労働課長:現在、パソコンだけの使用人数は把握しておりませんが、月平均でアンテナショップを利用しているお客様は大体900人から1,000人でございました。

高橋君:とりあえず、この件については結構です。
それから、3ページには、いろいろな配置予定図が描かれていて、これは前回の委員会でも説明を受けたところです。これは、市でこういう設定をしたということなのかと思いますが、運営する団体が決まった段階で委託先との協議もあると思いますので、そうした際には変更もあり得るということでのこの図なのか、その辺の基本的な押さえを確認させてください。

商工労働課長:こちらの図面の配置につきましては、市の考えと、それから、ストアプロジェクト株式会社が旧ヒダ工場の全体をプロデュースしたいということで、いろいろなイメージを含めた形での合作でございます。こういった配置につきましては若干の変更があると思いますが、壁を黒板みたいにして利用するといったことはストアプロジェクト株式会社からの提案ということで、今までにないような情報発信の場として利用できるのではないかと考えております。

高橋君:この中に使われるカウンターとか椅子、テーブルは新規購入なのか、いかがですか。

商工労働課長:使用できるものは使用いたしますし、特注のL字のカウンターは今までにないものですから、新規に購入を考えております。
また、3ページの図面の青い枠の左上に人が座っているベンチがありますが、これは、平成14年当時にアンテナショップを開設したときにグレシャム市から寄贈されたベンチでして、それをここに配置したいと考えております。

高橋君:使えるものは使うということです。ストアプロジェクト株式会社といろいろ打ち合わせをしたかと思いますが、これまで使ってきたものを使うときに、内装との統一感が損なわれることがないという判断なのか、そういう範囲で使えるものは使うということなのか、そのあたりを確認させてください。

商工労働課長:青枠の中の江別特産品紹介の下に可動什器とありますが、これは、もともとヒダ工場に荷押し台車みたいなものがあるのですが、それに2段、3段の棚をつけてこういう什器につくりかえて再利用いたします。そうした工夫もして、極力、ヒダ工場に合ったものを使いながら、足りないものは新規に購入するというスタンスで考えております。

高橋君:こういう場所というのはデザインの統一感もすごく大事だと思うので、それは損なわれないような形でできるという判断なのか、そこだけ確認させてください。

商工労働課長:私どもでは到底思いもつかないようなアイデアがストアプロジェクト側からどんどん出てきております。やはり、この施設全体の調和といいますか、コンセプトを考えての発想だと思いますので、そういったものを重視しながら進めていきたいと考えております。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

諏訪部君:少し話を戻してしまって恐縮ですが、3ページの今話題になっていた青色の部分です。
まず、基本的なところでお聞きしたかったのは、今までのお話ですと、ここ全体をNPO法人やきもの21に委託するということなのか、それとも、観光案内に関してはまた別のところが責任を持つことになるのか、確認させていただきたいのです。

商工労働課長:アンテナショップについては、まだ委託先は決定しておりませんけれども、そういった方向で進めたいと考えております。
観光案内につきましては、市の予算でつけますが、これは、非常勤といったレベルではなくて、委託先にそういった人員を確保してもらうような形で、さらなる委託といいましょうか、そういった形で対応していきたいと考えております。観光案内ですから、特に江別まち検定などの上級者の資格を持った方を第一に考えて人選を行いたいと考えております。

諏訪部君:そうしますと、3ページの青色の部分は、全てどこかに委託して、言葉は正確ではないかもしれませんが、その委託先が観光案内をしてくださる方を雇い、また、24時間運営しているわけではないと思いますので、あけたり閉めたりするような管理は一つの団体が行うという理解でしょうか。

商工労働課長:まず、アンテナショップについては、当然、市の管理になりますが、この施設全体はストアプロジェクト株式会社が一体的に管理を行います。開業時間については、ストアプロジェクト株式会社では午前10時から午後10時までと言っておりますけれども、テナントがたくさん入りますので、そのテナントによって午後8時に終わったり、午後10時に終わったりするところも出てくるのかもしれません。ただ、そういうところのセキュリティーは全てストアプロジェクト株式会社が行う形になります。

諏訪部君:観光案内があったりアンテナショップがあったりする3ページの青色のエリアは市が責任を持つということですけれども、想定ではNPO法人やきもの21ということになっておりますので、委託先が日常的に全部の鍵を締めて帰るなどの管理をするのですか。

商工労働課長:最後に鍵を締めるのは、当然、この管理を総括しているストアプロジェクト株式会社になります。実は、青色で囲んでいるところには扉がないので、防犯機能を備えたセキュリティーを設置します。さらに、特産品などを置いてあるところについては、今は、ネットをかぶせて保護するなど、機械によるセキュリティーを考えているところでございます。

諏訪部君:今の件に関しては、それで構わないと思います。
もう一つ話を戻して、観光拠点施設運営事業ということですけれども、今まで江別市内にはここが観光案内所ですよというようなものは特になかったと理解していますが、突然、補正予算として出てくるというのは、経済部として、そもそも平成27年度の当初予算の時点ではそういう事業を行う考え方はなかったということでよろしいのでしょうか。

商工労働課長:旧ヒダ工場の活用の話は昨年5月ぐらいから出てきましたが、その当時はそこに観光案内所を設置するという発想はありませんでした。ただ、話が進んでいく中で、やはり、旧ヒダ工場を観光の拠点にすべきだということになりまして、そういうことであれば江別市で初となる観光案内所を設置すべきであろうということで現在に至っております。

諏訪部君:本来なら、もっと以前の時点で、江別市の観光案内所というのはどうあるべきなのか、江別市としてこういうものをつくりたいということで議会や市民に報告すべきだと思うのです。突然、補正予算の話が出てきましたが、少なくともストアプロジェクト株式会社が旧ヒダ工場の改修を行うという時点で、観光案内所をつくったほうがいいのではないかということでつくるものではないかと思いますけれども、思想というほどではないにしても、政策として観光案内所をつくること、江別市としての観光案内所はどうあるべきかということは、もともと余り検討されていなかったのでしょうか。

商工労働課長:江別の顔づくり事業の中で、野幌駅の南側に市民交流施設を建設することが題材に上がっていましたが、その中に観光案内所も含まれていたかと思います。例えば、ビルが建ち、そこを間借りしてその中に入るというようなスタンスで話が進んでいたように記憶しております。しかし、そういったものがまだ定まらない中で、先にできる施設を利用して観光案内所を設置するというのは妥当なことではないかと考えております。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

干場君:今の諏訪部委員の質疑の関連です。
観光拠点施設運営事業について、一般的に、補正というのは、当初予算で承認を得た施策に基づいた事業を行うに当たって、どうしても足りない場合に出てくると思うのです。御説明等を伺っていて、予算主義という考え方からすると、どうも今回の事業は独立した新たな事業ではないかという印象を受けるのですが、部局としてその辺をどういうふうに組み立てたのか、その考えをもう一度伺いたいと思います。

経済部次長:旧ヒダ工場の事業については、昨年度、平成26年度に事業者を募集いたしましたが、3度目の募集で初めて応募があって現在の活用に至ったという経緯がございます。その中では、昨年10月に公開プレゼンテーションを行ってストアプロジェクト株式会社に決まり、どういう活用をしたいのかという計画が示されておりますが、当然のことながら市民の利用を図りますけれども、多くの市外の方の活用を図りたいという計画でもございました。
また、当初から考えておりましたのは、アンテナショップについては、場所はともかく、この施設の中で機能を維持した上で存続させていくという考え方で進めてきたものでございます。そして、施設の活用についても、まだ全て決定していませんけれども、具体的にテナントがどういう形で入ってくるのか徐々に煮詰まっている段階にありまして、この施設においてどういう形でアンテナショップを維持していけばいいのかということは内部で検討を進めておりました。そういう中で、今まで、江別市の情報は、市民もそうですし、市外にも余り知られていないという現状を踏まえて、江別市の情報を発信し、多くの方に知ってもらうような施設としての機能を持たせることが必要ではないかということで、観光案内所と呼んではおりますが、市の情報発信拠点という位置づけとしてアンテナショップを考えていくのがいいのではないかというようなことを検討する中で、このような形で提案させていただいたところであります。

干場君:今、御説明いただいたことについては、おおむね理解するところです。
市の情報も含めた観光案内の拠点としていいだろうという結論に至ったというふうにお聞きしましたが、観光案内所につきましては、これまで市民からいろいろな声があったのではないかと認識しておりまして、この場所としては、今現在でいえば江別の顔づくり事業が進行しておりますから、アクセスからいえば高架下の近辺でも可能ではないかと考えます。
そういう意味で、先ほど諏訪部委員も言っていましたが、決定するまでのプロセスがちょっと見えにくい気がしていて、市の情報も含めて、これからの江別市にとって大切な観光案内の拠点を決めていくにしては、ちょっと急いでいるといいますか、駆け込み的な感じが否めません。市外からの受け入れも含めて、市民の声も丁寧に聞きながら、もう少し慎重に進めていくべきではなかったかと思いますけれども、その辺についてどのように考えてきたのか、改めて伺いたいと思います。

経済部次長:旧ヒダ工場については、顔づくり事業の区域内に入っておりますので、当然、顔づくり事業ともこれから十分に連携をとっていく形で進めていかなければいけないと思います。観光情報については、江別市の魅力を多くの方に知っていただくということで、これからもっといろいろな方に活用していただけるような組み立てを今後も十分検討していきたいというふうに考えております。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

堀君:観光案内所ができるということで、先ほど、江別まち検定を持った方を案内人として考えているとおっしゃられたと思います。ただ、江別市に興味を持って来る方とか、通りすがりに建物が気になって来られる方とか、初めて来る方もいるかもしれないと思いますが、そういうときに、案内所自体がそうだと思いますけれども、案内される方の中にはここを江別の顔みたいな形で捉える方も出てくると思うのです。そういうことに対して、委託先に依頼して選ぶのか、市の予算ということで市が採用するのか、それはわかりませんが、江別市の情報に詳しいことはもとより、一番必要になってくるものとしてホスピタリティーということがあると思います。
そこで、市としては、江別市の観光情報に詳しいこと以外に求めるものとして、どういう基準で採用するのか、お聞きしたいと思います。

商工労働課長:先ほど申しました江別まち検定の上級者というのは一例でありますし、年齢の問題もあるでしょうし、女性か男性かという問題もあります。この辺は、これから委託しようとする団体と協議しながら適正な人員配置を考えていきたいと思っております。

堀君:これから協議されるということで理解しました。ここは、ここに来る人が最初に印象を持つ場所になるかもしれないので、それにふさわしい方を選んでいただけるように要望いたしたいと思います。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

高橋君:ここの運営が成功することを本当に願っておりますが、今ほどの説明を聞いていると、観光拠点施設運営事業の補正予算自体が、実は結構重大な内容を含んでいるものなのだなというふうに感じました。きょうは予算書を持ってきていなかったものですから改めてお伺いしますが、当初予算ではこの観光拠点施設運営事業というのは幾らで、どんな内容で説明されていたか、確認させていただけますか。

委員長(野村君):暫時休憩いたします。(10:50)

※ 休憩中に、答弁調整を行う。

委員長(野村君):委員会を再開いたします。(10:51)
高橋委員の質疑に対する答弁を求めます。

商工労働課長:現在、手持ちの資料がございませんので、後ほど提出いたしたいと思います。

高橋君:後で確認するなら、自分で予算書を確認すればいいことですので、それはそれでおいておきます。
それにしても、先ほどの諏訪部委員への答弁などを聞いていますと、やはり、江別市の観光政策の中でこれがきちんと位置づけられなければならないというふうに思いました。これまでにも、例えば、江別市の特産品が購入できる場所がどこにあるのかですとか、あるいは、江別市を案内しているパンフレットがどこに置かれているのか、市民にとってわかりにくかったと思います。市民がわかりにくいということは、つまり、江別市に来られた方もわかりにくかったということですから、そういう状況の中で、今ここを観光案内所として位置づけ、観光拠点施設運営事業として予算組みがされるということは、やはり、江別市の観光政策の中でここをどういう性格の場所にするのか、そこをきちんと押さえなければいけないと思うのです。昨年、事業者の選定が行われ、ストアプロジェクト株式会社に決まって、いろいろなイメージ図なども見せていただく中で、さらに、これまでアンテナショップが置かれていて、特産品なども置かれていたという経緯からすれば、そうした利用も想定はされていましたけれども、江別市の観光におけるここの位置づけがどうなのかと。ただ単にこの建物にスペースを持つこと以上に、ちゃんとした政策的なものを持って臨んでいただくべきではないかと感じました。
そのあたりについて、部局ではどのような議論がされてきたのか。今ほどの一連のやりとりを聞いていると、何となく具体の仕事をする中でそういう形になっていったというふうに受け取れるものですから、市の基本的な考え方、政策はどうなのか、改めて伺いたいと思います。

経済部次長:江別市の観光や江別市の魅力をどういう形で発信していくのかについては、さまざまな形があろうかと思いますが、先ほど触れさせていただきましたけれども、江別市の魅力を市民の方が知らないというか、PR不足もありますし、市外の方に情報が十分届いていないというようなこともございます。そこで、従来からどういった形で江別市のよさを伝えていくのかということをさまざまな形で検討してまいりました。
今回、旧ヒダ工場をリニューアルする場合に、アンテナショップをどう位置づけていくかということを考えたときに、江別市の観光を考えるのであれば、江別観光協会という組織がありますので、そういった組織をどのように活用していったらいいのかという部分も内部的には非常に大きな課題として検討した経緯がございます。ただ、観光協会につきましては、たまたま体制的、財政的な問題がいろいろあって、今回、事業主体として江別市の観光を全面的に担っていくのは現実的には難しいのかなというような部分もありまして、これまでのノウハウを生かした形で施設を運営する形で作業を進めているところでございます。江別市の観光の考え方としては、風光明媚な観光という形はちょっと難しいのかなというふうに思っておりますので、例えば、日帰りで来ていただいて江別市のよさを知ってもらえるように情報を発信し、PRしようという形で検討した結果、旧ヒダ工場の中でそういう情報を発信することが適当ではないかという形で、今回このような情報発信拠点をつくらせていただいたということであります。

高橋君:私も、安全性を含めてここの建物がリニューアルされ、当初説明されていたような展開がなされれば魅力のあるスポットになると思うのです。また、こういう機会というのはなかなかないと思うので、江別市として勝負をかけるべきときではないかというふうに思うのですが、そうした構えをもってこれに臨むのか。さらに、今ほどの説明でも観光協会との関係がありましたが、委託先が別のところにせよ、どんなふうに絡んでいただくのか、観光協会の事務局を担っているのは市の経済部ですから、そうした努力をするべきではないかと思うのですが、その点についてはいかがでしょうか。

経済部次長:本年12月にグレシャムアンテナショップがプレオープンいたします。この施設は20年間の使用貸借を結んでおりまして、その後、営業を続けていくことになると思いますが、ただ、その期間、当初の形を5年、10年、20年とずっと続けていくというのではなくて、施設全体を見直す、あるいは、テナントが入れかわることも十分想定されております。アンテナショップについても、当初の形を一つも変えないということではなくて、何年か運営する中で、どういう方法がいいのかというのは常に検討しながら、そして、少しでもいい方向に持っていけるように、随時、検討を加える中で運用していきたいというふうに考えております。

高橋君:そういうことは当然なのです。3ページの青色の線で囲った中は市が担当するということですから、例えばここに並べるものとか調度類を変更していくかもしれないし、その時々で江別市の産業とかまちの姿が変わっていくかもしれません。それに合わせて、その時々のトレンドに応じてきめ細かに変更していくのは当然です。しかし、それはそれとして、ここにどういう政策を持つかということなのです。そこのところをしっかりと据えてこれに臨まなければならないのではないかというところをお聞きしているのですけれども、いかがですか。
ここだけの話ではないですが、ここ一つをきちんとできないようであれば、江別市の観光政策とは何なのだということにもなりかねないと思います。やはり、ここを成功させるために、市は、江別市の観光においてここをどう位置づけて臨んでいくかという姿勢が問われるところなのです。

経済部次長:江別市の観光情報を発信する場所として、今回、アンテナショップの性格をこういう形に変えたいというふうに考えておりますのは、市の情報を発信する場所として集客が望めるといいますか、いろいろな方に来ていただける場所として、ここから観光情報を発信するのがふさわしいのではないかというふうに考えたものであります。江別市の魅力を発信するということでは、それ以外にもさまざまなところがありまして、例えば事業者もそうですし、いろいろな施設もありますので、おのおのが情報を発信するというのは変わるものではございませんけれども、トータルとして江別市を知っていただく最もふさわしい場所としてこの場所を位置づけたいというふうに考えているものでございます。

高橋君:これは大事なプロジェクトですから、市としても体制をしっかり持って対応していただきたいと思います。本当に、今回手を挙げてくださったストアプロジェクト側と綿密に連携をとって、それこそプロジェクトチームをつくるぐらいの構えがあっていいのではないかと思いますが、市側として人員をきちんと確保して対応できているのか、そのあたりを確認させてください。

経済部次長:実際に6月に工事が始まりまして、ストアプロジェクト株式会社としては、現在、テナントをどうするかということで独自に進めている一方で、我々ともアンテナショップをどうするか、あるいは、施設の集客を高めるためのイベントのようなものを、当然、市の情報発信を含めてということになりますが、魅力ある集客の仕掛けとしてどういったことができるのか、あるいは、ふさわしいのかということは、これまでも随時打ち合わせを進めてきております。今後も、オープンに向けて、さらにその後も緊密に連携をとって進めていきたいというふうに考えております。

高橋君:プレオープンが12月中旬ということで、微妙に厳しい時期だと思うのです。11月下旬あたりからとか12月の当初からというのと、12月の中旬からというのでは、時期的なイベントとの絡め方もあると思いますが、そのあたりもぜひ抜かりなくやっていただきたい、そのことは申し上げておきます。
もう1点、余計なことかもしれませんが、この観光拠点の関係で伺っておきたいのは、旧ヒダ工場の前を通っている鉄東線に通じる道路が顔づくり事業の中でつけかわることになります。普通に考えると、そうした拠点となる施設にはなるべくわかりやすい道路の線形が求められるかと思いますが、顔づくり事業によって今のストレートに伸びている鉄東線がそうはならなくなります。それも一つの課題かと思いますが、その点については、例えば、どういう方向からお客さんに来ていただくのか、人の流れをどんなふうにつくっていくのかというあたりで作戦を考えておられたら確認させていただきたいと思います。

商工労働課長:来客者の動線といいますか、札幌市方面から来る方、岩見沢市方面から来る方、あるいは、南幌町方面から来る方がいらっしゃいます。鉄東線、それから、今アンダーパスをくぐって中原通り、南大通りも徐々に開通に近づいておりますので、そういったものも含めると非常にアクセスのいいところだと考えております。
鉄東線につきましては、委員がおっしゃるとおり、今、線形が変わるという話で、建設部では考えておりますが、これについては、旧ヒダ工場からちょっと先になりますので、旧ヒダ工場の絡みとは別問題で考えていただきたいと思います。

高橋君:私も、いろいろな町を訪れることがありますけれども、やはり、わかりやすい町並みなのかどうかというのは大事だと思います。例えば、この施設への案内看板がどんなポイントに出るのかとか、そういうことも出てくると思うのです。中原通り側から見ればわかりやすい場所ではありますが、札幌市方向から見るとわかりにくい場所にもなりかねません。これが、例えば野幌駅でおりて徒歩で来ていただければ、その道すがら、歩きながらという楽しみ方もありまして、コミュニティー道路がつくられますが、そのコミュニティー道路をどうやって生かしていくのかといった展開もあり得ると思うのです。コミュニティー道路をどうやって生かすのかというのは、恐らく具体的にはなっていないと思いますので、抜かりなくというか、既に都市計画決定もされて事業が進んでいますが、そういう展開の中でここを成功させるために本当に知恵を絞っていただかなければならないと思います。
そうした対応を考えておられれば、建設部との関係ということになるかと思いますが、その姿勢についてお聞かせいただきたいと思います。

商工労働課長:委員がおっしゃるとおり、建設部との協議なくしては話せないところであります。ただ、先ほど言いましたいろいろな幹線が整備された状況となりますし、それから、ちょうどイオンから左に抜ける遊歩道といいますか、車は通れませんが、自転車、歩行者の通路、あるいは鉄道林等の利用も含めて、駅からこちらにアプローチするような方向もとれればいいかと思いますので、今後、建設部と協議を進めていかなければならないと考えております。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

諏訪部君:観光案内の件です。
古い記憶で恐縮ですが、江別市への観光客の入り込み数の多いところというのは、たしか野幌森林公園と、それから、やきもの市は皆さんも御存じのように人がたくさん来るかと思います。また、数字的には押さえておりませんが、農産物直売場とか、あとはJRで駅から歩くといったことで、江別市は観光という言葉が似合わないとよく言われますけれども、お客さんというのは、直接、野幌森林公園なりやきもの市を目指して来ているのだと思います。そういうことを考えますと、今の旧ヒダ工場はすごく厳しいと思っていて、相当上手に頑張って仕掛けをしていかないと、そんなのがあったのねということで終わってしまいそうです。せっかく補正予算でお金をかけて、人手をかけて設置するのですから、入り込みの多いところとの関連も考えながらこれからやっていただきたいと思いますけれども、その辺について何かあればお願いします。

商工労働課長:現在、入り込み客数というのは、先ほど委員がおっしゃいました野幌森林公園も含めての数値でございます。今後、旧ヒダ工場の観光拠点施設は、テナントもこれからどんどん入りますので、そういったものも含めて一地点として人数のカウントはしていかなければならないと考えております。さらに、一過性に終わることなく、これは20年続けなければならない事業ですから、人を集めるためのイベントといったものも随時開催しながら集客に努めていきたいと考えております。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

高橋君:もう1点の歴史的れんが建造物保存活用事業の補正予算について伺いたいと思います。
この予算の説明の中で、予想を超える地下埋設物があったということでしたけれども、まず、言葉尻を捉えるようで恐縮ですが、もともとの予想の範囲はどのぐらいでしたか。

商工労働課長:何も出てこないかというと、そんなことはほとんどないと思うのです。コンクリート殻とか何かは必ず出てくる可能性があると思っていました。ただし、今はもう閉鎖しましたが、アンテナショップを開設していた部分につきましては、平成13年度に基礎工事を行って新たな骨組みをつくって立ち上げたわけですけれども、その工事の際にはれんが等は一切出なかったと聞いておりますので、そういったことから想定範囲を超えるという言葉を使わせていただきました。

高橋君:そうしますと、アンテナショップを設置したときには出てこなかったから、そこから類推するとほぼ出てこないだろうという推測だったのですか。そういう答弁になってしまいますが、それでよろしいでしょうか。

商工労働課長:そのようなことで、実際にアンテナショップのところで出てきませんでしたので、同じ建物ということですから、ほかの部分を掘ってこんなに予想を超えるようなものが出てくるとは思っておりませんでした。

高橋君:平成12年にこの土地・建物を取得した際には、もとの持ち主からはその点について説明は求めなかったのか、あるいは、何らかの説明があったのか、そのあたりの経緯を把握されていますでしょうか。

商工労働課長:平成12年に取得した際には、ヒダ工場はもう既に自主廃業しておりまして、破産管財人との協議の中で売買を進めていたようでございます。仕様を見ますと、そのときにはそのような話は一切なかったと記憶しております。

高橋君:確認したいのですが、オイルタンクの件です。
いただいた資料には、5,600リットル残置とありますが、この5,600リットルという量はどのように計測されたのか、お伺いいたします。

商工労働課長:この間、実際にこの油を抜き取ったときのマニフェストをストアプロジェクト株式会社に見せていただいておりまして、それで確認しております。

高橋君:この重油の処理については江別市が負担するというのは、その段階で既にストアプロジェクト株式会社とそういうお話をされていたのでしょうか。

商工労働課長:工事の途中で実際にこのタンクが出てきたのが7月下旬でございます。その際、現場から連絡が入りまして私も直接見に行きました。当然、ストアプロジェクト株式会社の担当者も一緒に行っております。そこで、その日、消防とも、どういった対処をしたらいいかということですぐに協議いたしました。さらに、翌週には、市長、副市長も現地を見て、地中に埋まっているものについては江別市が何とかしなければならないという判断ももらっております。

高橋君:その後、経済建設常任委員会も開かれておりますが、なぜ、その際にそうした情報が提供されなかったのでしょうか。

委員長(野村君):暫時休憩いたします。(11:15)

※ 休憩中に、答弁調整を行う。

委員長(野村君):委員会を再開いたします。(11:16)
高橋委員の質疑に対する答弁を求めます。

商工労働課長:その時点では、まだ全体の数量が把握できておらず、したがって、委員会には報告できませんでした。確定してから、マニフェストを見て資料をつくっていますので、その時点では報告しておりませんでした。

高橋君:きょう、私は手元に資料を用意していなかったのですが、その前にも経済建設常任委員会が開かれて、旧ヒダ工場の保存・活用事業について報告されましたが、そのときは何となく中途半端な報告で、何のために報告されたのかなという疑問があったのです。例えば、全体がわからなくても、7月なり8月なりに、今こういう状況になっているので、全体が確定し次第、追って議会に報告しますという経過報告があってもよかったのではないでしょうか。この間の商工労働課からの報告の仕方に何となく不安を感じるものがあったものですから、こちらとしても、何が出てくるのだろうという、何か奥歯に物が挟まったような感じがあったのです。この件のことだったのか別のことだったのかはわかりませんけれども、こうやって補正予算で出てくる以前に経過説明があってもよかったのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

経済部長:委員がおっしゃるとおり、確かに、本来であればもう少し丁寧な報告の仕方があったのではないかというふうに思います。そこは、私どもの報告の仕方が非常に雑であったというふうに捉えられても仕方がないところだと考えております。本来であれば、出てきた状況から順番に報告すべきであったと思います。ただ、こちらとしては、何が出てくるかわからない状況でした。れんがが出てきたり、オイルタンクが出てきたり、また、それには時間差があったものですから、その辺で最終的な数量全てを確定してから皆さんに御報告をと考えて今回の報告になっております。私どもといたしましても丁寧な報告ではなかったと考えております。申しわけございません。

高橋君:その点については承知いたしました。
それから、埋設オイルタンクですが、これはもともと地下に埋設するタイプのオイルタンクだったのか、確認させていただきたいと思います。
また、マンホールのふたが土の中です。普通であればとり出せるようなところにマンホールのふたがあるべきなのではないかと思いますけれども、なぜ地下70センチメートルの場所にあったのか、そのあたりが判明しているのであればお聞かせいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

商工労働課長:通常、こういったオイルタンクにつきましては、屋外に設置するのが普通であると考えておりますが、なぜこの建物の床の下にあるかというのは、我々としても判断しかねるところであります。まして、建物の壁と20センチメートルしか離れていないところに設置するのはどういったことかということもあります。消防にも確認していただきまして、通常、こういうタンクを設置するには消防への届け出、許可が当然必要ですけれども、いかんせん、古い話なものですから、消防には記録が残っていないと報告を受けております。

高橋君:そうなってくると、恐らく、ヒダ工場の操業当時はどうだったのかということから調べないとわからないことだと思います。そうすると、ここを取得したときには、破産管財人とのやりとりの中で契約にまでこぎ着けたという説明がありましたけれども、その際にもこうしたものの存在は認知されていなかったということなのでしょうか。
普通は、こういうものがあれば、撤去費用も含めて幾らで取得すべきものなのかが計算されるのです。ここは基金を使って2億3,000万円で購入しておりますが、基金とはいえ、市の財産ですから、そういうことになってくると、その使い方がどうだったのかということが市民から問われるかと思いますけれども、その辺について考え方をお聞かせください。

商工労働課長:この取得に際しては、平成12年に破産管財人を窓口とした売買契約が結ばれていると思いますけれども、その当時にはこういう地下の埋設物についての話は一切なかったものと考えております。もしわかっているのであれば、委員がおっしゃるとおり、その撤去費用を含めて売買金額から差し引いた分を支払うのが通常だと思いますけれども、この当時はその話はなかったものと思われます。

高橋君:これも過去のことになりますが、平成17年に住民訴訟がありました。そのときは、土の上のものという範囲でしたけれども、やはり、ここについて疑問を持つ方がいらっしゃいました。そうした訴訟があったときというのは、改めてチェックする大事な機会だったのではないかと思いますが、この訴訟があったときに市としてどのように対応されたのか、当時と今とでは担当者が違いますけれども、どのように引き継いでこられたのか、お聞かせください。

商工労働課長:訴訟という話もありましたが、その当時にはアンテナショップ以外のスペースの利活用はほとんど進んでいない状態でありました。今のようにこれからどうするという話であれば、そういった部分も検討したと思いますけれども、いかんせん、バックヤード的な部分でいろいろな市の資材を入れていた状況もありますので、ほとんど利用されていなかったということを踏まえますと、地下にあるものまでの話も当然出てこなかったのではないかと思います。

高橋君:この建物を取得したときには、建物全体を取得しているのです。建物全体がある状態でこの土地を取得している、正しい言い方をすればそうなのかもしれません。そのときも、やはり議会への説明の仕方が十分ではなく、議会がよく理解しないうちに、これが予算の中に組み込まれて出てきたという経過をたどっていまして、そうした経緯もあるからここはより慎重に対応すべきところではなかったかと思うのです。
当時のやりとりでも、そのときの所管は環境経済常任委員会でしたが、アンテナショップの部分だけではなくて、この建物自体の耐震度についても議論していて、今後、市として調査していくと答弁されています。しかし、今の答弁だと、平成17年の段階では全体の耐震性については全く眼中になかった、今回、耐震化ということもあるから地中もしっかりとチェックして、こういうことになっているかと思うのです。そういうことでは、市として財産取得をした際に言ったことが、その後、責任を持って行われてこなかったということになりはしないか、そこはやはり市の姿勢が問われると思いますが、いかがでしょうか。

経済部長:建物全体を所有した段階で、地上物については、当初、不要なものは撤去してから購入するという形でしたが、平成17年に、まだ地上物が撤去されていないのではないかということで訴訟がありました。今回は地下埋設物ということですが、そのときには、本来、あの建物全体を目視しながらやっている状況があるものですから、地下70センチメートルにオイルタンクが埋まっているかどうかはわからなかったところでございます。
平成13年にアンテナショップをつくるときには、れんが構造物は耐震性がないだろうということで、中に鉄骨を組みまして耐震補強をしております。今回、建物全体を同じように耐震補強しなければならないということでストアプロジェクト株式会社が工事を行っておりまして、その際に掘ってみたら、本来なら建物の中にれんがの殻などを埋めることはないのですが、ないところから、今回、こういうものが出てきたものでございます。当然、地下ですから、どうやって見てもわかりませんでしたが、本来であれば、おっしゃるように詳しく土壌調査という形で何点かボーリングすればわかったのかもしれません。しかし、ボーリング調査をしたとしてもピンポイントでしか調査できないものですから、全部を把握することは難しいかというふうに考えております。

高橋君:地下埋設物があると思わずに仕事が進められてきたこと自体、その見込みが甘かったのではないかと思います。以前、環境経済常任委員会だったと思いますが、本州方面でれんが建物の活用事業について視察した際にも、やはり地下かられんがの殻が出てきたということでした。その建物は、そうした状態も一部残して、床にガラスを敷いて見せるようなことまでされていましたが、やはり、各地のいろいろな状況を考えたときに、工場という場所ですから、何か出てくる可能性があるということで慎重に事を進めるのが普通だと思います。行政の仕事の進め方というのは、いろいろな法律だとか政令に触れないように、念には念を入れて慎重に進めるものだと思います。民間から見ればまどろっこしいかもしれないけれども、公的な責任を負う行政としてそういうことは大事なところだと思います。そうしたことが十分できなくて、ここを取得したとき自体も本当にあっという間に取得してしまったという感が否めませんが、そのようなことで十分な対応がなされなかったのではないかというふうに思えてなりません。そのことは指摘しておきます。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、経済部所管事項を終結いたします。
建設部入室のため、暫時休憩いたします。(11:31)

委員長(野村君):委員会を再開いたします。(11:31)
次に、(2)議案第66号 江別市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

建築住宅課長:それでは、議案第66号 江別市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
資料の1ページをお開き願います。
さきの本会議において御説明いたしました提案理由説明書であります。
記載のとおり、新栄団地建替事業において、現在、新栄会館の建てかえ工事を行っており、本年11月の竣工を予定しております。会館の使用料につきましては、その建設費や管理経費などの運営費用をもとに算定しているところでありますが、今回、新栄会館の建てかえに伴い、使用料を定めるに当たり、江別市営住宅条例の一部を改正しようとするものであります。
改正の内容につきましては、別表第2の新栄会館の項目について、各部屋の名称、面積及び使用料を改めようとするものであります。
資料の2ページに新旧対照表を添付しておりますので、ごらん願います。
このたびの改正部分につきましては、下線で示しております。
改正前は、A室41.2平方メートルからE室9.72平方メートルの5室であり、その使用料は午前、午後と夜間のそれぞれの時間帯により100円から400円までとなっております。改正後は、A室80.0平方メートルからC室15.8平方メートルの3室となり、その使用料は、時間帯により200円から1,400円までとなりますが、引き続き、団地入居者の自治会活動などの使用料につきましては10割の減免となっております。
なお、施行期日は、平成27年12月1日とするほか、使用の許可に関する経過措置を附則において設けております。
資料の3ページをごらん願います。
建てかえ後の新栄会館の平面図を添付しております。
図面左下がA室、その上がB室、また、A室隣に和室のC室を配置しております。A室とB室は可動間仕切りにより仕切られており、その使用用途によっては2室を1室として使用することも可能としております。その他といたしまして、給湯機能を持った調理室、物品庫やトイレ、トイレは男女別のほか、オストメイトトイレやベビーベッド等を装備した多機能トイレを整備しております。
なお、使用の算定に当たりましては、利用者が使用しない管理上必要な管理室及び団地入居者のみの使用となる住棟玄関、住棟ホールなど、網かけしているところは使用料算定外としております。

委員長(野村君):ただいまの説明に対し、質疑ありませんか。

高橋君:これまでの新栄会館に比べると、随分高くなるなと率直に感じました。特にA室、B室ですが、それは1室当たりの面積が大きいことによるものなのか、あるいは、この建物の構造などによって料金の算定の基礎となる数値が変わってくるのか、そのあたりの説明もう少し詳しくお願いします。

建築住宅課長:現在の新栄会館は、昭和48年に建設した木造平家建ての建物でありまして、この建物を建てるための費用は、再構築費コストといいますが、現在では約1,800万円となっております。今回、新たに建設する新栄会館につきましては、建物については約8,900万円、附属施設については2,100万円、合わせて1億1,000万円程度になっております。この建設コストから、国から補助が約半分入っておりますので、国費分を引いて算出しておりますので、新しい新栄会館につきましてはコストがかかっているということからこのような使用料になっております。

高橋君:実は、中央団地の会館とも見比べていましたので、大体そんな感じなのかなと理解していたところです。
C室は和室ですが、最近、いろいろな公共施設の中でも、和室だと特に高齢者が座ることが困難で、畳の上も床と同じような扱い方をされる場合があると思います。そういう点で、和室を設けた意図とか、これまでの新栄会館の使い方との兼ね合いもあると思いますが、C室の使い方について少し教えてください。

建築住宅課長:今回の集会場を計画するに当たり、団地自治会及び会長などいろいろな方から御意見をいただきました。その中で和室もあったほうがいいという御意見がありましたので、和室を設置しております。
なお、現在の新栄会館については和室がございますが、委員がおっしゃられたように座るのが難しい方もおりますので、机と椅子で使っている場合もございます。

高橋君:机、椅子を使う場合は畳の傷みが心配なところですから、そのあたりのメンテナンスは市でしっかりと管理していただきたいと要望しておきます。
それから、手ごろな料金で使えるのがC室で、A室、B室は面積も広いということもあって金額的にはちょっときついなというのが率直な感想です。先ほどの説明の中にも、住宅入居者の自治会は10割減免ということでしたが、江別市の場合、いろいろなサークル活動をされている方がいらっしゃいまして、そういう活動は地域コミュニティーをつくり上げていく上で本当に重要だと思います。そのことを考えると、もう少し使いやすい値段設定ができるような間取りにできなかったのかなというふうにも思いますけれども、その点についてはどのようにお考えか、こうした間取りにした考え方をお聞かせください。

建築住宅課長:先ほども述べましたが、集会場を設置するに当たりましては、計画段階で自治会の方などといろいろお話をして決めております。また、過去の使用状態を見ますと、1室を借りているよりも、2室、3室、もしくは全体を借りるという使用の実態が多かったことから大きな部屋にしております。また、料金につきましては、委員がおっしゃいましたように、社会教育団体とか社会福祉団体の方々につきましては5割減免ということで設定しております。

高橋君:類似している施設として、例えば中央団地の会館は比較的新しいですが、中央団地の会館は自治会以外の利用は全体の利用者のうちでどのくらいを占めておられるのか、把握されていましたらお聞かせください。

建築住宅課長:手元に資料がございませんので、記憶だけでお答えしますけれども、中央団地の使用についてはそのほとんどが団地自治会の使用になっていたと記憶しております。

高橋君:確認したいのですが、自治会で市営住宅入居者の場合は10割減免ということですが、入居者の中で、自治会とはかかわりなくサークル活動をするようなことがもしあったときに、その減免はどこの分類に入るか、どんなくくりになるのか、説明をお願いします。

建築住宅課長:団地の方々でサークル活動などをやられている場合は、自治会というくくりで考えておりまして、そちらの方々についても10割減免にしております。それ以外に、例えば葬儀などのように個人的なものについては減免がありませんけれども、今言いましたように、サークル活動などで団地の皆様が集まって活動されるようなものについては団地自治会活動とみなして10割減免にしております。

高橋君:そうした場合は、自治会を通さなくても、みなして10割減免なのか、そのあたりを説明願います。

建築住宅課長:この場合は、自治会からこういう活動があるということで事前に団体登録という形で市に話がありまして、それをもとに10割減免を決めております。

高橋君:ほかの条例もそうですけれども、その他市長が特に必要と認めた団体というのがあって、その減免率も、その都度、市長が決定するとされておりますが、その点はどんなことが想定されるのか、これまでの例でも結構ですから、もしあればお聞かせください。

建築住宅課長:今回、この団地集会場を計画するに当たり、多世代交流ということをコンセプトに、高齢者や子育て世代が集えるような施設を考えて設計しております。また、この施設のあり方についても、健康福祉部とも打ち合わせをしながら、どのような方々をターゲットにして設計するのかということで、子育て世帯の支援活動をしている方々から御意見をいただきながら設計した経緯があります。さらに、新栄団地入居者の新規募集については子育て世帯の優先枠を設定した経緯もありますので、そういう方々にも使っていただきたいということから、今回、集会場の規則にはないその他の方々という枠を設けて、子育て支援の方々のサークル活動については10割減免を考えているところであります。

高橋君:いろいろなサークル活動される方たちが、活動場所の確保に困難を来しているということはよく聞かれることです。せっかくこういう新しい建物が建てられますから、これが自治会の会議だけではなくて、コミュニティー活動も含めて十分に利用され、市民の活動がより活発になるように、その他の部分をうまく活用していただきたいと思います。そのことを申し上げておきます。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

諏訪部君:今の件で、一つだけ要望です。
新栄会館、弥生会館、あけぼの会館など団地に附属している会館は、一般の方は使えないと思っている場合が多々あるかと思います。私も、相当昔に、とあることで使えると聞いてびっくりしたことがありましたので、やはり、子育て支援をするのであれば、こういうところも使えますということをぜひPRしていっていただきたいと思います。もちろん団地の自治会の方たちが優先で構わないと思いますが、あいているときにはどんどん使って交流していただけるように要望いたします。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

干場君:1点だけ確認させてください。
ここのスペースについて、完成してから入居するまでの期間をお聞きしたいと思います。

建築住宅課長:現在、新栄会館は建てかえ工事中でありまして、竣工は11月中旬を予定しております。その後、会館の規則の施行期日は12月1日となっております。団地の皆さんが古い会館から荷物や物品を運びますが、B棟の引っ越しの時期と重なりますので、めどとしては大体1カ月後の12月中旬ぐらいではないかと思っております。

干場君:実際に使用を開始するのは1カ月置いてからという理解でよろしいでしょうか。

建築住宅課長:この間も団地の自治会長とお話をしましたが、今の予定ではそのぐらいになるのではないかと聞いておりますので、そのように考えております。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、建設部所管事項を終結いたします。
建設部退室のため、暫時休憩いたします。(11:49)

※ 休憩中に、議案第66号及び議案第69号の今後の審査方法等について協議

委員長(野村君):委員会を再開いたします。(11:54)
休憩中に確認いたしましたとおり、議案第66号及び議案第69号については、次回、結審を行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、結審単位については、1件ずつ行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次回の委員会は、本日、12時から改めて行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、2その他について、各委員からございますか。(なし)
事務局からございますか。(なし)
それでは、以上で本日の委員会を散会いたします。(11:54)