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経済建設常任委員会 平成27年5月27日(水)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月12日更新

(開会前)

※ 日程確認
※ 一括議題の確認
※ 水道部長より主幹職以上の職員紹介

(開 会)

委員長(野村君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(10:01)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、傍聴希望者がおり、入室を許可いたしましたので御報告申し上げます。
1水道部所管事項、(1)報告事項、アの平成27年度工事契約状況(5月18日現在)についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

総務課長:水道部に係る平成27年度工事契約状況(5月18日現在)について御報告いたします。
資料1ページをお開き願います。
平成27年度の工事予定額でありますが、水道工事では9億6,226万6,000円、下水道工事では12億7,089万5,000円、合計22億3,316万1,000円を予定しております。
契約状況でありますが、水道工事の契約額は9件の1億8,295万2,000円で、工事予定額に対する契約率は19.0%であります。下水道工事の契約額は7件の9,095万7,600円で、契約率は7.2%であります。全体では、契約額は16件の2億7,390万9,600円、契約率は12.3%となっております。
次に、2ページでは、契約額130万円以上の契約状況を水道工事、下水道工事に区分しまして、工事名、予定価格、契約金額、落札率、工期、請負業者名を記載しておりますので、御参照願います。
なお、今回は、それぞれ契約額130万円以下の工事はありませんでした。

委員長(野村君):ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの平成26年度水道事業会計決算の概要について及びウの平成26年度下水道事業会計決算の概要について、以上2件を一括議題といたします。
本件に対する一括報告を求めます。

総務課長:資料の3ページをお開き願います。
平成26年度水道事業会計決算の概要についてであります。
収益的収入及び支出の水道事業収益の決算額は25億8,351万9,000円で、最終予算額に対して1,336万9,000円の減となりました。その主な要因は、1項営業収益中、給水収益、受託工事収益の減によるものです。一方、水道事業費用の決算額は25億2,241万4,000円で、不用額は7,180万4,000円となりました。その主な要因は、1項営業費用中、原水及び浄水費、受託工事費、総係費の減によるものです。この結果、最終予算では、石狩東部広域水道企業団当初計画規模施設分負担金の一括引当金の計上により5,279万6,000円の赤字を予定しておりましたが、収支差し引き額が6,110万5,000円となり、消費税を調整し、714万8,000円の純利益を計上したものであります。
4ページの資本的収入及び支出ですが、資本的収入の決算額は7,836万2,000円、資本的支出の決算額は10億180万1,000円で、この結果、収支差し引きで不足する額9億2,343万9,000円につきましては、内部留保資金などをもって補填しております。
続きまして、資料5ページの平成26年度下水道事業会計決算の概要について御報告いたします。
初めに、収益的収入及び支出についてでありますが、下水道事業収益の決算額は36億7,438万5,000円で、最終予算額に対して1,763万3,000円の減となりました。その主な要因は、1項営業収益中、一般会計負担金の減によるものです。一方、下水道事業費用の決算額は34億3,543万1,000円で、不用額は9,062万6,000円となりました。その主な要因は、1項営業費用中の処理場費、総係費の減によるものです。この結果、収支差し引き額は2億3,895万4,000円で、消費税を調整した当年度純利益は1億9,918万6,000円となったものであります。
6ページの資本的収入及び支出ですが、括弧内の数値は平成25年度の予算繰越分で、上記の数値に含まれております。資本的収入の決算額は11億8,187万7,000円で、資本的支出の決算額は22億3,422万9,000円であり、この結果、収支差し引きで不足する額10億5,235万2,000円につきましては、内部留保資金などをもって補填しております。

委員長(野村君):ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、水道部所管事項を終結いたします。
経済部入室のため、暫時休憩いたします。(10:08)

※ 経済部長より主幹職以上の職員紹介

委員長(野村君):委員会を再開いたします。(10:12)
2経済部所管事項、(1)報告事項、アの市内企業の動向についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

企業立地課長:それでは、市内企業の動向について御報告いたします。
資料の1ページをごらんください。
まず、1番目の雪印種苗株式会社についてでございますが、(1)企業動向をごらんください。
RTNパークに立地しております雪印種苗株式会社が、同敷地内に乳酸菌を用いた混合飼料工場を建設することになりましたので、概要を御説明いたします。
(2)企業概要でございますが、雪印種苗株式会社は、札幌市厚別区に本社を置き、酪農畜産事業、畑作園芸事業、環境緑化事業を行っている企業でございます。本社、千葉本部のほか、全国に18カ所の営業所、4カ所の研究所、3カ所の配送センター、2カ所の工場を持っております。RTNパークにございます技術研究所におきましては、従業員数19名でございまして、主に乳酸菌の農業応用に関する研究を行っております。
(3)の建設する工場の概要でございますが、所在地は西野幌36番地1ほかで、技術研究所の敷地内に建設するものでございます。次ページに位置図がありますので、御参照いただければと思います。
それでは、もとのページに戻っていただきまして、まず、名称は(仮称)乳酸菌製造棟でございまして、乳酸菌を用いた混合飼料を製造する飼料工場であります。施設面積は476平方メートル、工場の稼働は本年10月上旬を予定しているとのことでございます。
なお、この工場に係る投資規模は約2億4,500万円で、従業員につきましては平成28年度までに2名増員する予定であると伺っております。
続きまして、3ページをごらんください。
2番目の株式会社ペイロールの動向についてでございます。
まず、(1)企業動向をごらんください。
えべつみらいビルの2階と3階に入居しております株式会社ペイロールにつきましては、JR野幌駅前に現在建設中の業務系ビルの3階から5階へ入居する予定であり、本年2月に開催された本委員会においてその旨を報告させていただいているところであります。今回、同社から事業計画について連絡があり、未定でございました入居の時期については本年10月中旬を計画しており、これに伴い、えべつみらいビルからの退去を予定しているとのことでございます。
(2)企業概要をごらんください。
株式会社ペイロールは、東京に本社を置き、給与計算関連業務の代行事業を行っている企業でございます。えべつみらいビルにございます北海道BPOセンターのほか、札幌市と大阪市に営業所等を持ち、北海道BPOセンターにおける従業員数は、正社員、パート社員等を合わせて377名、事業所として占有している面積は2階、3階を合わせて2,326.02平方メートルでございます。
(3)の入居を予定しているビルの概要でございますが、所在地は野幌町33番1の内ほかでございまして、次ページに位置図がございますとおり、JR野幌駅前北側、農協会館横の土地でございます。
もとのページに戻っていただきまして、敷地面積は1,539平方メートル、鉄骨造の5階建てでございます。建築面積は1,181.47平方メートル、延べ床面積は5,825.56平方メートルで、各階における共有部を除いたテナント部分の面積は、図面作成時点におきまして1階が868.68平方メートル、2階から5階については各階とも1,007.84平方メートルとのことでございます。また、ペイロールが入居を予定している3階から5階の合計面積は3,023.52平方メートルでございます。
なお、ペイロール退去後のえべつみらいビルの2・3階スペースにつきましては、現在入居している企業へ業務拡張の打診や、他の企業の誘致を進めるなど、新たな企業の入居に向けて関係機関と協力しながら早急に取り組んでまいりたいと思っております。

委員長(野村君):ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。

諏訪部君:まず、雪印種苗株式会社の新しい工場について、混合飼料を製造されるということですが、どういう動物かということと、大体どのぐらいの生産量になるか、教えてください。

企業立地課長:まず、この生産物は乳酸菌を用いて飼料作物を発酵させたもので、家畜用飼料の一種であるサイレージ用の添加物などの開発、製造を行います。また、生産量については、1日数百キログラムですが、これは日によって異なります。そういうことで、会社からは、この工場では動物が食べる飼料を製造するというように伺っております。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

高橋君:若干関係するのですが、今のお話で、製造するものはサイレージ用の添加物ということですから、発酵を促すようなものと思って聞いておりました。そうすると、においを発生するようなことはないのか、もしその辺をお聞きでしたら、伺いたいと思います。

企業立地課長:乳酸菌を用いた添加物ということで、全く無臭ではないそうです。しかし、それが外に漏れたり拡散して影響が出るようなレベルのものではないということは伺っております。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

高橋君:ペイロールについて伺います。
床面積で比較すると若干の面積増ですが、これは、従業員数の雇用増が含まれているのかどうか、お聞きしたいと思います。

企業立地課長:従業員の雇用増が含まれているということです。本年度については、現在、ピーク時で大体700人程度のところ、移った後は800人程度の人員規模を考えていると伺っております。

高橋君:もう1点気になるのは、やはり、退去後のえべつみらいビルです。昨年度にこの委員会に報告があったときも話題になったかと思うのですが、現在いる企業の業務拡張というのは、その可能性があるような反応をいただけているのか。それから、新規の企業誘致についてはどこが主体となって行うのか、市の経済部が中心になって動いているのか、そのあたりの状況をお聞かせください。

企業立地課長:実は、入居企業に対しては、現在、打診している最中でございまして、明確な答えはまだ伺っておりませんが、前向きに考えていただくようお願いしているところでございます。
後段の企業誘致につきましては、基本的には経済部が中心となって企業誘致を進めるという形になろうかと思います。ただ、2階につきましては、基本的にベルックスがマスターリースをしておりますので、歩調を合わせて協力しながら誘致を行う形になろうかと考えております。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの(仮称)都市と農村の交流拠点施設新築基本設計についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

農業振興課長:(仮称)都市と農村の交流拠点施設新築基本設計について御報告いたします。
資料の5ページをごらんください。
これまでも所管委員会に御報告してまいりましたが、改めて、簡単ではありますけれども、これまでの経緯を御説明いたします。
この交流拠点施設の基本構想につきましては、平成25年7月に、地元のみならず、学識経験者を初め、市民各層で構成する基本構想策定検討会を立ち上げ、11月までの間に4回開催し、検討を進めてまいりました。並行して、市内生産者であるJA道央女性部・青年部や農業委員会との意見交換会を行い、パブリックコメントを踏まえ、記載のとおり平成26年2月に基本構想を策定したところであります。
策定した基本構想では、お手元の資料で2番として記載しておりますが、基本理念として、食と農により学びと活力を生み出す、新たな体験・交流拠点、基本方針として、食と農による交流を広げる食育の拠点の創出、地域資源を活用した観光や都市と農村交流事業の推進、グリーンツーリズム推進の支援、地域活性化の支援を定めたところであります。
この基本理念及び四つの基本方針に沿って、都市と農村の交流等の多様な機能に対応可能となる施設整備を目指し、基本設計の策定に向け、作業を進めてまいりました。その際、6次産業化の支援となるテストキッチン内に必要な設備の検討など詳しい仕様や細部の調整等を図るため、昨年10月から11月にかけまして、江北地区の自治会関係者や女性部、青年部など記載の団体に御意見を伺いながら検討したところであります。このような経過を経まして、このほど基本設計が完了しましたので、特徴などを資料により御説明いたします。
5ページの3基本設計の主な内容と6ページのA3判の資料をあわせてごらんいただきたいと思います。
6ページは、旧江北中学校の敷地全体をあらわした施設の配置図となります。
図面の上が南、下が北になります。図面の下側に灰色で表示されている道路は道道江別奈井江線であり、既存の屋内体育館に接続する形で、中央に交流施設、左側に子育て支援機能として現農村環境改善センターの季節保育所機能を移転する配置となっております。施設の東と西には駐車スペースを確保し、施設の南北にはイベントなどのためのスペースとして交流広場を配置しております。また、施設の上、南側になります既存のグラウンドはスポーツゾーンとして活用いたします。
次に、7ページのA3判の資料をごらんいただきたいと思います。
施設の平面図となります。
中央の交流施設部分につきましては、全体で約715平方メートルの規模となります。研修室はA、B、Cと3室を配置し、一番広い研修室Aで90平方メートル、研修室BとCはそれぞれ52.5平方メートルの広さとなります。研修室AとBは可動間仕切りとすることで、約140平方メートルの大会議室としても使用でき、80人程度の会議が可能であると想定しています。調理実習室は、約90平方メートルの広さで、最大50人程度の実習に対応が可能な規模とし、テストキッチンは、農産加工品の試作に必要な設備、器具を備えた農業者の6次産業化支援などのための機能として、42平方メートルの広さとしております。また、施設の中央にホール、北側に交流デッキを配置することにより、南北の交流広場をつなぐ動線として、イベント時などには外部空間と内部空間の一体的な利用が可能となります。
なお、研修室Aと調理実習室については、中央のホールに面した部分は、壁ではなく、可動式のシースルーシャッターとしていますので、ホールから調理実習室などの中の様子が見え、見通しのよい空間となります。また、大人数が利用するイベント時などには、間仕切りを開放することにより、ホールと研修室、調理実習室を一体的な空間として利用することが可能です。
図面左側の子育て支援施設については、現在の農村環境改善センターの季節保育所機能を移転しようとするもので、40名程度の定員に対応できるよう約340平方メートルの広さとなります。
図面右側は、既存の旧江北中学校体育館を新設する施設と渡り廊下でつないで活用しようとするものであり、体育館右上の器具庫の一部を活用して防災用資器材の備蓄スペースを確保するほか、活用のために最低限必要な改修を実施する予定です。
以上が主な内容でありますが、新築部分となる交流施設、子育て支援施設、渡り廊下の合計でおおよそ1,080平方メートルの施設規模となります。
最後に、今後のスケジュールでありますが、今年度は、農林水産省からの補助金を活用する中で、この基本設計をもとに実施設計を行った後、平成28年度は建築・外構工事に着手し、平成29年度のオープンを目指して作業を進めていきたいと考えております。この基本設計につきましては、今後、実施設計により面積などに変更を生じることもありますので、御理解いただきたいと思います。

委員長(野村君):ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。

堀君:交流拠点施設について、食と農による交流を広げるというところです。
差別化していうのはなかなか難しいと思いますが、誰と誰がどのように交流するのか。例えば、江別市の人と札幌市の人が交流するのか、道外の人が交流するのか、それから、短期の交流なのか、長期の交流なのか、どのような交流なのかというイメージをお教えいただければと思っております。

農業振興課長:四つの基本方針のうちの一つである食と農による交流という部分です。
例えば、江別市内で申しますと、農業振興課では、食育の推進ということで、小・中学校の食育などにも力を入れているところです。そういった部分においては、小・中学校の食育事業の一環として調理実習室を使うとか、地産地消についての体験、見学、学習を行う場として使うこともできます。また、食育関係の団体の方が調理実習室を使って食育推進に係る調理実習や催しなどに使うことができます。
今、私が説明したのは市内に関してですが、この施設につきましては、地域活性化の支援という部分もありますので、江別市外の方をいかに呼び込むかという課題もあって、江別市外の方も呼び込めたらいい施設になるのではないかと考えているところです。

堀君:グリーンツーリズムに関しても、市外ということでは割と札幌市をイメージしている感じなのでしょうか。それとも東京などもそうなのですか。

農業振興課長:現在の考えとしては、東京までは想定しておりません。グリーンツーリズムの推進の支援ということであれば、江別市内にもグリーンツーリズムの施設等がありますので、そういう点と点を結ぶ拠点の場所、情報発信の場所という位置づけももちろんございますし、近隣の圃場で収穫体験をした後の調理実習の場としてのグリーンツーリズムの支援もあるというふうに考えているところです。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

諏訪部君:子育て支援施設ということで、実際は保育園になるかと思います。この保育園はほかの施設とつながってはいないと思いますが、その辺の安全性は大丈夫でしょうか。

農業振興課長:ただいまお話がありました隣接する子育て支援施設の関係です。
図面の7ページをごらんいただきたいと思いますが、隣の交流施設との間にはドアがありまして、必要に応じてここで行き来できるようにしておりますが、通常は閉まっております。それから、風除室と書いてありますが、子育て支援施設単独でのドアも用意しておりまして、ここにはカメラつきのインターホンも配置しておりますので、今後、安全面についてはきちんと整備するような考えで実施設計をしていく予定であります。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

干場君:ことし3月に基本設計の策定ということで、たしか、ことしの春の予算ではかかる費用が余りはっきりしていなかったというふうに記憶しております。今の段階で全体的な費用面が明確になっているのであればお教え願いたいと思います。

農業振興課長:過去の所管委員会ですとか予算特別委員会の中では、恐らく5億円から6億円ぐらいのお金がかかるのではないかと農業振興課から答弁していると記憶しています。現時点で想定しているものとしては、やはり5億数千万円、5億3,000万円、4,000万円、5,000万円あたりの金額がかかるのではないかと想定しておりますが、これはあくまでも実施設計をする中で変動するものですので、そういう形で御理解いただきたいと思います。

干場君:もう1点お伺いしたいのですが、せっかくできる施設ですから、より多くの利用をしていただくことが大切なのかなというふうに思っています。しかし、今回のこの施設の基本的な考え方からいうと、やはり、基本方針に関することでの利用ということになると思います。
そこで、例えば、かなりの人数が入る研修室AとBなどはどういったことに利用できるのか。つまり、基本方針にのっとったもの以外で、単に研修室を利用したいというようなことでも利用できるのかどうか。やはりグリーンツーリズムとか食と農にかかわることでなければ利用できないのか、その辺の基本的な考え方を教えていただきたいと思います。

農業振興課長:研修室の利用方法についてであります。
現在の農村環境改善センターにおきましても、地元の農業者はもちろん使えますし、それ以外の方も使えるような形になっています。その施設がこちらに移るという考えもありますので、当然、食と農という部分で使うこともありますが、それ以外の部分で使いたい方がいれば広くそういった活用を受け入れる形で考えております。あくまでも、この施設をつくることによって、いかに人を呼び込んでにぎわいを創出するか、そういった部分がありますので、そういう部分での活用は可能だと考えています。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウのえべつプレミアム商品券発行事業についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

商店街活性化担当参事:それでは、えべつプレミアム商品券発行事業について御報告いたします。
資料の8ページをごらんください。
プレミアムつき商品券については、市民の皆さんの消費意欲を喚起して景気回復していくことを目的に、国の地域住民生活等緊急支援のための交付金を活用し、江別商工会議所を実施主体としてえべつプレミアム商品券として発行することとしたものであります。
本年3月2日に開催された前期体制の経済建設常任委員会においても説明させていただきましたが、事業の詳細が固まりましたので、お配りした資料に基づき、報告申し上げます。
まず、販売価格についてですが、プレミアムつき商品券は、国においても特に消費喚起効果が高いものとして推奨しているものであり、市としても、この考えを踏まえ、25%のプレミアムをつけ、額面総額1万2,500円の商品券を1万円で販売することとしております。これは、市が2,500円を拠出することで、消費者からは1万円が拠出されることとなり、全体としては1万2,500円の消費につながるなど小さな力で大きな効果をもたらすレバレッジ効果が生まれ、大きな消費喚起効果が見込まれるものと考えております。
商品券の内容についてですが、本事業の実施に当たっては、単なるばらまき事業にはせず、地場産業の振興にも寄与するものとして、登録店全てに使用できる全店共通券のほか、域内循環を高め、市内経済の活性化を目的とした小規模店専用券や、江別の特産品の市民認知度を高め、さらなる地元定着の促進を目的とした特産品限定券を発行することといたしました。また、資料の一番下に記載しておりますが、えべつ特産品限定券の利用可能店舗として、市内で製造、加工された商品や生産された農水産物などの販売店や、各店自慢の一品を掲載した特産品カタログを作成し、商品券の購入者に配付することとしております。
発行総数は7万3,000冊、発行総額は9億1,250万円とし、商品券の使用期間は7月1日から12月31日までの6カ月間としております。また、1世帯当たりの購入限度冊数は、多くの方に利用していただくために1世帯当たり1冊を基本としておりますが、子育て世帯に配慮するため、18歳以下の子供1人世帯には2冊、2人以上には3冊としております。
販売等のスケジュールといたしましては、販売時の混乱を避けるため、まず、6月中旬に市内全世帯に商品券購入引きかえ券を郵送いたしまして、6月19日から市内5カ所に設置する販売所で引きかえ券との交換で販売する予定であり、今週末に配布予定の広報えべつ6月号などの広報媒体を通じて周知していく予定です。商品券の取扱店については、現在、商工会議所で取りまとめを行っておりますが、直近の5月25日時点で339店の申し込みを受けており、今後、商品券取扱店一覧表として商工会議所から全戸ポスティングにより配布していく予定となっております。
事業の進捗状況等につきましては、適宜、本委員会において報告していく予定でありますので、よろしくお願い申し上げます。

委員長(野村君):ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。

徳田君:現状では、339店舗から申し込みが来ているということでしたが、この中で小規模店に当たる店舗面積1,000平方メートル以下の店舗は何件ぐらいあるか、わかりますでしょうか。

商店街活性化担当参事:339店舗の内訳になりますが、そのうち大型店は20店舗から受けておりますので、残りの319店舗が小規模店となります。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

星君:同様の質疑になりますが、小規模店舗319店舗ということですけれども、参加されている小規模店舗の割合はわかりますか。

商店街活性化担当参事:今回の取扱店の募集に当たりましては、商工会議所のほうから市内3,000事業所に御案内を申し上げております。その中には大型店も入りますが、おおむねそういう規模になると考えております。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

高橋君:登録店舗は、商工会議所に加入しておられるところに限定されているということでしょうか。

商店街活性化担当参事:今回、商工会議所から御案内を差し上げたところにつきましては、特に会員企業に限定されたものではなく、市内の事業所ということで行われております。

高橋君:では、案内はそういう形ですけれども、事業の実施に当たっても、商工会議所に加入しているかどうかにかかわらず、この対象になるということでしょうか。

商店街活性化担当参事:委員がお見込みのとおりです。

高橋君:この事業が成功するかどうかは、特に小規模店がポイントになるかと思うのです。先ほど、登録した店舗の案内は商工会議所からポスティングで知らされるということでしたが、それは市の経済部としても商工会議所と連絡し合って把握されるということでよろしいのかということと、現在の動向として、この319店舗の業態はどのような種類の店が手を挙げておられるのか、把握されていたらお聞かせください。

商店街活性化担当参事:まず、登録店舗につきましては、連日、商工会議所と打ち合わせを行っていまして、もちろん市としても承知しております。
2点目の小規模店の職種ですが、さまざまでありまして、小売店舗やコンビニエンスストア、飲食店、建設業など多種多様にわたる業種から登録をいただいているところでございます。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

干場君:販売価格のことでお伺いしたいと思います。
自治体によっては、5,000円という単位で販売しているところもあるかと思います。今回、江別市として1冊の販売価格を1万円と設定した基本的な考え方をお伺いしたいと思います。

商店街活性化担当参事:今回、プレミアムつき商品券を検討するに当たり、これまで行ってきた先行事例などを参考に、どうすれば江別市民の方々が一番買いやすくなるのか、あるいは、店舗のほうでも取り扱うことができるのかなど、いろいろなことを総合的に勘案した上で一番買いやすいものとして1万円と設定したところであります。

干場君:今、御説明いただいたことについてはおおむね理解しておりますけれども、市民の買いやすいという受けとめ方はいろいろあると思うのです。今回の趣旨や目的からいって、より多くの方にと考えれば、私は、一市民として5,000円という単位が手の届きやすい単位ではなかったかなというふうにも考えるのです。
そこで、ちょっと細かいですが、5,000円ということについて議論になったのかどうか、その辺について伺いたいたいと思います。

商店街活性化担当参事:今回、この事業を行うに当たりましては、国のほうから各市町村に対してこの金額でということで配分額があったわけですが、事業を行う上では、当然、事務経費的なものもかかります。そうした場合に、1万円にするのか、5,000円にするのかということになると、5,000円だと印刷経費などもさらにかかりますし、さらに、金券ですから偽装されないようにいろいろ施しますので、その辺の経費もかかってしまうこともございます。そういうことから、結局、何がいいのかという部分で1万円という設定にさせていただきました。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、エの旧ヒダ工場の保存・活用事業についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

商工労働課長:資料の10ページをごらんください。
旧ヒダ工場の保存・活用事業につきまして、過去の経緯も含めて御説明させていただきます。
本事業につきましては、平成20年度及び21年度の2カ年にわたり、保存、活用について公募を実施したところでございますが、当時、問い合わせ等はあったものの、事業実施には至らなかったところでございます。そこで、公募条件を緩和し、再度、平成26年8月25日から10月15日まで事業者公募を行ったところ、1社から応募があったものでございます。
10月22日には、一般公開のプレゼンテーションを実施し、同日、事業者公募選定委員会で、札幌市の事業者であるストアプロジェクト株式会社を選定事業者として決定したところでございます。12月11日には、第4回市議会定例会におきまして、土地・建物を20年間無償で貸与するという議決がなされ、ことし1月9日に土地・建物使用貸借契約をストアプロジェクト株式会社と締結したものであります。1月中旬からは、事業者によるテナント募集を行っております。
次に、平成27年度のスケジュール予定であります。
4月7日に、江別経済ネットワークの例会におきまして、事業者から地元事業者に対して事業説明会を開催したところでございます。また、説明会の際にストアプロジェクト株式会社から示された資料を別冊1として参考に添付しておりますが、この資料の図面等はあくまでも4月7日時点でのものでありまして、現在は既に多少変わっておりますので、御留意いただきたいと思います。
6月15日から、江別グレシャムアンテナショップを一時閉館いたします。6月下旬から11月中旬の予定で、工場の耐震化工事などの改修工事を実施いたします。11月中旬からテナントやアンテナショップの内装工事を実施する予定でございます。その後、12月中にプレオープンを予定しております。

委員長(野村君):ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。

徳田君:テナントですが、現状はどんな業種がどれぐらい来ているか、もしわかれば教えていただきたいのです。

商工労働課長:事業者からのお話では、現在、まだ契約には至っておりませんが、1社と話を進めております。旧ヒダ工場の中には数店舗が入る予定になっておりますけれども、それ以降、事業者のほうで各市内の事業者を中心に精力的に接触していることは聞いておりますが、今のところ、いい話というのはございません。

徳田君:ただいまのお話ですと、基本は市内の企業に声をかけているという現状なのでしょうか。

商工労働課長:先ほど御説明いたしました4月7日の江別経済ネットワークにおきまして、市内以外の札幌市等の事業者も一部参加していましたが、基本的には市内の事業者を中心に店舗のテナント誘致を進めていると聞いております。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

堀君:図面のゾーニングのところについてですが、出店されるところはフード・ドリンクゾーンのところになると思いますけれども、カルチャーゾーン、リサーチ・エデュケーションゾーン、ガーデンゾーン、この辺はどのような利用のされ方をするのか、お聞かせいただきたいと思います。

商工労働課長:現在のところ、縦に点線が入っているこの建物のセンターラインですが、ここが上の駐車場側と下の道路側を通した通路になります。今、このあたりに別のアンテナショップを予定しておりますけれども、その位置については、ほかのテナントとの関係もありますので、まだはっきりしたことは決定しておりません。右側のフード・ドリンクゾーンのほうで、先ほど申しました1社とお話をしているところであります。その他の場所につきましては、ストアプロジェクトのほうでもいろいろ接触しているようですが、現在のところはまだこぎつけていないところです。さらに、外回りのガーデンゾーンですが、こういったところは、例えば夏場にテントを張ったりして物販等もできるようなスペースですので、さらには、モニュメントを置いたり移動販売車を置きながら何かできないかと事業者のほうで考えているようでございます。

堀君:リサーチ・エデュケーションゾーンとかカルチャーゾーンというところにも出店者が入るような感じなのでしょうか。

商工労働課長:このように書いてありますけれども、この言葉については、これは4月7日の時点ですから、今は多少変わってきていまして、カルチャーと書いてあってもそういったものが入るとは限りません。ただ、この中には、例えば、トイレは各テナントに一つずつではなくて集合トイレを1カ所つくるとか、事務室的なものも必要になってくると思いますので、事業者のほうではそういったものも考えていると思います。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

高橋君:先ほど説明がありました耐震化工事についてです。
これは、市の建設部のほうで書類をチェックするような形になるのですか。この辺は、どのくらいの規模の工事になるのかということが気になりますから、当然のことながら、基準に沿った工事が行われると理解していいのか、確認させてください。

商工労働課長:耐震化の工事につきましては、委員が御指摘のとおり、やはり多額の金額がかかることになります。ただ、事業者と建設業者との契約がまだでして、もう少しかかって6月に入るかもしれませんが、そういうような状況で決定するのではないかと思われます。
建設部の対応につきましては、こういった耐震化についての情報交換は事前に事業者と綿密にしておりまして、建築基準法をクリアしたもので施工していくとお聞きしております。

高橋君:その点については理解いたしました。
それから、きょういただいた資料で気になったのですが、ちびっこ公園のリプロデュースと書かれております。これは、まだまだ開発途中の計画なのでイメージ的なものかなというふうに思ったのですが、このちびっこ公園のリプロデュースという意味がどういうことなのか、話し合いをされているのであればお聞かせください。

商工労働課長:このちびっこ公園は、ふだん、子供が遊んでいる状況がなかなか見られないこともありまして、事業者のほうでこれも利用できないかということで、たまたまこういった資料に載せた経緯があります。特にちびっこ公園の右横にれんがの歩道がございまして、これは、道路からイオン江別店に抜けるような効果を持っておりまして、その横は車も走るので分断されますけれども、この一帯を商業エリアの中に取り入れていけないか、子供たちが遊ぶスペースも含めて考えていけないかということで計画したと聞いております。ですから、ストアプロジェクト株式会社が実際にこの公園をいじるという話にはならないと思います。

高橋君:どうもすっきりとはわからなかったのですけれども、ちびっこ公園の管理運営はあくまでも市の指定管理者ですね。ですから、今回の旧ヒダ工場の部分、ストアプロジェクト株式会社が管理する部分で、そことのかかわりができるように仕掛けていくという意味ですか。こういうふうに書かれてしまうと、ちびっこ公園をどうするつもりだろうというふうに見えるので、その辺の考え方について、もう少しわかりやすい説明をお願いします。

商工労働課長:御指摘のとおり、こうやって図面に描いて載せると必ず活用するのではないかと思われますけれども、この公園については、私どもでは事業者は一切ノータッチということで伝えてあります。特に、管理自体も市のものですし、また、ここは車の往来も出てきますので、安全上、これを一体的に考えるのは非常に難しいと考えております。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

干場君:大変細かいことで恐縮ですが、この資料のビフォア・アフターのところです。
ここの場所を通年で市内外の方に利用していただくということでは、雪の問題がいろいろあると思うのです。屋根の面積が大変大きいので、今の屋根の状態だと常に落ちてくる形になると思いますが、今、この辺にも何か配慮して工事を進められているのかどうか、確認させてください。

商工労働課長:当然、冬の落雪の関係もありますので、この辺については流れどめの設置といったことも現在検討しております。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第2回定例会予定案件、アのフラワーテクニカえべつの決算に関する書類についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

農業振興課長:第2回定例会に報告を予定しております株式会社フラワーテクニカえべつの平成26年度決算に関する書類につきまして御説明いたします。
資料別冊2の第22期平成26年度事業報告書の1ページをお開き願います。
第1事業概要であります。
平成26年度は、江別市花き・野菜栽培技術指導センターの指定管理業務のほか、花卉苗及び野菜苗の育苗事業、ガーデニングフェアの実施などにより、生産者への苗の安定供給や市民への花卉の普及推進に引き続き努めてまいりました。
なお、過去3年間の事業成績及び財産の状況につきましては、下段の表に記載のとおりでございます。
次に、2ページをお開き願います。
第2会社概要といたしまして株式、従業員の状況を、3ページには、取締役及び監査役の状況を、第3処務概要といたしまして株主総会に関する事項、取締役会に関する事項を、4ページに移りまして、引き続き、取締役会に関する事項と役員人事、処務事項について記載しております。
次に、5ページをごらんください。
第4計算、1貸借対照表でありますが、初めに、資産の部につきましては、預金などの流動資産が9,167万1,343円、固定資産が534万1,535円となっており、資産合計で9,701万2,878円となるものでございます。
次に、右側の負債及び純資産の部では、未払金などの流動負債が616万3,312円、資本金が5,000万円、利益剰余金が4,084万9,566円となり、負債及び純資産合計で9,701万2,878円となるものであります。
なお、内訳として、10ページに固定資産取得明細書を記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
次に、6ページをお開き願います。
損益計算書でありますが、営業損益の部では、売上高は野菜苗等の販売で5,429万4,608円、営業受託収入は指定管理料で966万2,000円、売上高合計では6,395万6,608円となるものであります。売上原価として当期製造原価は4,518万3,309円、販売費及び一般管理費は1,635万1,103円となり、内訳につきましては、8ページに、4製造原価明細書、5販売費及び一般管理費明細書を記載しておりますので、御参照いただきたいと思います。
6ページの損益計算書にお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、営業利益242万2,196円が生じまして、営業外収益、法人税を精算した当期純利益は201万7,615円となるものでございます。この純利益につきましては、7ページの株主資本等変動計算書のとおり、繰越利益剰余金の前期末残高と合わせますと、当期末残高は4,084万9,566円となるものであります。

委員長(野村君):ただいまの説明に対し、質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

商工労働課長:資料の11ページをごらんください。
補正予算の概要につきまして御説明させていただきます。
7款商工費、1項商工費、商工労働課所管分の補正でございます。
食を軸とした観光誘客・地場産品販路拡大事業は、東京丸の内で9月中旬に開催を予定しております「美味しい江別・大人の食育」ブランド化プロジェクトの実行委員会に補助金を交付するものであり、江別の食の魅力のブランド化と道外へのプロモーション活動を展開し、江別市の認知度向上やイメージアップ、取引及び販路拡大などを目的としております。実施内容は、雑誌の江別特集記事の企画、江別メニューフェア、プロモーションイベント、江別マルシェ開催であります。
補正額は160万円であります。

委員長(野村君):ただいまの説明に対し、質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、経済部所管事項を終結いたします。
建設部入室のため、暫時休憩いたします。(11:16)

※ 建設部長より主幹職以上の職員紹介

委員長(野村君):委員会を再開いたします。(11:21)
3建設部所管事項、(1)報告事項、アの平成27年度工事契約状況(5月18日現在)についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

管理課長:平成27年度の建設部に係る工事契約状況について御説明いたします。
資料の1ページをお開き願います。
平成27年度の工事予定額でありますが、土木工事では14億9,276万8,000円、建築工事では35億3,037万5,000円を予定し、総額では50億2,314万3,000円であります。
このうち、5月18日現在の工事契約状況につきましては、土木工事は12件で、1億4,041万8,360円であり、工事予定額に対する契約率は9.4%であります。また、建築工事は11件で、2億632万1,040円であり、工事予定額に対する契約率は5.8%であります。全体では23件で、3億4,673万9,400円で、契約率は6.9%であります。
また、それぞれの工事名、契約金額等につきましては、次の2ページ目に記載しておりますので、御参照をお願いいたします。

委員長(野村君):ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの江別駅跨線人道橋整備工事に係る精算についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

都市建設課長:イの江別駅跨線人道橋整備工事に係る精算について御説明いたします。
江別駅跨線人道橋は、平成24年に着手し、昨年10月30日に完成式を行い、供用を開始したところであります。
本年度は、駐輪場など周辺整備を行い、事業が完了する予定となっております。
本事業は、社会資本整備総合交付金により国から補助金を受けて執行しておりますが、平成26年度に精算予定でありました補助金の返還に未執行が生じましたので、報告いたします。
資料3ページをごらんください。
件名につきましては、JR負担金工事の減額による補助金の受け入れが超過していたための返還金で、返還金額につきましては昨年12月に補正した1,364万2,000円です。
未執行の理由につきましては、平成26年度に返還するため北海道と協議を進め、JR工事の減額に伴う補助事業の精算確定として昨年12月の補正予算に返還金1,364万2,000円を計上し、追加補正したところでありますが、北海道の方針が平成26年度と平成27年度の補助金の確定については通常事業と繰り越し事業を合わせた2カ年度分の事業費を精算するとの方針に変更となったため、未執行となったものであります。
今後のスケジュールにつきましては、本年12月に平成26年度、27年度分の精算返還金を補正で計上し、平成28年2月に北海道から返還請求を受け、3月ごろに支払いを行いたいと考えております。

委員長(野村君):ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。

高橋君:よくわからなかったというか、読んでそのとおりに理解するものなのかなと思ったのですが、これは、つまり、北海道の考え方が変わったということですか。従前は江別市が考えていたやり方だったけれども、北海道側が変わったということなのか、どうしてそういうことになっているのか、北海道からどんな説明を受けておられるのか、聞かせてください。

都市建設課長:方法を変更した理由ですが、このようなことは北海道としてもまれなケースでありまして、全道的に返還方法の統一を図った結果、工事費別ではなく事業費ごとに繰り越し事業も含めた形で返還を行いたいという方針に変わったものであります。従前は交付決定ごとという形なので事業費ごとのそれぞれの形で行ってまいりましたが、今回、統一された形での返還となりました。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの江別市中央土地区画整理事業(組合)についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

開発指導課長:江別市中央土地区画整理事業(組合)について報告いたします。
お手元の資料の4ページをお開き願います。
昨年11月の本委員会におきまして、事業の完了や組合の解散の見通しについて報告しておりました。本日は、その後の経過や今後の予定につきまして報告いたします。
まず、(1)事業概要でありますが、施行位置は元野幌の一部、現在の新栄台であります。施行面積は62.7ヘクタール、事業期間は平成6年度から26年度、総事業費は約123.6億円、総区画数は1,453区画、うち保留地は777区画であります。
次に、(2)経過でありますが、昨年度に事業が完成し、平成27年2月20日に組合は解散しております。現在は、清算法人に移行し、清算事務を進めており、3月6日から5月5日の債権申し出期間におきまして、新たな債権の申し出はございませんでした。
最後に、(3)今後の予定でありますが、6月から7月にかけて残余財産の処分を経て、9月に市が決算の承認を行い、清算法人が組合員に対する決算報告を行いまして、事業は最終的に結了となる予定であります。

委員長(野村君):ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、エの市営住宅の入居世帯人数区分の見直しについてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

建築住宅課長:それでは、市営住宅の入居世帯人数区分の見直しについて御説明いたします。
資料の5ページをごらん願います。
今回の目的は、入居者や入居希望者の幅広い要望等に応じるように、入居世帯人数区分について見直しを行います。
概要といたしましては、江別市営住宅条例施行規則の改正を行うことにより、入居希望の多い単身者向け住宅をふやし、また、世帯人数により入居できる住宅の面積要件を現在の北海道住生活基本計画の水準に合わせたものとします。
具体的には、表にありますとおり、単身向けは、従前、1LDKと、2DKはその面積が33.9平方メートル未満の平家としていましたが、見直し後は、1LDKは従前どおりでありますけれども、2DKは面積を42平方メートル以下と広くしました。また、平家のほかに、高齢者に配慮し、弥生団地のような中層住宅の1階も新たに対象といたしました。
次に、2人以上の世帯向けにつきましては、2DK、2LDKは従前どおりでありますが、3DKにつきましては、面積区分を43平方メートル未満から58.2平方メートル以下としております。3人以上の世帯向けにつきましては、従前は3DK、3LDKだけでしたが、それらにつきましては、今回、面積区分を変更し、さらに4DK及び4LDKの一部を追加しております。4人以上世帯向けにつきましては、従前は77平方メートル以上の3LDKと4DK及び4LDKの全戸としていましたが、それぞれ面積を79.4平方メートル超といたしました。
また、このことによる区分ごとの戸数の変動につきましては、下の表のとおりとなります。団地別では、野幌団地と中央団地においては変動はなく、新栄団地につきましても、数字的には変動がありますが、現在建てかえ中であり、新規募集を停止しているところでありますことから、現時点では変更はございません。現時点で変動がありますのは、弥生団地、あけぼの団地であり、弥生団地では、単身向けはゼロ戸から13戸に、対象はA棟からD棟の1階になります。2人以上世帯向けは92戸から123戸に、3人以上世帯向けは131戸から87戸になります。4人以上向け住戸につきましては、対象となる住戸はございません。あけぼの団地につきましては、単身向けは36戸から122戸に、2人以上世帯向けは297戸から314戸に、3人以上世帯向けは219戸から128戸に、4人以上世帯向けは34戸から22戸となります。団地全体での変動は、合計欄に記載のとおりでございます。
今回の規則改正により単身向け住戸がふえることとなりますが、現在対象となる住戸のほとんどが入居済みでありますことから、今後退去があった場合、見直し後の区分により、随時、新規募集を行っていくこととなります。また、あけぼの団地については、空き家のうち19戸が新たに単身向け住戸となり、今後、修理を行いながら定期募集において募集を行ってまいる予定です。

委員長(野村君):ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。

高橋君:前から気になっていたことですけれども、やはり単身者のニーズが高いことの反映ですから、それはそれとして理解します。ただ、ざっと見たところ、古い住宅が多いのかなというふうに感じたのです。この間は、建てかえ計画の中で、新しい市営住宅についてはファミリー世帯を重視するという方針だったかと思いますが、今後、新しい住宅を建てる際に、例えば戸数を設定するときに単身者に対する考え方に影響が出てくるようなことがあるのかどうか、そのあたりはこういう規則改正とあわせて考えられたのかどうか、お聞きしたいと思います。

建築住宅課長:古い住宅ということで、あけぼの団地のことではないかと思いますが、あけぼの団地につきましては、今、建てかえの計画というのはございません。長寿命化計画をもとにやっている新栄団地の建てかえにつきましては、290戸を整備いたしますが、委員がおっしゃられたように、単身者向けについて1LDK、2DK、2人以上世帯向け3DK、3人以上世帯向けにつきましては、今後のニーズなどを考えました結果、3対4対3の割合で計画しております。今後、建てかえる住宅につきましても、まだはっきりとした計画はございませんが、そのような考え方を持って整備していくことになると考えております。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第2回定例会予定案件、アの一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

管理課長:第2回定例会予定案件であります一般会計補正予算のうち、建設部における補正予算の概要について御説明いたします。
資料の6ページをお開き願います。
8款土木費、2項道路橋梁費の道路橋梁管理経費(臨時)は、路面凍上改修工事費として、3路線、延長600メートルの増により1億140万円を追加、また、高砂駅周辺整備事業は、高砂駅北側付近(鉄西線)の車両渋滞解消に向けた周辺整備のための現況測量費により320万円を措置するものであります。
補正額の合計は、1億460万円の追加となるものであります。

委員長(野村君):ただいまの説明に対し、質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもちまして、建設部所管事項を終結いたします。
建設部退室のため、暫時休憩いたします。(11:38)

委員長(野村君):委員会を再開いたします。(11:39)
次に、4協議事項、(1)農作物生育状況調査及び所管施設の現地調査の実施についてを議題といたします。
当委員会におきましては、その年の農作物の生育状況及び収穫期に向けた課題等について現状を把握するため、農作物の生育状況調査を実施しております。また、本年は、改選年でありますことから、あわせて、建設部及び水道部の所管施設の現地調査を実施したいと考えております。
日程につきましては、事務局を通して所管する部局と事前に調整してきた結果、次第に記載のとおり7月28日火曜日の午前9時15分より実施したいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、受け入れ先農家等の都合により、やむを得ず日程変更となる場合につきましては、後日、事務局を通して各委員に通知することとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、(2)先進地行政調査についてを議題といたします。
本件につきましては、初めに、副委員長から御報告申し上げます。

副委員長(裏君):それでは、私から御報告申し上げます。
御承知のとおり、本年は常任委員会の先進地行政調査の実施年となっておりますが、去る5月22日に開催されました常任委員会委員長会議において、次第に記載のとおり、今後の議会日程等を考慮した結果、10月5日月曜日から同16日金曜日までの間の2泊3日で実施することが確認されました。
なお、調査項目及び調査市等につきましては、今後、8月中旬ごろまでをめどに委員会にお諮りしながら決定してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

委員長(野村君):ただいま副委員長から報告をいただきましたが、確認等はございませんか。

高橋君:調査希望項目を募ったりするような手順を踏むのかどうか、そうであれば、いつごろ、そういった段取りをするのか、確認させてください。

委員長(野村君):暫時休憩いたします。(11:41)

※ 休憩中に、調査希望項目の取りまとめについて確認

委員長(野村君):委員会を再開いたします。(11:43)
高橋委員からお尋ねいただきました事項については、希望があれば、第2回定例会中に報告をいただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認をいたします。
ほかに確認等はございませんか。(なし)
それでは、本件につきましては、報告のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認させていただきます。
以上で、本件を終結いたします。
暫時休憩いたします。(11:43)

※ 休憩中に、第2回定例会の委員長報告の有無について協議

委員長(野村君):委員会を再開いたします。(11:44)
次に、5第2回定例会の委員長報告の有無についてお諮りいたします。
休憩中に協議いたしましたとおり、委員長報告は行わないことと確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、6閉会中の所管事務調査(案)についてでありますが、記載の4項目について議長に申し出いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、7その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(11:45)