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生活福祉常任委員会 平成27年6月25日(木)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月12日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(尾田君):ただいまより、生活福祉常任委員会を開会いたします。(13:29)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
健康福祉部入室のため、暫時休憩いたします。(13:29)

委員長(尾田君):委員会を再開いたします。(13:30)
1健康福祉部所管事項、(1)報告事項、アの交通事故についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

福祉課長:私から、交通事故について御報告申し上げます。
資料の1ページをお開き願います。
今回の事故でありますが、去る6月9日火曜日午前8時55分ごろ、福祉課の非常勤職員が障がい者支援業務のため、市道兵村3番通り上り方面の左側車線を走行中、向ヶ丘57番地先にて、次の交差点を右折するために右側車線に車線変更を行おうとしたところ、後方確認を十分に行わずに車両を移動させた結果、右側車線を走行していた相手方の大型特殊車両の左側中央部に当方車両の右側前方部が衝突したものであります。
損害の程度でありますが、人身につきましては双方ともありませんでしたけれども、相手方車両は、左側中央部にすり傷等の損傷、当方車両は、フロントバンパーが脱落し、右側前方部のボディーとライトを破損いたしました。
当該事故につきましては、車線変更時の後方確認不足及び運転操作の誤りによるものであり、細心の注意を払うことにより回避できたものであると認識しております。
なお、今回の事故につきまして、事故発生後、保険会社を通じて示談交渉を行ってまいりましたが、相手方から、双方の修理費をそれぞれ自己負担とし、双方とも相手側に修理費を請求しない旨の条件が提示され、双方協議の結果、去る6月18日に提示された条件で示談が成立いたしましたので、あわせて御報告申し上げます。
今後におきましても、より一層の安全運転の徹底を図り、事故の防止に努めてまいりたいと存じます。
まことに申しわけございませんでした。

委員長(尾田君):ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。

齊藤佐知子君:確認ですが、双方それぞれが修理費を負担すると伺ったのですが、それでよろしいですか。

福祉課長:お互いにそれぞれ車の損傷が出ております。それぞれが自分の車の修理費について負担するという意味でございます。

齊藤佐知子君:単純に考えると、それぞれに不注意があったということですか。

福祉課長:今回の示談の内容ですが、先ほど申し上げたとおり、いわゆる過失の割合等については協議の内容に特別含めておりませんので、最終的にどちらの過失かということが決定されているものではありません。ただ、事故の結果等に鑑みますと、当方の割合が高いものと考えられるところでございます。

齊藤佐知子君:状況はわかりました。
今回の御報告もそうですが、これまで他の所管等でも事故の報告を受けている経過もあります。現場等では、よくヒヤリ・ハットという形で事故に対して事前の研修を行っていますが、ヒヤリ・ハット的な研修は職員の中でやっていらっしゃるのでしょうか。

福祉課長:直接、組織立ってやっているものは特別にないのですけれども、当然、外勤等がございますので、現場ごとに職員のほうで行うようにしております。

委員長(尾田君):ほかに質疑ありませんか。

赤坂君:大型特殊車両というのは、ショベルカーか何かですか。詳しく教えてください。

福祉課長:大型のクレーン車になります。

赤坂君:そうすると、相手方の損傷は、ペンキが剥がれたとかで、へこんだということではないと理解してよろしいですね。

福祉課長:委員がおっしゃるとおり、外観上で判断する限りでは、塗装が剥げているような状況しかわかりません。ただ、実際の修理等については、今、相手方のほうで行っておりますので、こちらでは把握していない状況でございます。

赤坂君:わかりました。
実は、私も、時々、車線変更して、ふと見たら車が来ていて、はっとすることがいっぱいあるのです。4月にも、自転車に乗った子供が横断歩道を走って来て、危うくタイヤで踏みそうな状況がありました。やはり、これはお互い気をつけなければならないなという感想を込めて、十分に注意しましょう。

委員長(尾田君):ほかに質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの地域密着型サービス施設の整備工事についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

介護保険課長:江別市地域密着型サービス施設の整備方針について御説明申し上げます。
資料の2ページをごらんください。
江別市高齢者総合計画は、介護保険法等に基づき、計画期間を3カ年としており、昨年度で前計画が終了することに伴い、平成27年度から平成29年度までの3カ年を計画期間とする現計画を策定し、今年度から計画を推進してまいるところであります。同計画において、施設整備に対するニーズへの対応を図ることを目的に、複数の介護施設の整備を進めるに当たり、計画に沿った施設整備を進めるための方針が必要となるところであります。
資料の1趣旨でありますが、江別市高齢者総合計画における施設整備計画に基づき、施設整備を公平かつ適切に行うことを目的として、本方針を定めるものであります。
2整備対象施設につきましては、(1)平成28年度の開設予定といたしまして、定員29名の地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護、いわゆる小規模特別養護老人ホームを1施設、(2)平成29年度の開設予定といたしまして、2ユニット18名の認知症対応型共同生活介護、いわゆるグループホームを1施設、計2施設を整備予定であります。
3公募につきましては、別途、江別市地域密着型サービス事業者募集要項を定め、前計画と同様に、公募により整備事業者を選定することといたします。
なお、平成28年度開設予定施設と平成29年度開設予定施設とを一括公募しようとするものであります。
4選定委員会でありますが、公募による事業者からの提案内容について、公平かつ公正に審査を行うことを目的に、江別市地域密着型サービス選定委員会を設置いたします。委員の構成につきましては、大学の教員が2名、現計画策定時の策定委員会の委員が1名、有識者が1名、江別市職員が1名の計5名を予定しているところであります。
事務局は、介護保険課が担当いたします。
5選定でありますが、選定委員会による選定に際し、書類審査による1次審査、現地調査及びプレゼンテーションによる2次審査を実施の上、事業者を選定する予定であります。また、申し込み数が多数の場合は、1次審査時の結果に基づき、2次審査の対象となる事業者を一定数とすることも検討しております。
6今後の予定でございますが、選定に係るスケジュールを含む公募全体のスケジュールはあくまで現時点での予定であります。現在、公募に係る募集要項等の内容を精査している段階でありまして、これらは選定委員会での議論を経た上で最終的に決定し、7月下旬の公募実施の公表の後、資料に記載のとおり、年内には各施設の整備を担う事業者を決定したいと考えているところであります。

委員長(尾田君):ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。

角田君:教えていただきたいと思いますが、今回の選定委員会のメンバーで、学識経験者2名あるいは有識者1名については、総合計画の策定委員会の人間とは別の方ということでよろしいですか。
もう1点、策定委員会の元委員1名という方は、前の策定委員会ではどういう位置づけで選ばれた方なのか、確認させてください。

介護保険課長:選定委員の予定の方についてでございます。
学識経験者の2名である大学の教員につきましては、1名は策定委員会の委員でいらっしゃった方であります。1名の方は、策定委員ではございません。
それから、策定委員の1名の方ですが、この方は介護関係の知識を持っていらっしゃる方で、特に団体に所属しているということではございません。市民代表という位置づけの方であります。有識者は、福祉行政に携わったことがあり、介護等に知識を持っていらっしゃる方を1名、お願いしようと考えております。

角田君:そういう意味では、部長も含めれば5名のうち3名が策定委員会経験者だということが前提になります。この3人がその計画の内容を熟知した形で行われるのかと思います。残りの2名も、ある程度の知識をお持ちの方であるということは、市が考える計画のとおり、議論の中でできたものにはきちんと対応できるメンバーを選定したということでよろしいですか。確認いたします。

介護保険課長:私どもが策定させていただきました現計画については、御理解をいただいている方々だというふうに考えております。

角田君:その場合、公平・公正に選定するといった部分について、その前段階で、当然、公平・公正に計画を立案していると考えておりますが、同じメンバーに近い、あるいは過半数以上がそういうメンバーであることについて、市民に対して公平性を保つということはどういう言葉で説明できるのか、御教示いただきたいと思います。我々もこういうことをよく聞かれるのです。

健康福祉部次長:先ほど課長から説明しておりますとおり、公平・公正に選定するという趣旨で整備方針を立て、その中で選考の手続をしていこうと考えております。
選定委員会を設けますのは、行政サイドで一方的に決定するものではなく、選定委員会でさまざまな議論を踏まえて、そうした手続を経た上で最終的に決定するという考えでございますので、角田委員がおっしゃるとおり、公平・公正に選定するということを市民に向けても説明していきたいと考えております。

角田君:僕も嫌らしい質疑をしていることはわかっていますし、公平・公正に選定していないとは思っていません。ただ、選定基準がどうだったのか、あるいは、個人名を挙げるわけにいきませんが、どういうふうに選んだのかと。公平・公正に選定することを目的にしてと資料に表現するのは簡単ですけれども、どういう基準で選んだのか、あるいは、どういう意図を持って選んだのかといったこともできれば資料として出していただきたいと思います。選定基準、選定過程というものを市民が見たときに、当然、公平性、あるいは公正に選ばれたかどうかは気になる部分がありますから、そういった部分は我々にもきちんと明示していただきたい。これから先、何かのときに市民に向けてこういう方針を出していくと思いますので、そこにもちゃんと記載していただきたいし、できれば、ぱっと答弁を出していただきたいと思います。そういうこともお願いしておきます。

委員長(尾田君):ほかに質疑ありませんか。

赤坂君:3点ほどあります。
1点目は開設時期です。2番目の認知症の施設は平成29年4月に指定ということで、時期を明確にしていますが、1番目の施設はそれがなく、平成28年度ということになっていますので、日程的に言えば、この開設時期はいつごろを想定しているのか。

委員長(尾田君):一つずつ行きましょう。
まず、今のことについて答弁をお願いします。

介護保険課長:開設時期についてでありますが、委員が御指摘のとおり、平成29年度については4月の指定を予定していると表記しております。一方で、平成28年度については、平成28年度とだけしか書いてないので、具体的にどうなのかということだと思います。
平成28年度につきましては、年度いっぱいということも考えられると考えております。また、平成29年度のものはどうなのかということですが、これも、実際には平成29年度の中でということになると思います。私どもといたしましても、4月と書いたのはちょっと気が早過ぎたというか、気負い過ぎたと申しますか、4月に指定できるように準備を進めたいという思いはありますが、実質的には施設の工事等がございますので、やはり年度内になるかというふうに思っております。
表記の仕方としてちょっと不適切といいますか、勢い余って書いてしまって申しわけなかったと反省しているところであります。

委員長(尾田君):課長、委員会に出されている資料ですから、やはり曖昧では困るので、今のところはちゃんと整理してください。
これは、4月に指定することに向けて最大限努力していくのか、それとも、希望的観測程度のものなのか、その辺はどうですか。できないものはできないでいいし、やるならやるという決意をちゃんと言ってください。曖昧では困ります。

介護保険課長:ただいまの御指摘でありますけれども、表記といたしましては、平成28年度と29年度をあわせて募集するということで説得力を求めようという思いがあって、ちょっと行き過ぎたかなという部分がございます。実際には平成29年4月には開設準備ができるということだと考えておりまして、表現として誤解を招くような表記だったかと存じます。申しわけありません。
平成29年度には間違いなく開設できるように進めてまいりたいと考えております。

赤坂君:頭を抱えている上司もいたのではないかと思いますが、緻密に聞いていきたいと思います。
平成28年度は、早いのならいいです。
平成29年度は、もっと先の話で準備期間も相当あります。だったら、できるのではないかと。
つまり、前段の部分はベッド数も多くてスケールも大きいのですが、これは期間が短い。平成29年度は、ベッド数は少ないけれども、ロングランで期間がある。それなのに、平成29年4月としているから、これは十分可能性があるのではないかと普通は認識しますよね。
平成28年度については開設が年度内云々というのは理解できるけれども、国の事業とか予算づけとか、あるいは、江別市のさまざまなことはどのぐらい予定されるのかということも後段に聞きたいのです。そのことによって年度がずれかねませんので、その辺をもう1回明確にしてください。

健康福祉部長:今のお尋ねですが、その前に、資料の3を訂正させていただきたいと存じます。
今回は、3年間で地域密着型の二つの施設を整備する計画でおります。まず、平成28年度として地域密着型の介護老人福祉施設、いわゆる特養、そして、平成29年度に次の認知症対応型共同生活介護、いわゆるグループホームをそれぞれの年度の中で整備するという計画で進めております。ただ、今回の地域密着型の施設の整備方針の中では、平成28年度の計画と平成29年度の計画の両方を合わせて一括で公募するという進め方をさせていただきたいというふうに考えております。ですから、平成28年度中の開設予定は小規模の特養、そして、平成29年度中の開設予定がグループホームという形になろうかと考えております。
資料に平成29年4月の指定を予定していると書いてあるところを訂正させていただきたいと存じます。指定行為そのものは、一定の建物が建った段階、運営が確定できた段階となりますので、それぞれ平成28年度中、平成29年度中の指定を予定しております。

委員長(尾田君):確認します。
平成29年4月の指定という4月のところを、年度中の指定というふうに直したほうが間違いないということですね。

健康福祉部長:直させていただきたいと思います。

委員長(尾田君):赤坂委員、また各委員も、そのように御理解いただいてよろしいですか。(了)では、そのように読みかえていただいて、質疑を続けていただきます。

赤坂君:わかりました。
それでは、二つ目の質疑です。
今までも地域密着型の施設がありますが、新しく建設する施設は、地域をある程度特定するのですか。遠く離れたところにということもありますが、地域密着型というと、選定委員会にかけるまでもなく、誰が考えても職住が接近しているということだと思います。その辺で、エアポケットになっているところ、あるいは、地域性が欠けているところを想定しているのかどうか。つまり、今、地域密着型が何カ所かありますが、それ以外に地域密着性のあるようなところが望ましいというふうに見ているのかどうか。グループホームはいっぱいありますが、地域密着型ということでは、募集する、あるいは審査にかける前に、江別市として適切な場所、あるいはエアポケットの場所など、なるべくこの場所がいいなということを想定しているのかどうか。例えば、野幌にあるから、江別エリアの北側とか南側、大麻駅の南側とか。アバウトですが、地域密着というのはそういうことですよね。それは選定委員会の中でいろいろもんでいただければいいのですけれども、それを2点目にお伺いしたいと思います。

介護保険課長:地域密着型の配置の仕方かと思います。
地域密着型については、市としても新しい取り組みですので、全市的に全部をカバーできているかということは簡単に申し上げられないと思います。ただ、生活圏域といたしまして江別地区、野幌地区、大麻地区という考えの中で、ほかの特別養護老人ホームもそうですけれども、今まで張りついてきているところでありまして、その段階でもバランスを考えて配置できてきたのかなというふうに捉えているところであります。
今後も、委員がおっしゃったとおり、選定委員会の中でも、具体的にどういった配置をしたらいいのか、議論させていただいて決めていきたいというふうに考えております。

赤坂君:わかりました。
それでは、3点目です。
これは事前報告というふうに受けとめます。これは当初の整備計画の中にも盛り込まれていて、具体的に動き出すとなると、当然、29床と18床ということで、江別市の持ち出しはという予算絡みの話もその段階で出てくると思うのです。もちろん介護関係も出てきますが、それは問題ないですけれども、建物に対する国の支援、江別市の支援があって、このぐらいのキャパシティーでは国の支援はどのぐらい来るのか、あるいは、北海道からはどのぐらいの支援か、江別市はどのくらいか、それを想定して物事を考える必要があると思います。それは、過去の例からいうと大体どのぐらいなのか、そういうことも想定した整備方針だと思うのです。
アバウトで結構ですから、国からどのぐらいの支援が来るのか。補助率もあると思うし、金額がわからなければ、前例では大体このぐらいだというヒントが何かあれば教えていただきたいと思います。別にこう言ったからと言質をとるわけではないです。予算のときに賛成しなければいけないなという思いも頭の中に十分にありますので、一つお聞かせいただきたいと思います。

地域支援事業担当参事:ハードを建てる際の補助なり、もしくは、市の単費での持ち出しということかと思います。
過去の例から行きますと、国の補助、もしくは国の原資を積んだ北海道の基金、ここから出てくることが想定されます。ただ、大変申しわけございませんが、補助単価につきましては、今、手元にございません。定かではないのですが、グループホームでは3,000万円ほどだったかと記憶しております。
それから、市の持ち出しですが、過去の例を申し上げますと、それはございません。国、道の基金のどちらかになるかと思いますが、それ以外は、具体例でいいますと、平成25年に地域密着型特養を1棟建てまして、その際には補助と自己資金、自己資金の中には福祉医療機構という団体からの融資も含めて、その中でやりくりしていただいているような状況であります。

委員長(尾田君):ほかに質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第2回定例会追加予定案件、アの白樺・若草乳児統合園新築建築工事請負契約の締結についてを議題といたします。
本件に対する説明を求めます。

子ども育成課長:私から、定例会最終日に追加提案を予定しております白樺・若草乳児統合園新築建築工事請負契約の締結について御説明いたします。
資料3ページをお開き願います。
本件につきましては、江別市立保育園の整備と運営等に関する計画及びえべつ・安心子育てプランに基づき、保育の提供体制及び子育てサービスの充実を図るため、老朽化した保育園2園を建てかえ、統合しようとするもので、工事請負契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。
工事の概要につきましては、施工場所を野幌住吉町37番地7、構造規模が鉄骨造平家建てで、建築面積1,465.01平方メートル、延べ床面積1,424.63平方メートルであります。
主要室につきましては、乳児室2室、保育室4室、遊戯室、一時預かり室、多目的保育室、子育て支援センター、多目的会議室などとなっております。
工事請負契約につきましては、6月8日に一般競争入札を行った結果、契約金額3億6,072万円、消費税込みで、アイグステック株式会社江別営業所が落札し、6月16日に仮契約を締結したところであります。
工期につきましては、議会の議決があった日から平成28年3月4日までとなっております。
なお、この工事には、電気設備工事及び暖房・排水・衛生設備工事は含まれておりません。
施設の詳細につきましては、資料4ページから6ページまでに設計図書を添付しておりますので、御参照いただきたいと思います。

委員長(尾田君):ただいまの説明に対し、質疑ありませんか。

赤坂君:契約金にかかわることは隣の総務文教常任委員会でやっているから詳しく聞くつもりはないですけれども、知っている範囲で結構なので、参考までにお聞かせ願いたいと思います。契約管財課は隣の部屋に出ていますので、わからないところはわからないで結構です。
一つは、この3億6,072万円ですが、当初の予定価格、最低価格は幾らぐらいに設定されていたのですか。

子ども育成課長:入札・契約事務は総務部所管分でありますので、詳細はわかりませんが、予定価格としては税込みで4億1,177万1,600円となっておりまして、入札に関しては5者が応募しております。この5者は、共同企業体が三つ、単独事業者が二つとなっております。

赤坂君:そこまで知っていたら、もう少し聞きたくなりました。
参考までに、5者の名前をお聞かせ願いたいと思います。また、この次に高く入れた企業はどこですか。5者の名前ともども教えてほしいと思います。

委員長(尾田君):赤坂委員、この質疑については受けますけれども、それ以上の細かいものはホームページその他に載っていますので、事前に勉強しておいてください。

子ども育成課長:5者の名前につきましては、落札したアイグステック株式会社江別営業所のほか、船木・石共同企業体、丸彦渡辺建設、津嶋・三浦共同企業体、武田・北洋共同企業体の5者になっています。

赤坂君:わかりました。
この事業は、先ほど電気、暖房は入っていないとありました。それはこの後に発注されるというふうに理解するのですが、そのほか外構工事などは、予算上、今年度行う計画になっているのですか。

子ども育成課長:本件工事につきましては、敷地面積に比して建築面積が大きい施設になっておりまして、当初、外構工事と並行して早期開業を検討したのですが、工事の工程から、並行して外構工事ができないことから、園舎建築後、外構工事に着手します。ただ、そうなりますと冬期間の外構工事の施工になりまして、工事の工程、効率的な工事、そのほかコスト面からも影響があるということで、雪解けを待って外構工事に着手する予定でおります。

赤坂君:開設が4月でないことは承知しておりましたが、外構工事とも絡んできますけれども、この地図を見ますと、職員の駐車場が25台分、それから、相談などで来られる外来の方、父母の方々が置く13台分ぐらいの駐車場がございます。しかし、今の若草乳児保育園と白樺保育園の職員、また、パート職員などもいますから、相当な人数の方々がここで働くことになるだろうと思いますけれども、それからすると、駐車場が25台では相当足りないと思います。車を持っている人だけでも、最大のときで40人以上いるという話を聞いているので、そういう意味からすると、これでは到底間に合わないし、冬になるともっと狭くなるだろうと思いますので、当然、これ以外にも駐車場確保の対策が必要になると私は思っています。
平家で広い建設面積になったから当初の思惑とはちょっと違ってきたこともありますが、今後、将来的にまた別のところに駐車場を確保するのか。やはり、そこで働く職員が速やかに就業できる環境確保のために駐車場は欠かせないものなので、その辺をどのように考えているか、お伺いいたしたいと思います。

子ども育成課長:外構工事につきましては、設計段階で、一般駐車場として13台、裏面のその他職員等が利用できるものとして25台と計画しております。一般駐車場につきましては、他の保育園の状況を見ましても、13台程度でおおむね対応できると判断しております。保育施設ということで、車で往来する時間が朝夕に限られていまして、また、勤務に応じて時差があるので、この台数で大体対応できるのではないかと考えております。
職員を含めた25台の駐車場につきましては、6月1日現在、若草・白樺保育園の非常勤を含めた職員でマイカー通勤している者が32名おります。保育士につきましても時差出勤がありまして、32台を一気にとめるケースはありません。時間を見ますと、9時から16時の間の時間帯において最大28台が駐車しますので、そういうことから職員用としては3台程度が不足する状況にあります。ただ、9時から16時の時間帯の一般駐車場は子育てセンター以外で利用しませんので、状況に応じて職員の併用も考えながら対応していきたいと考えております。

赤坂君:時間帯なども詳細に調べられたそうですが、人事異動があるとまたどうなるかわからないし、今の保育園の乳児、幼児の定数の問題も絡んできます。それからすると、場合によっては足りないし、冬場の降雪も考えるとちょっと足りないという気がしないでもないです。いずれにしても、オーバーフローしたときには何らかの対応をするというふうに理解してよろしいですね。

子ども育成課長:外構工事の施工については、先ほど申し上げたように園舎建設後となりますが、これから具体的な施工に入る前に、限られたスペースの中でより多く駐車できるよう、例えば軽自動車専用のスペースを設けるなどの配慮をしながらスペースを確保していきたいと考えております。

委員長(尾田君):ほかに質疑ありませんか。

島田君:今回、入札に参加した企業は5者と言われていますが、アイグステック株式会社の本社はどこですか。

子ども育成課長:落札した業者の本社は神奈川県にあり、本店が千歳市、江別市に営業所が設置されているという形です。

島田君:専門的でわからないならよろしいですが、一般競争入札、もう少し具体的に言えば条件つき一般競争入札ですが、この会社はもちろん条件を満たしているのですね。

健康福祉部長:契約につきましては契約管財課が所管しておりまして、江別市が持っているルールに基づいて競争入札されたものと考えております。ですから、ルールに基づいた入札であった、我々はそういうふうに考えています。

委員長(尾田君):ほかに質疑ありませんか。

角田君:契約行為に関しては隣の総務文教常任委員会での話なので、その前段階の基本構想、基本設計、実施設計の中身のことについてです。
今、駐車場のスペースも、足りるか、足りないかは別として、詳細を述べていただきましたが、保育施設としてこうあるべきだとか、あるいは、こういう材料を使ってほしいとか、委員会録を細かく見ておりませんけれども、そういう打ち合わせは建設部などとしているかどうか、確認させてください。

子ども育成課長:今回の設計に関しては、設計コンサルタント、建設部並びに私どもですが、私どものメンバーの中には現場を知っている保育士数名にも加わっていただきまして、おおむね2カ月に1回程度で協議させてもらいながら設計を進めてきております。その段階では、現場の内容も網羅されておりまして、設計コンサルタントからは、平家建て以外に、一部2階建て、総2階建ての提案もありましたが、さまざまな点から判断して、私どもの意向に沿った形で設計ができ上がったと考えております。

角田君:これは、低入札価格の調査を経て行っていますね。
そこで、今後、仕様書上では、例えばJIS何とかと同等品等々となると思いますが、安い資材を使うときのチェックとかはどうなのか。仕様どおりにきちんとやっているかどうか、あるいは、これは別の部署の仕事になるかと思いますけれども、のりのことで過去に何度か化学物質の問題がありました。そういった部分での一定程度のチェックということで、入札制度の部分ではここまで踏み込んではいけないのかもしれませんが、やはり5,000万円少ない予算でやるとなると、そのパーセンテージを考えたときには、何か問題が生じないように、札幌市でもホルムアルデヒドの比率が高過ぎて使用できなかった児童施設がありましたけれども、そういうことが起きないような対応について、所管としてどういうふうに考えていますか。

子育て支援室長:施設の材質に対する基準をどう考えるかということかと思います。
児童福祉施設となりますので、建築基準法以外に、材質についても厚生労働省が定める基準があると私どもは認識しておりまして、当然、そういったものをクリアした材質です。特に、子供たちにとって、塗料等のアレルギー対応については児童福祉施設は最も気を使わなければならない部分と考えておりますので、床の材質、塗料、外壁の接着剤は、児童福祉施設としての基準をクリアされたものを使うようにという形で、建設担当部署とも情報交換しながら進めてまいりたいと考えております。

角田君:札幌市で実際に起こった事例ですから、その辺はやはりきちんとチェックしていただきたいと思います。これは、所管をまたぐことは十分理解しています。そうした厚生労働省の基準の部分を一番把握しているのは所管部署ですから、きちんと口も出すという言い方は変ですが、一緒になってチェックして、予定日には何事もなく施設が開設されるように最大限の努力をしてください。
要望です。

委員長(尾田君):ほかに質疑ありませんか。

清水君:聞き漏らしていたら申しわけありませんが、確認いたします。
乳児室2室と保育室4室で、それぞれの定員はどのぐらいになりますか。

子ども育成課長:今回の建築については、これまでも委員会に報告させていただいていますが、総定員は140名です。市の傾向としてゼロ歳児から2歳児の保育の供給体制が不足している状況でありますので、既存の施設にゼロ歳児から2歳児の定員数をふやした形で考えて140名とさせていただいています。現行の2施設を合算した定員では総定員120名になっていますので、20名ふえる分は、ゼロ歳児から2歳児の提供量の確保という形で考えていただいて差し支えないと思います。

清水君:何か連立2次方程式を解けと言われているような気がしますが、新しい施設の乳児、ゼロ歳児から2歳児までのマックスは何人ですか。

委員長(尾田君):乳児室と保育室の総定員の見通しがわかれば教えていただきたいと思います。

子ども育成課長:今、設計の段階で部屋の面積を確保しているのは、現行でゼロ歳児が12名のところを18名に6名増、1歳児が18名のところを24名として6名増、2歳児が現在18名の定員を24名で、あとの3歳児以降は定員を2人ふやすような形で考えております。

清水君:確認です。
ゼロ歳児から2歳児がいわゆる乳児と言われるのですか。違いますか。初めての委員会なので、申しわけありませんが、お願いします。

健康福祉部長:乳児と言われるのは、ゼロ歳、1歳になります。今、枠が非常に足りないのがゼロ歳、1歳、2歳までです。そして、今回、若草乳児保育園と白樺保育園との統合ですが、若草乳児保育園はゼロ歳、1歳までの保育園で、2歳になると違う園に移っていただく形になっております。今回ふやすのはゼロ歳、1歳、2歳の部分ですから、ゼロ歳児、1歳児、2歳児を合わせて66名です。通常、乳児と言われている部分だけですと、今のところ、若草乳児保育園の定員が30名だったところを、統合園では42名分の枠に拡大する予定でおります。

委員長(尾田君):ほかに質疑ありませんか。

角田君:僕もしばらくぶりの生活福祉常任委員会なので、教えてください。
総定員という表現を使いましたけれども、面積要件等々で、要件上の定数としては120名のところ、特例を使って増員を行っているのか、それとも総定員140名という数字が面積要件の定数なのか、そこだけ確認させてください。どっちが本当の定数ですか。

委員長(尾田君):新しい施設の最終的な総定員が何名で、乳児を何名、一般の子供を何名予定しているのか、わかるように説明してください。

健康福祉部長:面積要件ですけれども、140名を収容できるだけの面積を確保してございます。

角田君:そういう意味では、基本的には、面積要件を含めて140名がマックスになると。そうすると、今後、子育て世代をふやしていくという施策の中で、この部分はまだ特例を持つ要素がありますか。プラス20%なり10%なりの要素を持っているというふうに理解してよろしいでしょうか。

健康福祉部長:物理的あるいは法律的に20%枠を持つことは可能かと思いますけれども、実際には職員配置などさまざまな問題がございます。どこまでの人数をそこにはめ込むかというのは、子供の受け入れ状況もありますので、現在のところはそこまでの利用の広げ方は考えておりません。

委員長(尾田君):ほかに質疑ありませんか。

赤坂君:今、乳幼児の定員数を聞きました。それぞれの定員数は実際に入るときには若干の流動性があると思いますが、これを想定したとして、職員は何人が張りつくことになりますか。

子育て支援室長:今現在の見込みですが、140人定員とした場合、いわゆる児童に対しての職員配置は、ゼロ歳児では3人に対して1人などいろいろ基準がありますけれども、その基準を換算しますと、保育士は現状から5名の増員が必要になるのではないかという見込みをしております。統合園だけで今までより5名ふえる状況です。

委員長(尾田君):ほかに質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、健康福祉部所管事項を終結いたします。
暫時休憩いたします。(14:27)

委員長(尾田君):委員会を再開いたします。(14:28)
最後に、2その他について、事務局からございませんか。

壽福主任:生活福祉常任委員会の所管に係る陳情の提出がありましたので、審査方法等について御協議いただくため、写しを配付し、提出経過等を説明してよろしいでしょうか。

委員長(尾田君):今、事務局から説明がありましたとおり進めてよろしいですか。(了)そのように確認しましたので、配付をお願いします。

壽福主任:ただいま配付いたしました陳情書について御説明いたします。
精神障害者の交通費助成については、6月3日に江別市精神障害者の交通費助成を求める会の土屋氏が来庁され、直接、受理したものでございます。
願意としましては、江別市として精神障がい者の交通費助成を実施することを求めるものです。
なお、本陳情は、正式には議会運営委員会で諮った後、第2回定例会最終日に上程され、生活福祉常任委員会に付託後、閉会中の継続審査となる見込みですが、閉会中の審査に向け、審査資料や審査方法について協議をお願いするものでございます。

委員長(尾田君):事務局より説明をいただきましたので、審査方法等について協議したいと思います。
暫時休憩いたします。(14:30)

※ 休憩中に、陳情の審査方法等について協議

委員長(尾田君):委員会を再開いたします。(14:45)
精神障害者の交通費助成については、資料を部局及び議会事務局に求めたいと思います。
その資料については、一つ目に、全道の精神障がい者への交通費助成状況の一覧、二つ目に、当議会における過去の審査状況がわかる一覧表、そして、三つ目として、肢体不自由などいろいろな障がいがありますけれども、精神障がい者と他の障がい者の交通費にかかわるサービスの違いがわかる資料、四つ目として、平成28年以降に施行される障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律の概略と、国会議論等での精神障がい者にかかわる質疑、意見などがもしわかれば集めてもらいたいということです。最後に、精神障害者保健福祉手帳所持者の所得等の状況についての一覧表、以上の資料を要求したいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、その他について、各委員から何かございますか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(14:47)