平成13年第1回江別市議会会議録(第1号)平成13年3月1日 9ページ
6 議事次第の続き
議案第19号
議長(赤坂 伸一 君)
日程第41 議案第19号 江別市公民館条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
教育部長(浦島 忠勝 君)
ただいま上程になりました議案第19号 江別市公民館条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
本条例は、社会教育法の規定に基づき、公民館の設置及び管理に関し必要な事項を定めているものでありますが、生涯学習の推進に伴い、市民の様々な活動が活発化して公民館の利用が増加し、中でも野幌公民館は3公民館の中央に位置している地理的な要因も相まって、研修室が不足している状況にあります。
一方、情報図書館は野幌公民館内に情報図書館野幌分館を設置しているところでありますが、市民の要望にこたえて平成13年度から祝日開館を実施することに伴い、野幌分館を本館に統合することから、野幌分館の跡を研修室として改修整備し、使用料を定めようとするものでございます。
改正の内容でありますが、別表に記載されております野幌公民館の研修室4号の下に研修室5号を加え、使用料につきましては、時間区分に応じて午前は2,100円、午後は2,600円、夜間は2,700円、全日は7,400円に定めようとするものであります。
なお、この条例は、情報図書館野幌分館の統合に伴う蔵書等の整理業務及び改修整備を終えて平成13年7月1日から施行しようとするものでございます。
以上、提案理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(赤坂 伸一 君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
上程中の議案第19号は、予算特別委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
意見書案第1号
議長(赤坂 伸一 君)
日程第42 意見書案第1号 雪氷資源の活用促進を求める意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
宮澤 義明 君
ただいま上程となりました意見書案第1号 雪氷資源の活用促進を求める意見書につきまして、地方自治法第99条に基づき、江別市議会会議規則第13条の規定により提出するものでございます。
提出者は、五十嵐議員、高間議員、三上議員、宮本議員、そして私、宮澤でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
雪氷資源の活用促進を求める意見書
我が日本列島は南北に長く、日本海側を中心に世界的な豪雪地帯が存在し、北は北海道から南は広島県、岡山県まで、毎年全国で700~900億トンが積雪しています。
雪1トンは約10万キロカロリーを有し、冷却する際の熱量換算では灯油13リットルに匹敵するとも言われており、我が国の積雪量の0.2パーセントを利用するだけでも100万キロワット出力の発電所10数基分のエネルギーに相当するとも言われています。
これまで豪雪地帯では多額の経費を掛けて貴重な石油エネルギーを使い除排雪をしてきましたが、近年に至って克雪対策から、雪を積極的に資源として活用し、雪国の特性に応じた地域づくりを推進しようとする利雪の考え方が広がりつつあります。
平成4年には豪雪地帯対策特別措置法の改正で初めて利雪が明記され、最近では、雪氷の持つ冷熱に着目した雪冷房マンションや特別養護老人ホームへの利用、氷室、雪室などによる大規模食糧備蓄施設の整備など、本格的な利雪への取り組みが進んでいます。
膨大な雪氷資源を適切に活用することは、貴重な化石燃料の節約にもつながることになります。
よって、政府におかれましては、雪氷資源の利用研究を促進するとともに、積極的に活用していく各地域の取り組みを推進するため、雪氷を新エネルギー利用促進特別措置法の新エネルギーとして認定するなど、制度的な支援体制の確立に取り組むよう強く要望いたします。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成13年3月1日、北海道江別市議会。
提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、文部科学大臣、経済産業大臣あてであります。
よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(赤坂 伸一 君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第1号 雪氷資源の活用促進を求める意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、意見書案第1号を採決いたします。
意見書案第1号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
意見書案第2号
議長(赤坂 伸一 君)
日程第43 意見書案第2号 野菜の緊急輸入制限措置の発動に関する意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
三上 孝 君
ただいま上程となりました意見書案第2号 野菜の緊急輸入制限措置の発動に関する意見書につきまして、地方自治法第99条に基づき、江別市議会会議規則第13条の規定により提出するものでございます。
提出者は、五十嵐議員、高間議員、宮澤議員、宮本議員、そして私、三上でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
野菜の緊急輸入制限措置の発動に関する意見書
近年、生鮮野菜を中心とした輸入野菜の急増等によって、市場価格は低迷を続けており、生産農家の生産意欲を低下させるなど、国内生産に大きな影響を与えています。
特に本道の基幹品目であるタマネギ、ネギなどについては、輸入の急増から価格が暴落し、生産農家の経営のみならず地域経済に及ぼす影響も甚大なものとなっています。
今後もこうした状況が続けば、道内はもとより、国内の野菜生産に深刻な影響を及ぼすとともに、食料自給率向上などに大きな支障を来すことが懸念されます。
国においては、このような地域の実情を考慮し、今後とも野菜生産の将来が展望でき、生産農家の経営安定が図られるよう次の事項について、特段の配慮をされるよう強く要望します。
記
- 輸入が急増している野菜について、緊急輸入制限措置(一般セーフガード)の効果的な発動に向けて、損害の算定や輸入との因果関係の調査を早急に行い、重大な影響が出ている品目について速やかに一般セーフガードを発動すること。
- 農産物の特性を踏まえて、輸入急増等の事態に機動的・効果的に対応できるよう一般セーフガードの手続きなどを見直すこと。
- 野菜農家の経営安定が図られるよう野菜を巡る状況の変化に対応した対象地域・取引の見直しを行うなど、 野菜価格安定対策の充実・強化を図ること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成13年3月1日、北海道江別市議会。
提出先は、内閣総理大臣、外務大臣、経済産業大臣、農林水産大臣あてであります。
よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(赤坂 伸一 君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第2号 野菜の緊急輸入制限措置の発動に関する意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、意見書案第2号を採決いたします。
意見書案第2号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
決議案第1号及び決議案第2号
議長(赤坂 伸一 君)
日程第44及び第45 決議案第1号 治水対策調査特別委員会の設置に関する決議、及び決議案第2号 駅周辺再開発調査特別委員会の設置に関する決議、以上2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
五十嵐 忠男 君
ただいま議題となりました決議案2件につきましては、会議規則第13条の規定に基づき提出するもので、提出者は高間議員、三上議員、宮澤議員、宮本議員と私、五十嵐でございます。
初めに、治水対策調査特別委員会の設置に関する決議についてご説明申し上げます。
河川は飲料水や農業等の水利をはじめ、漁業や自然景観など、流域に豊かな恵みを与える反面、豪雨等により深刻な洪水被害をもたらすものであります。
特に、石狩川と千歳川の下流に位置する江別市は度重なる洪水被害を受け、治水対策の確立が喫緊の課題となっておりますが、千歳川放水路計画が中止となり、現在は国と道の共同で設置された千歳川流域治水対策全体計画検討委員会において、石狩川移設など合流点対策を中心に検討が進められているところであります。
しかし、合流点対策はいずれの案も地域の経済活動や交通、環境、生活基盤等、周辺地域に重大な影響があり、農業や漁業のみならず、江別市のまちづくり全体に密接にかかわる問題を含んでおります。
昨年末、国の河川審議会は効果的な治水対策の在り方について、従来型の河川改修のみの対応には限界があるとし、従来の河川改修と合わせて流域全体を視野に入れた治水対策を実施すべきとの中間答申を行っており、どのような対策を取るのが地域にとって望ましいかという視点をもって検討すること、流域における対策と従来型の洪水対策を適切に組み合わせることが重要であり、地域の意見を反映しつつ検討を進めることが必要とされております。
このことからも、地域の理解と協力の下で望ましい治水対策が早期に構築されることが重要であり、本市議会といたしましても、千歳川流域治水対策全体計画の策定と合意形成の推移を十分調査する必要があるため、特別委員会を設置しようとするものでございます。
以下、決議案文を朗読いたします。
治水対策調査特別委員会の設置に関する決議
- 本市議会に治水対策調査特別委員会を設置する。
- 本委員会は、石狩川及び千歳川の治水対策について調査を行う。
- 本委員会の定数は、10名とする。
- 本委員会は、閉会中も調査を行うことができることとし、議会において調査終了を議決するまで継続存置する。
上記、決議する。
平成13年3月1日、北海道江別市議会。
次に、決議案第2号でありますが、江別市は生活文化都市えべつを代表する魅力的な都心を形成するため、新総合計画後期基本計画のリーディング・プロジェクトとして、江別の顔づくり事業が進められており、地域や関係機関等との協議を踏まえ、都市計画決定に向けて都心地区整備基本計画と中心市街地活性化基本計画の策定段階に入ろうしております。
特に、都市構造の改善を目指した連続立体交差事業は本事業の核となるもので、国の調査費計上により、大きな前進が期待されております。
一方、鉄道や水運などによる物資の集積地として栄えた江別駅周辺の商店街は、商業流通環境の変化等により、長らく商業活力の停滞が続いております。
このため、中小小売商業の活性化などに向け、江別駅周辺地区にかかわる整備構想や市街地総合再生基本計画が策定され、活性化拠点整備を行うべく検討されてきたところでありますが、核施設の整備につきましては、公有地信託方式が困難となり、江別振興公社を事業主体とする方向で事業内容や事業手法等の再検討がなされております。
これらはいずれも市街地活性化を図る重要な事業であると同時に、事業費の規模も大きく、市民の理解と協力はもとより、国や道との協力関係も重要であることから、本市議会としましても、今後の事業計画の進展と費用対効果などを十分調査する必要があるため、特別委員会を設置しようとするものでございます。
以下、決議案文を朗読いたします。
駅周辺再開発調査特別委員会の設置に関する決議
- 本市議会に駅周辺再開発調査特別委員会を設置する。
- 本委員会は、江別の顔づくり事業(野幌駅周辺整備)及び江別駅周辺地区再開発について調査を行う。
- 本委員会の定数は、10名とする。
- 本委員会は、閉会中も調査を行うことができることとし、議会において調査終了を議決するまで継続存置する。
上記、決議する。
平成13年3月1日、北海道江別市議会。
以上、決議案2件について一括ご説明申し上げました。よろしくご決定賜りますようお願いを申し上げます。
議長(赤坂 伸一 君)
これより決議案第1号及び決議案第2号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
決議案第1号及び決議案第2号については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより決議案第1号 治水対策調査特別委員会の設置に関する決議、及び決議案第2号 駅周辺再開発調査特別委員会の設置に関する決議に対する一括討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、決議案第1号及び決議案第2号を採決いたします。
決議案第1号及び決議案第2号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
お諮りいたします。
ただいま設置されました治水対策調査特別委員会及び駅周辺再開発調査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、両特別委員会とも岡村議員、春日議員、坂本議員、清水議員、高間議員、塚本議員、堀内議員、三上議員、宮澤議員、宮野議員、以上10名を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
ただいま設置されました両特別委員会の正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。
午後2時44分 休憩
午後3時03分 再開
議長(赤坂 伸一 君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、報告いたします。
先ほど設置されました治水対策調査特別委員会の委員長に高間議員、副委員長に堀内議員が、また駅周辺再開発調査特別委員会の委員長に同じく高間議員、副委員長にも同じく堀内議員が互選された旨の報告がありました。
陳情第1号
議長(赤坂 伸一 君)
日程第46 陳情第1号 江別駅前再開発に関することについてを議題といたします。
お諮りいたします。
上程中の陳情第1号は駅周辺再開発調査特別委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
報告第1号
議長(赤坂 伸一 君)
日程第47 報告第1号 専決処分についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。
総務部長(小玉 隆 君)
ただいま上程になりました報告第1号 専決処分についてご報告申し上げます。
本件は交通事故による物的損害に係る賠償についてでございますが、平成13年2月13日に相手方と示談が成立し、専決処分をいたしたものでご報告を申し上げるものでございます。
なお、事故内容につきましては所管の常任委員会には報告済みでございますけれども、平成12年12月26日午前11時50分ごろ、業務で文京台南町24番地地先より、文教通りの幹線道路へ右折する際に、右方向への安全確認を十分行わないまま進入したことから、右側より走行してきた相手車両と接触し事故となったものでございます。
この事故により相手方に賠償すべき額は、46万6,116円、賠償する相手は○○○○○○○○○○○○○○、○○○○○さんであります。幸い人身事故には至りませんでしたが、職員に対しましては、今後ともより一層の安全確認と安全運転指導の徹底を図ってまいる所存でございます。
以上、専決処分についてご報告申し上げます。
議長(赤坂 伸一 君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって報告第1号を終結いたします。
散会宣告
議長(赤坂 伸一 君)
本日の議事日程は全部終了いたしました。
これをもって散会いたします。
午後3時06分 散会