平成12年第1回江別市議会会議録(第4号)平成12年3月28日 7ページ
6 議事次第の続き
議事の続き
意見書案第4号
議長(赤坂伸一君)
日程第38 意見書案第4号 季節労働者の雇用と生活安定を求める意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
五十嵐忠男君
ただいま上程となりました意見書案第4号 季節労働者の雇用と生活安定を求める意見書につきましては、地方自治法第99条第2項に基づき、江別市議会会議規則第13条の規定により提出するものでございます。
提出者は、高間議員、三上議員、宮澤議員、宮本議員、そして私、五十嵐でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
季節労働者の雇用と生活安定を求める意見書
北海道は積雪寒冷という気象条件から、冬期間の産業活動に著しい制約を受け、季節的に循環雇用を繰り返す季節労働者が、建設業とその関連産業を中心に、今なお約18万8,000人に及び、北海道の雇用労働者の9%を占めています。そのほとんどが冬期間に離職を余儀なくされる専業型季節労働者ですが、これらの季節労働者は冬期間においても継続して就労することを強く望んでいます。
しかし、12月からは工事量が減少し、特に1月から3月の冬期間就業者は極端に減少し、建設業に働く季節労働者のほとんどが冬期間に離職を余儀なくされています。冬期間における季節労働者は、離職後、特例一時金50日分と冬期雇用援護制度を活用して生活を維持している現況にあります。現行実施している冬期雇用援護制度は、平成12年度をもって期限切れを迎えますが、この制度は季節労働者の通年雇用化を促進する上で極めて重要な役割を果たしてきています。
したがって、今後とも季節労働者の社会的なセーフティネットとするため、次の事項について実現するよう強く要望いたします。
記
1 冬期雇用援護制度を存続するとともに、季節労働者の雇用と生活の安定に資するよう、暫定措置期間を拡 大するなど、制度の整備・拡充を図ること。
2 冬期はもとより夏期における雇用機会の拡大についても必要な対策を講じること。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。
平成12年3月28日、北海道江別市議会。
提出先は、内閣総理大臣、大蔵大臣、労働大臣、建設大臣、自治大臣、北海道開発庁長官あてでございます。
よろしくご決定賜りますようお願いを申し上げます。
議長(赤坂伸一君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第4号 季節労働者の雇用と生活安定を求める意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、意見書案第4号を採決いたします。
意見書案第4号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
意見書案第5号
議長(赤坂伸一君)
日程第39 意見書案第5号 JR採用問題の早期解決に関する意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
宮本忠明君
ただいま上程となりました意見書案第5号 JR採用問題の早期解決に関する意見書につきましては、地方自治法第99条第2項に基づき、江別市議会会議規則第13条の規定により提出するものであります。
提出者は、五十嵐議員、高間議員、三上議員、宮澤議員、そして私、宮本でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
JR採用問題の早期解決に関する意見書
日本国有鉄道改革法により旧国鉄が分割民営化され、JR各社が発足してから12年が経過しました。しかし、移行時点で発生した職員の雇用問題は、現在なお係争中であり、いまだに解決していません。この間、平成11年5月には、自民、民主、公明、社民、共産、自由の参議院各派代表がそろって政府に対し、「人道的立場で早期解決がなされるようしかるべき対応をされたい」との要請をしたところであります。さらに、11月には国際労働機関(ILO)理事会において「日本政府が当事者間の交渉を積極的に促進するように」との勧告が採択されました。
このように長引く不安定な状態は、当事者だけでなく、その家族にも深刻な影響を与えており、労使双方が納得のいく解決に向けて、誠意を持って話し合うことが最も重要である考えます。
よって、政府におかれましては、関係当事者間のこう着状態を打開し、全面的な早期解決に向けて努力されるよう強く要望いたします。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。
平成12年3月28日、北海道江別市議会。
提出先は、内閣総理大臣、運輸大臣、労働大臣あてであります。
よろしくご決定のほどお願いを申し上げます。
議長(赤坂伸一君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第5号 JR採用問題の早期解決に関する意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、意見書案第5号を採決いたします。
意見書案第5号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
意見書案第6号
議長(赤坂伸一君)
日程第40 意見書案第6号 アレルギー性疾患対策の早期確立を求める意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
宮澤義明君
ただいま上程となりました意見書案第6号 アレルギー性疾患対策の早期確立を求める意見書につきましては、地方自治法第99条第2項に基づき、江別市議会会議規則第13条の規定により提出するものであります。
提出者は、五十嵐議員、高間議員、三上議員、宮本議員、そして私、宮澤でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
アレルギー性疾患対策の早期確立を求める意見書
近年、アトピー性皮膚炎や気管支ぜん息、アレルギー性結膜炎、花粉症等アレルギー疾患に悩む患者、国民の数は増加の一途をたどり、今や国民病となりつつあります。平成7年度の厚生省の調査によれば、乳児の29%、幼児の39%、小児の35%、成人においては21%に上っています。
その要因として、大気汚染や近年の食生活、住環境の変化による人工化学物質の多用や細菌、ダニ、カビ等の繁殖、ストレスの増加など様々なものが関与し、複雑に絡み合っていると言われています。これらの疾患に悩む患者・国民は、効果的な治療法や的確な情報のないままに不快な症状から深刻な苦痛まで様々な症状に悩まされ、日常生活や社会生活にも深刻な影響がもたらされています。こうした状況を打開するためには、アレルギー性疾患発生の仕組みの解明と、より効果的な治療法の確立が必要です。
よって、政府におかれましては、総合的なアレルギー性疾患対策の推進を図るため、下記の事項を実現するよう強く要望いたします。
記
1 乳幼児健診でのアレルギー検査促進に必要な予算等の充実を図ること。
2 アレルギー性疾患の病態や原因を解明し、効果的な治療法の開発を推進するため、研究費の大幅な増額を 図ること。
3 アレルギー性疾患の研究拠点として、国立アレルギー総合センターを設置するとともに、アレルギー専門 医の養成を図り、主要な医療機関へアレルギー科の設置を促進すること。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。
平成12年3月28日、北海道江別市議会。
提出先は、内閣総理大臣、大蔵大臣、厚生大臣あてであります。
よろしくご決定のほど賜りますようお願い申し上げます。
議長(赤坂伸一君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第6号 アレルギー性疾患対策の早期確立を求める意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、意見書案第6号を採決いたします。
意見書案第6号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
意見書案第7号
議長(赤坂伸一君)
日程第41 意見書案第7号 酪農・畜産振興に関する要望意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
三上孝君
ただいま上程となりました意見書案第7号 酪農・畜産振興に関する要望意見書につきましては、地方自治法第99条第2項に基づき、江別市議会会議規則第13条の規定により提出するものでございます。
提出者は、五十嵐議員、高間議員、宮澤議員、宮本議員、そして私、三上でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
酪農・畜産振興に関する要望意見書
新たな酪農・乳業対策大綱や食料・農業・農村基本法、家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律などにより、価格政策の大幅な変更や多額の投資を伴う家畜排せつ物処理施設の設置が義務化されるなど、酪農・畜産農家は従前にも増して厳しい経営環境の下に置かれています。
既に肉類の国内自給率は55%にまで低下し、江別市の乳用牛飼養農家は、平成9年までの10年間で130戸から70戸に、肉用牛飼養農家も70戸から30戸に減少し、今後も離農の加速が懸念される情勢にあります。
経営規模拡大のための新たな設備投資や乳価や、肉牛など畜産物価格の抑制は酪農・畜産農家の収益低下と負債拡大の原因となっており、特に家畜排せつ物処理に要する経費は経営を大きく圧迫し、地域農業全体を崩壊に導くおそれさえあります。
こうした事態を打開するには、経営規模拡大を中心とした酪農・畜産政策を転換し、農家所得の実質的な増加に結びつく畜産物価格保障政策や新たな設備投資に対する積極的な助成策の充実が必要であります。
よって、酪農・畜産振興のため、次の事項を実現されるよう強く要望します。
記
1 酪農・畜産振興政策は、農業者の経営実態に合うよう改善を図ること。
2 加工原料乳保証価格は、他産業の労賃との均衡を考慮し引き上げること。飲用乳価についても乳業業者に 対し適正価格を指導すること。
3 牛肉・豚肉の安定基準価格を引き上げ、肉用子牛生産者補給金制度の対象に乳用おす子牛を加え、次年度 から分離される乳用種と交雑種を含め、品種ごとに再生産を保障する水準に拡充すること。
4 家畜排せつ物法の施行に伴う施設整備費については、経過期間内に対象農家全体の整備が完了するよう十 分な助成を行い、その後の維持・運営費についても必要な予算を措置すること。
5 畜産経営者の負債解消のため、輸入牛肉の関税収入の未使用分と農畜産業振興事業団の肉用子牛生産者補 給交付金の繰越金を畜産振興対策に充てること。
6 酪農ヘルパー事業については、安定雇用に必要な身分保障制度を確立し、人件費や運営費に対する助成強 化による普及・定着を図ること。
7 飼料作物については、生産増加策を講じて自給基盤を確立すること。
8 畜産物も含めた食料自給率向上のため、WTO交渉においては、国内生産への助成を一律に削減する条項 の削除に向け、農業協定の改正を提起すること。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。
平成12年3月28日、北海道江別市議会。
提出先は、内閣総理大臣、大蔵大臣、農林水産大臣あてでございます。
よろしくご決定賜りますようお願いいたします。
議長(赤坂伸一君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第7号 酪農・畜産振興に関する要望意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、意見書案第7号を採決いたします。
意見書案第7号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
陳情第2号ないし陳情第4号
議長(赤坂伸一君)
日程第42ないし第44 陳情第2号 「江別市新処理施設計画」の見直しを求めることについて、陳情第3号 「江別市新処理施設計画」の見直しを求めることについて、及び陳情第4号 市民がともに考え、主体的に参加できるごみ政策の実現を求めることについて、以上3件を一括議題といたします。
上程中の陳情第2号ないし陳情第4号は、環境経済常任委員会に付託いたします。
なお、閉会中継続審査といたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
報告第2号ないし報告第6号
議長(赤坂伸一君)
日程第45ないし第49 報告第2号 江別市土地開発公社の平成12年度事業計画に関する書類、報告第3号 株式会社江別振興公社の平成12年度事業計画に関する書類、報告第4号 財団法人江別市スポーツ振興財団の平成12年度事業計画に関する書類、報告第5号 財団法人江別市水道サービス公社の平成12年度事業計画に関する書類、及び報告第6号 財団法人江別市在宅福祉サービス公社の平成12年度事業計画に関する書類、以上5件を一括議題といたします。
本件に対する報告を求めます。
総務部長(嶋倉昭君)
ただいま議題となりました江別市土地開発公社及び株式会社江別振興公社の事業計画に関する書類につきまして、一括してご説明申し上げます。
初めに、それぞれの公社の事業計画に関する書類につきましては、理事会もしくは取締役会の議決を得まして市に提出されたものでございまして、地方自治法第243条の3第2項の規定により本議会にご報告をするものでございます。
それでは、報告第2号 江別市土地開発公社の事業計画についてご説明申し上げます。
事業計画書の2ページをお開きいただきたいと思います。
まず一般会計の事業計画については、市からの公共用地等先行取得、造成依頼、並びに買取り計画に基づきまして事業計画を策定しておりますが、1の公有地取得計画といたしましては、仮称元江別中央道ほか1件について、合計地積2万2,046平方メートル、取得概算金額2億3,876万2,000円を予定しております。
2の公有地売却計画といたしましては、西大麻地区住区会館用地ほか2件について、合計地積1万1,883平方メートル、売却概算金額3億9,412万5,000円を予定しております。
3の完成土地売却計画といたしましては、西野幌学術研究開発型事業用地3,706平方メートルを、売却概算金額6,948万7,000円を予定しております。
3ページでございますが、江別第2工業団地造成事業特別会計では、B地区の用地取得1,010平方メートル、取得概算金額1,616万円、造成事業概算金額1,475万円を予定し、団地の基盤整備であります斜排水路等用地取得及び造成事業として5,309万9,000円を予定しております。また、B地区の売却計画といたしましては、3,306平方メートル、5,951万5,000円を予定しております。
次に、4ページをお開きいただきたいと思います。
一般会計の予算第2条の収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入の第1款事業収益は、第1項公有地取得事業収益、第2項土地造成事業収益及び第3項附帯等事業収益を合わせまして4億6,612万8,000円を、また第2款事業外収益は、第1項受取利息、第2項賃貸料、及び第3項雑収益を合わせまして706万円を予定し、収入合計は4億7,318万8,000円を予定しております。
一方、支出につきましては、第1款事業原価として、第1項公有地取得事業原価、第2項土地造成事業原価、 及び第3項附帯等事業原価を合わせまして4億5,574万8,000円を、第2款第1項販売費及び一般管理費は1,167万3,000円を予定し、支出合計4億6,742万1,000円を予定しております。この結果、収益的収入支出差引額は576万7,000円の利益となる予定でございます。
第3条の資本的収入及び支出の予定額でありますが、第1款資本的収入は、第1項短期借入金として2億4,000万円を予定し、一方、第1款資本的支出は第1項公有地取得事業費、第2項長期借入金償還金、第3項借入金支払利息、及び第4項事務費等を合わせまして7億5,312万5,000円を予定し、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額5億1,312万5,000円は、当年度分損益勘定留保資金、短期借入金で補てんするものでございます。
また、第4条では、借入金の限度額を82億円に定めるものであります。なお、これらに関連いたします予算実施計画、資金計画書、予定貸借対照表、並びに予定損益計算書は5ページから10ページに記載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
次に、11ページをお開きいただきたいと思います。
江別第2工業団地造成事業特別会計の予算でございますが、第2条の収益的収入は、第1款第1項B地区売却収益5,951万5,000円を、収益的支出は第1款第1項B地区売却原価5,451万6,000円を予定しております。
また、第3条の資本的収入は、第1款第1項短期借入金8,450万円を、資本的支出は第1款第1項B地区造成事業及び第2項斜排水路等造成事業を合わせまして1億98万5,000円を予定し、資本的収入が資本的支出額に対して不足する額1,648万5,000円は、当年度分損益勘定留保資金で補てんするものでございます。
第4条では、借入金限度額を11億円と定めております。これらに関連いたします予算実施計画、資金計画書、予定貸借対照表及び予定損益計算書は12ページ以降に記載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
続きまして、報告第3号 株式会社江別振興公社の事業計画につきましてご説明申し上げます。
事業計画書の1ページをお開きいただきたいと思います。
平成12年度の事業計画でありますが、市民会館等の公共施設の管理業務及び建設部の歩道ロータリー車の購入を受託するほか、野幌駅南口月極駐車場の経営を柱に実施してまいります。市からの受託事業でありますが、市民会館の管理受託事業として9,120万9,000円を、公民館等管理受託事業として2億967万円を、歩道ロータリー車購入受託事業として1,251万7,000円を予定しております。
次に、3ページをお開きいただきたいと思います。
予定損益計算書でございますが、営業収益は受託事業に係る事業収入及び補助金収入、月極駐車場の料金など合わせまして3億1,841万円であります。一方、営業費用でありますが、受託事業原価2億9,972万円、野幌駅南口駐車場費、販売費及び一般管理費等が予定されておりまして、これらを差し引きますと、営業利益は252万3,000円が見込まれます。このほか営業外収益及び法人税等を精算いたしますと、当期純利益は305万5,000円となり、前期繰越利益金を合わせますと、当期未処分利益金は1,973万5,000円となる予定でございます。
なお、2ページに予定貸借対照表、4ページ以降に受託費明細書、販売費及び一般管理費明細書を記載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
以上、2件につきまして一括ご報告申し上げましたが、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
以上でございます。
社会教育部長(高澤博君)
ただいま議題となりました報告第4号 財団法人江別市スポーツ振興財団の平成12年度事業計画に関する書類につきましてご説明申し上げます。
事業計画に関する書類につきましては、財団理事会の議決を得て市に提出されたものでございまして、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告するものでございます。
初めに、事業計画についてでございますが、事業計画書の1ページから3ページに記載されておりますとおり、市民に対するスポーツの普及、振興を図るため、より一層充実させた形でスポーツ教室及びスポーツ大会を開催するとともに、健康、体力づくりに向けた指導・啓発事業、並びにスポ-ツ指導者養成事業を計画しているところでございます。さらに屋内・屋外スポーツ施設の管理運営につきましても、受託事業として計画しております。また、飛烏山公園多目的市民広場が供用開始となりますことから、オープン記念事業として仮称2000年市民スポーツフェスティバルの開催も計画しているところでございます。
次に、平成12年度予定収支予算書につきましては、4ページから5ページのとおりでございまして、まず収入の部でございますが、1の基本財産利息収入では15万6,000円を、2の事業収入では、スポーツ教室の参加料及び施設の管理運営受託料として計2億4,710万8,000円を、3の補助金収入は、スポーツ振興事業の実施に関して市から8,433万4,000円を、さらに4の雑収入をそれぞれ計上いたしまして、収入合計3億3,416万2,000円を予定しているものでございます。
次に、5ページに移りまして支出の部でございますが、1の法人事業費は、各種事業の実施に必要な経費といたしまして5,678万5,000円を、2の受託事業費は、各スポーツ施設の管理運営費といたしまして2億3,902万9,000円を、3の管理費は、職員の給与等必要な経費として3,768万3,000円を、4の予備費として66万 5,000円を予定しており、その結果、当期支出合計額は3億3,416万2,000円となるものでございます。
なお、6ページには予定正味財産増減計算書、7ページには予定貸借対照表をそれぞれ記載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
以上、ご報告申し上げましたが、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
水道部長(北野智君)
ただいま議題になりました報告第5号 財団法人江別市水道サービス公社の平成12年度事業計画につきましてご報告を申し上げます。
平成12年度の事業計画は、公社の理事会及び評議員会の議決を得て、市に提出されたものでございます。この事業計画を精査いたしました結果、適切であると判断いたしましたので、地方自治法第243条の3第2項の規定により報告するものでございます。
説明の都合上、事業計画書の1ページをお開き願います。
初めに、第1事業計画、1の総括は、公社の事業実施に当たっての基本方針として、江別市の水道及び下水道の円滑な普及と適正な維持管理を行うために必要な事業を行い、上下水道事業の合理的な運営と、市民福祉の向上に寄与することを目的に公社の事業を進めてまいるものであります。
次に、2の事業計画につきましては、1の一般事業といたしまして、上下水道事業の普及・啓発事業及び給排水設備工事に従事する技術者の養成指導等の研修事業を計画をしております。
次に、2の受託事業といたしましては、検針業務などをはじめ、上下水道事業にかかわる施設の維持管理業務などを受託事業として計画をしているものでございます。
次に、2ページの第2収支予定表につきましてご説明を申し上げます。
1の総括表、1の収支予算書総括表に記載しておりますように、収入の合計は1億3,791万8,000円でございます。
初めに、基本財産運用収入26万円は、基本財産からの利息収入でございます。
次に、事業収入1億2,725万7,000円は、一般事業会計の技術者養成指導事業収入として5万円を、また受託事業会計では市からの受託される受託事業収入として1億2,720万7,000円を予定しているものであります。また、補助金等収入920万2,000円の内訳といたしましては、公社運営のため、市からの助成金として780万円を、また、国からの特定求職者雇用開発助成金として140万2,000円の収入を予定しているものであります。また、雑収入14万円につきましては、預金利息収入その他でございます。次に、特定預金取崩収入105万9,000円の内訳といたしましては、退職給与引当預金取崩収入及び事業積立預金の取崩収入でございます。
次に、支出の部でございますが、事業費につきましては、一般事業及び受託事業の運営に直接かかわります人件費等として、一般事業では360万2,000円を、受託事業では1億427万3,000円を、また、管理費につきましては、管理運営に要する職員の人件費その他事務諸経費等として一般事業では514万2,000円を、受託事業では2,243万4,000円をそれぞれ計上しているものでございます。
次に、特定預金支出166万7,000円の内訳といたしましては、退職給与引当預金支出及び減価償却引当預金支出でございます。その他予備費として80万円を計上し、支出の合計は1億3,791万8,000円といたしたものでございます。
なお、3ページの2予定正味財産増減計算書総括表及び4ページの3予定貸借対照表総括表につきましては、記載のとおりでございますので、ご参照いただきたいと存じます。
また、5ページから7ページまでは、さきに説明をいたしました一般事業会計及び受託事業会計にかかわる収支予算書の内訳を示したものでございます。
以上、ご報告申し上げましたが、よろしくお願いを申し上げます。
保健福祉部長(荻野文雄君)
議題となりました報告第6号 財団法人江別市在宅福祉サービス公社の平成12年度事業計画に関する書類につきましてご説明申し上げます。
財団法人江別市在宅福祉サービス公社の事業計画に関する書類につきましては、さきの公社理事会及び評議員会の議決を経まして、地方自治法第243条の3第2項の規定により本議会に報告するものでございます。
平成12年度の事業計画につきましては、1ページから2ページに記載しておりますが、1の総括では、公社の設立趣旨に基づきます基本理念として事業展開を進めるとともに、本年4月からスタートいたします介護保険の円滑なサービスの供給機関及び市からの委託による各種在宅福祉サービスの円滑な供給を図ることについて記載をしてございます。
2の公社自主事業では、公社が独自に行う在宅福祉サービス等についてを、3の介護保険事業では、介護保険法に基づく指定居宅介護支援事業者及び指定居宅サービス事業者としての各種事業を行うことについてを、4の受託事業は、市からの委託を受けて行う受託事業についてを、5の補助事業では、市からの補助を受けて公社の管理運営を行うことについて、それぞれ記載をしてございます。
次に、平成12年度収支予定表につきまして、3ページから4ページのとおりでございまして、まず収入の部でございますが、1の基本財産運用収入では62万円を、2の会費収入は、協力会員及び賛助会員からの会費収入20万円を、3の事業収入は、家事援助利用料等公社の自主事業収入573万円を、4の介護保険事業収入は、従来市からの受託事業でありました訪問介護、通所介護、在宅介護支援等が4月から介護保険事業に移行することに伴い、1億9,830万3,000円を計上、5の補助金等収入は、公社運営にかかわります市からの補助金及び市からの受託事業収入として1億6,205万円を計上、6の寄附金収入は、公社の事業展開に賛同いただく市民からの寄附金収入として10万円を、7の雑収入52万円を計上いたしまして、収入合計3億6,752万3,000円を予定しているものでございます。
次に、支出でございますが、4ページに移りまして、1の自主事業費は、公社が独自に行う自主事業に要する経費748万7,000円を、2の介護保険事業費は、介護保険事業に要する経費2億5,907万7,000円を、3の受託事業費は、市からの受託事業に要する経費4,484万円を、4の公社管理費は、職員の人件費をはじめとする公社運営、管理にかかわる必要経費として5,601万9,000円を、5の特定預金支出として、福祉事業振興積立預金10万円を計上し、この結果、当期支出合計額は3億6,752万3,000円となるものでございます。
なお、5ページは、正味財産増減計算書、6ページは、予定貸借対照表をそれぞれ記載しておりますので、ご参照願いたいと思います。
以上、在宅福祉サービス公社の平成12年度事業計画書につきましてご報告を申し上げましたが、よろしく審議のほどお願いを申し上げます。
議長(赤坂伸一君)
これより報告第2号ないし報告第6号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、報告第2号ないし報告第6号を終結いたします。
委員会所管事務調査について
議長(赤坂伸一君)
日程第50 各委員会所管事務調査についてを議題といたします。
お諮りいたします。
閉会中における各委員会の所管事務調査について、議会運営委員長より次期議会の会期等運営についてを、総務文教常任委員長より行財政運営について、教育行政について、以上2件を、厚生常任委員長より保健・福祉行政について、水道事業について、病院事業について、以上3件を、環境経済常任委員長より、生活環境行政について、農業行政について、商工観光行政について、消防行政について、以上4件を、建設常任委員長より、建設行政について、下水道事業について、以上2件を、それぞれ閉会中調査したいので承認されたい旨の申し出がありました。
これを承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
閉会宣告
議長(赤坂伸一君)
今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。
平成12年第1回江別市議会定例会はこれをもって閉会いたします。
午後 5時12分 閉会
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