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平成25年第1回江別市議会会議録(第5号)平成25年3月25日 2ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

6 議事次第

開議宣告

議長(尾田善靖君)

 これより平成25年第1回江別市議会定例会第26日目の会議を開きます。
 ただいまの出席議員は26名で定足数に達しております。

議事日程

議長(尾田善靖君)

 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。

会議録署名議員の指名

議長(尾田善靖君)

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議規則第111条の規定により、島田議員、干場議員を指名いたします。

諸般の報告

議長(尾田善靖君)

 日程第2 諸般の報告を事務局長に報告させます。

事務局長(鈴木正志君)

 ご報告申し上げます。
 本日までに市長提出案件1件、議会提出案件5件をそれぞれ受理いたしております。
 以上でございます。

議案第7号、議案第11号、議案第12号、議案第19号ないし議案第26号

議長(尾田善靖君)

 日程第3ないし第13議案第7号 江別市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、議案第11号 江別市道路占用料条例の一部を改正する条例の制定について、議案第12号 江別市駐車場条例の一部を改正する条例の制定について、議案第19号 平成25年度江別市一般会計予算、議案第20号 平成25年度江別市国民健康保険特別会計予算、議案第21号 平成25年度江別市後期高齢者医療特別会計予算、議案第22号 平成25年度江別市介護保険特別会計予算、議案第23号 平成25年度江別市基本財産基金運用特別会計予算、議案第24号 平成25年度江別市水道事業会計予算、議案第25号 平成25年度江別市下水道事業会計予算及び議案第26号 平成25年度江別市病院事業会計予算、以上11件を一括議題といたします。
 予算特別委員長の報告を求めます。

予算特別委員長(相馬芳佳君)

 ただいま上程されました一般会計をはじめとする平成25年度の各会計予算案8件及び条例改正案3件について、予算特別委員会における審査の経過並びに結果をご報告申し上げます。
 委員会の開催日は、お手元に配付の付議事件審査結果報告に記載のとおりであります。
 初めに、審査結果を申し上げます。
 まず、条例改正案でありますが、議案第12号 江別市駐車場条例の一部を改正する条例の制定については賛成多数で、議案第7号 江別市手数料条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第11号 江別市道路占用料条例の一部を改正する条例の制定については全員一致により、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決しております。
 次に、各会計予算案でありますが、議案第19号 平成25年度江別市一般会計予算、議案第20号 平成25年度江別市国民健康保険特別会計予算、議案第21号 平成25年度江別市後期高齢者医療特別会計予算及び議案第22号 平成25年度江別市介護保険特別会計予算については賛成多数で、議案第23号 平成25年度江別市基本財産基金運用特別会計予算、議案第24号 平成25年度江別市水道事業会計予算、議案第25号 平成25年度江別市下水道事業会計予算及び議案第26号 平成25年度江別市病院事業会計予算については全員一致により、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しております。
 審査に当たりましては、資料要求と合わせて質疑項目を事前通告し、重点的に審査を進め、各部局に対し計85項目にわたり、精力的に質疑を行ってまいりましたので、質疑を順次申し上げます。
 初めに、企業会計でありますが、水道事業会計では、今後を見越した水道料金についての質疑があり、答弁では、人口減少や水需要の低迷により、使用量の増加による増収は考えにくく、また、今後は、基幹施設、老朽管路の更新や耐震化事業など、施設への投資も必要となってくることから、現状の財政水準を維持していくことが最重要課題であり、平成30年までは現行料金を維持する方向で考えていると述べられております。
 この他、水道料金滞納世帯への対応などについて質疑が交わされました。
 次に、病院事業会計では、平成24年度と医師体制が変わらない中でどのように収益増につなげていくのかとの質疑があり、答弁では、平成24年度後半から医療現場のスタッフや医師の努力により病床利用率は上がってきており、平成25年度は高めの目標を掲げているが達成できない数字ではないと考えている。診療単価についても、新しい機械の導入や、精神科の患者が内科や整形外科等他の科に掛かる際にチームを組み連携して診療に当たることによる加算など、小さなことを一つひとつ積み重ね、通年で目標単価を維持していきたいと述べられております。
 その他、電子カルテの導入に伴う効果と影響、在宅療養支援の調査・研究などに関する質疑がありました。
 次に、経済建設常任委員会所管では、江別の顔づくり事業における商店街の景観づくりについて質疑があり、江別らしい町並みづくりを目指して、地域住民による建築協定、まちなみづくり協定が策定され、通りに面する外壁に地場産れんがを使用するなど景観を整備していこうという取り組みが行われている。今後も、地域住民の意向を聞きながら、北海道と共に取り組んでいきたいと述べられております。
 また、RTNパーク造成事業と既存地区の立地計画に関する質疑では、市が保有する0.9ヘクタールの用地について数社からの問い合わせがあり、鋭意交渉を進めている。一方、既に企業が取得したものの未操業となっている土地や撤退した土地については、所有している企業の意向を踏まえ、連携を図りながら市の企業誘致施策としてしっかり活用できるよう全力を挙げていきたいと答弁されています。
 この他、除排雪事業、都市と農村交流事業、フード特区事業などについて質疑が交わされています。
 次に、生活福祉常任委員会所管では、自治会などが管理する街路灯のLED化に関して質疑が交わされています。平成25年度は、従来の設置費補助に加え、LED化により見込まれる市の電気料金補助の低減分を財源とした奨励金制度を導入する予定である。また、モデル事業として、公募により一、二団体を選定し、リース方式によるLED灯導入への補助も行う予定であり、これらの新たな制度の導入によりLED化を更に促進していきたいと答弁されております。
 また、街なかひろば事業に関する質疑では、本事業は、市内の商業施設に子育てセンター機能を併せ持つ広場を設け、親子が自由に遊んだり交流できる場を提供するもので、週5日程度の開設を予定している。また、子育てをしている人に少しの休息を与える目的で、気軽に利用できる短時間の託児サービスも実施することとしており、初年度は試行的に実施しながら利用実態を見極め、今後の事業展開につなげていきたいと述べられております。
 その他、救急搬送人員の増加に伴う経費の見込み、高齢者・身障者世帯緊急通報システム設置の状況、生活扶助自立支援事業などに関しても質疑が交わされています。
 次に、総務文教常任委員会所管では、通級指導教室の設置に至る経緯についての質疑があり、答弁では、発達障がいなどにより特別な支援を必要とする児童生徒は増加傾向にあり、通級指導教室を開設することによって指導の選択肢が増え、学習や生活上の困難の改善、克服につながる専門的指導が個別に受けられるようになる。さらに、通常学級の授業においても指導の効果が発揮されることにつながることから、大麻東小学校に発達障がいの通級指導教室を開設することとしたと述べられています。
 また、財政運営に関して、今後予定している学校改築や市営住宅建設などの投資的経費と公債費の見通しについての質疑があり、答弁では、平成25年度の投資的経費は前年度からの繰越しも合わせて約60億5,800万円で、平成29年度に掛けて減少していく見込みであり、実質公債費比率も11.6%と健全度が保たれていることから、当初の計画どおり事業を進めていきたい。また、基金については、国から地域の元気臨時交付金が措置されることになっており、財政調整基金の取崩しを減らし、現在の基金残高を維持できるよう努力したいと述べられております。
 その他、教育扶助費、生活バス路線運行補助事業、職員の定数管理、市内居住の状況などについて質疑が交わされました。
 次に、各議案の結審に当たり、討論があったものについて、要点を申し上げます。
 まず、議案第12号 駐車場条例の一部改正に対しては、反対の立場の委員からは、野幌駐車場の廃止後も駅周辺の駐車場は確保されるとのことだが、民間事業者任せとなることや利用料金が高くなることが予想される点で問題があると考える。今回の廃止は、江別の顔づくり事業によるものであり、基本的な問題として事業の見直しを求める立場であることから反対する。
 一方、賛成の立場の委員からは、高架下駐車場は駅に隣接し雪の心配も少ないことから、通勤者や買物客の利便性が向上するものであり、今後も、高架下・駅周辺の駐車場の整備や街路事業の進捗に合わせた商店街による駐車場の確保などによって、需給バランスは十分に確保されるものと考える。江別の顔づくり事業は、これまで関係する計画の手続を経て議会に示されており、今回の改正は事業経過の延長線上にあると述べられております。
 次に、議案第19号 一般会計予算に対する討論では、反対の立場の委員からは、市民にとって有益な事業が多数計上されており、特に、市民からの陳情を契機として新たに人工内耳用電池等が障害者日常生活用具給付費の対象になったことは評価する。しかし、江別の顔づくり事業については、計画の進捗に伴い市民に説明し、意見を反映させながらまちづくりを進める必要があるが、十分な取り組みがされているとは言えないことから反対する。
 一方、賛成の立場の委員からは、子育て支援の充実や移住の促進による人口減少への対応、また、フード特区事業、RTNパーク造成事業などの市内経済の活性化策に対して一定程度の予算が措置されていることを評価する。人口減少などによる市税等の収入減が見込まれる状況の中で、自主財源のより一層の確保が求められていることから、引き続き税収確保に向けた努力を期待し賛成する。
 同じく賛成の立場の別の委員からは、平成25年度は投資的経費がピークを迎えるが、将来負担を一定の範囲に収めることができている。一方で基金の取崩しが続いており、基金総額を維持できるよう注視する必要がある。個別事業についてはそれぞれ要望があるが、市民から信頼される行政となるよう職員の一層の努力を期待し、賛成すると述べられています。
 また、賛成の立場の別の委員からは、特別支援教育の充実に向けた通級指導教室の設置や全ての小中学校に電子黒板を導入するほか、自治会街路灯のLED化に向けたリース方式の導入など、市長が掲げる五つのまちづくりの基本理念に沿ったきめ細かな施策が示されている。限られた予算の中で厳しいスタートとなるが、事業が市民に理解され適切に執行されることを期待し賛成する。
 さらに、賛成の立場の別の委員からは、子育て支援の充実に向け、一時預かり、延長保育などの保育事業に対するニーズを把握し市民に広く意見を求める中で、現在抱えている課題の解決を図っていくよう要望する。 介護や在宅支援、健診などの事業においては、全庁的な連携が必要と感じており、課題を明確にした新たな連携強化の場を設けることに期待し、賛成すると述べられております。
 次に、議案第20号 国民健康保険特別会計予算に対する討論では、反対の立場の委員からは、負担能力を超えた国保税を、払える額にまで引き下げることが切実に求められるものであり、早急な対策が講じられるべきである。また、滞納している場合でも、資格を有する限り被保険者証を切れ目なく手元に届けるような措置を講じる必要があることなどを指摘し反対する。
 一方、賛成の立場の委員からは、資格証明書や短期証の交付手続の際には納付者と接触し納付を促す努力を続けているほか、納税課と連携し納付忘れの防止に努めるなど、きめ細かな対応がなされており、滞納世帯数は年々減少している。今後も、医療費の抑制と保険税の収納率向上に向け努力していくことを期待し、賛成すると述べられております。
 次に、議案第21号 後期高齢者医療特別会計予算及び議案第22号 介護保険特別会計予算に対しては、反対の立場の委員から、後期高齢者医療制度は短期証や資格証明書の発行が制度化されており、75歳以上を対象とする制度として多くの問題を抱えている。本来、老人保健制度の下では、高齢者は資格証明書の発行対象から除外されており、その立場から見ると滞納を理由に短期証を交付することは認められないと考える。また、介護保険制度では、高齢者人口増に伴う給付費の伸びやサービスの基盤整備などにより、保険料の基準額が大幅に引き上げられており、国民年金等で生活する高齢者にとって重い負担になっている。在宅での介護も含めて、高齢者が安心して暮らしていくための制度として現状においては不十分であることを指摘し反対する。
 一方、賛成の立場の委員からは、後期高齢者医療制度は、保険基盤安定繰入金によって一定の低所得者に対し十分な保険料の軽減策を講じている。今後も後期高齢者が増え、市の負担も増加する傾向が想定されるが、高い収納率によって安定した運営を望めるものと期待している。また、介護保険制度は、平成24年度から介護保険料の所得段階を7段階から10段階に細分化し実情に即した区分とするなど、市民の理解を得ながら運営しているものと考える。介護を必要とする高齢者の増加は今後も続くと思われるが、安定した事業の継続に向けて最大限の努力を期待し、賛成すると述べられております。
 次に、議案第26号 病院事業会計予算に対しては、賛成の立場の委員から、改革プランの実現に向けて厳しい財政運営が求められる中で、医療圏の中核病院として地域医療に大きく貢献していることを評価する。病床利用率向上に向けた努力も含め、前向きに病院事業改革に取り組む姿勢がうかがえるものであり、医師等従事者の努力を期待し賛成する。
 同じく賛成の立場の別の委員からは、在宅療養支援の調査・研究事業は、退院後に在宅で療養する患者の訪問診療や地域の診療所とのネットワークなど、将来に向けた医療の在り方を研究するものであり、今後の地域医療に大きく役立つものと期待し、賛成すると述べられております。
 討論の概要は以上であります。
 最後に、長時間に及んだ委員会審査に当たられました各委員に改めて感謝を申し上げ、予算特別委員会の審査報告といたします。

議長(尾田善靖君)

 これより予算特別委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 以上をもって、予算特別委員長報告を終結いたします。
 これより議案第7号 江別市手数料条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第11号 江別市道路占用料条例の一部を改正する条例の制定について、以上2件に対する一括討論に入ります。
 討論ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、議案第7号及び議案第11号を一括採決いたします。
 議案第7号及び議案第11号は、委員長報告のとおり、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。
 次に、議案第12号 江別市駐車場条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
 討論ありませんか。

森好 勇君

 議案第12号 江別市駐車場条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場から討論いたします。
 江別の顔づくり事業に係る土地区画整理事業の換地先として、野幌市営駐車場を、今年9月30日をもって廃止しようとする内容であります。JR野幌駅や商店街利用者など市民の利便に供してきましたが、今回の廃止の理由は、高架下や民間駐車場が存在し、野幌駐車場が廃止されても利用者には従来の設置目的を果たせる十分な代替駐車場が確保されるためとのことであります。
 しかし、利用料負担が引き上げられることと、後利用については、個人の換地先ではなく4,000平方メートルの敷地面積をまとめ買いできるような民間資本・団体への譲渡を考えているようであり、駅周辺の一等地であることから高層マンションや民間・団体の大型ビル建設も予想され、大きな建築物は日照問題をはじめ住環境が大きく変わることも懸念されるところであります。市民の財産である利便性の高い公有地の活用方法についても市民の意見を聴くべきであります。
 日本共産党議員団は、江別の顔づくり事業については基本的な問題として見直しを求めているところであり、野幌駅周辺開発については、住民本位の、市民が住んで良かった、住み続けたいと思うまちづくりのため、住民参加で改善すべき点を今後とも追及していく立場から、4,000平方メートルの後利用も曖昧なまま廃止しようとする議案第12号については、反対であることを申し上げて討論といたします。

議長(尾田善靖君)

 他に討論ありませんか。

干場芳子君

 議案第12号 江別市駐車場条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場で討論に参加いたします。
 市民の利便性の確保に貢献してきた本駐車場は、当初、野幌駅周辺土地区画整理事業の地権者の換地として予定されてきたところです。平成20年2月に用途変更され、今般、市民に周知するなどし、経過期間を経て、本年9月30日をもって廃止し有効活用しようとするものです。
 周辺の駐車場は、平成22年度から平成24年度末までに高架下2か所月ぎめ90台分、民間2か所において時間制90台分が確保され、一部ではサービス併用も実施されています。高架下の駐車場は市営駐車場と比較し割高ですが、駅に隣接していること及び雪対策等から満車の状況にあるとのことです。
 平成25年度中には2か所で月ぎめ約180台分の拡大が予定されており、さらに、駅周辺に40台の駐車場の確保が予定されています。市は商店街に駐車場スペースを貸与していますが、街路事業の進捗状況に合わせ、独自に8丁目通りの商店街に近接し、2か所程度、買物客等への駐車場の確保に向け準備を進めているとのことです。
 以上のことから、駅の利便性の向上と、駅周辺の活性化による利用者の増加等を見込みましても、今後、供給が上回り需給バランスが確保されると考えられます。さらに、建築協定により、江別らしいイメージのまちづくりなどの相乗効果も期待されます。
 江別の顔づくり事業は、平成18年6月の都市計画決定以降、区画整理事業計画の変更手続を経て、毎年度の予算、決算審査において議会の結果が示されています。今回の駐車場条例の一部改正も、これらの経過の延長上にあることを申し添えまして、賛成の討論といたします。

議長(尾田善靖君)

 他に討論ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第12号を起立により採決いたします。
 議案第12号は、委員長報告のとおり、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 (賛成者起立)
 起立多数であります。
 よって、原案のとおり決しました。
 次に、議案第19号 平成25年度江別市一般会計予算に対する討論に入ります。
 討論ありませんか。

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