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平成24年第3回江別市議会会議録(第1号)平成24年9月4日 6ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

6 議事次第の続き

認定第1号ないし認定第3号

議長(尾田善靖君)

 日程第12ないし第14 認定第1号 平成23年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて、認定第2号 平成23年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第3号 平成23年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて、以上3件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

水道部長(松田俊樹君)

 ただいま上程になりました認定第1号 平成23年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第2号 平成23年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて、以上2件につきまして一括して提案理由をご説明申し上げます。
 初めに、水道事業会計決算について、ご説明申し上げます。
 平成23年度水道事業の事業概況につきましては、お手元の決算書の16ページから20ページに記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
 平成23年度の水道事業は、江別市水道事業中期経営計画(第10次水道事業財政計画)の5年目として、引き続き、災害に強く安定した給水を行うため、老朽配水管の更新等による管網整備や上江別浄水場のろ過池電動弁などの更新を実施いたしました。
 決算につきましては、収益的収支では、収益が予算額を若干上回るとともに管理運営費の節減にも努めた結果、23億5,278万1,864円の収入に対し、支出は20億6,473万6,253円の執行で、収支差引きでは2億8,804万5,611円となり、消費税を整理いたしました当年度純利益は2億6,294万347円となったものであります。
 また、資本的収支では、収入の2億2,422万245円に対し、支出は9億2,431万1,228円の執行となり、収支差引不足額7億9万983円は、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金などをもって補填いたしたものであります。
 次に、下水道事業会計決算について、ご説明申し上げます。
 平成23年度下水道事業の事業概況につきましては、お手元の決算書の16ページから20ページに記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
 平成23年度の下水道事業は、江別市下水道事業中期経営計画(第9次下水道事業財政計画)の5年目として、引き続き、安全で快適な生活環境を確保するため、管きょ整備を実施するとともに、新たに食品関連企業の立地に向けた西野幌汚水幹線整備を実施しました。また、環境に配慮した下水処理を進めるため、浄化センターの散気装置の更新などを実施いたしました。
 決算につきましては、収益的収支では、収益は予算額を上回り、効率的な事業運営に努めた結果、27億7,045万4,949円の収入に対し、支出は24億7,202万9,333円の執行で、収支差引きでは2億9,842万5,616円となり、消費税を整理いたしました当年度純利益は2億8,261万6,724円となったものであります。
 また、資本的収支では、収入の9億3,625万7,768円に対し、支出は21億5,775万4,676円の執行となり、収支差引不足額12億2,149万6,908円は、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金などをもって補填いたしたものであります。
 以上、水道事業会計決算及び下水道事業会計決算の概要を申し上げましたが、今後ともより一層安全な水道水の安定供給、快適な生活環境整備を進めるため、効率的な事業執行に努め、健全な財政運営を図ってまいりたいと考えております。
 なお、両事業会計に係る決算状況の詳細につきましては、決算報告書、財務諸表及び監査委員からの決算審査意見書をご参照いただきたいと存じます。
 以上、2件を一括してご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。

病院事務長(斎木雅信君)

 ただいま上程になりました認定第3号 平成23年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて、提案理由をご説明申し上げます。
 決算の概況につきましては、決算書の18ページから23ページに記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
 平成23年度は、経営健全化計画の4年目として各種の取り組みを推進いたしました。
 まず、重要課題である医療体制の整備についてでありますが、消化器科医1名の増員により複数体制を確保したことや総合内科医の増員など内科診療の一層の充実を図るとともに、血管造影室の整備により検査機能などを強化し、平成22年度に再開した循環器科の診療の拡充を進めました。
 また、医療連携では、院内に設置している総合内科医教育センターにおいて地域医療を担う医師を育成するとともに、本年3月には栗山町との間で地域医療連携に関する協定を締結したところであります。
 経営面においては、入院・外来共に診療単価及び患者数が前年度を上回り、病院事業収益全体では、前年度より8.6%、約5億3,900万円の増加となりました。
 この結果、平成23年度は約1,400万円の純利益を計上し、単年度の資金収支においても約9,100万円の黒字となり、不良債務残高は約4億6,800万円に減少したものであります。
 そこで、病院の利用状況でありますが、入院患者は9万4,074人、外来患者は19万3,544人、合計28万7,618人で、1日当たりでは1,050.2人となっております。
 次に、収益的収入及び支出でありますが、まず、収益では、前年度に比べ入院・外来収益共に増加し、決算額は68億4,157万1,422円で、予算額を1,827万8,422円上回り、100.3%の執行率となったものであります。一方、費用では、医療体制整備に伴う職員の増員や診療収益に連動した診療材料費の増加があったものの、決算額は68億1,371万3,207円で5,053万8,793円の不用額を生じ、99.3%の執行率となったものであります。
 この結果、損益計算では1,382万1,845円の純利益となり、当年度未処理欠損金は69億5,450万3,645円となったものであります。
 次に、資本的収入及び支出でありますが、収入では、医療器械器具整備のための企業債、出資金などを合わせまして、決算額は6億426万8,000円、また、支出では、企業債の償還、医療器械器具の購入及び血管造影室の整備などにより、決算額は9億829万2,966円となり、収支差引不足額3億402万4,966円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,403万6,370円で補填し、なお不足する額2億8,998万8,596円は一時借入金で措置したものであります。
 以上が決算の概要であります。
 医療体制の整備により診療収益が増加した一方で、患者数の増に伴う必要経費も増加いたしましたが、業務の見直しなど経費節減に努めた結果、収支状況が改善し、単年度資金収支では余剰金が生じたものであります。
 今後とも不良債務の解消に向け、引き続き、経営健全化に向けた各種の取り組みを推進してまいりたいと考えているところであります。
 なお、決算状況の詳細につきましては、決算報告書、財務諸表及び監査委員からの決算審査意見書をご参照いただきたいと存じます。
 以上、認定第3号につきまして、ご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。

議長(尾田善靖君)

 これより認定第1号ないし認定第3号に対する一括質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 ただいま上程中の認定第1号外2件については、9名をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 ただいま設置されました決算特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、石田武史議員、内山祥弘議員、齊藤佐知子議員、鈴木真由美議員、相馬芳佳議員、立石静夫議員、角田一議員、三角芳明議員、森好勇議員、以上9名を指名いたします。
 ただいま設置されました決算特別委員会の正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。

 午前10時51分 休憩
 午前11時07分 再開

議長(尾田善靖君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。
 この際、報告いたします。
 先ほど設置されました決算特別委員会の委員長に三角芳明議員、副委員長に相馬芳佳議員が互選された旨の報告がありました。

報告第20号ないし報告第22号

議長(尾田善靖君)

 日程第15ないし第17 報告第20号 江別市水道事業会計資金不足比率の報告について、 報告第21号 江別市下水道事業会計資金不足比率の報告について及び報告第22号 江別市病院事業会計資金不足比率の報告について、以上3件を一括議題といたします。
 本件に対する報告を求めます。

水道部長(松田俊樹君)

 ただいま上程になりました報告第20号 江別市水道事業会計資金不足比率の報告について及び報告第21号 江別市下水道事業会計資金不足比率の報告について、一括してご報告申し上げます。
 本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、監査委員の審査に付しご報告するものであります。
 水道事業会計の資金不足比率につきましては、平成23年度決算に基づき算定した結果、資金不足額がないことから、資金不足比率についてはなしとなるものであります。
 次に、下水道事業会計の資金不足比率につきましても、平成23年度決算に基づき算定した結果、資金不足額がないことから、資金不足比率についてはなしとなるものであります。
 以上、2件を一括してご報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。

病院事務長(斎木雅信君)

 ただいま上程になりました報告第22号 江別市病院事業会計資金不足比率の報告について、ご報告申し上げます。
 本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、監査委員の審査に付しご報告するものであります。
 平成23年度決算に基づく病院事業会計の資金不足比率は3.0%でありまして、政令で定められた経営健全化基準の20%を下回っております。
 なお、平成23年度は、単年度資金収支に余剰金が生じたことにより、健全化法の定める資金不足額が約1億4,500万円減少し、さらに医業収益が約5億9,000万円増加したことにより、前年度の資金不足比率6.0%より減少しているものであります。
 今後、資金不足の解消に向け、全力を挙げて病院経営の健全化を推進してまいりたいと考えております。
 以上、ご報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。

議長(尾田善靖君)

 これより報告第20号ないし報告第22号に対する一括質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 以上をもって、報告第20号ないし報告第22号を終結いたします。

散会宣告

議長(尾田善靖君)

 本日の議事日程は全部終了いたしました。
 これをもって散会いたします。
 午前11時11分 散会

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