平成22年第4回江別市議会会議録(第1号)平成22年11月25日 4ページ
6 議事次第の続き
議案第60号
議長(坂下博幸君)
日程第11 議案第60号 財産の取得についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
総務部長(斎藤嘉孝君)
ただいま上程になりました議案第60号 財産の取得について、提案理由をご説明申し上げます。
今回取得しようとする財産は、平成22年第3回江別市議会定例会におきまして議決をいただいております江別市土地開発公社の解散に関連しまして、市が同公社の保有地及び建物を取得しようとするものであります。
対象となる土地及び建物の所在地、種類及び面積並びに取得金額等は、議案別紙に記載のとおりでありますが、野幌駅前駐車場用地ほか計16用地及び江別市土地開発公社事務所等に係る建物につきまして、10万8,113.39平方メートルを29億7,510万2,957円で取得しようとするものであり、去る11月16日に、江別市土地開発公社と土地建物売買仮契約を締結いたしましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めようとするものでございます。
なお、参考資料といたしまして、土地建物売買仮契約書及び対象となる土地等の図面を添付しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
以上、提案理由をご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第60号 財産の取得についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第60号を採決いたします。
議案第60号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
議案第61号
議長(坂下博幸君)
日程第12 議案第61号 指定管理者の指定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
総務部長(斎藤嘉孝君)
ただいま上程になりました議案第61号 指定管理者の指定について、提案理由をご説明申し上げます。
本議案は、江別市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第4条及び第7条の規定に基づき、来年度から江別市民会館の指定管理者となるべき団体の選定を終えたので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、当該被選定者を指定管理者として指定するため、あらかじめ議会の議決を求めるものであります。
江別市民会館は、平成18年度から指定管理者制度を導入し、本年4月から引き続き指定管理者による運営を予定しておりましたが、指定した団体の都合により、急きょ指定を取り消さざるを得ないこととなったため、今回新たに指定管理者として、日興・プリズムグループを選定し、運営させようとするもので、指定の期間は、平成23年4月1日から平成27年3月31日までの4年間とするものであります。
以上、提案理由をご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第61号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
議案第62号
議長(坂下博幸君)
日程第13 議案第62号 江別市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
副市長(佐々木雄二君)
ただいま上程になりました議案第62号 江別市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。
地方公務員の給与の決定につきましては、国及び他の地方自治体並びに民間給与との均衡を図ることとされており、江別市は、これまでも人事院勧告を尊重するとの基本姿勢に立ち、国家公務員の取扱いに準拠してまいりました。
本年8月10日付けの人事院勧告は、厳しい経済・雇用情勢を受けて、民間との給与比較において、月例給、特別給のいずれも公務が民間を上回っている結果を踏まえ、昨年に引き続き、月例給について、俸給表の引下げ改定を行うとともに、特別給(期末勤勉手当)についても、年間で0.2月分引き下げることとしております。
江別市といたしましては、人事院勧告による一般職国家公務員の改定内容に準拠し、社会経済情勢や他の自治体の動向などを総合的に検討しながら職員の給与を決定するというこれまでの取扱いに従いまして、本市の一般職の職員の給与を改定すべく、所要の改正を行おうとするものです。
また、議員、特別職及び教育長につきましても、一般職の職員の改定にかんがみ、所要の改正を行おうとするものです。
なお、今回の改正については、12月期に支給される期末勤勉手当の支給割合に変更が生じますことから、その基準日である12月1日前に改正後の条例が公布されている必要がありますので、今定例会での提案となったものでございます。
それでは、改正する条例の内容についてご説明申し上げます。
この条例は、全9条と附則からなっており、それぞれの条におきまして、関連する条例を一括して改正しようとするものであります。
まず、第1条の江別市職員の給与に関する条例の一部改正でありますが、第17条第1項の引用条項を整備するとともに、同条第2項で定める期末手当の支給割合について、本年12月期は、現行の100分の150を100分の135に改めるものであります。
また、同条第3項の再任用職員等の期末手当の支給割合について、12月期は、現行の100分の85を100分の80に改めるものであります。
さらに、第17条の3第2項第1号で定める再任用職員以外の職員の勤勉手当の支給割合について、本年12月期は、現行の100分の70を100分の65に、再任用職員は、現行の100分の35を100分の30に改めるほか、同条中の引用条項を整備するものであります。
次に、同条例の制定附則に、55歳を超える特定職員の給与に関する特例措置を定めるために、第10項から第13項までの4項を加え、行政職給料表等の適用を受ける55歳を超える職員で、その職務の級が6級以上の課長職以上である職員に対する給料月額等の支給額に、100分の1.5を乗じて得た額を減額支給しようとするものであります。
さらに、4ページから15ページまでの給料表につきましては、別表第2において、再任用職員以外の医師に適用している医療職給料表(一)を除くすべての給料表を国の改定に準じて改正するものであります。
次に、16ページの第2条、江別市職員の給与に関する条例の一部改正でありますが、第17条第2項で定める平成23年4月以降の期末手当の支給割合について、6月期は、100分の125を100分の122.5に、12月期は、100分の135を100分の137.5に改めるとともに、同条第3項中の字句を整備するものであります。
また、第17条の3第2項第1号で定める再任用職員以外の職員の勤勉手当の支給割合について、100分の65を100分の67.5に改めるとともに、同条第2号で定める再任用職員の勤勉手当の支給割合を6月期、12月期のいずれも100分の32.5に改めるものであります。
次に、第3条の江別市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部改正でありますが、平成19年度の改定時において、給料表の切替えに伴う経過措置の適用を受ける職員のうち、今回の改正による引下げ改定の対象となる職員について、国に準じた調整を行うため、附則第7項を改正するものであります。
次に、第4条の江別市職員の給与に関する条例の一部改正及び第5条の江別市職員の給与に関する条例等の一部改正でありますが、課長職以上の管理職に適用されていた勤勉手当の減額措置に関する読替規定を削るものであります。
次に、第6条の江別市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正でありますが、第5条第2項で定める議員の期末手当の12月期の支給割合について、100分の215を100分の205に改めるものであります。
次に、第7条の江別市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正でありますが、第2条第3項第2号で定める特別職の期末手当の12月期の支給割合について、100分の215を100分の205に改めるものであります。
次に、第8条の江別市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正でありますが、第2条第3項第2号で定める教育長の期末手当の本年12月期の支給割合について、100分の150を100分の135に改めるものであります。
また、同条第4項で定める勤勉手当の支給割合について、100分の65を100分の70に改めるものであります。
さらに、第9条の江別市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正におきまして、第2条第3項第1号及び第2号で定める教育長の期末手当の平成23年4月以降の支給割合について、6月期は、100分の125を100分の122.5に、12月期は、100分の135を100分の137.5に改めるものであります。
また、同条第4項で定める勤勉手当の支給割合について、100分の70を100分の67.5に改めるものであります。
最後に、附則につきまして、第1項は、本条例の施行期日を平成22年12月1日とするものでありますが、第2条及び第9条の規定につきましては、平成23年4月1日とするものであります。
第2項は、本年4月から施行日の属する月の前月までの期間に係る給料表の引下げに伴う差額相当分を調整するため、本年12月期の期末手当支給時において、所要の措置を講じようとするものであります。
第3項は、平成22年4月1日前に55歳に達した管理職の減額措置の適用日を条例の施行日である平成22年12月1日とするものであります。
第4項は、本年12月に支給する管理職への勤勉手当の支給割合を他の一般職の職員と同率の100分の67.5とするものであります。
第5項は、施行に関する市長への委任規定について定めるものであります。
以上、提案理由をご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第62号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
議案第63号
議長(坂下博幸君)
日程第14 議案第63号 江別市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
教育部長(斎木雅信君)
ただいま上程されました議案第63号 江別市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。
本件は、平成23年4月1日に江別市立江北中学校が江別市立江別第三中学校へ統合されることから、江別市立学校設置条例の別表に定める江別市立江北中学校の名称と位置を削除するものであります。
なお、附則についてでありますが、この条例の施行期日を平成23年4月1日からとするものであります。
以上、提案理由をご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第63号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
議案第64号
議長(坂下博幸君)
日程第15 議案第64号 江別市立病院使用料及び手数料条例の一部を改正する 条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
病院事務長(藤田政典君)
ただいま上程になりました議案第64号 江別市立病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。
近年の医療技術の高度化、専門化に伴い、不妊治療の分野におきましても、体外受精などの高度生殖医療に対するニーズは年々高まってきており、出生数に占める体外受精の割合は、55人に1人とも言われております。
江別市立病院では、既にこうした治療における医師などの体制が整っていることから、妊娠を望みながら子供を授かることができない方々に対し、新たに体外受精による治療を提供することにより、子育て支援の一環として貢献しようとするものであります。
そこで条例の改正理由でありますが、体外受精に関しては、健康保険の適用がなく、その料金は各医療機関がそれぞれ設定する必要があることから、江別市立病院使用料及び手数料条例の一部改正を行うものであり、実施時期につきましては、体外受精のための施設整備及び行政機関等への手続などの関係から、平成23年3月を予定しているものであります。
次に、条例の改正内容についてでありますが、条例別表については、新生児管理料の項の次に、新たに体外受精料の項を設け、料金は、採卵その他の規則で定める各処置1回につき12万円を超えない範囲内で市長が定める額とし、培養、はい移植、凍結などの具体的な各処置の料金は規則で定めるものであります。
また、附則についてでありますが、この条例の施行期日を平成23年3月1日からとするものであります。
以上、提案理由をご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第64号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。
議案第65号
議長(坂下博幸君)
日程第16 議案第65号 江別市企業立地促進のための固定資産税の課税免除に関する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
総務部長(斎藤嘉孝君)
ただいま上程になりました議案第65号 江別市企業立地促進のための固定資産税の課税免除に関する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。
平成19年6月11日に、企業立地の促進を効果的に支援し、地域経済の自律的発展の基盤強化を図ることを目的として、企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律、いわゆる企業立地促進法が施行されております。
本条例は、この法律に基づき、国の同意を得た基本計画に沿って、事業者が企業立地計画を作成し、同意基本計画に定められた集積区域内に企業立地を行った場合、固定資産税を課税免除しようとするものであります。
条例は、全7条から構成されており、第1条は、この条例の制定趣旨を、第2条は、課税免除の内容及び要件として、基本計画が国の同意を得てから5年以内に承認された企業立地計画に基づき設置した対象施設の家屋、償却資産及び土地に係る固定資産税を3年度分に限り課税免除とすることを、第3条は、課税免除を受けようとする者は、課税免除を受けようとする年の1月31日までに申請しなければならないことを、第4条は、申請書を審査し課税免除を決定したときは、申請者にその旨を通知することについて規定しております。さらに、第5条は、承認された企業立地計画が取り消されたとき、対象施設に係る事業を休止又は廃止したとき、虚偽その他不正の行為により課税免除を受けたときなどにおいて、市長は課税免除を取り消すことができることを、第6条は、課税免除を受けた者について、相続、合併、譲渡等により変更が生じたときは、対象施設の事業が承継される場合に限り、承継人に課税免除を継続することができることを、第7条は、委任についてそれぞれ規定しております。
なお、附則についてでありますが、この条例の施行期日を公布の日からとするものであります。
以上、提案理由をご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第65号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
議案第66号及び議案第67号
議長(坂下博幸君)
日程第17及び第18 議案第66号 平成22年度江別市一般会計補正予算(第3号)及び議案第67号 平成22年度江別市病院事業会計補正予算(第1号)、以上2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
副市長(佐々木雄二君)
ただいま上程になりました議案第66号 平成22年度江別市一般会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
今次補正は、第一に、国及び道の予算動向による変更等の措置、第二に、その他緊急を要するものへの措置を行うものであります。
以下、その概要につきまして、ご説明申し上げます。
予算書の7ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
まず、2款総務費でありますが、1項1目一般管理費は、このたびノーベル化学賞受賞が決まった市内在住の鈴木章北海道大学名誉教授の受賞祝賀経費として148万1,000円を追加するものであります。
次に、3款民生費でありますが、1項1目社会福祉総務費は、生活困窮者に対する住宅手当緊急特別措置の申請者増加による援護費として328万1,000円を追加するものであり、2目老人福祉費は、グループホームのスプリンクラー等設置に係る補助費用として307万3,000円を追加するものであり、3目障害福祉費の障害者補装具給付費(児童)は、車いすなど補装具の給付増による経費として287万8,000円を、自立支援医療給付費は、人工透析等の更生医療対象者の増加に伴い2,372万1,000円を、障害者自立支援給付費は、非課税世帯の自己負担の無料化及びサービス利用者の増加に伴い3,645万9,000円を、障がい福祉一般管理経費は、障害者自立支援給付費の国・道負担金の精算に係る返還金として2,957万9,000円をそれぞれ追加するものであります。2項4目保育所費は、入所児童の実情に合わせた非常勤職員を配置するための報酬の増加に伴い338万9,000円を追加するものであります。
次に、8ページに移りまして、5款労働費でありますが、1項1目労働振興費は、道補助金を活用した緊急雇用創出事業として、今般、新たに2事業を行おうとするものであり、道路占用申請書データ化事業は、道路占用許可図書のデータ化を行うため170万円を、防火安全対策普及啓発事業は、住宅用火災警報器の設置啓発指導業務として339万1,000円をそれぞれ措置するものであり、以上の2事業により、9名の新規雇用を見込むものであります。
次に、10款教育費でありますが、就学援助に係る認定者増に伴い、2項小学校費2目教育振興費は422万6,000円を、3項中学校費2目教育振興費は1,317万7,000円をそれぞれ追加するものであり、5項3目学校給食センター費は、燃料単価の上昇や施設の修理費用の増加に伴い637万6,000円を追加するものであります。
次に、12款諸支出金でありますが、1項5目病院事業会計は、高度生殖医療施設整備に係る建設改良費の一部を繰り出すこととし、530万円を追加するものであります。
以上が歳出の概要でありますが、これに対応いたします歳入につきましては、予算書の6ページ、2の歳入にお戻りいただきたいと存じます。
15款国庫支出金及び16款道支出金は、歳出の事務事業に対応する特定財源として、また、20款繰越金は、今次補正の一般財源として所要の措置を行うものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は1億3,803万1,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額444億7,287万5,000円に加えますと、その総額は446億1,090万6,000円となるものであります。
以上、一般会計に係る補正予算の内容につきましてご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
病院事務長(藤田政典君)
ただいま上程になりました議案第67号 平成22年度江別市病院事業会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
今次補正は、第一に、今年度の診療収益が計画を上回って推移したことに伴い、薬品費及び診療材料費が増加して不足が見込まれることから、既定予算に所要の調整を行うこと、第二に、不妊に悩む市民に対して、新たに実施する高度生殖医療に係る施設整備などの経費について、所要の措置を行うものであります。
説明の都合上、予算書の7ページをお開きいただきたいと存じます。
まず、収益的収入ですが、1款1項1目の入院収益は、患者数が減少している一方で、診療体制の充実や診療報酬のプラス改定の影響などにより、診療単価が増加していることから1億8,360万9,000円を増額し、2目の外来収益は、入院収益と同様に、患者数が減少しているものの、診療単価が増加していることから7,747万7,000円を増額し、収益的収入全体では2億6,108万6,000円を増額するものであります。
一方、収益的支出では、1款1項2目の材料費は、診療収益の増に伴って増加する薬品費及び診療材料費で合計2億1,927万7,000円を増額し、2項4目のその他医業外費用は、たな卸資産購入に係る消費税及び地方消費税相当分について733万5,000円を増額し、収益的支出全体では2億2,661万2,000円を増額するものであります。
次に、資本的収入ですが、高度生殖医療施設整備に係る財源として、1款1項1目の企業債は1,690万円を増額し、2項1目の他会計出資金は、一般会計出資金530万円を増額し、資本的収入全体では2,220万円を増額するものであります。
次に、8ページの資本的支出では、高度生殖医療施設整備に係る経費として、1款1項1目の建物改良費は、建物改造に要する工事請負費1,060万円を追加し、2目有形固定資産購入費は、医療器械器具1,772万4,000円を追加し、資本的支出全体では2,832万4,000円を増額するものであります。
この結果、1ページにお戻りいただきまして、第2条に定めた業務の予定量につきましては、第2条1業務量(2)の患者数中、年間延べ患者数を27万7,702人、1日平均患者数を1,023人に、入院の年間延べ患者数を8万7,500人、1日平均患者数を240人に、外来の年間延べ患者数を19万202人、1日平均患者数を783人に改め、同条2の主要な建設改良事業中、医療器械器具等整備事業の金額を1億5,772万4,000円にそれぞれ改めるものであります。
次に、第3条の収益的収入及び支出につきまして、病院事業収益は2億6,108万6,000円を増額し、総額を62億2,445万5,000円に、病院事業費用は2億2,661万2,000円を増額し、総額を64億8,583万7,000円に改めるものであります。
次に、第4条の資本的収入及び支出につきまして、資本的収入は2,220万円を増額し、総額を4億5,389万8,000円に、資本的支出は2,832万4,000円を増額し、総額を7億4,987万1,000円に改めるものであります。
この結果、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を2億9,597万3,000円に改め、補てん財源につきましても、同額に改めるものであります。
次に、2ページの第5条の企業債は、医療器械器具等整備事業費に係る起債の限度 額を1億5,560万円に、第6条のたな卸資産購入限度額は8億9,737万7,000円にそれぞれ改めるものであります。
以上、病院事業会計につきましてご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
これより議案第66号及び議案第67号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
議案第66号及び議案第67号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
上程中の議案第66号及び議案第67号については、あらかじめ議会運営委員会と諮りました結果、討論及び採決の議事を延期いたします。
諮問第3号
議長(坂下博幸君)
日程第19 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長(三好昇君)
ただいま上程になりました諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
現在、当市の人権擁護委員であります竹中榮一さんは、平成23年3月31日をもって任期満了となりますが、引き続き竹中榮一さんを推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、議会の意見を求めようとするものであります。
竹中榮一さんは、昭和19年6月6日生まれで、江別市東野幌本町46番地の29にお住まいであります。
平成20年4月から現在まで人権擁護委員としてご活躍であり、その使命を果たされてきた実績から、今後においても積極的な活動が期待されますので、引き続き推薦いたしたくお願い申し上げる次第であります。
よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
お諮りいたします。
本件については、質疑、委員会付託、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
引き続き、諮問第3号を採決いたします。
諮問第3号は、可と答申することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、諮問第3号は可と答申することに決しました。
諮問第4号
議長(坂下博幸君)
日程第20 諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長(三好昇君)
ただいま上程になりました諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
現在、当市の人権擁護委員であります森池多惠子さんは、平成23年3月31日をもって任期が満了いたしますので、その後任として早瀬美知子さんを推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、議会の意見を求めようとするものであります。
早瀬美知子さんは、昭和24年7月13日生まれで、江別市文京台南町48番地の29にお住まいであります。
平成13年8月から現在まで江別更生保護女性会の会員として、また、平成19年12月から現在まで民生委員・児童委員としてご活躍であり、人格、識見共に優れ、人権擁護思想の普及啓発に積極的な活動が期待されることから、推薦いたしたくお願い申し上げる次第であります。
よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
お諮りいたします。
本件については、質疑、委員会付託、討論を省略いたしたいと思います。これにご異 議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
引き続き、諮問第4号を採決いたします。
諮問第4号は、可と答申することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、諮問第4号は可と答申することに決しました。
諮問第5号
議長(坂下博幸君)
日程第21 諮問第5号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長(三好昇君)
ただいま上程になりました諮問第5号 人権擁護委員候補者の推薦につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
現在、当市の人権擁護委員であります三上義博さんは、平成23年3月31日をもって任期満了となりますが、引き続き三上義博さんを推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、議会の意見を求めようとするものであります。
三上義博さんは、昭和18年6月25日生まれで、江別市野幌代々木町43番地の13にお住まいであります。
平成17年4月から現在まで人権擁護委員としてご活躍であり、その使命を果たされてきた実績から、今後においても積極的な活動が期待されますので、引き続き推薦いたしたくお願い申し上げる次第であります。
よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
お諮りいたします。
本件については、質疑、委員会付託、討論を省略いたしたいと思います。これにご異 議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
引き続き、諮問第5号を採決いたします。
諮問第5号は、可と答申することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、諮問第5号は可と答申することに決しました。
請願第1号及び陳情第17号
議長(坂下博幸君)
日程第22及び第23 請願第1号 容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書の採択を求めることについて及び陳情第17号 高齢者の生活実態に見合う年金引き上げに関する意見書の提出を求めることについて、以上2件を一括議題といたします。
上程中の請願第1号ほか1件は、生活福祉常任委員会に付託いたします。
陳情第18号
議長(坂下博幸君)
日程第24 陳情第18号 米軍普天間基地県内移設の「日米共同声明」の見直しを求めることについてを議題といたします。
上程中の陳情第18号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
散会宣告
議長(坂下博幸君)
本日の議事日程は全部終了いたしました。
これをもって散会いたします。
午後0時13分 散会