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平成21年第3回江別市議会会議録(第1号)平成21年9月1日 3ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

6 議事次第の続き

各常任委員会所管事務調査報告

議長(坂下博幸君)

 日程第5 各常任委員会所管事務調査報告を議題といたします。
 初めに、生活福祉常任委員長の報告を求めます。

生活福祉常任委員長(鈴木真由美君)

 当委員会における閉会中の所管事務調査として、市立病院の経営状況についてご報告いたします。
 平成21年4月から6月までの3か月の経営状況についてでありますが、入院患者数の実績合計は延べ2万767人、1日平均にいたしますと228人となり、計画の248人に対し20人少なくなっております。
 また、外来患者数は、実績が延べ4万8,933人、1日平均802人で、同じく計画を24人下回っております。
 病床利用率は、一般病棟が65.3%、精神病棟が79%で、全体では67.7%となっております。
 診療収益は、入院、外来合わせて10億5,546万6,000円で、計画を5,412万5,000円下回っており、医業費用では、計画より6,336万3,000円減の13億1,966万2,000円となっております。
 これらの結果、医業費用における期末勤勉手当の支給率の減少などもあり、収益の減少額以上に費用の減少額が大きかったことから、医業収支差引きで計画より1,863万7,000円多い5,534万8,000円の収入超過となっております。
 なお、これに関連いたしまして、当委員会の所管施設調査として、去る7月17日に市立病院を訪問した際に、産婦人科医師の確保により、4月から産婦人科病棟を再開したことに関する経過報告を受けてまいりましたが、その後、8月20日現在で28件の分べんがあったほか、来年3月末までには78件の分べんが見込まれており、今年度は100件を超える見通しとのことであります。
 市立病院の経営は、依然として厳しい状況にあるものの、分べん再開など経営改善に結び付くような明るい話題もあることから、今後においても、経営健全化計画に沿った各種の取り組みを進め、経営の安定化に努めていただくことにご期待申し上げ、当委員会における閉会中の所管事務調査報告といたします。

議長(坂下博幸君)

 これより生活福祉常任委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 以上で、生活福祉常任委員長報告を終結いたします。
 次に、経済建設常任委員長の報告を求めます。

経済建設常任委員長(五十嵐忠男君)

 それでは、当委員会の閉会中の所管事務調査のうち、去る7月16日に石狩農業改良普及センター江別分室のご協力をいただき実施いたしました農作物生育状況等調査についてご報告申し上げます。
 まず、調査時点における生育状況を申し上げますと、4月から5月中旬までは天候に恵まれ順調に生育が進んだものの、5月下旬からの天候不順の影響を受け、水稲と春まき小麦は平年並みで、秋まき小麦は平年よりも2日早く生育しているとのことでありました。
 水稲については、その後も低温多雨や日照不足の影響で登熟が3日程度遅れておりますが、8月上旬の好天により、現時点で生育は回復しつつあるとのことであります。
 なお、今回の調査では、今年から本格的に作付けを始めた新品種ゆめぴりかについての説明を受けております。
 同米は、独特の甘みと程よい食感が特徴で、収量もほしのゆめ並みに安定して確保できそうなことから、道外産の高級ブランド米にも劣らぬ道産米のエースとして期待されており、来年以降は作付面積を徐々に増やしていきたいとのことでありました。
 次に、初冬まき栽培のハルユタカに代表される春まき小麦は、春先の好天で豊作が見込まれておりましたが、その後の低温や長雨の影響で、穂発芽の発生や倒伏の被害が見受けられました。
 また、8月に入ってからは天候の回復が見られたものの、収穫期には、あいにくの雨が続いたため、晴れ間をぬって収穫作業が行われたとのことであります。
 次に、秋まき小麦については、5月中旬以降の適度な土壌水分と気温により生育が進んだものの、6月中旬の開花始めから7月に掛けての降雨や倒伏により、品質低下が懸念されております。
 なお、秋まき小麦では、今年から新品種きたほなみの作付けを始めたことに伴い、ホロシリコムギとホクシンの作付面積を削減したとのことであります。
 きたほなみは、病気や穂発芽に強く、従来品種よりも15%から20%程度の収量増が見込めるほか、製めん性にも優れているため、今後は秋まき小麦の中心品種として期待されるとの説明がありました。
 また、このほか、市場評価が極めて高く、年々作付面積が増加しているブロッコリーと昭和46年より導入し、関係者のたゆまぬ努力により改良・増殖に取り組んだ結果、江別のブランド牛として市場においても高い評価を受けているえぞ但馬牛についての説明を受けてまいりました。
 調査の概要は以上のとおりでありますが、今年は春先からの天候不順により、農作物全般の生育遅れや収量減などが懸念される中、8月以降の好天により作況がやや回復したものの、依然として予断を許さない状況にあります。
 これから収穫の秋を迎えるに当たり、生産農家の日々の努力と苦労が報われることを祈念しながら、当委員会といたしましても今後の推移を注視してまいりたいと思います。
 以上、申し上げまして、当委員会の閉会中における所管事務調査報告といたします。

議長(坂下博幸君)

 これより経済建設常任委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 以上で、経済建設常任委員長報告を終結いたします。
 これをもって、各常任委員会所管事務調査報告を終結いたします。

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