平成21年第2回江別市議会会議録(第1号)平成21年6月10日 5ページ
6 議事次第の続き
議案第42号
議長(坂下博幸君)
日程第19 議案第42号 江別市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
消防長(山田武志君)
ただいま上程になりました議案第42号 江別市火災予防条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
このたび、東海地震、東南海・南海地震及び首都直下地震等の発生の切迫性にかんがみ、火災以外の災害において、被害軽減のため、特に必要がある建築物等に新たに防災管理者を定め、当該建築物についての消防計画の策定、自衛消防組織の設置等防災管理上必要な業務を行わせることを内容とする消防法の一部を改正する法律が平成21年6月1日に施行されたところでございます。
これに伴いまして、江別市火災予防条例第51条の2で定める消防法第8条に規定する防火管理上必要な業務において、法改正に伴い新たに定められる大規模事業所の関係者から委託を受けて事業を行う者の義務防災管理業務においても、当該条項を準用し、同様の取扱いとする規定を追加しようとするものであります。
なお、附則におきまして、条例の施行期日を公布の日からとするものであります。
以上、提案理由をご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第42号 江別市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第42号を採決いたします。
議案第42号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
議案第43号
議長(坂下博幸君)
日程第20 議案第43号 江別市税条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
総務部長(北口彰君)
ただいま上程になりました議案第43号 江別市税条例等の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。
今回の一部改正は、平成21年3月31日に地方税法等の一部を改正する法律が公布されたこと等に伴い、同日付けで行った専決処分によらなかったものについて改正を行おうとするものであります。
なお、改正事項が多岐にわたりますことから、議案の最終ページの次に改正の趣旨を要約した参考資料を添付しておりますので、こちらも併せてご参照いただきたいと思います。
まず、1ページ上段の第34条の7から下段の第54条までの改正でありますが、これは地方税法改正による条項及び字句の削除又は修正であります。
次に、同じく1ページ下段の第56条の改正でありますが、これは看護師等の医療関係者の養成所において教育の用に供する固定資産に係る固定資産税及び都市計画税の非課税措置の対象となる設置主体を追加したものであります。
次に、2ページ上段の第58条の2を加える改正でありますが、これは医療法に規定する社会医療法人が救急医療等確保事業に係る業務の用に供する固定資産について、固定資産税及び都市計画税を非課税とする特例措置を講じるものであります。
次に、2ページ中段の附則第7条の3の改正及び第7条の3の2を加える改正でありますが、これは個人住民税における住宅借入金等特別税額控除、いわゆる住宅ローン特別控除の創設であります。所得税の住宅ローン控除可能額のうち所得税において控除し切れなかった残額があるものについて、翌年度の住民税から控除するもので、9万7,500円を限度として10年間控除するものであります。この住宅ローン特別控除は平成21年から平成25年までの入居者に適用いたします。
次に、3ページ上段の附則第10条の2の改正については、長期優良住宅の普及の促進に関する法律に規定する認定長期優良住宅の新築等をした場合に、この新築した住宅の固定資産税の減額の規定を加えたものであります。
次に、3ページ下段の附則第15条の2の改正でありますが、これはさきに専決処分した固定資産税の負担調整措置と同様に、特別土地保有税の課税の特例についても、特例期間を延長するものであります。また、一部字句を修正するものであります。
次に、3ページ下段の附則第16条の3から附則第16条の4の改正でありますが、地方税法改正による字句を修正するものであります。
次に、4ページ上段の附則第17条の改正でありますが、これは土地等の長期譲渡所得に係る特別控除の創設であります。平成21年と平成22年に土地を取得して5年を超えて保有し譲渡した場合、その譲渡所得の金額から1,000万円までの特別控除が適用されるものであります。
次に、4ページ上段の附則第17条の2の改正でありますが、優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得については、課税の特例措置が講じられており、この特例措置の適用期限を平成26年度まで5年間延長するものであります。
次に、4ページ中段の附則第19条の2の改正でありますが、これは特定管理株式が価値を失った場合の株式等に係る譲渡所得等の適用対象に、平成21年1月4日に特定管理株式であった株式で、同年1月5日に特定管理口座から払い出されたもののうち、同日以後に当該株式と同一銘柄の株式を売買していないことが証明された、いわゆる特定保有株式を追加するものであります。
次に、4ページ下段の附則第20条の2の改正でありますが、平成22年1月1日以後に行われる金融商品取引法第2条第1項第19号に掲げる有価証券で金融商品取引所において取引する金融商品の譲渡及び差金等決済をした場合について、先物取引に係る雑所得等に係る個人住民税の特例の対象に追加するものであります。
次に、5ページ上段の第2条の江別市税条例の一部を改正する条例の一部改正ですが、これは平成20年の条例改正において、上場株式の配当所得及び譲渡所得等に係る軽減税率を一部特例措置を残して廃止したもので、平成20年の改正条例を改正し、廃止した軽減税率を3年間延長するものであります。
次に、5ページ下段の第3条の江別市税条例の一部を改正する条例の一部改正ですが、地方税法改正により字句を修正するものであります。
最後に、附則についてでありますが、6ページ上段から下段までの第1条はそれぞれ改正規定の施行期日を、6ページ下段の第2条は市民税に関する経過措置を、6ページ下段から7ページまでの第3条は固定資産税に関する経過措置をそれぞれ定めております。
以上、提案理由をご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第43号は、総務文教常任委員会に付託いたします。
議案第44号
議長(坂下博幸君)
日程第21 議案第44号 江別市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
健康福祉部長(斎藤嘉孝君)
ただいま上程になりました議案第44号 江別市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由をご説明申し上げます。
改正の理由でありますが、平成21年度の税制改正の一つとして、地方税法等の一部を改正する法律が平成21年3月31日に公布され、同年4月1日から施行されたことに伴い、江別市国民健康保険税条例に関連する事項について所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、第22条の改正は、低所得者に対する2割軽減措置において、所得状況に著しい変化がある場合に軽減の対象から除外する規定を削除するものであり、これによりまして、軽減の要件が前年所得のみとなり、7割軽減や5割軽減の場合と同様に、世帯主の申請を要さず、職権により減額することになるものであります。
次に、第25条の改正でありますが、税の減免につきましては、減免の決定や税額変更等に要する期間を考慮して申請期限を定めております。しかしながら、年金からの特別徴収の場合は、特別徴収の中止又は減額を特別徴収義務者に通知する期限が別に定められていることから、普通徴収の場合と年金からの特別徴収の場合とで減免申請期限を区別して規定することとしたものであります。
次に、改正後の附則第4項は上場株式等に係る配当所得の取扱いについて、改正後の附則第5項は長期譲渡所得の取扱いについて、改正後の附則第8項は上場株式等の譲渡損失と配当所得との損益通算について、改正後の附則第11項は先物取引に係る譲渡所得の取扱いについて規定するものであります。
そのほかにつきましては、条項の追加による移動及び引用条項等の整備を行うものであります。
なお、附則におきまして、第1条は、この条例の施行期日を公布の日からと規定するものでありますが、改正後の附則第4項及び第8項の追加に係る部分は平成22年1月1日から、改正後の附則第5項の長期譲渡所得の取扱いに係る部分は平成22年4月1日から、改正後の附則第11項の先物取引に係る譲渡所得の取扱いに係る部分は平成23年1月1日から施行するものであります。
また、附則第2条は、第22条の適用を平成21年度以後の年度分の国民健康保険税からとし、平成20年度分までは従前のとおりとするものであります。
以上、提案理由をご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第44号は、生活福祉常任委員会に付託いたします。
議案第45号
議長(坂下博幸君)
日程第22 議案第45号 江別市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
建設部長(久田康由喜君)
ただいま上程になりました議案第45号 江別市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。
初めに、改正理由についてでありますが、今般、国では優良な住宅である長期優良住宅について、その建築及び維持・保全に関する計画を認定する制度として長期優良住宅の普及の促進に関する法律が、平成20年12月5日に公布され、平成21年6月4日に施行されたところであります。
このことにより、認定等を受けようとする者が所管行政庁である当市に対して認定等を申請することから、所要の手数料を定めようとするものであります。
また、関連する認定制度である高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律いわゆるバリアフリー新法に基づく適合通知に係る審査についても、国の指導の下、経過的に無料化してきたものですが、今回の長期優良住宅認定制度の有料化に伴い、関連する両制度での整合を図るため、新たに手数料を定めようとするものであります。
次に、主な改正内容についてでありますが、別表第1において、長期優良住宅認定に係る手数料については、第52項から第55項まで、また、いわゆるバリアフリー認定に伴う適合審査に対する手数料については、第56項に新設しようとするものであります。
さらに、これらの認定に関連する建築基準法の規定に基づく審査に係る手数料につきまして、確認申請手数料等に係る第9項及び第9項の2において、適用条文の明確化に係る規定の追加及び引用条文の字句の整理を行おうとするものであります。
次に、附則の施行期日についてでありますが、公布の日から施行しようとするものであります。
以上、提案理由についてご説明いたしましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第45号は、経済建設常任委員会に付託いたします。
議案第46号
議長(坂下博幸君)
日程第23 議案第46号 平成21年度江別市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
副市長(佐々木雄二君)
ただいま上程になりました議案第46号 平成21年度江別市一般会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
今次補正は、国や北海道の予算動向に伴い、緊急を要するものへの措置を行うものであります。
以下、その内容に関してでありますが、予算書の5ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
7款商工費でありますが、1項4目消費者保護対策費は、国の平成20年度第2次補正予算に伴い北海 道に創設された消費者行政活性化基金を活用し、消費生活相談窓口の機能強化を図るため、相談員の研修経費や市民向け講演会の開催経費として330万円を措置するものであります。
次に、10款教育費1項3目教育指導振興費の外国語活動実践研究事業は、文部科学省からの受託事業として、小学校五年生及び六年生の外国語活動に係る教材の効果的な活用方法等の実践研究事業実施経費として30万円を措置するものであります。
豊かな体験活動推進事業は、同じく文部科学省からの受託事業として、小学校における農山漁村での宿泊体験活動を実施するための旅費、宿泊料等の経費として144万円を措置するものであります。
以上が歳出の概要でありますが、これに対応いたします歳入につきましては、予算書の4ページ、2の歳入にお戻りいただきたいと存じます。
16款道支出金は、歳出の事務事業に対応する特定財源として所要の措置を行うものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は504万円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額383億5,545万5,000円に加えますと、その総額は383億6,049万5,000円になるものであります。
以上、一般会計に係る補正予算の内容につきましてご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第46号 平成21年度江別市一般会計補正予算(第2号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第46号を採決いたします。
議案第46号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
諮問第1号
議長(坂下博幸君)
日程第24 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長(三好昇君)
ただいま上程になりました諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
現在、当市の人権擁護委員であります上田哲男さんは、平成21年9月30日をもって任期満了となりますが、引き続き上田哲男さんを推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、議会の意見を求めようとするものであります。
上田哲男さんは、昭和20年2月1日生まれで、江別市篠津155番地の4にお住まいであります。
公職歴としましては、平成18年10月から現在まで人権擁護委員としてご活躍であり、その使命を果たされてきた実績から、今後においても積極的な活動が期待されますので、引き続き推薦いたしたくお願い申し上げる次第であります。
よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
お諮りいたします。
本件については、質疑、委員会付託、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
引き続き、諮問第1号を採決いたします。
諮問第1号は、可と答申することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、諮問第1号は可と答申することに決しました。
議案第36号
議長(坂下博幸君)
日程第25 議案第36号 江別市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長(三好昇君)
ただいま上程になりました議案第36号 江別市教育委員会委員の任命について、提案理由をご説明申し上げます。
現在、教育委員会委員であります片山美代さんは、本年6月29日をもって任期満了となりますことから、その後任として郷早見さんを任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づきまして、議会の同意を求めようとするものであります。
郷早見さんは、昭和39年11月19日生まれで、江別市上江別西町35番地の17にお住まいであります。
札幌北斗高等学校を卒業され、現在は、江別あかしや幼稚園に勤められております。
主な公職歴としましては、江別市立上江別小学校PTA会長、江別市PTA連合会副会長、江別市立小学校及び中学校通学区域審議会委員等を歴任され、現在は、江別市立上江別小学校学校評議員を務められるなど、保護者の立場から教育に強くかかわりを持ってご活躍されております。
以上、ご説明申し上げましたので、よろしくご同意賜りますようお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
お諮りいたします。
本件については、質疑、委員会付託、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第36号を採決いたします。
この採決は無記名投票をもって行います。
議場を閉鎖いたします。
(議場閉鎖)
ただいまの出席議員は、当職を除いて26名であります。
立会人に高橋議員、宮本議員を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
(投票用紙配付)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
配付漏れなしと認めます。
投票箱をあらためます。
(投票箱点検)
異状なしと認めます。
念のため申し上げます。
本件を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載の上、投票願います。
なお、投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は否とみなします。
議席の順に従い、伊藤議員より順次投票願います。
(投票)
投票漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
開票を行います。
高橋議員、宮本議員の立会いをお願いいたします。
(開票)
投票の結果を報告いたします。
投票総数26票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち、賛成 26票
以上のとおり、賛成全員であります。
よって、議案第36号は同意することに決しました。
陳情第4号及び陳情第6号
議長(坂下博幸君)
日程第26及び第27 陳情第4号 北海道に精神障害者の交通費助成の実施のための意見書の提出を求めることについて及び陳情第6号 細菌性髄膜炎ワクチンの公費による定期接種化を早期に求めることについて、以上2件を一括議題といたします。
上程中の陳情第4号ほか1件は、生活福祉常任委員会に付託いたします。
報告第12号
議長(坂下博幸君)
日程第28 報告第12号 平成20年度江別市一般会計予算繰越明許費の繰越報告についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。
総務部長(北口彰君)
ただいま上程になりました報告第12号 平成20年度江別市一般会計予算繰越明許費の繰越報告について、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づきご報告申し上げます。
本件は、平成21年第1回臨時会及び第1回定例会においてご提案申し上げました定額給付金給付費や子育て応援特別手当、地域活性化・生活対策臨時交付金を活用した事業など計26事業に関しまして、国の予算の繰越し等に伴い、工事施行時期、事業の進ちょく状況及び所要期間等を勘案して、25億6,445万5,152円を繰越明許費繰越計算書のとおり平成21年度に繰越しいたしましたので、ご報告申し上げるものであります。
また、繰越計算書の未収入特定財源につきましては、平成21年度収入となりますことから、国庫補助金及び市債を未収入として計上いたしております。
以上、報告第12号につきましてご報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、報告第12号を終結いたします。
報告第13号ないし報告第16号
議長(坂下博幸君)
日程第29ないし第32 報告第13号 江別市土地開発公社の平成20年度決算に関する書類、報告第14号 株式会社江別振興公社の平成20年度決算に関する書類、報告第15号 財団法人江別市在宅福祉サービス公社の平成20年度決算に関する書類及び報告第16号 財団法人江別市スポーツ振興財団の平成20年度決算に関する書類、以上4件を一括議題といたします。
本件に対する報告を求めます。
総務部長(北口彰君)
ただいま上程になりました報告第13号 江別市土地開発公社の平成20年度決算に関する書類及び報告第14号 株式会社江別振興公社の平成20年度決算に関する書類につきまして、一括してご説明申し上げます。
初めに、それぞれの公社の決算に関する書類につきましては、理事会若しくは取締役会並びに株主総会の承認を得まして、市に提出されたもので、地方自治法第243条の3第2項の規定により、本議会にご報告するものでございます。
それでは、報告第13号 江別市土地開発公社の平成20年度決算に関する書類につきまして、ご説明申し上げます。
事業報告書の1ページをお開きいただきたいと思います。
第1の事業概要につきましては、公共用地の新規取得はありませんでしたが、西野幌学術研究開発型事業用地の一部を売却いたしました。
その実績は、売却面積1万3,552平方メートル、売却金額は9,256万円でございます。
なお、西野幌学術研究開発型事業用地の売却は、時価による処分となったため、損失を生じることになりました。
第2の理事会概要につきましては、記載のとおりでございます。
次に、第3の計算につきましては、2ページをお開き願います。
貸借対照表でありますが、これは7ページに財産目録といたしまして、その内訳を記載しておりますので、併せてご参照いただきたいと思います。
続いて3ページの損益計算書でありますが、1の事業収益、2の事業原価及び3の販売費及び一般管理費並びに4の事業外収益、5の事業外費用を精算いたしました結果、当期は383万321円の純損失が生じております。この処理につきましては、6ページの損失金処理計算書のとおり、前期繰越損失と合わせますと、当期未処理損失金は7億1,159万6,519円となりまして、全額を次期繰越欠損金として処理をいたしております。
なお、4ページにキャッシュ・フロー計算書、9ページに事業収益明細表及び事業原価明細表を、販売費及び一般管理費の明細につきましては5ページに、それぞれ内訳を記載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
次に、本年3月末現在で、当公社が保有しております公有用地、代替地及び代行用地並びに完成土地等の明細につきましては10ページに一覧表にして、また、その位置図につきましては11ページに、さらに、資本金明細表及び役員名簿につきましては12ページに、それぞれ記載をしておりますので、ご参照いただきたいと思います。
続きまして、報告第14号 株式会社江別振興公社の平成20年度決算に関する書類につきまして、ご説明申し上げます。
事業報告書の1ページをお開き願います。
第1の事業概要でありますが、江別市の指定管理者として公民館等の管理運営業務を受託するとともに、野幌駅南口月ぎめ駐車場の経営も引き続き行ってまいりました。
なお、過去3年間の事業成績及び財産の状況につきましては、記載のとおりとなっております。
次に、2ページには、第2の会社の概要といたしまして、株式の状況、従業員の状況等を、3ページには、第3の処務概要といたしまして、株主総会及び取締役会の事項、役員人事、処務事項を記載しております。
次に、第4の計算につきましては、4ページをお開きいただきたいと思います。
貸借対照表でありますが、これにつきましては、12ページの附属明細書に、その内訳を記載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
続いて5ページの損益計算書でありますが、1の売上高は、公民館等の指定管理に係る収入をはじめ、公民館等自主事業収入は講習会等の受講料、雑入は印刷機の使用料、管理事業収入は野幌駅南口月ぎめ駐車場の料金収入でございます。
2の売上原価の保有地売上原価の期末棚卸高につきましては、13ページの売却用土地明細書のとおり、繰越しするものでございます。
次に、受託事業原価は、各施設の運営費でありまして、内訳は7ページの運営費明細書のとおりでございます。
また、管理事業原価は、8ページに記載しておりますが、野幌駅南口月ぎめ駐車場に係る維持管理費用でございます。3の販売費及び一般管理費につきましても、8ページに明細書を記載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
5ページの損益計算書にお戻りいただきたいと思います。
以上の結果、営業利益として704万835円が生じまして、4の営業外収益及び法人税等を精算いたしますと、当期の純利益は586万1,528円となるものでございます。
この純利益につきましては、6ページの株主資本等変動計算書のとおり、繰越利益剰余金の前期末残高と合わせまして、4,790万5,851円を次期繰越利益剰余金としております。
以上、2件につきまして、一括してご報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。
健康福祉部長(斎藤嘉孝君)
ただいま上程となりました報告第15号 財団法人江別市在宅福祉サービス公社の平成20年度決算に関する書類について、ご説明申し上げます。
公社の決算に関する書類は、理事会の承認を得まして市に提出されたものでありまして、地方自治法第243条の3第2項の規定により、本議会にご報告を申し上げるものでございます。
当公社の総括、事業の状況、処務の概要につきましては第13期事業報告書の1ページから7ページに記載されておりますので、ご参照いただきたいと思います。
次に、8ページをお開き願います。
第4の計算書類等に関する事項の1.平成20年度収支計算書総括表でありますが、一般会計、介護保険事業会計、受託事業会計、自主事業会計の各会計の合計額を記載しているものでございます。
まず、収入の部につきましてご説明いたします。
基本財産運用収入40万円は、基本財産1億円の貸付金利息でございます。会費収入2万6,000円は、賛助会員からの会費収入であり、次の自主事業収入492万1,779円は、家事援助サービスや自由契約訪問介護の利用料金、さらには教室の受講料等、公社の自主事業に係る収入でございます。
介護保険事業収入・障害者自立支援事業収入4億2,064万7,224円は、公社収入の大きな割合を占める訪問介護事業等の介護保険事業・障害者自立支援事業に係る収入でございます。
受託事業収入3,597万120円は、介護予防等支援事業などの市からの受託事業に係る収入であります。
指定管理料収入1億2,492万4,000円は、いきいきセンターさわまち等5施設の指定管理に係る収入でございます。
センター使用料収入37万6,330円は、いきいきセンターさわまちの会議室等の使用料金収入でございます。
寄附金収入5万700円は、公社の事業にご賛同をいただきました市民からの寄附金収入でありまして、雑収入151万3,844円は、預金利息及びコピー使用料等の収入でございます。
また、他会計からの繰入金収入として390万3,000円を計上しております。
この結果、当期収入合計は5億9,273万2,997円となり、前期繰越収支差額1億6,710万2,842円を合わせまして、収入合計は7億5,983万5,839円となるものでございます。
一方、支出の部でありますが、最初に記載の公社管理費1,974万383円は、公社運営、管理にかかわる必要経費であり、介護保険事業費・障害者自立支援事業費3億6,736万977円は、公社が行う介護保険事業・障害者自立支援事業の実施に要した経費でございます。
受託事業費1億5,075万7,286円は、いきいきセンターさわまち等の指定管理並びに市からの受託事業に要した経費であり、生きがいと健康づくり事業費88万69円と人材育成及び研修事業費12万7,750円、さらに、さわやかサービス提供事業費730万2,832円、自由契約訪問介護事業費2万6,530円は、いずれも公社が行う自主事業に要した経費でございます。
特定預金支出5万700円は、市民からの寄附金を福祉事業振興積立預金に積立てした経費でございます。さらに、他会計への繰出金支出が390万3,000円となっております。以上合わせまして、当期支出合計は5億5,014万9,527円となるものでございます。
この結果、当期収支差額は4,258万3,470円となり、これに前期繰越収支差額を加えました2億968万6,312円が次期繰越収支差額となるものでございます。
なお、9ページから12ページまでにつきましては、各会計ごとに収支計算書を記載したものでございますので併せてご参照いただきたいと思います。
以下、13ページの正味財産増減計算書総括表から26ページの監査報告書までは、それぞれ記載のとおりでございますので、ご参照いただきたいと思います。
以上、ご報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。
教育部長(斎木雅信君)
ただいま上程になりました報告第16号 財団法人江別市スポーツ振興財団の平成20年度決算に関する書類について、ご説明申し上げます。
決算に関する書類につきましては、財団理事会並びに評議員会の議決を得て、市に提出されたものでありまして、地方自治法第243条の3第2項の規定により、本議会にご報告を申し上げるものでございます。
当財団の事業の状況及び処務の概要につきましては、第17期事業報告書の1ページから3ページに記載のとおりでありますので、ご参照いただきたいと思います。
次に、4ページをお開き願います。
第3の計算書類等に関する事項の1.平成20年度収支計算書でございますが、収入の部では、1の基本財産運用収入12万327円は、基本財産3,000万円の預金利息であります。
2の事業収入のうち、スポーツ教室等開催事業収入1,307万9,620円は、各スポーツ教室の受講料及びスポーツ大会の参加料等であります。
指定管理料収入の2億76万4,000円は、市民体育館をはじめとする屋内体育施設指定管理料、スポーツ教室開催事業指定管理料及びあけぼのパークゴルフ場指定管理料等であります。また、受託料収入の1,146万750円は、屋外体育施設等の管理運営に関する収入であります。
3の補助金収入3,880万8,000円は、スポーツ大会等の事業運営に関する補助金であります。
4の利用料金収入のうち、江別市体育施設、屋内体育施設利用料収入3,638万1,067円は、市民体育館をはじめとする屋内体育施設の利用料収入であります。
江別市あけぼのパークゴルフ場利用料収入は295万60円、また、江別市森林キャンプ場利用料収入は166万9,450円であります。
5の雑収入369万5,490円は、自動販売機設置手数料及び預金利息等であります。
この結果、収入合計額は、前期繰越収支差額を合わせ3億1,290万1,294円となるものであります。
一方、支出の部でございますが、5ページをごらん願います。
1の事業費4,602万3,258円は、スポーツ大会開催事業、健康体力づくり指導相談事業及びスポーツ指導者養成事業並びにこれらの事業の管理運営に要した経費であります。
2の受託事業費1,181万3,734円は、屋外体育施設等の管理運営に要した経費であります。
次に、6ページをお開き願います。
3の指定管理事業費2億4,839万7,000円は、屋内体育施設指定管理事業、あけぼのパークゴルフ場指定管理事業、森林キャンプ場指定管理事業及びこれらの事業の管理運営に要した経費であります。
4の借入金返済支出としては、労働災害事故に係る損害賠償金の支払に伴う借入金の当期返済額306万円を支出いたしまして、当期支出合計額は3億929万3,992円となるものであります。
この結果、当期収支差額はマイナス36万5,228円となり、次期繰越収支差額は360万7,302円となるものであります。
なお、7ページの収支計算書に対する注記から12ページの監査報告書まで、それぞれ記載のとおりでありますので、ご参照いただきたいと存じます。
以上、ご報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。
議長(坂下博幸君)
これより報告第13号ないし報告第16号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
伊藤豪君
大急ぎで目を通したので、細かいところは分からないのですけれども、最後の財団法人江別市スポーツ振興財団の予算と決算についてお伺いいたします。
支出の部で予算と決算が示されておりますが、予算額と決算額に差異がなく見事だと思います。しかし、例えば、ガソリン代などの燃料費は、価格が変動したにもかかわらず予算どおりにきちんと執行されているという神業みたいなものですが、少し不自然な感じがいたしますので、どのような予算執行の方法を取っているのかをお答えいただきたいと思います。
議長(坂下博幸君)
答弁調整のため暫時休憩いたします。
午後2時52分 休憩
午後2時55分 再開
議長(坂下博幸君)
再開いたします。
議事を続行いたします。
教育部長(斎木雅信君)
ただいまの伊藤議員の質疑にご答弁いたします。
5ページと6ページにございます予算額についてですけれども、この予算額については予算現額という形になっております。いわゆる当初予算の後に補正、流用及び充用を行った最終的な予算額ということでございます。6ページの下に注記として予備費のマイナス222万9,183円は、事業管理費に係る記載があるのですけれども、いわゆる充当した金額ということになっております。このほかに、流用を行った結果として、予算額と決算額が同額になっているということでご理解をいただきたいと思います。
貴重な時間を取っていただきまして、誠に申し訳ございませんでした。
伊藤豪君
予算現額という言葉がございましたが、現額の現という字は減るという字か現在の現なのかが一つと、今の説明ですと、この予算額というのは年度当初の予算額ではなく、年度途中で修正を加えて最終的にゼロになるように予算を使い切ったと。逆に言うと、決算額から予算額をつくったのではないかと思われるのですが、この点についてはいかがでしょうか。
教育部長(斎木雅信君)
まず、1点目の予算現額の字でございますけれども、現在額でございますので、減る方の減ではなく現在の現ということでご理解いただきたいと思います。
続きまして、決算額に予算額を合わせたのではないかというご指摘でございますけれども、年度の支出見込みがほぼ確定した段階で不用額を流用し、最終的な決算額と予算現額が同額となったということですので、そういう意味ではご指摘のとおりかと思います。
伊藤豪君
この予算現額というものは、私どもには理解できません。先ほど金額を合わせたというお話がありましたけれども、やはり年度当初の予算額に年度途中の経過を記載して決算額がどうなったのかとするのが一般的な予算・決算の見方だと思います。今までもこういう方法でやってきたから、これからも続けていくということであれば、私どもが当初予算額等について改めて調査し、決算額との差異を出しておかしいか、おかしくないかということを調べなければいけないということになるのですが、そういう理解でよろしいのでしょうか。3度目ですからこれで終わります。
総務部長(北口彰君)
各団体等の議会への決算報告に関しましては、伊藤議員からご指摘がありましたように、書類の提出の在り方につきまして、当初予算からその後の経過を含めた形でどうあるべきかということを市といたしまして検討させていただきたいと思います。次回からの報告で、その辺を十分に反映できるように進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
議長(坂下博幸君)
ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
これをもって質疑を終結いたします。
以上をもって報告第13号ないし報告第16号を終結いたします。
散会宣告
議長(坂下博幸君)
本日の議事日程は全部終了いたしました。
これをもって散会いたします。
午後3時00分 散会