平成21年第1回江別市議会会議録(第1号)平成21年3月4日 4ページ
6 議事次第の続き
議案第6号
議長(星 秀雄君)
日程第11 議案第6号 江別市乳幼児等医療費助成条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
健康福祉部長(斎藤嘉孝君)
ただいま上程になりました議案第6号 江別市乳幼児等医療費助成条例等の一部を改正する条例の制定について、その提案理由をご説明申し上げます。
改正の理由でありますが、児童福祉法第27条第1項第3号の規定により、措置制度によって、虐待を受けたなどの要保護児童は、里親への委託や児童福祉施設への入所により養育され、医療についても、措置医療により医療給付を受けることができることから、市の医療助成制度の適用除外となっているところであります。
平成20年12月3日に児童福祉法等の一部を改正する法律が公布され、家庭的な環境での養育を、なお一層推進するため、児童福祉法第27条第1項第3号に小規模住居型児童養育事業を行う者が新たに加えられ、平成21年4月1日から施行されることとなったことから、江別市乳幼児等医療費助成条例、江別市ひとり親家庭等医療費助成条例及び江別市重度 身障害者医療費助成条例について、所要の改正を行おうとするものであります。
改正の内容につきましては、江別市乳幼児等医療費助成条例第3条第2号、江別市ひとり親家庭等医療費助成条例第3条第2号及び江別市重度心身障害者医療費助成条例第3条第2号中に、小規模住居型児童養育事業を行う者を加え、小規模住居型児童養育事業を行う者に養育されている児童を、市の医療助成制度の適用除外とするものであります。
なお、附則についてでありますが、条例の施行期日を児童福祉法等の一部を改正する法律の施行日に合わせ、平成21年4月1日からとするものであります。
以上、提案理由をご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(星 秀雄君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第6号 江別市乳幼児等医療費助成条例等の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第6号を採決いたします。
議案第6号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
議案第16号ないし議案第23号
議長(星 秀雄君)
日程第12ないし第19 議案第16号 平成20年度江別市一般会計補正予算(第5号)、議案第17号 平成20年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第18号 平成20年度江別市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第19号 平成20年度江別市介護保険特別会計補正予算(第3号)、議案第20号 平成20年度江別市基本財産基金運用特別会計補正予算(第1号)、議案第21号 平成20年度江別市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第22号 平成20年度江別市下水道事業会計補正予算(第2号)及び議案第23号 平成20年度江別市病院事業会計補正予算(第1号)、以上8件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
副市長(佐々木雄二君)
ただいま上程になりました議案第16号 平成20年度江別市一般会計補正予算(第5号)ほか4特別会計につきまして、提案理由を一括ご説明申し上げます。
まず、一般会計でありますが、今次補正は第1に、今年度最終予算として歳入歳出の決算見込みによる措置、第2に、国等の補正予算の動向による措置、そして第3に、その他緊急を要するものへの措置など、必要な調整を行うものであります。
以下、その概要につきましてご説明申し上げます。
予算書の12ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
まず、2款総務費でありますが、1項5目財産管理費の基金積立金は、平成19年度決算剰余金及び一般財源等の決算見込みにより、2億7,286万6,000円を追加し、土地開発基金繰出金では、土地売払い収入及び積立利子の決算見込みにより3,413万4,000円を減額するものであります。
2項1目市民活動費は、運用利息の確定に伴い、水と緑の基金の積立金を2,000円追加するものであります。
6項1目統計調査総務費は、統計調査の決算見込みにより68万7,000円を減額するものであります。
3款民生費でありますが、1項1目社会福祉総務費は、中国残留邦人等支援給付費の決算見込みにより300万円を、2目老人福祉費は、老人ホーム施設入所委託費の決算見込みにより1,439万5,000円を、それぞれ減額するものであります。
3目障害福祉費の重度心身障害者医療事務経費は、レセプト件数の増等に伴い89万6,000円を追加する一方、重度心身障害者医療費は、一時立替払の医療助成額の減に伴い4,448万3,000円を減額するものであります。
次に、13ページに移りまして、2項2目母子福祉費は、ひとり親家庭等医療費の決算見込みにより584万5,000円を減額し、7目乳幼児医療費では、給付件数の増等に伴い802万2,000円を追加するものであります。
4款衛生費の2項1目清掃総務費は、廃棄物処理施設整備基金に係る運用利息の決算見込みにより65万4,000円を追加するものであります。
7款商工費の1項3目工業振興費の誘致企業補助金は、進出予定企業の立地スケジュールの変更に伴い1,500万円を減額するものであります。
8款土木費でありますが、2項1目道路橋梁総務費は、融雪施設貸付金の貸付額確定により1,460万6,000円を減額するものであります。
3目道路橋梁新設改良費は、兵村4丁目通り道路工事、及び大麻東駅通り道路工事(駅周辺バリアフリー化)の事業費の確定に伴い、それぞれ79万3,000円、114万4,000円を減額するものであります。
次に、14ページに移りまして、4項1目都市計画総務費でありますが、江別の顔づくり事業(野幌駅周辺土地区画整理事業)の二つの事業は、事業費の確定及び換地スケジュールの一部変更等に伴い、それぞれ、671万8,000円、2億1,369万5,000円を減額するものであります。
10款教育費でありますが、1項3目教育指導振興費は、幼稚園就園奨励費補助金について対象者の増等に伴い287万9,000円を追加するものであります。
2項2目及び3項2目の小中学校の教育振興費でありますが、教育扶助費について、小学校では医療費の増等、中学校では対象者の増等に伴い、それぞれ、76万5,000円、313万7,000円を追加するものであります。
3項3目学校営繕費は、国の補正予算において交付金事業の採択となったことから、予算繰越しにより実施するものとして江別第三中学校の校舎耐震化工事費1,850万1,000円を追加するものであります。
4項4目情報図書館費は、指定寄附に伴う図書整備費として10万円を追加するものであります。
11款公債費の1項1目元金は、公的資金の補償金免除繰上償還の実施に伴い2億3,105万円を追加するものであります。
次に、15ページに移りまして、2目利子は、借入利息の確定等に伴い2,130万9,000円を減額するものであります。
次に、12款諸支出金でありますが、1項1目国民健康保険会計は、短期人間ドック受診件数の増等に伴い554万2,000円を、4目水道事業会計は、道路改良に伴う消火栓移設経費など事業費の確定により273万8,000円を、7目介護保険会計は、制度改正による電算システム改修等に伴い454万7,000円を、それぞれ追加するものであります。
以上が歳出の概要でありますが、これに対応いたします歳入につきましては、予算書の9ページ、2の歳入にお戻りいただきたいと存じます。
3款利子割交付金から11款地方交付税は、今次補正に係る一般財源相当額として決算見込み等を踏まえ増減の措置をするものであり、13款分担金及び負担金から11ページの19款繰入金及び21款諸収入、並びに22款市債の歳入は、歳出の事務事業に対応する特定財源として、それぞれの決算見込み及び今年度の財政見通し等を勘案した中で、所要の増減調整を行うものであります。
また、22款市債のうち、1項7目減収補てん債は、地方財政対策として市民税等の税収見込額と普通交付税の基準財政収入との差に対し発行が認められることとなったことから、今次補正において措置するものであり、20款繰越金は、今次補正の一般財源として措置するものであります。
次に、諸表についてご説明申し上げます。
6ページにお戻りいただきたいと存じます。
第2表の繰越明許費補正でありますが、8款土木費の江別の顔づくり事業は、国庫補助事業により、道が事業主体として実施している連続立体交差事業の事業費一部繰越しに伴うもの、10款教育費の校舎屋体耐震化事業は、国の補正予算に伴うものとして、それぞれ平成21年度に繰り越すこととして追加しようとするものであります。
第3表の地方債補正でありますが、事業費等の確定に基づき、それぞれの限度額の調整を行うため変更し、補償金免除繰上償還借換債、及び減収補てん債につきましては、今年度の地方財政対策として発行が認められた額について追加するものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は1億7,589万円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額412億8,054万3,000円に加えますと、その総額は414億5,643万3,000円となるものであります。
次に、議案第17号 平成20年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。
予算書の5ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
7款1項3目保険財政共同安定化事業拠出金は、拠出金の確定に伴い659万6,000円を、8款2項1目保健衛生普及費は、短期人間ドック受診者の増等に伴い744万9,000円を、10款1項1目一般被保険者還付金は、過年度の療養給付費等負担金を国等へ償還するため600万9,000円を、それぞれ追加するものであります。
4ページにお戻りいただきまして、これに対応いたします歳入につきましては、2の歳入にありますとおり、8款繰入金及び9款繰越金をもって措置するものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は2,005万4,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額116億4,259万3,000円に加えますと、その総額は116億6,264万7,000円となるものであります。
次に、議案第18号 平成20年度江別市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。
予算書の4ページをお開きいただきたいと存じます。
中ほどの3の歳出でありますが、1款1項1目一般管理費は、保険料負担軽減の継続に伴う電算システムの改修費として357万円を追加するものであります。
これに対応いたします歳入でありますが、ページ上段、2の歳入をごらんいただきたいと存じます。
5款国庫支出金により、歳出の財源として措置を行うものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は357万円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額11億8,632万4,000円に追加しますと、その総額は11億8,989万4,000円となるものであります。
次に、議案第19号 平成20年度江別市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げます。
予算書の4ページをお開きいただきたいと存じます。
ページの中ほど、3の歳出でありますが、1款1項1目一般管理費は、介護報酬改定等に伴う電算システムの改修費として403万2,000円を、2項1目介護認定審査会費は、要介護認定の制度改正に伴う電算システムの改修費として265万2,000円を、5款1項1目償還金及び還付加算金は、被保険者への還付金等として33万9,000円を、それぞれ追加するものであります。
これに対応いたします歳入でありますが、ページ上段、2の歳入をごらんいただきたいと存じます。
2款国庫支出金及び5款繰入金により、負担割合を踏まえて、それぞれ所要の措置を行うものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は702万3,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額62億6,184万8,000円に追加しますと、その総額は62億6,887万1,000円となるものであります。
次に、議案第20号 平成20年度江別市基本財産基金運用特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。
予算書の5ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
1款1項1目基本財産基金費は、土地貸付け等に伴う繰出金の増額により479万9,000円を追加するものであります。
これに対応いたします歳入でありますが、4ページにお戻りいただきたいと存じます。
2の歳入といたしましては、1款財産収入及び3款繰越金をもって措置するものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じますが、以上の結果、今次補正額は479万9,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額1億9,020万円に加えますと、その総額は1億9,499万9,000円となるものであります。
以上、一般会計及び4特別会計につきまして一括ご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
水道部長(杉本英治君)
ただいま上程となりました水道事業会計及び下水道事業会計の補正予算につきまして、順次提案理由をご説明申し上げます。
初めに、議案第21号 平成20年度江別市水道事業会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。
今次の補正は、公的資金補償金免除繰上償還による企業債の借換えに必要な措置及び決算見込みによる予算の整理、業務量の変更などを行おうとするものであります。
予算書の12ページをお開き願います。
まず、収益的収入の1款1項1目給水収益は、決算見込みによる家事用水量の減等により1,575万円を減額し、2目受託工事収益は、受託工事の中止等により2,337万7,000円の減額を、3目その他営業収益は、職員給与費等の減に伴う下水道事業会計負担金の減により1,175万6,000円を減額する一方、1款2項1目雑収益は、札幌市との人事交流に係る人件費負担金について601万6,000円を増額しようとするものであります。
次に、13ページをお開き願います。
収益的支出の1款1項1目原水及び浄水費は、決算見込みによる職員給与費の減により1,780万6,000円を減額し、2目配水及び給水費は、同じく職員給与費の減により489万6,000円の減額を、3目受託工事費は工事の中止等により2,172万6,000円の減額を、4目総係費は職員給与費の減及び札幌市との人事交流に係る人件費負担金の増により62万2,000円の減額を、さらに5目減価償却費は、決算見込みにより177万3,000円を減額するほか、6目資産減耗費は、決算見込みにより501万5,000円を増額し、1款2項1目支払利息は、企業債の繰上償還の確定により594万7,000円を減額しようとするものであります。
次に、14ページをお開き願います。
資本的収入の1款2項1目工事負担金は、配水管移設工事の中止等により2,225万2,000円を減額し、資本的支出の1款1項1目水道施設整備事業費は、同じく工事の中止により3,046万8,000円を減額する一方、1款2項1目企業債償還金は、上水道高金利対策借換債の借入れ条件等の確定により132万4,000円を増額しようとするものであります。
この結果、1ページにお戻りいただきまして、第2条業務の予定量のうち、(2)の年間総給水量は11万8,000立方メートルを減じ1,151万5,000立方メートルに、(3)の一日平均給水量は323立方メートルを減じ3万1,548立方メートルに改め、また、第3条収益的収入及び支出の水道事業収益は4,486万7,000円を減額し、総額を24億768万7,000円に、次に、水道事業費用は4,775万5,000円を減額し、総額を21億3,059万7,000円に改めようとするものであります。
次に、2ページの第4条資本的収入及び支出の資本的収入は2,225万2,000円を減額し、総額を2億9,291万2,000円に、資本的支出は2,914万4,000円を減額し、総額を12億1,469万8,000円に改めようとするものであります。
この結果、資本的収支で不足する額を9億2,178万6,000円に改め、補てん財源につきましても、同額に改めようとするものであります。
次に、第5条議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、(1)の職員給与費を3億9,164万7,000円に改め、第6条では予算書第9条の利益剰余金の処分を削るものであります。
続きまして、議案第22号 平成20年度江別市下水道事業会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。
今次の補正は、決算見込みによる予算の整理及び業務量の変更などを行おうとするものであります。
予算書の12ページをお開き願います。
収益的収入の1款1項1目下水道使用料は、決算見込みによる一般用水量の減により1,995万円を減額するものであります。
次に、収益的支出の1款1項1目管渠費は、決算見込みによる職員給与費の減により302万6,000円を減額し、同じく3目処理場費は、時間外手当の減により400万9,000円を減額し、5目総係費は、職員給与費の減及び職員人件費の減等に伴う水道事業会計への負担金の減により2,123万9,000円を減額するとともに、6目減価償却費は、決算見込みにより194万2,000円を減額しようとするものであり、7目資産減耗費は、機械設備除却費の増等により913万2,000円を増額しようとするものであります。
この結果、1ページにお戻りいただきまして、第2条業務の予定量の年間汚水処理水量は11万7,000立方メートルを減じ1,350万3,000立方メートルに改め、また、第3条収益的収入及び支出の下水道事業収益は1,995万円を減額し、総額を28億2,110万1,000円に、下水道事業費用は2,108万4,000円を減額し、総額を26億1,342万2,000円に改めようとするものであります。
次に、2ページの第4条議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、(1)の職員給与費を2億4,964万3,000円に改め、第5条では予算書第10条の次に、第11条債務負担行為を加え、平成21年度の債務負担として、江別市公共下水道事業豊幌汚水圧送管防食その7に係る債務負担2,600万円を追加しようとするものであります。
以上、水道事業会計及び下水道事業会計の補正予算につきまして、一括ご説明申し上げましたので、よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
病院事務長(藤田政典君)
ただいま上程になりました議案第23号 平成20年度江別市病院事業会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由をご説明申し上げます。
今次の補正は、収入支出に係る決算見込み又は事業費の確定により、既定予算に 所要の増減調整を行うものであります。
説明の都合上、予算書の12ページをお開きいただきたいと存じます。
まず、収益的収入ですが、1款1項1目の入院収益は、患者数の増加などにより8,355万6,000円を増額し、4目のその他医業収益は、他の公的病院への医師派遣による負担金収入829万1,000円を増額するものであり、2項5目のその他医業外収益は、北海道が今年度制度化した緊急臨時的医師派遣事業により、医師派遣に対する報奨金が交付されたことから、他の収入の増減調整も含め、合計437万1,000円を増額し、6目の補助金は、臨床研修医1名の受入れに対する補助金について195万6,000円を追加し、収益的収入合計では9,817万4,000円を増額するものであります。
一方、収益的支出では、1款1項1目の給与費は、職員の採用、その他の異動増減により4,238万6,000円を増額し、2目の材料費は、決算見込みにより薬品費を減額する一方で、診療材料費を増額し、合計で287万6,000円を増額し、13ページの3目の経費は、患者数の増加等により、診療にかかわる消耗品費と機器の賃借料を増額するほか、重油価格の高騰に対応して、自家発電量を減らし、北海道電力株式会社からの受電量を増やしたことにより、光熱水費を増額する一方で、燃料費を減額するとともに、社団法人地域医療振興協会からの派遣医師数の減少により委託料を減額し、合計で751万2,000円を減額するものであり、5目の資産減耗費は、CT装置の更新に当たり、これまで使用していたCT装置を売却したことから、固定資産除却費511万8,000円を減額し、3項2目の固定資産売却損は、CT装置の帳簿価格と売却価格の差額341万8,000円を売却損として追加し、収益的支出全体では3,605万円を増額するものであります。
次に、資本的収入ですが、1款1項1目の企業債は、企業債対象の医療器械器具購入費の確定により2,690万円を減額する一方で、公立病院特例債について、資本的収入で計上することになり、併せて借入額が確定したことから8億3,820万円を追加し、合計で8億1,130万円を増額するものであり、3項1目の固定資産売却収入は、先ほど説明いたしましたCT装置の売却により178万5,000円を増額し、資本的収入全体では8億1,308万5,000円を増額するものであります。
一方、14ページの資本的支出では、1款1項1目の建物改良費は、工事費の確定により343万7,000円を、2目の有形固定資産購入費は、医療器械器具購入費の確定により2,729万4,000円をそれぞれ減額し、資本的支出全体では3,073万1,000円を減額するものであります。
この結果、1ページにお戻りいただきまして、第2条に定めた業務の予定量につきまして、第2条1の業務量(2)の患者数中、年間延べ患者数を28万3,027人に、1日平均患者数を1,040人に、入院の年間延べ患者数を8万8,315人、1日平均患者数を242人に、外来の年間延べ患者数を19万4,712人、1日平均患者数を798人に改め、同条2の主要な建設改良事業中、医療器械器具等整備事業の金額を1億1,520万6,000円にそれぞれ改めるものであります。
次に、第3条収益的収入及び支出につきまして、公立病院特例債の資本的収入への組替えにより、本文なお書を削り、病院事業収益は9,817万4,000円を増額し、総額を50億8,426万7,000円に、病院事業費用は3,605万円を増額し、総額を56億7,904万9,000円に改めるものであります。
次に、第4条資本的収入及び支出につきまして、公立病院特例債の計上により、資本的収支不足額が生じなくなることから、本文括弧書を削り、資本的収入は8億1,308万5,000円を増額し、総額を12億4,003万3,000円に、また、2ページの資本的支出は3,073万1,000円を減額し、総額を5億5,181万7,000円に改めるものであります。
次に、第5条企業債は、起債の限度額について、医療器械器具等整備事業費は1億1,360万円に、不良債務対策は8億3,820万円に、合計では9億5,180万円に改めるとともに、借入資金の字句を整備するものであり、第6条議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費を27億7,650万1,000円に、第7条たな卸資産購入限度額は10億8,590万7,000円に、それぞれ改めるものであります。
以上、病院事業会計につきましてご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
議長(星 秀雄君)
これより議案第16号ないし議案第23号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
議案第16号ほか7件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第16号 平成20年度江別市一般会計補正予算(第5号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第16号を採決いたします。
議案第16号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
次に、議案第17号 平成20年度江別市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第17号を採決いたします。
議案第17号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
次に、議案第18号 平成20年度江別市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第18号を採決いたします。
議案第18号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
次に、議案第19号 平成20年度江別市介護保険特別会計補正予算(第3号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第19号を採決いたします。
議案第19号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
次に、議案第20号 平成20年度江別市基本財産基金運用特別会計補正予算(第1号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第20号を採決いたします。
議案第20号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
次に、議案第21号 平成20年度江別市水道事業会計補正予算(第2号)及び議案第22号 平成20年度江別市下水道事業会計補正予算(第2号)に対する一括討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第21号及び議案第22号を一括採決いたします。
議案第21号及び議案第22号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
次に、議案第23号 平成20年度江別市病院事業会計補正予算(第1号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第23号を採決いたします。
議案第23号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
議事の途中でありますが、昼食のため暫時休憩いたします。
午前11時54分 休憩
午後 0時55分 再開