ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 江別市議会会議録 > 本 会 議 会 議 録 の 閲 覧 > 平成20年分の目次 > 平成20年第1回江別市議会会議録(第5号)平成20年3月27日 4ページ

平成20年第1回江別市議会会議録(第5号)平成20年3月27日 4ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

6 議事次第の続き 

 議案第6号ないし議案第11号及び議案第19号ないし議案第27号の続き

議長(星 秀雄君)

 ほかに討論ありませんか。

齊藤佐知子君

 議案第27号 平成20年度江別市病院事業会計予算について討論に参加いたします。
 江別市立病院の経営健全化計画については、過去に様々な議論を経て、平成16年度には民間の経営診断を受け、さらに病院職員も一丸となって経営改善に取り組む姿勢で進めていたと考えます。ところが、平成18年度に内科医全員の退職、またそれに伴い産婦人科医がその年度末に全員退職するといった市立病院始まって以来の大変な危機的状況となりました。
 その結果、医師がいなければ当然来院患者数が減り、内科病棟の一部が休止に追い込まれ、診療収益の大幅な低下となりました。平成18年度決算では不良債務が発生し、平成19年度末においては10億円程度の不良債務が見込まれるなど、極めて厳しい経営状況にあります。
 市立病院が中核病院としての使命を果たしていくためにも、病院経営の健全化は大変重要です。その使命を果たすために就任された三好市長は、この間、梶井病院長と共に手腕を発揮され、内科医の充足とともに専門医の確保に努められ、一部病棟の再開を果たし、市立病院再建の道筋を付けつつあるところです。
 現状は徐々に信頼を回復する状況にありますが、来院患者数の回復にはまだ至っておりません。
 また、医師の退職とともに看護師の大量退職は、市立病院にとっても江別市にとっても大切な人的資源を失ったということで、大変残念に思うところであり、さらなる人材確保にご努力を期待するものであります。
 このような状況を踏まえて、新たな病院再建計画に向け、平成20年度から平成22年度までの3か年を江別市立病院経営健全化計画の期間として示されたところです。
 この計画は、江別市の現状及び全国的に赤字の多い自治体病院の立て直しに向けて、総務省が平成19年12月に公立病院改革ガイドラインを示し、平成20年度中に公立病院改革プランを策定し、経営改革に取り組むよう全国各自治体に求めたものです。
 江別市立病院の経営健全化計画では、市立病院の経営再建に向けて四つの基本目標が示されました。
 第一に、医療体制の整備については、内科医の疲弊を防ぐために総合診療内科を充足・強化し、さらなる専門的治療を行うために消化器専門医の確保に努め、外科医と連携した消化器病センターの立上げを目指すとともに、循環器専門医の確保にも努力するとあります。
 また、市民の半数以上は女性であり、女性医療の充実、産婦人科体制の充実のほか小児科医との連携による女性医療センターの立上げとありますが、産婦人科医の確保と分べん体制の整備・充実が強く求められており、今後に期待するところです。また、休止病棟の早期の再開と、安定した医療体制の維持・向上のためにも看護師の確保に努力されるとのことであり期待するところです。
 第二に、医療の質と信頼の向上についてです。
 患者さん本位の医療の提供で市立病院の診療が高い信頼を得ることに加えて、さらに職員意識の啓発や待ち時間の縮減、接遇の一層の向上に努めることが、市立病院の評価につながると考えます。また、緩和ケアチームの立上げを目指し、既存のNST(栄養サポートチーム)の活動の推進や、医師、看護師、医療技術者などの連携によるチーム医療の推進に努めるなど、今後の患者のニーズにこたえる医療の提供に期待するところです。
 第三に、地域医療支援の充実についてです。
 地域医療水準の向上は、地域住民の安心・安全に直接かかわります。そのためには病診連携が今後一段と重要となり、また充実させることが市民にとっても求めていることと考えます。
 小児科にあっては、病院長自身も小児科医であり、全国的に小児科医の不足が叫ばれている今日、市内で唯一入院が可能であり、なおかつ医師体制も充実していることから、市内はもとより市外の医療機関とも関係強化を図りながら、地域医療支援を一層推進されることを評価いたします。
 第四に、経営状況の改善についてです。
 市立病院が地域の中核病院としての役割を果たしていくためにも経営の安定化が必要です。そのためには、収支改善のための取り組みをし、不良債務を解消していくことが重要と考えるところであり、収益の向上には、診療体制の充実と看護師の確保により休止中の病棟の早期再開と病床の横断的活用の推進で、病床利用率の向上の達成が不可欠であります。
 また、各種健診・検査などの推進や、人工透析患者の受入れ増加など収益性の高い事業の推進を積極的に図り、収益の向上に努めることが重要であり努力されることに期待します。
 そして、効率的な事業運営のために、公明党会派が以前より主張してきた給食業務の外部委託により、セレクトメニュー、行事食の拡大を図るなど患者さんの給食の充実に努めることを大変評価するところです。
 また、未収金の収納強化の取り組みも大切なことですので、相談体制を充実させ未収金発生の抑止と収納対策の強化を図る必要があります。
 女性医師、看護師などの医療スタッフ確保や離職対策を進めるための働きやすい環境整備として院内24時間保育が10月からスタートすることは、子育て中の職員はもとより、全職員にとっても大変にうれしいことであり評価するところです。
 市立病院経営再建に向けて、今回立てられた計画目標を梶井病院長を筆頭に、病院職員全員が一丸となって実現に向け努力され、達成されることを切望し、議案第27号 平成20年度江別市病院事業会計予算に賛成の立場での討論といたします。
 以上です。

議長(星 秀雄君)

 ほかに討論ありませんか。

野村尚志君

 議案第27号 平成20年度江別市病院事業会計予算に、委員長報告に賛成の立場で討論に参加いたします。
 平成20年度の病院事業会計予算の編成に当たり、市立病院の経営状況は平成19年度末には、約10億円の不良債務が発生し、極めて厳しい経営状況に置かれているところであります。
 このような状況を踏まえ、平成19年5月には、病院職員によります院内プロジェクトチームからの提言、同9月には課題別検討チームによります同提言の細部の取りまとめなど、新たな江別市立病院経営健全化計画を平成20年度から平成22年度までの3か年を計画期間とし、さらには医療及び経営環境が流動的でありますことから、平成23年度と平成24年度の2か年を参考期間として示されております。
 経営健全化計画の中には、基本として、医療体制の整備、医療の信頼と質の向上、地域医療支援の充実、さらに経営条件の改善と四つの目標が示されており、初めに総合診療内科医の充足、専門医・研修医の確保と高度医療機器の計画的な整備を図り、高度医療体制の保持増進に努めることが示されております。
 また、地域の医師会、病院や医師同士の連携、広域的な地域医療への貢献、患者さんからの信頼、さらには質の高い医療の提供、医師や医療スタッフの確保のために働きやすい環境整備、勤務医の過重労働負担の軽減を図るための医師サポート体制の検討を進められるとのことであります。
 収支の改善につきましては、休止病棟の再開、病床利用率の向上に努力され、また、検診・検査の推進、人工透析患者の受入れ増加等収益向上に努めるということであります。
 この計画の実効性を高めるためには、目標に対する進行管理の徹底、病院経営に知見を有する外部の有識者の評価を取り入れながら計画を進めるなど、目標の達成には時代に合った素早い対応、知恵や行動力が必要だと考えます。
 是非、自治体病院として市民の生命を守り、市民から信頼され愛される市立病院に向け、計画の達成に努力されますことを強く念願して、議案第27号 平成20年度江別市病院事業会計予算に対しまして賛成の討論といたします。
 以上です。

議長(星 秀雄君)

 ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 これをもって討論を終結いたします。
 引き続き、議案第27号を採決いたします。
 議案第27号は、委員長報告のとおり、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。
 議事の途中でありますが、あらかじめ時間の延長をいたします。

議案第28号

議長(星 秀雄君)

 日程第18 議案第28号 江別市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

生活環境部長(富川 核君)

 ただいま上程になりました議案第28号 江別市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由をご説明申し上げます。
 このたび、戸籍法の一部改正によりまして、何人でも請求できるとされておりました従来の戸籍謄本等の交付の原則が改められ、戸籍に記載されている者等に限ることとなりました。
 これ以外の者の請求につきましては、第10条の2として利用者・利用目的や方法を具体的に明らかにするなどの規定や、第126条として、統計や学術研究などのための戸籍等の情報提供に関する規定が新たに設けられたところであります。
 江別市手数料条例の改正内容でありますが、この戸籍法の改正に基づきまして、条例別表第2項から第6項までに規定する戸籍関係手数料につきまして、引用する法の条項を改めようとするものであります。
 なお、附則におきまして、施行期日を平成20年5月1日とするものであります。
 以上、提案理由をご説明申し上げましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 これより議案第28号 江別市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、議案第28号を採決いたします。
 議案第28号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。

意見書案第2号

議長(星 秀雄君)

 日程第19 意見書案第2号 地球温暖化防止に向けた森林づくり等の推進に関する意見書を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

尾田善靖君

 ただいま上程になりました意見書案第2号 地球温暖化防止に向けた森林づくり等の推進に関する意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
 提出者は、坂下議員、清水議員、堀内議員、吉本議員、そして私、尾田でございます。
 以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
 地球温暖化防止に向けた森林づくり等の推進に関する意見書
 平成17年に京都議定書が発効し、我が国は、平成24年までに温室効果ガス平均排出量を6%削減することを公約としておりますが、削減量のうち1,300万炭素トンを森林で吸収することとしております。
 しかし、高齢化や過疎など林業を取り巻く環境の悪化や違法伐採など、山林の荒廃が深刻化しており、現状の森林整備で推移した場合、年間110万炭素トンに相当する森林吸収量が不足することが予測されています。
 国では、平成19年度から平成24年度までの毎年110万炭素トン分の温室効果ガス吸収に相当する20万ヘクタールの森林整備に必要な予算を追加措置することとしており、森林の維持・回復など森林整備が喫緊の課題となっております。
 森林は、再生可能で環境負荷の少ない木材などの林産物を供給するとともに、水資源のかん養機能、洪水や土砂災害などを防止する機能を持ち、その自然環境の多様さは私たちの暮らしに大きく寄与しております。
 また、最近では地球温暖化問題に関連すると思われる猛暑や渇水、集中豪雨などの異常気象の顕在化などに対する森林整備の重要性がクローズアップされているほか、二酸化炭素吸収による地球温暖化防止の役割が国際的にも重要視されており、全国の森林面積の4分の1を占めている北海道が果たす役割は極めて大きなものがあります。
 さらに、本道では、昨年6月に開催された全国植樹祭や本年7月に開催予定の北海道洞爺湖サミットなどにより、道民の環境への関心が高まっているこの機会を的確にとらえ、森林づくりや環境保全に対する取り組みを加速させ、地球環境を守る行動を子供たちにもしっかりと引き継いでいくことが重要であります。
 よって、北海道におかれましては、森林の保全と活用に関する方策を具体的に推進するため安定的な財源確保について検討の上、地球温暖化防止に向けた森林づくりのための対策を講じるよう強く要望いたします。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
 平成20年3月27日、北海道江別市議会。
 提出先は、北海道知事あてであります。
 よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 これより意見書案第2号 地球温暖化防止に向けた森林づくり等の推進に関する意見書に対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、意見書案第2号を採決いたします。
 意見書案第2号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。

意見書案第3号

議長(星 秀雄君)

 日程第20 意見書案第3号 中小企業底上げ対策の一層強化を求める意見書を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

坂下博幸君

 ただいま上程になりました意見書案第3号 中小企業底上げ対策の一層強化を求める意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
 提出者は、尾田議員、清水議員、堀内議員、吉本議員、そして私、坂下でございます。
 以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
 中小企業底上げ対策の一層強化を求める意見書
 今日、原油や原材料価格が高騰し、オイルショック以来の記録的な価格となるなど、中小企業を取り巻く経営環境は厳しいものがあります。
 また、親事業者への納入価格や公共事業体の落札価格が下落する傾向にあるほか、大手企業においても下請いじめとも取れる低価格での契約行為が横行するなど、中小企業は今や危機的な状況にあると言っても過言ではありません。
 こうした状況にかんがみ、昨年12月、福田総理は、原油高騰・下請中小企業に関する緊急対策関係閣僚会議を2回開催し、関係省庁に対して、原油高騰の影響を受ける中小企業への所要の緊急対策を指示しております。
 深刻な影響を被る中小企業に対して、政府が取った一連の措置については、一定の評価をするところですが、今回の緊急措置が場当たり的な対策に終始しないよう、今後は中小企業における金融支援の強化や経営指導を効果的に行う相談窓口体制の構築など、中小企業の底上げに対して、一段と踏み込んだ対策を講じることが必要であります。
 よって、国におかれましては、我が国の企業の99%を占め、日本経済を下支えする中小企業が健全な経営環境を取り戻し、地域経済の発展に寄与できるよう、中小企業に対する底上げ対策の一層の強化を強く要望いたします。

  1. 中小・小規模企業者の金融支援を総合的に行うため、現行制度の見直しを含め、実効性のある制度を早期に確立すること。
  2. 各省庁所管の複数の中小企業相談窓口を一本化すること。
  3. 公正な取引を実現するため、下請代金支払遅延等防止法を厳格に運用すること。
  4. 下請適正取引のためのガイドラインの周知徹底を行うこと。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
 平成20年3月27日、北海道江別市議会。
 提出先は、内閣総理大臣、経済産業大臣あてであります。
 よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 これより意見書案第3号 中小企業底上げ対策の一層強化を求める意見書に対する討論に入ります。
 討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 引き続き、意見書案第3号を採決いたします。
 意見書案第3号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、原案のとおり決しました。

報告第2号ないし報告第5号

議長(星 秀雄君)

 日程第21ないし第24 報告第2号 江別市土地開発公社の平成20年度事業計画に関する書類、報告第3号 株式会社江別振興公社の平成20年度事業計画に関する書類、報告第4号 財団法人江別市在宅福祉サービス公社の平成20年度事業計画に関する書類及び報告第5号 財団法人江別市スポーツ振興財団の平成20年度事業計画に関する書類、以上4件を一括議題といたします。
 本件に対する報告を求めます。

総務部長(林 仁博君)

 ただいま上程になりました江別市土地開発公社及び株式会社江別振興公社の事業計画に関する書類につきまして、一括してご説明申し上げます。
 初めに、それぞれの公社の事業計画に関する書類につきましては、理事会若しくは取締役会の議決を得まして市に提出されたもので、地方自治法第243条の3第2項の規定により本議会にご報告するものでございます。
 それでは、報告第2号 江別市土地開発公社の平成20年度事業計画につきましてご説明申し上げます。
 事業計画書の1ページをお開きいただきたいと思います。
 事業計画でありますが、公社における本年度の公有地取得計画は昨年度に引き続きございませんが、売却計画として西野幌学術研究開発型事業用地の一部、面積4,158平方メートル、概算金額2,881万5,000円を予定しております。
 次に、2ページをお開きいただきたいと思います。
 予算でございますが、第2条の収益的収入及び支出の予定額につきましては、収入として第1款事業収益は、第2項の土地造成事業収益、第3項の附帯等事業収益を合わせまして3,229万9,000円を、また、第2款の事業外収益は、第1項の受取利息、第2項の雑収益を合わせまして282万8,000円で、収入合計は3,512万7,000円を予定しております。 
 一方、支出につきましては、第1款事業原価は、第2項の土地造成事業原価、第3項の附帯等事業原価を合わせまして3,055万1,000円を、第2款第1項の販売費及び一般管理費は683万円で、支出合計は3,738万1,000円を予定しております。
 この結果、収益的収入支出差引額は225万4,000円の損失となる予定でございます。 
 第3条の資本的収入及び支出の予定額につきましては、収入として、第1款資本的収入は、公有地の取得計画がないため計上いたしておりません。
 一方、支出につきましては、第1款資本的支出が、第1項の公有地取得事業費、第3項の借入金償還金及び第4項の借入金支払利息を合わせまして3億7,043万2,000円を予定し、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額3億7,043万2,000円は、当年度分損益勘定留保資金で補てんするものでございます。
 また、第4条では、借入金の限度額を60億円に定めるものでございます。
 なお、これらに関連いたします予算実施計画、資金計画書、予定貸借対照表並びに予定損益計算書は3ページから7ページにそれぞれ記載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
 続きまして、報告第3号 株式会社江別振興公社の平成20年度事業計画につきましてご説明申し上げます。
 事業計画書の1ページをお開きいただきたいと思います。
 事業計画でありますが、平成18年度から指定管理者として管理しております公民館等の管理運営事業並びに野幌駅南口駐車場の経営を引き続き行ってまいります。
 次に、3ページをお開きいただきたいと思います。
 予定損益計算書でございますが、売上高は、公民館等指定管理料収入及び公民館等自主事業収入、雑入、野幌駅南口駐車場の管理事業収入を合わせまして1億6,573万6,000円を予定しております。一方、売上原価につきましては、各施設の受託事業原価は1億5,428万円で野幌駅南口駐車場費と販売費及び一般管理費等を予定しております。これらを差引きした営業利益は238万3,000円を予定しております。
 このほか、営業外収益及び法人税等を精算いたしますと、当期純利益は241万3,000円となる予定でございます。
 なお、2ページに予定貸借対照表、4ページ以降に各施設の運営費予定明細書、野幌駅南口駐車場費予定明細書、販売費及び一般管理費予定明細書をそれぞれ記載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
 以上、2件につきまして一括してご報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。

健康福祉部長(北口 彰君)

 ただいま上程になりました報告第4号 財団法人江別市在宅福祉サービス公社の平成20年度事業計画に関する書類についてご説明申し上げます。
 事業計画に関する書類につきましては、公社理事会及び評議員会の議決を得まして市に提出されたもので、地方自治法第243条の3第2項の規定により本議会にご報告するものでございます。
 初めに、平成20年度の事業計画につきましては、1ページから4ページに記載しております。
 1の総括では、公社はこれまで在宅福祉サービスの提供にまい進し、平成19年度からは市民参加による子育て支援事業など地域に根ざした事業展開を進めてまいりました。平成20年度は、新たな事業として障がい児等の日中の見守り支援を行う日中一時支援事業を開始し、住民の多様なニーズに対応すべく、利用者の視点に立ち、利用者に信頼される事業を積極的に推進して、市民生活の安定と福祉の向上に努めていくこととしております。
 2では自主事業について、3では介護保険事業及び障害者自立支援事業について、4では受託事業について、それぞれ記載しております。
 次に、5ページの平成20年度収支予定表の(1)収支予算書総括表でありますが、公社財務会計の収支を明確にするため、事業ごとに会計の区分を行っております。
 まず、収入の部でありますが、基本財産運用収入では40万円を、会費収入では、賛助会員からの会費収入2万6,000円を、自主事業収入では、家事援助サービス利用料等554万1,000円を、介護保険事業・自立支援事業収入では、訪問介護事業等の収入として4億3,895万9,000円を計上しております。また、委託料収入では、市からの委託事業に係る委託料として3,429万8,000円を、指定管理料収入では、施設の管理等に係る指定管理料として1億2,492万4,000円を、センター使用料収入では、施設使用に係る使用料として25万5,000円を、寄附金収入では10万円を、それに雑収入99万4,000円、他会計繰入金390万3,000円を計上いたしまして、収入合計6億940万円を予定しているものでございます。
 次に、支出でありますが、公社管理費では、職員の人件費など公社運営管理に係る必要経費として2,036万4,000円を、介護保険事業・自立支援事業費3億9,583万3,000円を、受託事業費では、市からの受託事業に要する経費1億4,610万9,000円を、公社の自主事業に要する経費のうち、生きがいと健康づくり事業費91万8,000円を、人材育成及び研修事業費20万4,000円を、さわやかサービス提供事業費665万1,000円を、自由契約訪問介護事業費86万9,000円を、特定預金支出では10万円を、予備費では441万円を、他会計繰出金では390万3,000円を計上いたしまして、この結果、当期支出合計は5億7,936万1,000円となるものでございます。
 なお、6ページは予定正味財産増減計算書総括表を、7ページは予定貸借対照表総括表をそれぞれ記載しておりますので、ご参照願います。
 また、8ページから11ページは、ただいまご説明いたしました収支予算を一般会計、自主事業会計、介護保険事業・自立支援事業会計、受託事業会計に区分しそれぞれ記載しているものでございます。
 以上、ご報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。

教育部長(久田康由喜君)

 ただいま上程になりました報告第5号 財団法人江別市スポーツ振興財団の平成20年度事業計画に関する書類につきましてご報告申し上げます。
 事業計画に関する書類につきましては、財団理事会並びに評議員会の議決を得て市に提出されたものでございまして、地方自治法第243条の3第2項の規定により今議会にご報告するものでございます。
 初めに、平成20年度の事業計画についてでございますが、事業計画書の1ページから3ページに記載されておりますとおり、市民に対するスポーツの普及、振興を図るため、スポーツ教室及びスポーツ大会を開催するとともに、健康・体力づくりに向けた指導相談事業並びにスポーツ指導者養成事業を計画しているところでございます。
 また、市民体育館をはじめとする屋内体育施設並びにあけぼのパークゴルフ場及び森林キャンプ場の管理運営については、指定管理者として市民サービスの向上に向けた管理運営を計画しているものであります。
 さらに、平成20年度から江別市都市公園の体育施設につきましても、指定管理者として管理運営を計画しているものであります。
 次に、平成20年度予定収支予算書につきましては、4ページから5ページに記載のとおりでありますが、まず収入の部では、1の基本財産運用収入では12万円を、2の事業収入では、スポーツ教室等の受講料、大会参加料及び体育施設等の指定管理料並びに屋外体育施設等の管理運営受託料として計2億2,379万2,000円を予定しております。また、3の補助金収入では、スポーツ大会の開催に要する江別市からの補助金3,880万8,000円を、4の利用料金収入では、屋内体育施設、森林キャンプ場及びあけぼのパークゴルフ場の利用料金収入として4,738万2,000円を予定し、5の雑収入291万円を加え、当期収入合計額は3億1,301万2,000円を予定しているものでございます。
 次に、5ページに移りまして、支出の部でございますが、1の事業費は各種事業の実施に必要な経費といたしまして4,355万円を、2の受託事業費は、屋外体育施設等の管理運営受託事業費といたしまして1,146万1,000円を、3の指定管理運営費は、指定管理施設の管理運営費といたしまして2億5,549万1,000円を、4の長期借入金返済支出は労働災害事故賠償金の借入返済金といたしまして246万円を、5の予備費といたしまして5万円を予定しており、その結果、当期支出合計額は3億1,301万2,000円となるものでございます。
 なお、6ページには予定正味財産増減計算書、7ページには予定貸借対照表をそれぞれ記載しておりますので、ご参照願いたいと存じます。
 以上、ご報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。

議長(星 秀雄君)

 これより報告第2号ないし報告第5号に対する一括質疑に入ります。
 質疑ありませんか。

赤坂伸一君

 報告第5号の財団法人江別市スポーツ振興財団の事業計画についてお伺いをいたします。
 4ページの財団の収入、そして、5ページの支出のうち、あけぼのパークゴルフ場管理運営費について、それぞれ一点のみお伺いをいたしたいと思います。
 一つ目は、決算見込みを出されたと思うのですけれども、あけぼのパークゴルフ場について、前年度予算額が340万円で今年度予算も340万円と。去年と今年が同じだというのは、努力してもそういう予算しか組めなかったのかどうかということで、決算見込みを含めてどういう収入の予算見積りをしたのかと。このことについてまずお伺いをいたします。
 二つ目は、実は、ここを管理されているのは下請なのかどうか分からないのですけれども、こういう苦情があったわけです。管理の在り方について公平性に欠けると。そういう苦情がありました。
 所管する教育委員会や指定管理者となっているスポーツ振興財団は、そういうことは承知しているのかと。そのことも含めて340万円という数字で、余り努力の跡が見えない数字になったのかなと私は思うのです。そのことについて、まずお伺いをいたしたいと思います。

教育部長(久田康由喜君)

 前年度の340万円という金額につきましては、平成19年度に関しましては、夏の暑さが厳しかったこと等々がありまして、水の使用量等が増えたけれども、実はその中で最大限の努力をしてこれで抑えたという金額になっております。
 平成20年度においては、やはり同じような金額の中で、最大限努力してこの金額でやっていこうということで抑えたということを伺っております。
 また、あけぼのパークゴルフ場の使い方に関して、公平性に欠ける部分があったという話については、具体的には、細部にわたって報告を受けておりませんでしたが、一部、必ずしも適当ではないと思われる利用と言いますか、管理があったというふうには聞いておりますので、今後そのようなことのないように指導してまいりたいと考えております。

赤坂伸一君

 どこが管理しているのかをまずお伺いをいたしたいと思います。
 具体的に管理しているのは、指定管理者なのかそこから委託された業者なのか、それがよく分からないのです。
 それはちょっと置いておいて、ラウンドごとに本当はお金を払うシステムになっていますよね。2ラウンド目は顔パスにすると。こういうことではないかと。したがって、初めてここを利用する、あるいは単に1ラウンドだけプレーしてお金を払う人にとっては、何だか不公平ではないかと。こういう内容の苦情がきていると。それは、しっかりと調査していただきたい。その調査をしていただけるのかどうか。
 それと、所管の委員会にしっかりと報告していただきたい。そのことを約束できるかどうかお伺いしたいと思います。

教育部長(久田康由喜君)

 そうしたことにつきましては、調査の上、所管の委員会に報告したいと考えております。以上です。
(「答弁漏れ」の声あり)

教育部長(久田康由喜君)

 指定管理者でございます。
(不規則発言する者あり)

議長(星 秀雄君)

 発言は挙手をしてお願いします。整理して答弁願います。

教育部長(久田康由喜君)

 指定管理者は財団法人江別市スポーツ振興財団でありますが、その再委託先の業者に関しましては、それぞれの業者にお願いしているところでございます。

議長(星 秀雄君)

 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
 これをもって質疑を終結いたします。
 以上をもって報告第2号ないし報告第5号を終結いたします。

各委員会所管事務調査について

議長(星 秀雄君)

 日程第25 各委員会所管事務調査についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 閉会中における各委員会の所管事務調査について、議会運営委員長より次期議会の会期等運営について、先進都市の議会運営について、以上2件を、総務文教常任委員長より行財政運営について、教育行政について、以上2件を、生活福祉常任委員長より生活環境行政について、保健・福祉行政について、消防行政について、病院事業について、以上4件を、経済建設常任委員長より農業行政について、商工観光行政について、建設行政について、上・下水道事業について、以上4件を、それぞれ閉会中調査したいので承認されたい旨の申し出がありました。これを承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。

閉会宣告

議長(星 秀雄君)

 今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。
 平成20年第1回江別市議会定例会はこれをもって閉会いたします。
午後 4時15分 閉会

前ページ