平成19年第1回江別市議会会議録(第4号)平成19年3月28日 4ページ
議事次第の続き
議案第9号及び議案第10号
議長(岡村繁美君)
日程第17及び第18 議案第9号 江別市議会等の調査等及び公聴会に出頭する者の費用弁償条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第10号 特別職の職員で非常勤のものの費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、以上2件を一括議題といたします。
これより議案第9号 江別市議会等の調査等及び公聴会に出頭する者の費用弁償条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第10号 特別職の職員で非常勤のものの費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに対する一括討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第9号及び議案第10号を一括採決いたします。
議案第9号及び議案第10号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
意見書案第1号
議長(岡村繁美君)
日程第19 意見書案第1号 少子化の克服へ対策強化を求める意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
高橋典子君
ただいま上程になりました意見書案第1号 少子化の克服へ対策強化を求める意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
提出者は、赤坂議員、尾田議員、齊藤議員、星議員、そして私、高橋でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
少子化の克服へ対策強化を求める意見書
このたび内閣府が発表した平成18年版少子化社会白書によると、我が国の平成17年の合計特殊出生率は1.26となり、過去最低を5年連続更新しております。
一方、厚生労働省発表の人口動態統計によると、平成18年の出生数は推計値で108万6,000人と6年ぶりに前年を上回り、合計特殊出生率の改善が期待されているところであり、この背景には全国的に景気回復傾向にあることが影響しているとの見方もありますが、少子化の流れに歯止めが掛かったとの見極めは難しいと指摘されているところです。
いずれにしても、少子化問題の克服のためには若年層の就労に関する取り組みが欠かせない要素であることが示されていると言えます。
これまでにも様々な施策が講じられており、新年度予算においても児童手当の乳幼児加算の創設や仕事と育児の両立支援策などが盛り込まれておりますが、雇用対策関係予算が半減されることはワーキングプアが社会問題になっている状況において、きぐするところです。
特に北海道の合計特殊出生率は1.15で、東京の1.00に次いで2番目に低く、深刻な事態になっており、景気回復の遅れともあいまって雇用問題は重要な課題となっております。
よって、政府及び北海道におかれましては、出生数の増加を維持し少子化問題を克服するためにも、仕事と育児の両立支援を強めると同時に、雇用対策も含めて総合的に少子化対策を推進されるよう要望いたします。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成19年3月28日、北海道江別市議会。
提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣、少子化・男女共同参画担当大臣、北海道知事あてであります。
よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(岡村繁美君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第1号 少子化の克服へ対策強化を求める意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
これより意見書案第1号を起立により採決いたします。
意見書案第1号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
起立多数であります。
よって、原案のとおり決しました。
意見書案第2号
議長(岡村繁美君)
日程第20 意見書案第2号 医師不足を解消し、安心できる地域医療体制の確保を求める意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
齊藤佐知子君
ただいま上程になりました意見書案第2号 医師不足を解消し、安心できる地域医療体制の確保を求める意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
提出者は、赤坂議員、尾田議員、高橋議員、星議員、そして私、齊藤でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
医師不足を解消し、安心できる地域医療体制の確保を求める意見書
近年、全国的に特に小児科医や産婦人科医などにおける医師不足が深刻な問題となっています。地域住民が安心して生活するためには、救急医療や産婦人科・小児科医療など必要な医療サービスがいつでも利用できることが重要であり、こうした医師不足問題の解消は喫緊の課題であります。
このような医師不足は、(1)平成16年4月から実施されている臨床研修制度により大学医局の医師派遣機能が低下し、地域の医療機関から医師の引揚げが生じていること、(2)公的病院等での医師の過酷な勤務実態、地域の医療機関の経営状況の悪化などが生じていること、(3)女性医師の増加に対応する仕事と子育ての両立支援策が十分に講じられていないことなど様々な原因が総合的に作用して生じております。
医師不足の解消に向け、医療機関の集約化や魅力ある研修病院の整備、病院間連携体制の整備、小児救急での電話相談窓口の整備など様々な努力を進めていますが、安心できる地域医療体制の整備に向けて国においても引き続き、積極的な取り組みを進める必要があります。また、江別市においても医師不足のみでなく看護師や助産師の不足も同様に近年重要な課題となっています。
以上のことから、政府におかれましては、医師不足を解消し、安心できる地域医療を確保できるよう、下記の事項について要望いたします。
記
1 | 地域医療の再構築に向けて、総合的なビジョンを早急に策定すること。 |
2 | 救急医療体制の整備・維持、周産期医療体制の整備・維持のための支援策の拡充を図ること。 |
3 | 小児科医療等の医師不足が指摘される科目の診療報酬の抜本的な見直しを図ること。 |
4 | 公的病院の診療体制の強化を図るため地域の実態を反映させた上で、集約化への取り組み支援策を拡充すること。 |
5 | 臨床研修制度の在り方について検討を行い、前期・後期臨床研修において、地域医療への従事が適切に確保できるよう取り組みを進めること。 |
6 | 医科系大学の定員における地域枠の拡大を図るとともに、奨学金制度の充実など地元への定着を進めるための施策の充実を図ること。 |
7 | 院内保育の確保や女性医師バンクの充実など女性医師の仕事と生活の両立を図るための支援策を充実すること。 |
8 | 看護師、助産師の不足に対して積極的な対策を講じること。 |
9 | 小児救急の電話相談事業の充実のための対策を講じること。 |
10 | 出産・分べんに係る無過失補償制度の早期の創設を図ること。 |
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成19年3月28日、北海道江別市議会。
提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣あてであります。
よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(岡村繁美君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第2号 医師不足を解消し、安心できる地域医療体制の確保を求める意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
これより意見書案第2号を起立により採決いたします。
意見書案第2号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
起立多数であります。
よって、原案のとおり決しました。
報告第2号ないし報告第6号
議長(岡村繁美君)
日程第21ないし第25 報告第2号 江別市土地開発公社の平成19年度事業計画に関する書類、報告第3号 株式会社江別振興公社の平成19年度事業計画に関する書類、報告第4号 財団法人江別市在宅福祉サービス公社の平成19年度事業計画に関する書類、報告第5号 財団法人江別市水道サービス公社の平成19年度事業計画に関する書類及び報告第6号 財団法人江別市スポーツ振興財団の平成19年度事業計画に関する書類、以上5件を一括議題といたします。
本件に対する報告を求めます。
総務部長(林 仁博君)
ただいま上程になりました報告第2号江別市土地開発公社及び報告第3号株式会社江別振興公社の事業計画に関する書類につきまして、一括してご説明申し上げます。
初めに、それぞれの公社の事業計画に関する書類につきましては、理事会若しくは取締役会の議決を得まして市に提出されたもので、地方自治法第243条の3第2項の規定により本議会にご報告するものでございます。
それでは、報告第2号 江別市土地開発公社の平成19年度事業計画につきましてご説明を申し上げます。
事業計画書の1ページをお開きいただきたいと思います。
事業計画は、市の買取り計画を基本に策定しておりますが、今年度は公有地の取得計画はなく、売却計画として顔づくり事業関連で東野幌本町公共代替地の一部、面積630平方メートル、概算金額2,440万1,000円を予定しております。
次に、2ページをお開きいただきたいと思います。
予算でございますが、第2条の収益的収入及び支出の予定額につきましては、収入として第1款事業収益は、第1項公有地取得事業収益、第3項附帯等事業収益を合わせまして2,770万1,000円を、また、第2款事業外収益は、第1項受取利息、第2項雑収益を合わせまして280万5,000円で、収入合計は3,050万6,000円を予定しております。
一方、支出につきましては、第1款事業原価は、第1項公有地取得事業原価、第3項附帯等事業原価を合わせまして3,193万2,000円を、第2款第1項販売費及び一般管理費は671万7,000円で、支出合計は3,864万9,000円を予定しております。
この結果、収益的収入支出差引額は814万3,000円の損失となる予定でございます。
第3条の資本的収入及び支出の予定額でございますが、収入として、第1款資本的収入は、公有地の取得計画がないため計上いたしておりません。
一方、支出として、第1款資本的支出は、第1項公有地取得事業費、第3項借入金償還金及び第4項借入金支払利息を合わせまして3億1,949万7,000円を予定し、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額3億1,949万7,000円は、当年度分損益勘定留保資金等で補てんするものでございます。
また、第4条では、借入金の限度額を60億円に定めるものでございます。
なお、これらに関連いたします予算実施計画は3ページに、5ページには資金計画書を、6ページから7ページに掛けまして予定貸借対照表並びに予定損益計算書をそれぞれ記載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
続きまして、報告第3号 株式会社江別振興公社の平成19年度事業計画につきましてご説明を申し上げます。
事業計画書の1ページをお開きいただきたいと思います。
今年度の事業でございますが、指定管理者として公民館等の管理運営事業及び野幌駅南口駐車場の経営を中心に進めてまいります。
次に、3ページをお開きいただきたいと思います。
予定損益計算書でございますが、売上高は、公民館等指定管理料収入及び公民館等自主事業収入、雑入、野幌駅南口駐車場の管理事業収入等を合わせまして1億6,537万5,000円を予定しております。一方、売上原価につきましては、各施設の受託事業原価が1億4,951万5,000円、その他、野幌駅南口駐車場費と販売費及び一般管理費等が予定されておりまして、これらを差引きいたしますと、営業利益は543万9,000円となる予定でございます。
このほか営業外収益及び法人税等を精算いたしますと、当期純利益は359万9,000円となる予定でございます。
なお、2ページに予定貸借対照表、4ページ以降に各施設の運営費予定明細書、野幌駅南口駐車場費予定明細書、販売費及び一般管理費予定明細書をそれぞれ記載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
以上、2件につきまして一括してご報告申し上げましたが、よろしくお願いを申し上げます。
健康福祉部長(宮内 清君)
ただいま上程になりました報告第4号 財団法人江別市在宅福祉サービス公社の平成19年度事業計画に関する書類についてご説明申し上げます。
事業計画に関する書類につきましては、公社理事会及び評議員会の議決を得まして市に提出されたもので、地方自治法第243条の3第2項の規定により本議会にご報告するものでございます。
まず、平成19年度の事業計画につきましては、1ページから4ページに記載しております。
1の総括では、公社は設立から10年を経過し、平成18年度からは指定管理者としての任を担うことになり、公社事業を行うに当たりましては、介護保険事業はもとより、障がいを持つ方々へのサービスの充実を図るとともに、市からの受託事業及び自主事業による各種在宅サービスを効率的に提供し、市民生活の安定と地域福祉の向上に寄与することとしております。
2では自主事業について、3では介護保険事業及び障害者自立支援事業について、4では受託事業について、それぞれ記載しております。
次に、5ページでございますが、平成19年度収支予定表の(1)収支予算書総括表でありますが、公社財務会計の収支を明確にするため、事業ごとに会計の区分を行っております。
まず、収入の部でありますが、基本財産運用収入では20万円を、会費収入では、協力会員及び賛助会員からの会費収入8万円を、事業収入では、家事援助サービス利用料等、公社の自主事業収入として408万3,000円を、介護保険事業・自立支援事業収入では、訪問介護事業などの収入として4億3,470万5,000円を計上しております。また、委託料収入では、市からの委託事業に係る委託料として3,327万7,000円を、指定管理料収入では、施設の管理等に係る指定管理料として1億2,520万2,000円を、センター使用料収入では、施設使用に係る使用料として25万2,000円を、寄附金収入では、公社の事業展開に賛同をいただく市民からの寄附金として10万円を、それに雑収入89万5,000円、他会計繰入金398万円を計上いたしまして、収入合計6億277万4,000円を予定しているものでございます。
次に、支出でありますが、公社管理費では、職員の人件費をはじめとする公社運営、管理にかかわる必要経費として1,992万6,000円を、介護保険事業・自立支援事業費では、それぞれに要する経費として3億8,766万8,000円を、受託事業費では、市からの受託事業に要する経費1億4,569万円を、公社が独自に行う自主事業に要する経費のうち、生きがいと健康づくり事業費として92万6,000円を、人材育成及び研修事業費として14万6,000円を、さわやかサービス提供事業費として824万7,000円を、自由契約訪問介護事業費として22万5,000円を、特定預金支出では10万円を、予備費では185万7,000円を、他会計繰出金では398万円を計上いたしまして、この結果、当期支出合計は5億6,876万5,000円となるものでございます。
なお、6ページは予定正味財産増減計算書総括表を、7ページは予定貸借対照表総括表をそれぞれ記載しておりますので、ご参照願います。
また、8ページから11ページは、ただいまご説明いたしました収支予算を一般会計、自主事業会計、介護保険事業・自立支援事業会計、受託事業会計に区分しそれぞれ記載しているものでございます。
以上、ご報告を申し上げましたが、よろしくお願い申し上げます。
水道部長(杉本英治君)
ただいま上程になりました報告第5号 財団法人江別市水道サービス公社の平成19年度事業計画に関する書類につきましてご報告申し上げます。
平成19年度の事業計画は、公社の理事会及び評議員会の議決を得まして市に提出されたもので、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告するものであります。
事業計画書の1ページをお開き願います。
第1の事業計画書でありますが、平成19年度は、一般事業としまして水道事業普及啓発事業ほか計3事業を、受託事業としまして、水道事業受託業務では検針業務ほか計3業務を、下水道事業受託業務では浄化センター宿日直監視業務ほか計4業務を予定しております。
次に、2ページの収支予定表につきましては、(1)の収支予算書総括表でご説明申し上げます。
収入の部では、市からの受託事業収入等であります事業収入は6,364万4,000円を、市及び国からの補助金等収入は352万2,000円を、その他雑収入及び特定預金取崩収入を加えた当期収入合計は7,469万2,000円を予定しているものでございます。
支出の部では、一般事業及び受託事業に直接かかわる経費であります事業費は5,072万3,000円を、公社の運営等に要する経費であります管理費は2,245万7,000円を、その他特定預金支出及び予備費を加えた当期支出合計は、収入と同額の7,469万2,000円を予定しているものでございます。
なお、3ページには予定正味財産増減計算書総括表を、4ページには予定貸借対照表総括表を、5ページ以降には一般事業会計及び受託事業会計に係る収支予算書を記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
以上、ご報告申し上げましたが、よろしくお願い申し上げます。
教育部長(佐々木雄二君)
ただいま上程になりました報告第6号 財団法人江別市スポーツ振興財団の平成19年度事業計画に関する書類につきましてご報告申し上げます。
事業計画に関する書類につきましては、財団理事会並びに評議員会の議決を得て市に提出されたものでございまして、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告するものでございます。
初めに、平成19年度の事業計画についてでございますが、1ページから3ページに記載されておりますとおり、市民に対するスポーツの普及、振興を図るため、スポーツ教室及びスポーツ大会を開催するとともに、健康・体力づくりに向けた指導相談事業並びにスポーツ指導者養成事業を計画しているところでございます。また、市民体育館をはじめとする屋内体育施設並びにあけぼのパークゴルフ場及び森林キャンプ場の管理運営については、指定管理者として市民サービスの向上に向けた管理運営を計画しているものでございます。さらに、飛烏山公園などの屋外スポーツ施設などの管理運営につきましても、受託事業として計画しているものであります。
次に、平成19年度予定収支予算書につきましては、4ページから5ページに記載のとおりでございまして、まず収入の部でございますが、1の基本財産運用収入では9,000円を、2の事業収入では、スポーツ教室等の受講料、大会参加料及び施設の指定管理料並びに屋外施設等の管理運営受託料として計2億2,269万7,000円を、3の補助金収入では、スポーツ大会の開催に要する江別市からの補助金3,882万5,000円を、4の利用料金収入では、屋内体育施設、森林キャンプ場及びあけぼのパークゴルフ場の利用料金収入として計4,695万8,000円を、5の雑収入293万2,000円をそれぞれ計上いたしまして、収入合計3億1,142万1,000円を予定しているものでございます。
次に、5ページに移りまして、支出の部でございますが、1の事業費は各種事業の実施に必要な経費といたしまして4,286万7,000円を、2の受託事業費は、屋外体育施設等の管理運営事業費といたしまして2,531万8,000円を、3の指定管理運営費は、指定管理施設の管理運営費といたしまして2億4,072万6,000円を、4の長期借入金返済支出は、労働災害事故賠償金の借入返済金といたしまして246万円を、5の予備費といたしまして5万円を予定しており、その結果、当期支出合計額は3億1,142万1,000円となるものでございます。
なお、6ページには予定正味財産増減計算書、7ページには予定貸借対照表をそれぞれ記載しておりますので、ご参照願いたいと存じます。
以上、ご報告申し上げましたが、よろしくお願いを申し上げます。
議長(岡村繁美君)
議事の途中でありますが、あらかじめ時間の延長をいたします。
これより報告第2号ないし報告第6号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって報告第2号ないし報告第6号を終結いたします。
市長あいさつ
議長(岡村繁美君)
この際、市長より皆様にごあいさつを申し上げたい旨の申し出がございましたので、市長からごあいさつをいただくことにいたします。
市長(小川公人君)
まず冒頭、このような貴重な機会をお与えいただきましたことを心から感謝を申し上げます。
改めて、この場をお借りいたしまして、これまで数々のご指導をいただいたことに対するお礼と、少し早めでありますけれども、お別れのごあいさつをさせていただきたいと存じます。
今議会は、5日から28日までの24日間という大変ロングランの予算議会で、慎重審議をちょうだいしてまいりました。そして、このたび平成19年度の予算案をはじめ、各案件につきまして、すべて滞りなく議了いただき、可決決定をいただきましたことにつきまして、改めて心から厚くお礼を申し上げたいと存じます。
ご決定をいただきましたことによって、私ども執行部職員一同、来月、新年度からの滞りない事務執行はもとより、それぞれの施策、骨格事業に取り組むことができますことにつきまして、重ねて厚くお礼を申し上げたいと存じます。
私の任期につきましては、4月いっぱいで任期満了と、こういうことになります。次期については立候補しないということについても正式に表明をさせていただいております。今期をもって退任をさせていただく予定でありますが、常々、私はこれまで申し上げてまいりました。私の任期は4月いっぱいである。そのためには、明日何が起こるか分からないので、気を緩めることなく、そしてまた感慨にふけることも少し先送りをさせていただきたいと、こう申し上げてまいりました。
しかし、正直申し上げまして、こういった場を与えていただき、私にとってもこの議場が最後で、こういうことでは格別の区切りの場であります。その戒めをちょっと緩めさせていただいて、幾つか過去を振り返らせていただき、印象を申し上げながら、改めてお礼に代えたいと、このように思っておりますので、お許しをいただきたいと存じます。
平成7年に市長に就任させていただいて3期12年、今、務め上げさせていただくところに立たせていただいております。非常に感無量なものがあります。そしてまた付け加えさせていただければ、私も皆さんの席に座らせていただいた期間があります。昭和46年(1971年)に29歳で市議に初当選以来、6期市議会議員を務めさせていただきました。合わせて通算36年にわたり地方政治にかかわらせていただいたことを本当に光栄に思っておりますし、脳裏をよぎるものもひとしおのものがあります。改めて心から感謝を申し上げたいと存じます。
余りこういった時間、長くは申し上げませんけども、三つほど、私としては議員の皆様方と議論をした中で印象に残っていることをちょっと例示をさせていただきたいので、お許しをいただきたいと思います。
何と言っても、これまでの議論の中で、いろんな議案をお願いした中で、やはり強く印象に残っていることは、老人医療費助成条例の見直し案を提案させていただいた件であります。この件については、平成14年の3月議会でありましたけれども、皆さんのご議論では、やはりまだコンセンサスが得られていないという多くの皆さん方の議論でありました。その結果、この見直し条例案は予算特別委員会において否決すべきものとされました。予算案も否決すべきものとされました。そして、予算特別委員長のこの場での審査報告の後、この本会議場での採決に持ち込まれましたけれども、この場でも可否同数の結果となりました。
お聞きするところでは、議長の裁決というのは、委員長報告に賛成あるいは反対にかかわらず、可否同数のときは委員長報告を受け止めた判断に議長が立つのが一つの例としてあるというふうに思っておりましたけれども、そういった中で、当時の五十嵐議長の判断は、条例改正案については委員長報告どおり否決の方に議長として裁決されました。名実ともに否決をされました。
ただし、予算案につきましては、新年度からの事業執行を考えるとその影響が大きいということで、予算案については議長の判断で可決の裁決をいただきました。私の立場としては、文字どおり大岡裁きのような判断をいただいたと、深く印象に残っているところであります。
それから、もう1件は、やはり駅前の一連の取り組みであります。特に野幌駅周辺の顔づくり事業、そしてまた江別駅周辺再開発と、この課題は大変困難な課題として取り組んでまいりました。江別駅周辺については、一度、私自身も公社方式について検討するようにということで職員に指示をしました。しかしながら途中で、職員には申し訳なかったんですけれども、このまま公社方式でいくとやはり相当厳しい財政状況に立ち至るのではないかということで、急きょそれを取りやめる判断を自らさせていただいて、その後は逆に、民間に手を挙げていただいて契約の判を押す直前で、いまだに理由がはっきりしませんけれども、不成立に終わりました。何事三度目ということで、今、建設着工に動き出している。野幌駅の方も動き出しているということでは、本当に感無量のものがあります。いろいろとこれからもご議論のあるところでありますけれども、身の丈を考えた中での未来投資ということで判断をさせていただき、また皆さんのご理解をいただいてきたところであります。改めて深く印象に残り、また感謝を申し上げるところであります。
最後に、もう1件は、申し上げるまでもなく市立病院問題であります。本当に皆様方には、昨年の当初より、大変ご心配をお掛けいたしました。ご迷惑をお掛けしたところであります。改めて申し訳ないことだと、こういうことで責任を痛感しているわけであります。この1年間の市立病院問題は私にとっては10年分のような、そんな実感をしております。これは本当にちょっと身内のことで申し訳ありませんが、身内に対しても礼を言いたい。この困難な中で、火中のくりを拾うような場面で、梶井先生に病院長を引き受けていただいたと、そしてかじ取りをしていただいた。本当に有り難いことであります。そこから市立病院は求心力を持ち始めたのではないかと思っておりますけれども、改めて梶井病院長にはお礼を申し上げたいと、このように思っております。
また、今日、予算を可決いただきましたけれども、本当にオーソドックスに考えれば、これだけの赤字の予算についてお願いをするということは本当に心苦しいわけでありますが、困難なこの医療分野のこういう中で、直前でここまで医師確保の見通しを何とかこぎつけられた。これもやっぱり議会の多くの皆さん、市民の応援をいただいて、そして市立病院当局の努力の中でここまでこぎつけられたのかなと、こんなふうに思っております。もちろん、これはほんの一つのスタート台でありまして、これから将来に向けた展望を切り開くためのまた努力が必要でありますけれども、いずれにいたしましても、こういう場面にこういう結果まで何とかたどり着いたと、こういうことについても重ねてお礼申し上げたいと思います。どうか皆さんにお願い申し上げたいことは、これからもこの江別市立病院の医療というのは、病院だけあるいは行政だけではなくて、やっぱり市民の皆さん、議員の皆さんのエールがなければその展望というのはなかなか開いていけないと、こんなふうに思っておりまして、どうか皆様方の応援、エールをこれからも市立病院当局等々にお寄せいただきますように心からお願いを申し上げるところであります。
最後になりますけれども、皆様方にお礼申し上げたいと存じます。今期をもって議員を辞められる方がおられますけれども、本当に長い間ご指導いただきました。心から厚く御礼を申し上げたいと存じます。これから第二、第三の人生、長い人生であります。どうか健康に留意されて、そして、まだまだ社会としてもそういった人材に期待をいたしております。そんな意味でもまた違う立場で、この江別のまちづくりのために陰にひなたにご指導を賜りますように重ねてお願いを申し上げるところであります。
それから、また次期もさらに挑戦される、こういった議員の皆様、情報としては新人が大変多く、厳しいと、こういうお話でありますけれども、百戦錬磨で頑張ってこられた実績のある議員であり、またその実績を踏まえて、市民に訴えられ、全員がまたこの議場に議席を得てご活躍されますように心からご期待を申し上げたいと存じます。
改めて、この12年間、大変お世話になりましたこと、ご指導いただきましたことを重ねて厚く御礼申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。
本当にありがとうございました。
閉会宣告
議長(岡村繁美君)
今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。
平成19年第1回江別市議会定例会はこれをもって閉会いたします。
午後 4時00分 閉会