平成19年第1回江別市議会会議録(第3号)平成19年3月13日 6ページ
6 議事次第の続き
一般質問の続き
教育部長(佐々木雄二君)
私から子供の防犯体制につきましてご答弁申し上げます。
初めに、子ども110番の家の周知の必要性についてでありますが、平成18年度の子ども110番の家の指定状況につきましては、前年度に比べ、自治会や個人の方々からの新規指定が77件あり、また指定の解除が3件でありましたことから、74件増の1,145件となっており、地域の防犯活動に大変なご協力をいただいているところであります。
子ども110番の家を安全マップなどに記載してはとのご質問でありますが、現在、各小学校におきましては通学安全マップを作成しており、一部の小学校につきましては、子供たちも参加してマップを作ったり、子ども110番の家の記載をしております。このマップの中に記入する方法は、周知を図る上でも効果的であると考えておりますので、今後広く普及していくよう努めてまいりたいと考えております。
なお、これには個人情報に対する理解が必要でありますので、慎重に対応するよう各学校に周知してまいりたいと考えております。
次に、子ども110番のステッカーについてのご質問でありますが、現在、子供を守る環境といたしましては、大勢の地域の方々により地域ぐるみの安全確保にご協力をいただいているところであります。この中で、自治会などでは、車に地域安全パトロールの表示をして、青色回転灯による巡回活動をしておりますほか、PTAでは、買物のときに安全パトロールのステッカーを車に張って出掛けるなどの活動を行い、防犯対策や不審者対策の一環として、その啓発活動にご協力をいただいております。
市教委といたしましても、平成17年3月議会における齊藤議員のご提言を受けて、平成17年度から公用車にステッカーを張っておりますが、その拡充につきましては、今後とも可能な限り継続をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
以上であります。
齊藤佐知子君
2回目の質問をさせていただきます。
最初に、ファシリティー・マネジメントについてです。
平成19年度において、調査研究のために関係課による庁内横断的な検討組織を立ち上げて、導入の可能性や具体的な方向性を明らかにするとのことですので、前向きに努力していただくことを要望いたします。
財政状況との関連については、施設に係る維持管理費などの適正化を図り、施設経費の削減をすることは財政運営上、大きな効果が期待できるものと確認されているとのことですが、行財政運営の効率化及び行政改革の推進のためにもファシリティー・マネジメントの導入が是非必要と考えますことから、前向きに努力、検討していただくことを要望いたします。
次に、子供の防犯体制についてですが、現在、警察署を中心に、市、関係団体、地域などがそれぞれの立場で広く取り組み、相互の連携を図りながら対応されていることは承知しているところです。地域で協力していただいている市民が市役所に来庁されたときに、防犯についてはどこの窓口へ行けばいいのか分かりづらい。聞いて、やっと分かったとのことでした。先ほど、課又は対策室の再編をと質問させていただきました。組織としての課の設置は考えていないとのことですが、せめて市民が来庁されたときに分かりやすい窓口の表示をしていただくなどの工夫をしていただくことを要望いたします。
最後に、女性起業家の支援についてお伺いいたします。
前回もお話しさせていただきましたが、男女の垣根を設けているとか、女性に特化してとか申し上げているわけではありません。市は当然、男女共に起業家の支援に努力していただいていることは承知しているところです。なぜこのような言葉を再度言われるのか、理解に苦しみます。そのことを前提の上で、女性への配慮、細やかな支援体制が必要と考えるところです。
起業するにはまだ自信がない、何をどのようにすればよいのか分からないなど、サポート、育成していく環境が必要と考えます。そのためにも、商工会議所、商店街との連携を強めて、また企画政策部との連携も含めて、公共施設、また民間の空き店舗などを起業家の卵を育成するインキュベーター施設として活用し、チャレンジショップを推進していただきたいと考えるところです。
女性が元気なところは、男性も元気です。男性が元気なところは、社会が元気になると言われております。再度お伺いいたします。
以上です。
助役(中川正志君)
女性起業家の支援についての再質問ということでございますが、至近な例で一つ申し上げさせていただきますと、旭通りに昨年オープンいたしました江別市民活動センターがございまして、こちらの方でもこうした起業家支援のご相談又は対応をしております。実際例といたしましては、このセンターの発足以来、女性起業家から1件のこうした支援の申込みがございまして、現在その女性はこの江別市民活動センターを事務所の替わりに使いまして、そこから実際に次の起業に向けての行動をしておりますことから、私どもとしては、そういうものを有効に活用していただき、さらに、経済部が窓口になっておりますけれども、機会を見てそうした支援体制を構築してまいりたいと、こう考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
以上であります。
副議長(小玉豊治君)
以上をもって、齊藤議員の一般質問を終結いたします。
この際、当職よりお諮りいたします。
議事の都合により、明14日は休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
散会宣告
副議長(小玉豊治君)
本日の議事日程は全部終了いたしました。
これをもって散会いたします。
午後 2時15分 散会