平成18年第2回江別市議会会議録(第5号)平成18年6月24日 5ページ
6 議事次第の続き
意見書案第5号
議長(岡村繁美君)
日程第8 意見書案第5号 道路整備に関する意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
齊藤佐知子君
ただいま上程になりました意見書案第5号 道路整備に関する意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
提出者は、赤坂議員、尾田議員、川村議員、高橋議員、星議員、そして私、齊藤でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
道路整備に関する意見書
道路は、豊かな生活や活力ある経済・社会活動を支える基礎的な施設であり、北海道の道路網の整備に対する地域の期待と要望は極めて高いものがあり、中長期的な視点に立って体系的かつ計画的に整備されるべきものであります。
特に、広大な面積を有し、都市間距離も長く、自動車交通の占める割合が高い北海道の道路整備は、広域的な生活圏の形成に必要な高規格幹線道路から日常生活に密着した市町村道の整備、さらには鉄道、港湾などの多様な輸送体系との連結の充実が着実に進んではいるものの、いまだ十分な水準とは言えません。
このような背景の下、道路網の整備を一層推進することは、北海道内の圏域間交流による経済の活性化、我が国における安定した食料供給基地として役割や観光振興、さらには活力ある地域づくりや快適な暮らしの実現にも大きく寄与するところであります。
また、市民が安全で安心できる地域社会を実現するため、交通安全施設の整備や道路環境の改善、積雪寒冷地に適応した冬期間の除雪やアイスバーン対策、高齢者や体の不自由な方々に配慮したバリアフリー歩行空間の整備なども着実に推進しなければなりません。
よって、国におかれましては、北海道の道路整備の実情を十分に踏まえ、引き続き、地域づくり・まちづくりの推進に向けて、道路整備を効果的かつ効率的に推進するため所要の事業費を確保されるとともに、地方が道路整備を円滑に実施できるよう、道路整備のための財源確保について強く要望します。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成18年6月20日、北海道江別市議会。
提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣あてであります。
よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(岡村繁美君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第5号 道路整備に関する意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、意見書案第5号を採決いたします。
意見書案第5号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
意見書案第6号
議長(岡村繁美君)
日程第9 意見書案第6号 飲酒・ひき逃げ事犯の罰則強化を求める意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
宮澤義明君
ただいま上程になりました意見書案第6号 飲酒・ひき逃げ事犯の罰則強化を求める意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
提出者は、高間議員、立石議員、堀内議員、丸岡議員、森好議員、そして私、宮澤でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
飲酒・ひき逃げ事犯の罰則強化を求める意見書
最近、飲酒運転の上で交通事故を起こし、その後、負傷者を救護することなしに現場を立ち去ってしまうひき逃げ犯が急増しております。これには、飲酒人身事故に対して罰則が強化された危険運転致死傷罪の新設が影響していると考えられます。
現場から逃げるという背景には、多くの場合、飲酒運転の発覚を恐れていったん事故現場から逃走し、体内からアルコールが抜けたところで自首することによって、業務上過失致死傷罪より重い罰則が科せられる危険運転致死傷罪の適用が困難となるという実情があります。その結果、より悪質にもかかわらず逃げた方が結果的に罪が軽くなるという逆転現象が生じております。もし、加害者が逃げずに救急車を呼んでいれば被害者の生命を救うことができたと考えると、逃げた加害者はより厳しく罰せられてしかるべきと考えます。飲酒・ひき逃げ犯罪によって大切な家族の命を断ち切られた遺族の方々が、飲酒・ひき逃げ事犯への罰則強化を要望し、昨年4月までに累計で約15万人分の署名を法務大臣に提出しております。いまだに署名が遺族の方々に届けられ、飲酒・ひき逃げ事犯の罰則強化に対する全国的な広がりと共感を得た運動となっております。
江別市においても、平成15年2月12日の早朝、新聞配達の高校生が同様の事故にて死亡する痛ましい事故が発生しており、江別市議会として飲酒・ひき逃げ事犯に対し、罰則を強化するよう、刑法はじめ関連法案の改正を切に要望するものであります。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成18年6月20日、北海道江別市議会。
提出先は、内閣総理大臣、法務大臣あてであります。
よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(岡村繁美君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第6号 飲酒・ひき逃げ事犯の罰則強化を求める意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、意見書案第6号を採決いたします。
意見書案第6号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
各委員会所管事務調査について
議長(岡村繁美君)
日程第10 各委員会所管事務調査についてを議題といたします。
お諮りいたします。
閉会中における各委員会の所管事務調査について、議会運営委員長より次期議会の会期等運営についてを、総務文教常任委員長より行財政運営について、教育行政について、以上2件を、厚生常任委員長より保健・福祉行政について、病院事業について、以上2件を、環境経済常任委員長より生活環境行政について、農業行政について、商工観光行政について、消防行政について、以上4件を、建設常任委員長より建設行政について、上・下水道事業について、以上2件を、それぞれ閉会中調査したいので承認されたい旨の申し出がありました。これを承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
閉会宣告
議長(岡村繁美君)
今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。
平成18年第2回江別市議会定例会はこれをもって閉会いたします。
午後2時25分 閉会