平成18年第2回江別市議会会議録(第5号)平成18年6月24日 4ページ
6 議事次第の続き
議案第41号
議長(岡村繁美君)
日程第5 議案第41号 平成18年度江別市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。
お諮りいたします。
本件に関する総務文教常任委員長報告は、会議規則第37条第3項の規定により、省略することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
厚生常任委員長の報告を求めます。
厚生常任委員長(植松 直君)
ただいま上程されました議案第41号 平成18年度江別市一般会計補正予算(第1号)について、審査の経過と結果を報告いたします。
委員会の開催日は、お手元に配付の審査結果報告に記載のとおりであります。
今回審査を行いました当委員会所管分の補正予算は、4款1項保健衛生費の(仮称)夜間急病センター整備事業費5,682万8,000円であります。補正内容は、現在江別市立病院に併設されている夜間急病診療所を10月1日から分離・独立するに当たり、移転開設先となる錦町別館を診療施設として改修する費用のほか、医療器材や備品、消耗品などの整備費用を予算措置したものであります。
委員会では、改修工事の概要、計画図面及び事業費内訳の資料提出を受け、審査を進めました。
主な質疑の概要でありますが、医師をはじめとする看護師、医療技術職の職員体制について質疑があり、現在は、基本的に医師1名、看護師2名という体制であり、今後、医師は現在と同じ1名体制を基本とするが、看護師及び医療技術職については、一次医療としてどこまでの診療体制が必要か専任医師と協議中であり、併せて職員の配置方法や身分についても市立病院各部門との協議を進めているとの説明がありました。
また、入院や検査が必要な場合に引き継ぐ二次医療機関との連携体制について質疑があり、受入れを依頼する二次医療機関として、市立病院のほか、市内や隣接する札幌市内の医療機関と調整しているとの答弁がありました。
さらに、市民への周知方法に関して質疑があり、広報や新聞の折り込み散らし、ポスターの掲示などによって、移転場所と診療内容の周知を図りたいとの答弁がありました。
審査結果でありますが、討論はなく、採決の結果、議案第41号は、全員一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しております。
委員会の審査経過と結果につきましては、以上のとおりでありますので、審議の上、決定のほどよろしくお願いいたします。
以上です。
議長(岡村繁美君)
これより厚生常任委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で厚生常任委員長報告を終結いたします。
これより議案第41号 平成18年度江別市一般会計補正予算(第1号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第41号を採決いたします。
議案第41号は、委員長報告のとおり、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
意見書案第3号
議長(岡村繁美君)
日程第6 意見書案第3号 最低賃金制度に関する意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
尾田善靖君
ただいま上程になりました意見書案第3号 最低賃金制度に関する意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
提出者は、赤坂議員、川村議員、齊藤議員、高橋議員、星議員、そして私、尾田でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
最低賃金制度に関する意見書
最低賃金制度は、労働条件改善による労働者の生活の安定、地域経済の活性化及び企業間の公正な競争を確立する上で、重要な役割を担っています。北海道の最低賃金は、毎年、中央最低賃金審議会の答申を参考に、北海道地方最低賃金審議会の審議を経て改定されております。
しかしながら、北海道の現在の改定額は、時間額641円と一般労働者の賃金に比べて低い水準にあり、その影響で、パート労働者等の非正規労働者の賃金も低く抑えられる傾向にあります。また、低賃金の労働者が増えることは、経済的自立が困難な若年層を増加させることにもなりかねず、ひいては国の社会基盤を弱体化させる一つの要因ともなり得ます。
よって、国におかれましては、最低賃金制度の趣旨を踏まえ、適正な最低賃金水準を確保されるよう要望いたします。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成18年6月20日、北海道江別市議会。
提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣、北海道労働局長あてであります。
よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(岡村繁美君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第3号 最低賃金制度に関する意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、意見書案第3号を採決いたします。
意見書案第3号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
意見書案第4号
議長(岡村繁美君)
日程第7 意見書案第4号 自治体財政の充実・強化を求める意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
川村恒宏君
ただいま上程になりました意見書案第4号 自治体財政の充実・強化を求める意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
提出者は、赤坂議員、尾田議員、齊藤議員、高橋議員、星議員、そして私、川村でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
自治体財政の充実・強化を求める意見書
地方分権一括法の施行以降、地方自治体の自己決定と自己責任の範囲は大幅に拡大し、地域住民生活に密着した事務を総合的に担う基礎自治体としての役割は高まっています。
国が法令に基づく事業実施を自治体に義務付け、自治体間の財政力格差が大きい現状においては、地方交付税制度の財源保障機能と財政調整機能を維持し、地方自治体の安定的な財政運営に必要な一般財源の総額を確保することが重要であります。
しかしながら、経済財政諮問会議における歳出・歳入一体改革のこれまでの議論や総務大臣の私的懇談会の地方分権21世紀ビジョン懇談会などにおいては、地方交付税定率分の引下げ、抜本的な交付税算定基準の変更、不交付団体の増加をはじめとする交付税見直しが提案されるなど、地方自治と公共サービスの基盤を揺るがしかねない状況となっています。
2007年度予算については、経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006(骨太の方針2006)が経済財政諮問会議で取りまとめられ、これを受けて新年度概算予算作成が開始されることになります。
よって、政府におかれましては、2007年度政府予算に当たっては、効率性や財政コスト削減という観点だけではなく、地域住民が安心して暮らすのに欠かせない事務事業の確保や公共サービスの持つセーフティネット機能が担保され、地方への負担の押し付けを行うことのないよう、自治体財政の充実・強化を目指す立場から次の事項を強く要望いたします。
記
1 国が法令に基づく事業実施を自治体に義務付け、自治体間の財政力格差が大きい現状においては、地方交 付税制度の財源保障と財政調整の機能を堅持し、自治体の安定的な財政運営に必要な一般財源の総額を確保 すること。
2 自治体財政再建と自治体財政の確立に向けた第2期改革として、国から地方への過剰な関与を見直し、さ らなる税源移譲を進め、地域住民が安心して暮らせる分権改革の基盤確立につながる税財政制度の改革を進 めること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成18年6月20日、北海道江別市議会。
提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣あてであります。
よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(岡村繁美君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第4号 自治体財政の充実・強化を求める意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、意見書案第4号を採決いたします。
意見書案第4号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。