平成18年第1回江別市議会会議録(第5号)平成18年3月28日 9ページ
6 議事次第の続き
決議案第1号の続き
議長(岡村 繁美 君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
議事を続行いたします。
この際、当職よりご報告いたします。
休憩前における高間議員からの議事進行発言について、議長として整理するため、議会運営委員会を開催いただき協議願ったものでありますが、議事進行発言のあった吉本議員の討論のうち、市民からの疑問や反対の声を議会としてもしんしに受け止めるべきであると考えますとの発言について、再度、吉本議員の発言を求めます。
吉本 和子 君
私の決議案第1号に対する討論中、市民からの疑問や反対の声を議会としてもしんしに受け止めるべきであると考えますとの発言につきましては、公開討論会の申入れに対する議長の回答文書を含め、これまで議会がしんしに受け止めていないという意味ではなく、顔づくり事業に反対する市民が現にいることを踏まえ、この決議そのものに反対する趣旨を述べたものでありますので、ご理解願います。
以上です。
報告第1号ないし報告第5号
議長(岡村 繁美 君)
日程第20ないし第24 報告第1号 江別市土地開発公社の平成18年度事業計画に関する書類、報告第2号 株式会社江別振興公社の平成18年度事業計画に関する書類、報告第3号 財団法人江別市在宅福祉サービス公社の平成18年度事業計画に関する書類、報告第4号 財団法人江別市水道サービス公社の平成18年度事業計画に関する書類及び報告第5号 財団法人江別市スポーツ振興財団の平成18年度事業計画に関する書類、以上5件を一括議題といたします。
本件に対する報告を求めます。
総務部長(林 仁博 君)
ただいま上程になりました報告第1号ないし報告第2号 江別市土地開発公社及び株式会社江別振興公社の事業計画に関する書類につきまして、一括してご説明申し上げます。
初めに、それぞれの公社の事業計画に関する書類につきましては、理事会若しくは取締役会の議決を得まして、市に提出されたもので、地方自治法第243条の3第2項の規定により本議会にご報告するものでございます。
それでは、報告第1号 江別市土地開発公社の平成18年度事業計画につきましてご説明申し上げます。
事業計画書の1ページをお開きいただきたいと思います。
事業計画は、市の買取り計画を基本に策定しておりますが、今年度は公有地の取得計画はなく、売却計画として江別駅周辺地区整備事業用地ほか2件、面積1万464平方メートル、概算金額5億773万3,000円を、また、完成土地等の売却計画といたしまして、江別第2工業団地斜排水路事業用地1件、面積1,686平方メートル、概算金額5,356万9,000円を予定しております。
土地開発公社の経理につきましては、平成17年1月に、国が定める土地開発公社経理基準要綱が改正され、土地造成事業に係る土地の評価方法が、その土地の時価が取得価格より著しく下落したときは、近い将来明らかに回復する見込みがあると認められる場合を除き、時価をもって貸借対照表価額とすることに変更され、当公社ではRTNパークがこれに該当することとなり、本事業計画におきまして、評価損失により負債が資産を上回ることとなりました。
次に、2ページをお開きいただきたいと思います。
予算でございますが、第2条の収益的収入及び支出の予定額につきましては、収入として第1款事業収益は、第1項公有地取得事業収益、第2項土地造成事業収益及び第3項附帯等事業収益を合わせまして5億6,676万2,000円を、また、第2款事業外収益は、第1項受取利息、第2項雑収益を合わせまして288万6,000円で、収入合計は5億6,964万8,000円を予定しております。
一方、支出につきましては、第1款事業原価は、第1項公有地取得事業原価、第2項土地造成事業原価及び第3項附帯等事業原価を合わせまして5億5,158万2,000円を、第2款第1項販売費及び一般管理費は738万7,000円で、支出合計は5億5,896万9,000円を予定しております。
この結果、収益的収入支出差引額は1,067万9,000円の利益となる予定でございます。
第3条の資本的収入及び支出の予定額でございますが、収入として、第1款資本的収入は、公有地の取得計画がないため計上いたしておりません。
一方、支出として、第1款資本的支出は、第1項公有地取得事業費、第2項土地造成事業費、第3項借入金償還金及び第4項借入金支払利息を合わせまして3億7,675万8,000円を予定し、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額3億7,675万8,000円は、当年度分損益勘定留保資金等で補てんするものでございます。
また、第4条では、借入金の限度額を75億円に定めるものでございます。
なお、これらに関連いたします予算実施計画、資金計画書、予定貸借対照表並びに予定損益計算書は、3ページから7ページにそれぞれ記載をしておりますので、ご参照いただきたいと思います。
続きまして、報告第2号 株式会社江別振興公社の平成18年度事業計画につきましてご説明申し上げます。
事業計画書の1ページをお開きいただきたいと思います。
今年度の事業でございますが、指定管理者となった公民館等の管理運営事業及び野幌駅南口駐車場の経営を中心に進めてまいります。
また、当公社の資本金は2億円でありますが、事業規模に比して過大であること及び経費節減のために、本年度1億5,000万円の減資を行い、資本金を事業規模に見合った5,000万円とする計画であります。
次に、3ページをお開きいただきたいと思います。
予定損益計算書でございますが、営業収益は、公民館等指定管理料収入及び公民館等自主事業収入、雑入、野幌駅南口駐車場の管理事業収入等を合わせまして1億6,283万5,000円を予定しております。一方、営業費用につきましては、各施設の受託事業原価が1億4,753万2,000円、その他、野幌駅南口駐車場費と販売費及び一般管理費等が予定されておりまして、これらを差引きいたしますと、営業利益は389万円となる予定でございます。
このほか営業外収益及び法人税等を精算いたしますと、当期純利益は227万4,000円となり、前期繰越利益金を合わせますと、当期未処分利益金は3,523万7,000円となる予定でございます。
なお、2ページに予定貸借対照表、4ページ以降に各施設の運営費予定明細書、野幌駅南口駐車場費予定明細書、販売費及び一般管理費予定明細書をそれぞれ記載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
以上、2件につきまして一括してご報告申し上げましたので、よろしくお願いを申し上げます。
健康福祉部長(宮内 清 君)
ただいま上程になりました報告第3号 財団法人江別市在宅福祉サービス公社の平成18年度事業計画に関する書類についてご説明申し上げます。
事業計画に関する書類につきましては、公社理事会及び評議員会の議決を得まして市に提出されたもので、地方自治法第243条の3第2項の規定により本議会にご報告するものでございます。
まず、平成18年度の事業計画につきましては、1ページから4ページに記載しております。
1の総括では、公社は設立から10年の節目を迎えるとともに、指定管理者としての任を担うことになり、公社事業を行うに当たりましては、介護保険事業はもとより、障がいを持つ方々へのサービスの充実を図るとともに、市からの受託事業及び自主事業による各種在宅サービスを効率的に提供し、市民生活の安定と地域福祉の向上に寄与することとしております。
2では自主事業について、3では介護保険事業及び自立支援事業について、4では受託事業について、それぞれ記載しております。
次に、5ページでございますが、平成18年度収支予定表の(1)収支予算書総括表でありますが、公社財務会計の収支を明確にするため、事業ごとに会計の区分を行っております。
まず、収入の部でありますが、基本財産運用収入では20万円を、会費収入では、協力会員及び賛助会員からの会費収入5万7,000円を、事業収入では、家事援助サービス利用料等、公社の自主事業収入として376万2,000円を、介護保険事業・自立支援事業収入では、訪問介護事業収入等として4億1,085万2,000円を計上し、また、利用料等自己負担金収入では、介護予防デイサービス事業等の利用者自己負担金として39万9,000円を、委託料収入では、市からの委託事業に係る委託料として4,068万8,000円を、指定管理料収入では、施設の管理等に係る指定管理料として1億2,385万2,000円を、センター使用料収入では、施設使用に係る使用料として19万7,000円を、寄附金収入では、公社の事業展開に賛同をいただく市民からの寄附金として10万円を、それに雑収入90万1,000円、他会計繰入金54万円を計上いたしまして、収入合計5億8,154万8,000円を予定しているものでございます。
次に、支出でありますが、公社管理費では、職員の人件費をはじめとする公社運営、管理にかかわる必要経費として2,074万3,000円を、介護保険事業・自立支援事業費では、それぞれに要する経費として4億966万8,000円を、受託事業費では、市からの受託事業に要する経費1億4,537万9,000円を、公社が独自に行う自主事業に要する経費のうち、生きがいと健康づくり事業費として101万2,000円を、人材育成及び研修事業費として14万2,000円を、さわやかサービス提供事業費として298万円を、自由契約訪問介護事業費として16万8,000円を、特定預金支出では10万円を、予備費では5万円を、他会計繰出金では54万円を計上いたしまして、この結果、当期支出合計は5億8,078万2,000円となるものでございます。
なお、6ページは予定正味財産増減計算書総括表を、7ページは予定貸借対照表総括表をそれぞれ記載しておりますので、ご参照願います。
また、8ページから11ページは、ただいまご説明いたしました収支予算を一般会計、自主事業会計、介護保険事業・自立支援事業会計、受託事業会計に区分し、それぞれ記載しているものでございます。
以上、ご報告を申し上げましたが、よろしくお願いいたします。
水道部長(雉子谷 清松 君)
ただいま上程になりました報告第4号 財団法人江別市水道サービス公社の平成18年度事業計画に関する書類につきましてご報告申し上げます。
平成18年度の事業計画は、公社の理事会及び評議員会の議決を得まして市に提出されたもので、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告するものであります。
事業計画書の1ページをお開き願います。
初めに、第1の事業計画でありますが、1の総括は、事業実施に当たっての基本方針を、2の事業計画では、一般事業として水道事業普及啓発事業ほか計3事業を、受託事業として、水道事業受託業務では検針業務ほか計3業務を、下水道事業受託業務では汚泥脱水処理業務ほか計6業務を予定しているものでございます。
次に、2ページの収支予定表でありますが、(1)の収支予算書総括表でご説明申し上げます。
収入の部では、基本財産の利息収入であります基本財産運用収入を10万円、市からの受託事業収入等であります事業収入では8,746万4,000円を、市及び国からの補助金等収入では716万8,000円を、その他雑収入及び特定預金取崩収入を加えた当期収入合計は、9,578万3,000円を予定しているものでございます。
支出の部では、一般事業及び受託事業に直接かかわる経費であります事業費として7,365万9,000円を、公社の運営等に要する経費であります管理費として2,046万3,000円を、その他特定預金支出及び予備費を加えた当期支出合計は、収入と同額の9,578万3,000円を予定しているものでございます。
なお、3ページには予定正味財産増減計算書総括表を、4ページには予定貸借対照表総括表を、5ページ以降には一般事業会計及び受託事業会計に係る収支予算書を記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
以上、ご報告申し上げましたが、よろしくお願い申し上げます。
教育部長(佐々木 雄二 君)
ただいま上程になりました報告第5号 財団法人江別市スポーツ振興財団の平成18年度事業計画に関する書類につきましてご報告申し上げます。
事業計画に関する書類につきましては、財団理事会並びに評議員会の議決を得て市に提出されたものでございまして、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告するものでございます。
初めに、平成18年度の事業計画についてでございますが、1ページから3ページに記載されておりますとおり、市民に対するスポーツの普及、振興を図るため、スポーツ教室及びスポーツ大会を開催するとともに、健康・体力づくりに向けた指導相談事業並びにスポーツ指導者養成事業を計画しているところでございます。
また、平成18年度から、市民体育館をはじめとする屋内体育施設並びにあけぼのパークゴルフ場及び森林キャンプ場の管理運営については指定管理者として指定されておりますことから、スポーツ教室開催事業におきましては、要望の高い有酸素系の教室を新たに計画するとともに、中級者・上級者向けの教室を増設したほか、青年センターに新たにトレーニングゾーンを開設するなど、市民サービスの向上に向けた管理運営を計画しているものでございます。
さらに、特設スケートリンクなどの管理運営につきましても受託事業として計画しているものでございます。
次に、平成18年度予定収支予算書につきましては、4ページから5ページに記載のとおりでございまして、まず、収入の部でございますが、1の基本財産運用収入では9,000円を、2の事業収入では、スポーツ教室等の受講料、大会参加料及び施設の指定管理料並びに屋外施設等の管理運営受託料として計2億2,036万1,000円を、3の補助金収入では、スポーツ大会の開催に要する江別市からの補助金3,869万4,000円を、4の利用料金収入では、屋内体育施設及び森林キャンプ場の利用料金収入として計4,313万8,000円を、5の雑収入296万9,000円をそれぞれ計上いたしまして、収入合計3億517万1,000円を予定しているものでございます。
次に、5ページに移りまして、支出の部でございますが、1の事業費は、各種事業の実施に必要な経費といたしまして4,271万6,000円を、2の受託事業費は、屋外体育施設等の管理運営事業費といたしまして2,214万9,000円を、3の指定管理運営費は、指定管理施設の管理運営費といたしまして2億3,733万8,000円を、4の長期借入金返済支出は、労働災害事故賠償金の借入返済金といたしまして291万8,000円を、5の予備費といたしまして5万円を予定しており、その結果、当期支出合計額は3億517万1,000円となるものでございます。
なお、6ページには予定正味財産増減計算書、7ページには予定貸借対照表をそれぞれ記載しておりますので、ご参照願いたいと存じます。
以上、ご報告申し上げましたが、よろしくお願い申し上げます。
議長(岡村 繁美 君)
これより報告第1号ないし報告第5号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって報告第1号ないし報告第5号を終結いたします。
報告第10号
議長(岡村 繁美 君)
日程第25 報告第10号 専決処分についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。
教育部長(佐々木 雄二 君)
ただいま上程になりました報告第10号 専決処分につきましてご報告申し上げます。
本件は、教育庁舎の落雪による物的損害に係る賠償についてでありますが、平成18年2月27日に相手方と示談が成立し、専決処分をいたしましたので、ご報告申し上げるものでございます。
なお、事故内容につきましては、所管の常任委員会には報告済みでありますが、平成18年2月15日午前7時ごろに、教育庁舎車庫の屋根から落雪し、隣接地の北海道三菱自動車販売株式会社の駐車場に停車していた軽自動車にぶつかり、当該車両のボンネット、バンパー等を損傷したものであります。
この事故により相手方に賠償すべき額は19万8,597円で、賠償する相手方は専決処分書のとおりでございます。
幸いにして重大事故に至らなかったものの、このたびの事故は、基本的な庁舎管理上の安全点検を怠ったことによる事故であり、今回の事故を教訓に、今後とも注意を徹底するとともに、積雪時の適切な対応など、庁舎管理に万全を期したいと考えております。
以上、専決処分についてご報告申し上げます。
議長(岡村 繁美 君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって報告第10号を終結いたします。
各委員会所管事務調査について
議長(岡村 繁美 君)
日程第26 各委員会所管事務調査についてを議題といたします。
お諮りいたします。
閉会中における各委員会の所管事務調査について、議会運営委員長より次期議会の会期等運営について、先進都市の議会運営について、以上2件を、総務文教常任委員長より行財政運営について、教育行政について、以上2件を、厚生常任委員長より保健・福祉行政について、病院事業について、以上2件を、環境経済常任委員長より生活環境行政について、農業行政について、商工観光行政について、消防行政について、以上4件を、建設常任委員長より建設行政について、上・下水道事業について、以上2件を、それぞれ閉会中調査したいので承認されたい旨の申し出がありました。これを承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
閉会宣告
議長(岡村 繁美 君)
今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。
平成18年第1回江別市議会定例会はこれをもって閉会いたします。
午後10時14分 閉会