平成16年第4回江別市議会会議録(第1号)平成16年12月6日 2ページ
6 議事次第
開会宣告・開議宣告
議長(宮澤 義明 君)
これより平成16年第4回江別市議会定例会を開会いたします。
ただいまの出席議員は28名で定足数に達しております。
直ちに本日の会議を開きます。
議事日程
議長(宮澤 義明 君)
本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。
会議録署名議員の指名
議長(宮澤 義明 君)
日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第 111条の規定により、清水議員、吉本議員を指名いたします。
会期の決定
議長(宮澤 義明 君)
日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、あらかじめ議会運営委員会と諮り、本日から17日までの12日間とし、7日から12日まで、及び16日を休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
諸般の報告
議長(宮澤 義明 君)
日程第3 諸般の報告を事務局長に報告させます。
事務局長(浦島 忠勝 君)
ご報告申し上げます。
今議会におきます地方自治法第 121条の規定によります説明員は、別紙印刷物のとおりでございます。
また、今議会に提出されました案件の数並びに閉会中の議長事務報告につきましても、印刷物に掲載のとおりでございます。さらに、監査委員から報告のありました例月出納検査結果報告8月分ないし10月分につきましても、お手元に配付のとおりでございます。
なお、本日の会議に伊藤議員が遅刻する旨の通告がございました。
以上でございます。
行政報告
議長(宮澤 義明 君)
日程第4 行政報告を議題といたします。
行政報告を求めます。
市長(小川 公人 君)
行政報告を申し上げます。
1、会議についてでありますが、去る10月20日、北見市で開催されました平成16年秋季北海道市長会定期総会についてご報告いたします。
付議された案件は、別紙1のとおりでありますが、まず、全国市長会及び北海道市長会の会務報告をそれぞれ了承した後、平成15年度北海道市長会一般会計及び特別会計歳入歳出決算案を全会一致で承認し、次いで、平成16年度北海道市長会一般会計歳入歳出補正予算案についても全会一致で承認いたしました。
また、決議及び要望事項については、8月26日、根室市で開催された助役会議において、あらかじめ論議を詰めてきたところでありますが、三位一体改革に関する地方改革案の早期実現に関する決議を全会一致で採択したほか、要望事項につきましても総務省関係4項目のほか、内閣府、外務、厚生労働、農林水産、経済産業、国土交通、環境、各省を合わせ国あてに、新規3項目を含む22項目と北海道あてには新規2項目を含む23項目の計45項目について審議し、保留とした9項目を除く36項目を全会一致で可決し、それぞれ国及び北海道に対し要望することといたしております。
また、全国市長会理事・評議員合同会議に提出する北海道支部議案については、国あての要望事項の中から、別添資料にあります5件に絞り込み、全国市長会理事・評議員合同会議に提出することといたしております。
次に、去る10月18日に開催されました石狩東部広域水道企業団構成団体長会議についてご報告いたします。協議事項は、石狩東部広域水道企業団拡張事業見直しに係る経過報告について及び石狩東部広域水道企業団拡張事業の取扱いについてでありますが、これにつきましては10月22日に開催されました企業団議会議員協議会にも報告し、了承されておりますが、その内容につきましてご説明申し上げます。
まず、石狩東部広域水道企業団拡張事業見直しに係る経過報告についてでありますが、石狩東部広域水道企業団は、昨年6月厚生労働省から人口・水量について計画と実績にかい離があることから見直しを求めら れ、拡張事業の1日最大給水量7万 6,700立方メートルを2万6,480立方メートルへ、そのうち江別市は1万4,700 立方メートルを100立方メートルへと、大幅な水量減となる見直し案を再評価審議委員会へ諮問をいたしたものであります。
再評価審議委員会は、7月15日から8月27日までの間に5回開催され、事業計画の見直し案について審議し、その結果、拡張事業はライフラインとして住民の日常生活に直結し、その健康を守るために欠くことができないものであり、かつ、水が貴重な資源であることにかんがみて、事業計画を見直し、継続すべきであるとの評価がされたところであり、その後、厚生労働省に報告をいたしたものであります。
次に、石狩東部広域水道企業団拡張事業の取扱いについてでありますが、最終方針として石狩東部地域の将来の水需要の増加等に対応し、安全かつ安定的な水道用水を確保するために当該拡張事業は必要な事業であり、継続することを決定したところであります。
なお、見直しに至る経過、今後の事業計画などにつきましては、去る11月22日開催の建設常任委員会に報告させていただいております。
次に、2、要望についてでありますが、秋季北海道市長会定期総会の決定に関する要望につきましては、定期総会で採択しました要望項目のうち、財源保障と財源調整機能を併せ持つ地方交付税制度の堅持、また、公債費負担軽減のため起債制度において借換えや繰上償還を認めること等、国あてに対する要望とした17項目22件に加え、三位一体改革に関する地方改革案の早期実現に関する決議を合わせた計23件につきまして、去る11月11日、関係国会議員に要望したところであります。
次に、11月10日、全国連続立体交差事業促進協議会におきまして、鉄道によって分断された市街地の一体化により、中心市街地の活性化や都市環境の改善が図られ、都市の再生・再構築に大きな役割を果たす連続立体交差事業の整備促進のため、社会資本整備重点計画に基づき、事業予算の確保などを国土交通省、関係国会議員に要望したところであります。
また、11月12日には、道内56市町で構成しております北海道土地区画整理連絡協議会におきまして、北海道土地区画整理組合連合会と合同で都市基盤整備の一環として重要な役割を果たし、良質な宅地需要に対応する土地区画整理事業を推進するため、土地区画整理事業国庫補助金制度の拡充と事業予算の確保などを関係国会議員に要望したところであります。
さらに、関係8市町で構成しております道央圏連絡道路整備促進期成会におきまして、本年度第2回目の要望活動として去る11月18日、規格水準の高い、この連絡道路の一日も早い全線供用開始実現に向け、整備促進のための所要予算の確保並びに道路特定財源制度の堅持による財源確保などを国土交通省、財務省、そして関係国会議員に対し要望を行ったところであります。
以上をもって、行政報告を終わります。
議長(宮澤 義明 君)
これより行政報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって行政報告を終結いたします。
駅周辺再開発調査特別委員会所管事務調査報告
議長(宮澤 義明 君)
日程第5 駅周辺再開発調査特別委員会所管事務調査報告を議題といたします。
駅周辺再開発調査特別委員長の報告を求めます。
駅周辺再開発調査特別委員長(高間 専造 君)
ただいま上程されました駅周辺再開発調査特別委員会の閉会中の所管事務調査についてご報告申し上げます。
初めに、経済部から江別駅周辺地区再開発事業に関する報告を受けておりますので、その内容を申し上げます。
活性化拠点施設用地の整備についてでありますが、今日まで引き続き民間再開発事業の再構築に向けて事業化の検討に取り組んでいるところでありますが、現時点では次期の整備計画等の具体化には至っていないとのことであります。
そこで、懸案でありました同用地の暫定的な活用についてでありますが、江別市土地開発公社と有限会社みらいとの契約により、11月1日より当面40台の月ぎめ駐車場として活用をスタートしたとのことであります。利用料金は月5,000円で、11月25日現在の契約台数は21台とのことであります。
いずれにいたしましても、今後とも地域住民や商店街の方々とも十分連携し、江別駅前の活性化拠点施設の再構築に向けて鋭意取り組まれることを期待するものであります。
次に、続きまして、建設部から江別の顔づくり事業について報告を受けておりますので、その内容を申し上げます。
初めに、野幌駅周辺街並み整備計画案についてでありますが、連続立体交差事業、土地区画整理事業、街路事業等の個々の事業計画に反映させることを目的として、野幌駅周辺の魅力ある街並みの方針などを検討するため、地域関係者、学識経験者、JR北海道及び国や北海道などの関係者間の協議により、今回街並み整備計画案としてその概要が取りまとめられたものであります。
その街並み整備計画案の主な内容でありますが、まず1点目といたしましては、駅及び拠点街区の整備として南北駅前広場を整備し、分散しているバス停を北口に集約し、タクシー、自家用車は南北広場両方に確保し、高架化される駅には南北を24時間行き来できる連絡通路を設けたいとのことであります。
2点目の、商店街メインストリートの整備では、8丁目通りをにぎわいのあるメインストリートとして整備しようとするものであります。
3点目は、グリーンモールの整備でありますが、商店街やマンションが緑の中にあるというイメージを創出しようとするものとなっております。
4点目は、駅舎景観等の整備ですが、駅におけるシンボル性、地域を代表する顔となるような景観づくりを行いたいとのことであります。
5点目の、野幌駅周辺街並み整備においては、南北駅前広場などの全体イメージ図を示しているものであり、事業化に向けてたたき台といたしたいとのことであります。
いずれにいたしましても、この街並み整備計画案は、今後さらに地域住民や関係機関との協議を深め、より具体的なものとして実現性を高める必要がありますことから、引き続きまして計画内容を十分検討されるよう要望するものであります。
次に、江別の顔づくり事業の都市計画決定に向けた取り組みでありますが、現在、8丁目通り街路事業による道路拡幅等や土地区画整理事業区域内の土地利用について地域住民や関係者と話合いを行っており、また、連続立体交差事業については、北海道とJR北海道、江別市の3者が今後の事業計画について協議を進めているとのことであります。
この都市計画決定の今後のスケジュールでありますが、これらの経過を踏まえた上で、都市計画原案の作成や市民説明会などを実施する中で、平成17年度中の都市計画決定を目標として進めているとのことであります。
いずれにいたしましても、国をはじめ関係機関との密接な協議はもとより、地域住民や関係者の理解と協力を十分得る中で、平成17年度の都市計画決定に向けまして最大限努力されることを期待申し上げますとともに、今後、都市計画決定に向けて重要な時期を迎えることから、当委員会に対して国など関係機関との協議経過及び地域住民などとの話合いの進ちょく状況を必要に応じ適宜報告されるよう要望いたしまして、当委員会の所管事務調査報告とさせていただきます。
以上でございます。
議長(宮澤 義明君)
これより駅周辺再開発調査特別委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、駅周辺再開発調査特別委員会所管事務調査報告を終結いたします。