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平成16年第3回江別市議会会議録(第4号)平成16年9月28日 7ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

 6 議事次第の続き

報告第28号

議長(宮澤 義明 君)

 日程第19 報告第28号 平成15年度江別市一般会計の継続費精算報告についてを議題といたします。
 本件に対する報告を求めます。

総務部長(林 仁博 君)

 ただいま上程になりました報告第28号 江別市一般会計の継続費精算報告につきましてご説明申し上げます。
 本件は、埋立処分地施設整備事業の完了に伴い、地方自治法施行令第145条第2項の規定に基づき、ご報告を申し上げるものであります。
 本事業は、平成14年度当初予算におきまして、平成15年度までの2か年の継続事業としてご承認をいただき、平成14年9月議会で総額及び年割額変更の補正を行い、平成15年3月議会で年割額変更の補正を、さらに平成16年3月議会で総額及び年割額変更の補正を行った事業に関するものであります。
 事業内容といたしましては、埋立処分地造成及びその他の工事等を2か年かけて実施したものであります。
 施設の概要でありますが、埋立面積が3万4,000平方メートル、埋立容量は7万8,000立方メートルを有し、さらに処分地内の浸出水を処理する施設は鉄筋コンクリート造、地上2階、地下1階、延べ床面積606平方メートルで、1日85トンの処理能力を有するものであり、平成16年4月1日から供用を開始しているものであります。
 事業実績の主要財源といたしましては、国庫支出金が3億2,973万9,000円、地方債が12億150万円、基金繰入金が1億3,000万円、一般財源が2,342万6,885円となっており、合計では16億8,466万5,885円の実績となったものであります。
以上、報告第28号につきましてその概略をご報告申し上げました。
 よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。

議長(宮澤 義明 君)

 これより本件に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 以上をもって、報告第28号を終結いたします。

議員の派遣について

議長(宮澤 義明 君)

 日程第20 議員の派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。
 会議規則第112条の規定により、お手元に配付の印刷物のとおり、海外行政調査のため、植松議員を10月11日から20日までの10日間、欧州諸国に派遣いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。

建設常任委員会所管事務調査報告  

議長(宮澤 義明 君)

 日程第21 建設常任委員会所管事務調査報告を議題といたします。
 建設常任委員長の報告を求めます。

建設常任委員長(坂本 和雄 君)

 それでは、当委員会の所管事務調査といたしまして、石狩東部広域水道企業団拡張事業の見直しについて及び千歳川流域の治水対策について、ご報告申し上げます。
 初めに、石狩東部広域水道企業団拡張事業の見直しについてでありますが、平成15年9月9日の当委員会において、将来の計画水量につき大幅な下方修正となる可能性が強く、適切な必要水量を算定する旨の報告を受けていたものであります。
 この拡張事業につきましては、平成12年度に第1回の再評価を実施し、当時の再評価審議委員会において事業は継続すべきであると評価され、今後事業を推進するに当たり水需要予測等を適宜実施し、この再評価の妥当性を検証することが重要であるとの付帯意見が具申されたものであります。
 しかしながら、その後少子高齢化の進行により、近い将来日本の人口はピークを迎え、やがて減少に転ずるとの人口推計から、将来の水需要について現計画とのかい離を生ずることが懸念されていたところであります。同企業団では、水需要について、平成15年度から当市を含む受水団体と協議を開始し、その結果、平成17年度に予定していた再評価を1年前倒しし、平成16年度に実施するものとされたとのことであります。この再評価に当たりましては、学識経験者等の第三者から意見聴取する機関として再評価審議委員会が設置され、本年7月15日から拡張事業の今後の在り方について都合5回の審議が行われたとのことであります。
 当該委員会の経過でありますが、各構成団体の見直し後の計画水量等が提示され、当初全体計画の7万 6,700立方メートルに対し5万220立方メートル減の2万6,480立方メートルとなったものであります。
 当市では、当初1万4,700立方メートルの受水を計画していたが、水需要予測、第5次総合計画の将来人口推計などから、既得水利権5万6,000立方メートルで将来にわたり対応可能と判断し、その意見を反映すべく構成団体連絡協議会などにおいて考え方や意見を申し上げてきたとのことであります。
 一方、他の構成団体は大幅な見直しをしつつも、夕張シューパロダムの開発等に係る事業を継続すべきとの意向が強く、共同事業として拡張事業を進めてきた当市としても、市民サービスの充実、災害に強い水道の実現など、総合的に判断し、現在北広島市の境界付近に位置する西野幌地区の民家9世帯と立命館慶祥中学校・高等学校については北広島市の給水区域となっているため、これを江別市の給水区域に取り入れるべく拡張事業による必要水量として1日当たり100立方メートルの受水計画を企業団に申し入れたとのことであります。
 また、拡張事業による配水管は漁川系の緊急連絡管としての機能も合わせ持ち、地震、災害時等の必要水量も確保できるため、重要なライフラインとなるとのことであります。
 以上のとおり、再評価審議委員会においては事業計画を見直し、継続すべきと評価し、企業団に具申されたところでありますが、今後は、10月中旬に企業団管理者会議及び団体長会議の決定を経て10月下旬には企業団議会・議員協議会へ報告後、事業計画の変更となるとのことであります。
 当委員会といたしましても、江別市の置かれている状況等にかんがみ、計画水量を下方修正し、再評価を受けたことを評価するものであります。しかしながら、今後事業計画の変更に伴い、既に投資した費用の負担問題が構成団体において協議されることになるため、適切な費用負担となるよう当委員会におきましてもその推移を注視してまいりたいと考えております。
 次に、千歳川流域の治水対策につきまして、国土交通省より示された石狩川水系河川整備基本方針の経緯及び概要をご報告申し上げます。
 千歳川流域の治水対策は、昭和56年洪水の翌年に千歳川放水路計画を決定しましたが、自然環境破壊等への影響が懸念され、関係者の理解が得られず、中止となったものであります。
 その後、放水路計画に代わる治水対策を検討するための千歳川流域治水対策全体計画検討委員会、通称小林委員会が設置され、様々な観点から検討した結果、合流点対策案や新遠浅川案については江別市のまちづくりや漁業、環境等、関係者の早期合意が困難とのことから見送りとなり、結論として、平成14年3月に締切水門の設置及び高水位に耐える堤防を整備する堤防強化(遊水地併用)案を選択すべきとの提言を受けて、計画を変更することとされたものであります。
 このたびの石狩川水系河川整備基本方針におきましては、この提言を踏まえつつ、今後の千歳川の治水対策の方向性を位置付けたものであります。この具体的な内容につきましては、一つ目に、堤防の整備・強化につきましては、千歳川は洪水時に石狩川の背水の影響を受け高い水位となるため、石狩川と同等の強度、高さとし、法面こう配も現況の1.5割から4割の緩やかなこう配にすること。二つ目に、河道の水位を下げ、洪水を計画高水位以下に抑えることで、そのために石狩川合流点での水位を下げる対策として、石狩川のしゅんせつや、千歳川の河道掘削、床ざらいによる河積の確保、遊水地による洪水調節を行うこととされ、とりわけ遊水地につきましては、流域の中で12平方キロメートルから18平方キロメートルの規模で整備すること。三つ目に、頻発している内水被害に対して、関係機関と連携を図りながら内水対策の実施、流域内の保水、遊水機能の適切な保全を推進しようとすることとされているとのことであります。
 この中で、締切水門の設置についてでありますが、仮に設置となると、石狩川への出口をせき止めることとなり、大規模な排水ポンプの設置が必要となるもので、石狩川と同等に堤防を強化し、さらに流域内の適切な位置に遊水地を設置することにより千歳川の治水対策は可能であること、また、昭和56年当時でも絶えず石狩川への水の流下が確認されており、現在までの主な洪水のデータを解析、検討した結果においても、同様の結果が見られたとのことから、締切水門が必ずしも必要ではないと結論付けたとのことであります。
 今後におきましては、この石狩川水系河川整備基本方針に基づき、学識経験者により構成されている石狩川流域委員会の審議や、公聴会等を通じて地域の意見等を聴取し、年内に原案を作成し、今年度中に今後約30年にわたる河川整備の具体的な内容等を定めた千歳川の河川整備計画が策定されるとのことであります。
 また、平成17年度におきましては、当該計画に基づき、堤防強化に着手するとのことであり、遊水地につきましても円滑に地域合意が得られるよう、流域自治体と連携を密にし、地域の意向を聞き、調整を図りながら順次着手する予定とのことであります。
 これら河川整備につきましては、今後の江別市のまちづくりや産業に大きな影響を与える可能性があることから、地元住民や関係者と十分協議の上、市民にとって安全で安心な総合的な治水対策が講じられるよう望むものであり、当委員会にお きましてもその推移を注視してまいりたいと考えております。
 以上、申し上げまして、当委員会の所管事務調査報告といたします。

議長(宮澤 義明 君)

 これより建設常任委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 以上をもって、建設常任委員会所管事務調査報告を終結いたします。

各委員会所管事務調査について

議長(宮澤 義明 君)

 日程第22 各委員会所管事務調査についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 閉会中における各委員会の所管事務調査について、議会運営委員長より次期議会の会期等運営についてを、総務文教常任委員長より行財政運営について、教育行政について、以上2件を、厚生常任委員長より保健・福祉行政について、病院事業について、以上2件を、環境経済常任委員長より生活環境行政について、農業行政について、商工観光行政について、消防行政について、以上4件を、建設常任委員長より建設行政について、上・下水道事業について、以上2件を、それぞれ閉会中調査したいので、承認されたい旨の申し出がありました。
 これを承認することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。

閉会宣告

議長(宮澤 義明 君)

 今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。
 平成16年第3回江別市議会定例会は、これをもって閉会いたします。
 午後3時26分 閉会

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