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平成16年第3回江別市議会会議録(第1号)平成16年9月8日 5ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

6 議事次第の続き

認定第1号ないし認定第3号

議長(宮澤 義明 君)

 日程第11ないし第13 認定第1号 平成15年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて、認定第2号 平成15年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第3号 平成15年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて、以上3件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。

水道部長(雉子谷 清松 君)

 ただいま上程になりました認定第1号 平成15年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第2号 平成15年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて、以上2件につきまして一括してご説明申し上げます。
 初めに、水道事業会計決算でございますが、お手元の決算書16ページ及び17ページに事業概況を記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
 平成15年度の水道事業は、災害に強く安全で安心した給水サービスを図るため、引き続き配水区域のブロック化事業や老朽配水管の布設替え事業などの実施により配水管網の整備を行いました。
 また、2回線受電による安定した水道水の供給を目指し、前年度に実施設計を行った上江別浄水場受変電棟の築造及び同設備の更新を実施したほか、薬品注入ポンプ並びに配水管理システムの更新を行うなど、財政計画に基づいた施設の整備充実を図りました。
 一方、経営面についてでありますが、収益的収支につきましては、経費の節減等に努めた結果、収入の26億7,615万8,969円に対し、支出は23億9,131万9,633円の執行となり、収支差引は2億8,483万9,336円となりましたが、消費税に係る経費を整理いたしますと、当年度純利益は2億4,557万2,110円となったものであります。
 次に、資本的収支の状況でありますが、収入では企業債、補助金並びに負担金などで2億8,852万5,000円となり、支出では建設改良費、企業債償還金ほかで12億4,057万5,090円の執行となり、収支差引不足額の9億5,205万90円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金、過年度分と当年度分の損益勘定留保資金をもって補てんいたしたものであります。
 以上、決算の概要を申し上げましたが、公営企業を取り巻く環境の大きな変化や、多様化する住民意向の新たな課題に的確に対応していく中で、より安全で良質な水道水の安定した供給を目指し、今後とも効率的な住民サービスの提供と健全な事業運営が図られますよう、より一層の健全経営の確保に努めてまいりたいと考えております。
 次に、下水道事業会計決算でございますが、事業概況につきましては、決算書の17ページから19ページに記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
 平成15年度の下水道事業は、市民の安全で快適な生活環境整備を目標に、下水道施設の整備と下水道事業の普及促進に努めてまいりました。
 その結果、平成15年度末の汚水処理人口普及率は97.1%、雨水整備区域面積は市街化区域面積に対し56%の整備状況となり、汚水管及び雨水管を合わせた管きょの総延長は832キロメートルとなったものであります。
 また、前年度に引き続き、浄化センター新設2系列の建設を進めるとともに、緑町ポンプ場受変電設備及び江別太中継ポンプ場蓄電池盤の更新など、施設の更新整備を図ってまいりました。
 一方、経営面についてでありますが、効率的な事業運営に努めた結果、収益的収支につきましては、収入の30億212万9,012円に対し、支出は27億6,321万7,092円の執行となり、収支差引は2億3,891万1,920円となりましたが、消費税に係る経費を整理いたしますと、当年度純利益は2億418万5,210円となったものであります。
 次に、資本的収支の状況でありますが、収入では、企業債、補助金、負担金などで18億6,668万1,237円、支出では建設改良費、企業債償還金及び水洗化貸付事業費で29億5,107万3,962円の執行となり、収支差引不足額10億8,439万2,725円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金及び過年度分損益勘定留保資金をもって補てんいたしたものであります。
 以上、決算の概要を申し上げましたが、今後とも安全で快適な生活環境の充実に向け、より効率的な事業執行に努め、健全な財政運営を図ってまいりたいと考えております。
 なお、両事業会計の詳細につきましては、決算報告書、財務諸表及び監査委員からの決算審査意見書をご参照いただきたいと存じます。
 以上、認定第1号及び認定第2号を一括してご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。

病院事務長(池田 和司君)

 ただいま上程になりました認定第3号 平成15年度江別市病院事業会計決算を認定に付することにつきまして、その概要をご説明申し上げます。
 決算の概況につきましては、決算書の16ページから18ページに記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
 平成15年度の病院事業は、前年の診療報酬のマイナス改定やベテラン医師の相次ぐ退職により、病院事業収益に大きな影響を受けたほか、大変遺憾なことでありましたが、医療事故裁判における敗訴と和解もあり、病院全般にわたり厳しい運営を強いられることとなりました。
 まず、病院の利用状況でありますが、入院患者は12万7,310人、外来患者は33万4,000人、合計46万1,310人で、1日当たりでは1,684人となっております。
 次に、収益的収入及び支出でありますが、まず、事業収益では入院・外来ともに患者数は減少しましたが、 高度医療の提供などにより収益の確保に努めた結果、決算額は73億3,702万5,875円で、予算額を3,059万 5,875円上回り、100.4%の執行となったものであります。
 一方、事業費用では、人事院勧告に準拠したマイナス改定による職員人件費の減少や、診療材料購入単価の見直し、燃料費・光熱水費等の節減等、一層の費用削減に取り組み、決算額は74億8,160万5,716円で、予算額と比較いたしまして8,253万5,284円下回り、98.9%の執行となったものであります。
 この結果、収支差引では予算額と比較いたしまして、1億1,313万1,159円に圧縮されたものの、依然、医療機器にかかわる借入金の償還利息や減価償却費等の負担が大きく、当期純損失は1億4,977万4,435円を生じ、当年度未処理欠損金は31億3,657万5,661円となったものであります。
 次に、資本的収入及び支出でありますが、収入では、放射線科エックス線テレビ装置の更新など、医療機器 整備に係る企業債、出資金等をあわせまして、決算額は5億4,877万5,000円となり、支出の決算額は8億 572万754円となり、収支差引で2億5,694万5,754円の不足額を生じましたので、当年度分損益勘定留保資金をもって補てんいたしたものでございます。
 以上が決算の概要でありますが、単年度収支では赤字決算となったものの、医業収益では診療単価の増など、費用では経費節減により予定の損失を1億1,000万円余り下回ったものであります。
 依然として医療制度改革など自治体病院を取り巻く経営環境は厳しい状況にあり、平成15年度は経営健全化を推進するため事務局内に担当主幹を配置し、また院内の医療安全管理を担当する看護師長を配置したほか、当院と市内医療機関との連携を図るため地域医療連携室の再編を行うなど、組織機構の強化を図ってまいりました。今後とも安全で質の高い医療サービスを提供するとともに、経営基盤の確立を図るべく一層の努力をしてまいる所存でございます。
 詳細につきましては、決算報告書及び財務諸表並びに監査委員からいただいております決算審査意見書をご参照のほどお願い申し上げます。
 以上、認定第3号につきましてご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。

議長(宮澤 義明 君)

 これより認定第1号ないし認定第3号に対する一括質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 ただいま上程中の認定第1号ほか2件については、9名をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 お諮りいたします。
 ただいま設置されました決算特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、五十嵐議員、春日議員、齊藤議員、坂本議員、鈴木議員、高橋議員、立石議員、堀内議員、山本議員、以上9名を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。
 ただいま設置されました決算特別委員会の正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。

午前11時07分 休憩
午前11時26分 再開

議長(宮澤 義明 君)

 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 この際、当職より報告いたします。
 先ほど設置されました決算特別委員会の委員長に立石議員、副委員長に山本議員がそれぞれ互選された旨の報告がありました。

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