平成16年第2回江別市議会会議録(第4号)平成16年6月16日 10ページ
6 議事次第の続き
意見書案第9号
議長(宮澤 義明 君)
日程第23 意見書案第9号 認可外保育施設の保育料を消費税非課税扱いとすることを求める意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
高橋 典子 君
ただいま上程になりました意見書案第9号 認可外保育施設の保育料を消費税非課税扱いとすることを求める意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき、江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
提出者は、岡村議員、春日議員、坂下議員、高間議員、堀内議員、そして私、高橋でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
認可外保育施設の保育料を消費税非課税扱いとすることを求める意見書
現在、国では待機児童ゼロ作戦を推進し、待機児童解消に取り組んでいます。
また、北海道においても認可保育所の整備を続けるとともに、独自の保育策として、小規模な認可外保育施設等における0歳児や長時間保育など、独自の事業が待機児童解消のための有効な施策として機能していることは、国も認めているところです。
平成16年4月1日からの改正消費税法の適用によって、認可外保育施設を運営する多くの事業者が消費税課税事業者となり、利用する保護者あるいは事業者の負担増となります。認可外保育施設といえども児童福祉法に定める認可保育所に準じた施設であり、負担増は利用に対する影響が懸念されるものであります。
よって、国におかれましては、次世代育成支援対策を推進し、保育施策の充実を図る国の施策とも照らし、公的役割を果たしている認可外保育施設の保育料を消費税非課税扱いとするよう、税制度の改正を行うことを要望いたします。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成16年6月16日、北海道江別市議会。
提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣あてであります。
よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(宮澤 義明 君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第9号 認可外保育施設の保育料を消費税非課税扱いとすることを求める意見書に対する討論に入りま す。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、意見書案第9号を採決いたします。
意見書案第9号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
意見書案第10号
議長(宮澤 義明 君)
日程第24 意見書案第10号 地球温暖化防止のための森林吸収源対策の確実な推進を求める意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
坂伸 一 君
ただいま上程になりました意見書案第10号 地球温暖化防止のための森林吸収源対策の確実な推進を求める意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき、江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
提出者は、川村議員、齊藤議員、鈴木議員、高橋議員、星議員、そして私、赤坂でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
地球温暖化防止のための森林吸収源対策の確実な推進を求める意見書
北海道の森林は、本道面積の7割を占め、エゾマツやミズナラに代表される天然林やカラマツなどの人工林が豊かに広がり、シマフクロウやヒグマなどの野生生物の生息の場として北海道特有の豊かな生態系を育むとともに、地域の産業の資源となるなど重要な役割を果たし、道民のかけがえのない貴重な財産となっています。
江別市においても、都市近郊の広大な平地原生林としては世界的にも珍しい野幌森林公園を有し、人々や自然の生態系にとっても貴重な森林として守られてきています。
このような中で、北海道では、林業・木材産業の採算性の悪化などの厳しい情勢から、間伐や植林などの事業活動が停滞しており、このままでは、森林の持つ多面的機能の持続的な発揮が危ぶまれることから、全国に先駆けて「北海道森林づくり条例」を制定し、その基本理念である「地域の特性に応じた森林づくり」を進めているところです。
また、本年は、洞爺丸台風による森林被害から50年の節目を迎えており、改めてその復興の歴史と森林の果たすべき役割を見つめ直し、森林整備の推進の契機とする必要がある一方、京都議定書では、我が国の温室効果ガス削減目標6%のうち3.9%を森林で確保することとしており、とりわけ全国の森林面積の4分の1を占める北海道の森林に対しては、二酸化炭素の吸収・貯蔵を通じて地球温暖化を防止する機能を発揮する上で、国民から大きな期待が寄せられています。
よって、国におかれましては、国際公約となっている京都議定書における二酸化炭素吸収量を確保していくためには、森林整備に必要な財源の確保と道産材の利用を促進し、森林吸収源対策を着実に進めていくとともに、林業・木材産業の活性化、山村地域振興を図られるよう強く要望いたします。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成16年6月16日、北海道江別市議会。
提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、環境大臣あてであります。
よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(宮澤 義明 君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第10号 地球温暖化防止のための森林吸収源対策の確実な推進を求める意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、意見書案第10号を採決いたします。
意見書案第10号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
意見書案第11号
議長(宮澤 義明 君)
日程第25 意見書案第11号 緊急地域雇用創出特別交付金制度に関する意見書を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
齊藤 佐知子 君
ただいま上程になりました意見書案第11号 緊急地域雇用創出特別交付金制度に関する意見書につきましては、地方自治法第99条に基づき、江別市議会会議規則第13条の規定により提出したものでございます。
提出者は、赤坂議員、川村議員、鈴木議員、高橋議員、星議員、そして私、齊藤でございます。
以下、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
緊急地域雇用創出特別交付金制度に関する意見書
長引く不況の下、我が国の経済を支えてきた中小企業の経営状態の悪化、倒産等が相次ぎ、雇用の危機はますます深刻の度を深めています。
平成11年度から3年間実施した緊急地域雇用特別交付金制度に引き続き、平成14年度から16年度まで継続された緊急地域雇用創出特別交付金制度は、即効性のある対策として、雇用・就業機会の創出を目的に国の事業として創設されたものであり、就職困難者の雇用創出を中心に一定の効果を上げ、雇用対策として重要な役割を果たしてきたところであります。
しかしながら、北海道の完全失業率は、平成15年平均で6.7%と全国平均を大きく上回り、依然として厳しい雇用情勢が続いている中で、本制度が平成16年度をもって終了することは、地方自治体の雇用・失業対策に重大な影響が生じるばかりでなく、地域経済にも大きな影響を及ぼすことにもなりかねません。
よって、国におかれましては、本制度の重要性を鑑み、平成17年度以降も継続するとともに、実情に即した交付金の配分と運用しやすい制度の改善・拡充を図られますよう強く要望いたします。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
平成16年6月16日、北海道江別市議会。
提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣あてであります。
よろしくご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(宮澤 義明 君)
これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより意見書案第11号 緊急地域雇用創出特別交付金制度に関する意見書に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、意見書案第11号を採決いたします。
意見書案第11号は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
各委員会所管事務調査について
議長(宮澤 義明 君)
日程第26 各委員会所管事務調査についてを議題といたします。
お諮りいたします。
閉会中における各委員会の所管事務調査について、議会運営委員長より次期議会の会期等運営についてを、総務文教常任委員長より行財政運営について、教育行政について、以上2件を、厚生常任委員長より保健・福祉行政について、病院事業について、以上2件を、環境経済常任委員長より生活環境行政について、農業行政について、商工観光行政について、消防行政について、以上4件を、建設常任委員長より建設行政について、上・下水道事業について、以上2件を、それぞれ閉会中調査したいので承認されたい旨の申し出がありました。
これを承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
閉会宣告
議長(宮澤 義明 君)
今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。
平成16年第2回江別市議会定例会はこれをもって閉会いたします。
午後 4時54分 閉会