小森忍・河井寛次郎・濱田庄司 ―陶磁器研究とそれぞれの開花― 終了しました
チラシ(表) [PDFファイル/174KB] チラシ(裏) [PDFファイル/807KB]
日本陶芸の発展に多大な功績を残した小森忍(1889-1962)、河井寛次郎(1890-1966)、濱田庄司(1894-1978)は、近代日本の陶磁器研究の拠点であった京都市陶磁器試験場で、日々釉薬等の研究に心血を注いでいきます。ここでの経験は、三人の制作の基礎となり、それぞれの陶芸の確立に大きく影響していきます。
以後、この三人は、置かれた境遇の違いにより華開く時期、活躍するステージは異なりましたが、常に刺激し合いながら、各々新しい表現への挑戦を重ね、その個性を磨いていきます。そして、現代の人をも魅了してやまない作品が数多く生み出されました。
本展は、“陶磁器界の三天才”とも称されたそれぞれが追い求めた美の形、その個性と表現方法を制作年順に沿って紹介します。同時代を生き、生涯にわたり交友を持ち続けた三人の作品をとおして、三人が確立した独自の陶芸の世界をご覧いただければと思います。
※河井寛次郎の「寛」の字について、正しくは最終画に「ヽ」がつきます
会場風景
主 催
江別市、NHK札幌放送局、NHKプラネット北海道
共 催
北海道、北海道教育委員会
展示作品等
小森忍 藍青宝石釉棗壺 河井寛次郎 三色打薬扁壺 濱田庄司 糠釉鉄絵扁壺
(河井寛次郎記念館 蔵) (益子陶芸美術館 蔵)
開催期間
令和元年6月22日(土曜日)~8月25日(日曜日)
観覧時間
9時30分~17時(入場は16時30分まで)
観覧料金
一般 800円(600円)、高大生 500円(400円)
※( )内は20名以上の団体
※中学生以下、身障者手帳受給者は無料
展示図録等![画像:図録の表紙](/uploaded/image/28268.jpg)
今回の企画展「小森忍・河井寛次郎・濱田庄司-陶磁器研究とそれぞれの開花-」の図録を総合案内窓口で販売しております。
なお、郵送で購入をご希望の場合は、事前に電話などでお問い合わせください(現金書留でのご購入となります)。
発行 令和元年(2019)6月 B5版変形224ページ、価格 2,100円
*価格には消費税が含まれています。
開催期間中は、「絵はがき」「A4クリア・ファイル」「一筆箋」など今回の展示会用に作成したオリジナルグッズも販売しています。巡回する4カ所の展示会場でしか手に入らない、希少価値のある品々となります。こちらも総合案内窓口でお求めになれます。
また、今回作品を借用した、(公財)濱田庄司記念益子参考館・河井寛次郎記念館のご協力により、各館のオリジナルグッズも取り扱っております。
関連事業
●開会記念講演&作品解説「陶磁器界の三天才-小森・河井・濱田の軌跡」(終了しました。)
明治から昭和にかけて日本の陶磁器界に多大な功績を残した、小森忍・河井寛次郎・濱田庄司の軌跡について学び、その後展示室にて作品解説をしていただきます。
講 師 瀬戸市美術館 服部 文孝 館長
日 時 7月6日(土曜日) 13時30分~15時00分
会 場 講演会は研修室、作品解説は展示室
参加料 無料
※講演会参加の方は、作品解説時の観覧無料
申 込 6月23日(日曜日)から電話(011-385-1004)
または直接センター窓口へお申し込みください。(受付は9時~17時)
服部館長の作品解説風景
●初夏を味わう茶席(終了しました。)![chakaip](/uploaded/image/28255.jpg)
協 力 武者小路千家北海道官休会
日 時 7月7日(日曜日) 10時30分~15時00分
席 料 (前売) 一般 1,400円、高大生 1,200円
中学生以下 800円
(当日) 一般 800円、高大生 800円
中学生以下 800円
※前売券は観覧料込、当日券は要観覧料
(中校生以下は観覧無料)
※お菓子がなくなり次第終了
当日のお茶席風景
●金継体験「よみがえれ!金継チャレンジ教室」(終了しました。)
合成漆を使い、欠けた器や割れた器の簡単な修復方法を学びます。修復した器は乾燥後お渡しします。
日 時 8月25日(日曜日) 10時00分~16時00分
講 師 セラミックアートセンター陶芸指導員
対 象 一般(先着20名)
参加料 1,000円
持ち物 割れた器・欠けた器・昼食
申 込 8月11日(日曜日)から電話(011-385-1004)または直接センター窓口へお申し込みください。(受付は9時~17時)
※本漆を使用する修復方法ではありませんので、食器など食品に触れるものはおすすめいたしません。
※また、大きく欠損・複雑な割れは修復できません。詳しくはお問い合わせください。
助 成
芸術文化振興基金助成事業