尾形香三夫 追悼展
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年6月11日更新
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尾形香三夫(1949-2022)は岩見沢市出身の陶芸家で、生涯、北海道を拠点として制作活動を行いました。
尾形氏の作品は、幾何学模様のような細密な線の組み合わせによる美しさが特徴的な「スーパー練上*(ねりあげ)」と呼ばれる技法を駆使し、国内外で高い評価を得ました。同氏の作品は、アメリカ・メトロポリタン美術館、ボストン美術館、シカゴ美術館等、世界の名立たる美術館にも収蔵されています。
今回の企画展では、陶芸家として歩み始めた1980年代初頭から、独自の練上技法を確立した2020年までの約40年にわたり制作された作品38点を年代順に紹介し、尾形氏の多彩な技術の進化と、晩年まで追い求めた練上技法の“妙”を紹介します。
* 練上…異なる色の粘土を練り合わせ、その伸び縮みで模様を表わす技法。
展示作品(一部)
《練上流線文角皿》1993年
《練上幻化裂文壷》1995年
《練上陶板“眩暈”》2003年
《練上陶 天翔る舟》2020年
開催期間
令和7年6月21日(土曜日)~8月3日(日曜日)
休館日
月曜日(7月21日を除く)、7月22日(火曜日)
観覧時間
9時30分~17時(入場は16時30分まで)
観覧料金
高校生以上350円(280円)、小・中学生150円(120円)
※( )内は20名以上の団体料金
※身障者手帳受給者は無料
主催
江別市、江別市教育委員会