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「江別ってどんなまち?」と聞かれたときの対処法 | えべつのじかんコラム

コラムのイメージ画像

江別市に住んでいると、札幌市や道内外の親戚・友人などから「江別ってどんなまち?」と聞かれることも少なくないでしょう。

そんなとき、どう答えていますか?

一般的に自治体PRに良く使われる素材としては、特徴的な産業や、特産品、観光地などがあげられます。

これらの視点から江別を説明しようとすると、「市内でれんがが生産されていて、小麦とかブロッコリーが有名で、町村農場やアースドリーム角山農場などがある」となります。

これはこれで間違いではありませんが、親戚や友人が尋ねるときには、あなたの暮らしぶりと重ねて地域の風景を想像しようとしているのではないでしょうか。

ここで、今年40歳を迎えた東京出身のA子とB美の会話に耳を傾けてみましょう。

 

東京出身の2人 ひさしぶりの女子会にて

女子会イメージ画像
 

2人は、高校時代の同級生。今日は、B美が出張で札幌市に来ていたので、A子は子守りを夫に任せてススキノで久しぶりの女子会です。

【登場人物】
A子A子 A子は7年前に結婚を機に夫の勤務地である札幌市へ。2年後に子どもを出産。そして昨年、隣町の江別市へ一戸建てを建てて引っ越してきました。
B子B美

B美は、東京で小さな会社を経営していて、東京の郊外で夫と2人暮らし。賑やかで活気のある都会暮らしには満足していますが、たまに疲れを感じることもるみたい。

さて、2人はどんな会話をしているのでしょう。

 

「江別市って、聞いたことないけど、どんなまちなの?」

B美

 

B美  「A子が住んでる江別市って、聞いたことないけど、どんなまちなの?」

A子
A子  「ひとことで言うと、札幌と郊外地を繋いでいるまち、っていう感じかなぁ」

 

A子A子  「江別市は札幌市のすぐ隣にあるから、札幌に通勤している人も多いんだけどね、札幌と逆方向を見たら、すぐそこが農業地帯なわけ。ベッドタウンと言われながらも結構近郊農業が盛んでさ。だから休日は、郊外地に遊びに行くのにも渋滞に巻き込まれることは無いし、すごく楽だよ。」

B美B美  「へえ、ベッドタウンなのに農業が盛んなんだ。首都圏でいうと・・・例えばネギが有名な埼玉県深谷市とか、カブの生産量日本一の千葉県柏市とか?そんなポジション?」


A子

A子  「・・・」

 

「札幌との距離感が絶妙なんだよねー」

電車のイメージ画像


B美B美  「深谷市から東京駅までは電車で1時間半くらいだし・・・、柏市でも1時間くらいかかるねえ。江別も札幌に通勤するならそれなりに疲れそうだね」

 

A子A子  「そんなことないよ。札幌駅までは電車で20分くらいで着くし、江別市内を走っているのはJR函館本線なんだけど、新千歳空港と札幌を結んでいる千歳線と比べると、混雑は全然~ちがう。特に、江別駅発っていう便もあるから、それだと高い確率で座れるという特典もあるよ。」


B美B美  「座って20分って!天国じゃん!」

 

A子A子  「でしょ?でもね、札幌に近すぎると、住んでいる人たちは、札幌と同化されるのは嫌だっていう故郷意識みたいのがあって、地域づくりに熱い情熱を持っている人が多いって・・・こないだ北海道新聞で読んだ(笑)。」


B美B美  「新聞情報か(笑)」

 

A子A子  「私はまだ、住みはじめたばっかりだから、これから開拓するんだよ。こないだは駅前のカフェバーで“子連れ歓迎”のパーティに参加したから新しい知り合いも増えたし。」

 

「私的には、朝採り野菜があるって、まるでセレブ」

A子A子 「・・・とりあえず、車で10分の距離に農産物直売所があるって、すんごいイイよ。朝採れの野菜って全然違うから!ヤバイよ。」

 

B美
B美  「あんたは、セレブか・・・(笑)」

 

直売所イメージ画像
 

A子A子 「子どもを幼稚園に送り出してから、車をちょっと走らせてさ、10分くらいで直売所。買い物している最中にも、農家の人が納品に来ていたり・・・ほんと、採れたてを食べたら価値観が変かわるからっ!」


B美B美 「PR大使かよ」

 

A子
A子 「もうギャルじゃないしね、それにパリピでもないし(笑)、子育てしながら暮らすんなら、江別ってちょうどイイよ。」


B美B美 「なるほどね~熱く語るから、ビシビシ伝わってきたよ(笑)」

 

「なんかもう・・・最近、地元愛が湧き出てきちゃって(笑)」

B美
B美  「ってゆーか飲もうよ!まだ時間大丈夫なんでしょ?」


A子A子  「終電は11時59分だから、まだまだだよ~」

 

B美
B美  「明日に響かないかい?(笑)。」

 

ペペロンチーノイメージ画像


A子

A子  「ちょっと、ちょっと~これ注文しようよ。イカゴロルイベ!食べたことないっしょ?日本酒に合うからさ」

 

B美

B美  「オヤジかよ(笑)」

 

A子

A子  「あっ!このメニュー見てぇ!“江別産野菜のペペロンチーノ”だって(笑)」

 

B美
B美  「美味しそう~♪それ食べたい~」

 

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B美は、A子の話から充実した生活ぶりを垣間見て、江別に住むことの良さを感じ取ったのでした。

やっぱり、自分が生活の中で日々感じていることって、すごく相手に伝わるものなんですね。(完)

 

【リンク】

江別が“れんがのまち”と呼ばれる理由※初級編(関連記事)

身近に野菜直売所がある生活(関連記事)

JR駅から徒歩圏内で住みよい江別市(関連記事)

江別市から各高校&各大学への通学時間を計測してみた(関連記事)


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