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平成15年第4回江別市議会会議録(第3号)平成15年12月11日 2ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

6 議事次第

開議宣告

議長(宮澤 義明 君)

 これより平成15年第4回江別市議会定例会第9日目の会議を開きます。
 ただいまの出席議員は27名で定足数に達しております。

議事日程

議長(宮澤 義明 君)

 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。

諸般の報告

議長(宮澤 義明 君)

 次に、諸般の報告を事務局長に報告させます。

事務局長(浦島 忠勝 君)

 ご報告申し上げます。
 本日の会議に尾田議員が欠席、赤坂議員が遅刻する旨の通告がございました。
 以上でございます。

会議録署名議員の指名

議長(宮澤 義明 君)

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議規則第111条の規定により、五十嵐議員、吉本議員を指名いたします。

一般質問

議長(宮澤 義明 君)

 日程第2 一般質問を順次行います。
 星議員の明年度の予算編成に向けての市民へのメッセージについてほか4件についての質問を許します。通告時間30分。

星 秀雄 君

 ただいま議長よりお許しを得ましたので、順次ご質問を申し上げますので、お答えのほどよろしくお願い申し上げます。
 今年は春の統一地方選挙と、11月には衆議院が解散され選挙となり、地方、国の進むべき方向を示す重大な選挙でありました。私も含め皆さんとともに市民の負託にこたえる民生の福祉向上と市民ニーズに適応したまちづくりに努力したいものと誓っているところであります。
 さて、小川市長3期目の誕生を市民は選択しました。小川市長を選んで良かったとの、この期待は大きいものでありましょう。
 そこで、明年度の予算の編成についてお尋ねします。
 今次のバブル崩壊後の不況の中で、三位一体改革で国からの各補助金の削減、各省庁関係では、主に厚生労働省関係が多く、介護、その他福祉関係などの補助率の引下げ、公共投資の削減、農業に関する予算削減まで、この11月29日政府案として方向性が発表されました。昨日おおむね1兆円の削減枠が出ましたので、これらの当市における影響度と今後の対応策についてお尋ねしたい。また、国税から地方税への税源移譲も含めた見通しについてもお聞かせ願いたいのであります。
 右肩上がりの時代から急降下の不況時代へと、市民の失望と元気のない状況は十分承知しておりましょう。市長はどう市民に現状認識をしていただき、元気が出て希望のあるメッセージを市民は望んでいることでしょう。もし来年に向けての何か準備があればお伺いしたいのであります。
 さて、今定例会でご承認されました新総合計画は、広く市民の皆さんや専門的立場の方々、ワークショップの検討、市議会での総合計画を審査検討を日夜違わぬご議論を重ねられ、明日への確かな江別市の第5次総合計画の船出をしました。つきましては、平成16年度の前倒しで発足した総合計画の初年度として具現化した予算編成になるものと思いますが、そのように理解してよいものかお伺いします。
 次に、合併問題についてですが、所管でありますので、大綱だけといたします。
 去る所管委員会での報告では、近隣自治体との合併は、市長の政治判断として平成17年3月までの特例法の期限内までは合併しないとのことであります。特例法の失効後は、国においてはさらに合併進展策について新法制定をもって対応しようとするが、既に第27次地方制度調査会が政府に対して答申したもので、その内容で平成17年4月以降の扱いと、その多様な方策等があります。これらに対しても呼応していくものかどうかお伺いしたいのであります。
 また、近隣自治体との広域的な事業や役割が発生したり、また効果ある行政運営や住民サービスが生まれた場合は、将来的にも合併があるのでしょうか。これらについてもお伺いしたいのであります。
 次に、総合計画で、将来の都市像のまくらことばに必ず原始林と母なる川、石狩川に抱かれたふれあいのまちとあります。江別市に住んで良かったの中で、自然の恵みを活用し、水と緑が豊かな自慢のあるまちであります。
 さて、この緑の原始林と鉄道林の防火と保全についてお尋ねいたします。
 地球温暖化現象で、酸素を増やす森林は正しく他市にない環境として、原始林は市民をはぐくむものであります。原始林の保全については、国有林ですし、北海道が管理しておりますので、特段の意見を申し上げませんが、最近林内の風倒木や枯れ枝などの整理に対して、管理者はその専門的知識や森を守る観点からプロであり、先般この問題にいささかご意見を挟む団体があるようですが、安全で安心な森林浴ができるよう望みます。
 鉄道林についてであります。私の祖父から教わったことですが、トウヒは50数年で一気に枯渇すると聞いて、私の庭のトウヒも枯れてしまいました。100年ないし200年と育つ木ではないと聞いております。昔は建設丸太として活用したもので、それなりに利用価値はあったが、もうそろそろ鉄道林の更新若しくは手を加える時期が来たと思いますが、どのように処置しようとしているのかお伺いいたしたいと思います。
 さらには、火災を含めた防火対策についてお伺いします。
 忘れもしない昨年12月23日、厳寒の中、西野幌の原始林に近い民家を焼失したものでありますが、夜半の火事が朝方まで消火作業がかかったことが記憶に残っております。水の手当てがなければ消せない水の補給は、タンク車で運ぶ手段しかなかったのであります。初期消火はできるだけ近くに水があることが条件かと思います。幸いにして山のりょう線から流れる沢水を利用した堤があります。これらを利用できないものかとお伺いします。また、周辺の農家や民地境界の方々にはどのような協力体制をとっているのかもお知らせください。
 この10月末から11月2日まで、アメリカ、カリフォルニア州の山火事は、焼失面積30万ヘクタール、死者20人、焼失家屋3,300軒、手を付けられず雨が降り、積雪でやっと鎮火したニュースが新しい。是非水をためていただくことが大事だと思います。この秋にはトンボが見えませんでした。水田や水たまりやゆう水も少なく、自然が共生できる施設にしたら一石二鳥ではないかと思います。
 次に、ごく小さな市民サービスを提唱してみたいのであります。
 今年も残すところ20日ほどになりました。両親や家族を離れて帰省した方々に、お帰りなさいと優しい気持ちでお迎えしてはとのことです。最近では各ご家庭では車が二、三台、路上駐車もやむなしですが、除雪や火災などにも支障を来しましょう。せいぜい三箇日ぐらいは公共施設などの駐車場を利用でき、また開放してはと、ささいな提案ではございますが、いかがかと思ってお伺いします。
 最後の質問とします。
 新総合計画では、当市の農業のあるべき姿を明示しておりますが、喫緊の問題として農政の一環である米政策改革大綱をどのように取り組み、行政の立場で指導、助言し、農家の安定を図っていくかについてのお伺いであります。
 国の米政策がかなり変化してきました。いずれも三位一体改革の流れになるので、補助金、交付金の削減であると思います。米が余剰した対応として、もう米は要らない、作らないでくれということで生産調整し、水田面積割に交付されたのが、それが休耕田の補償方式であります。かろうじて高齢者や担い手不足は、このことによってカバーされた部分もあります。農業の姿でもあります。
 これからは農業の担い手の位置付けを明確にして、生産者や農業団体が主役となり、地方公共団体が指導、助言しながら、平成16年度から米の政策改革大綱をしなければならず、これらの施策、つまり各自治体では地域水田農業ビジョンづくりをし、さきに述べた面積配分の精算から、米の生産目標の数量が決められ、地域農業が一段と調整が必要となってきましょう。
 ちなみに、平成14年度は転作奨励金は江別市においては18億2,000万円、新年度にはビジョンを最大限に構築しても13億5,500万円で、その差4億4,000万円が不足となっているのであります。
 北海道は食料の基地だ、増産に向けて作れ、作れの政策が、米が余ったから米を作るのをやめろでは、農民は迷った小羊のようなものでありましょう。厳しい現状認識した諸課題について申し上げましたが、よろしくご回答のほどをお願い申し上げます。
 以上でございます。

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