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令和3年第3回江別市議会定例会会議録(第1号)令和3年9月1日

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年11月25日更新

1 出席議員

25名

議長 宮本 忠明 君 副議長 島田 泰美 君 
議員 高橋 典子 君 議員 佐藤 美佐子 君
議員 吉本 和子 君 議員 角田  一 君
議員 芳賀 理己 君 議員 本間  憲一 君
議員 鈴木 誠 君 議員 猪股 美香 君
議員 岡 英彦 君 議員 石田 武史 君
議員 高間 専逸 君 議員 三角 芳明 君
議員 清水 直幸 君 議員 干場 芳子 君
議員 諏訪部 容子 君 議員 佐々木 聖子 君
議員 稲守 耕司 君 議員 内山 祥弘 君
議員 齊藤 佐知子 君 議員 徳田 哲 君
議員 奥野 妙子 君 議員 相馬 芳佳 君
議員 裏 君子 君    

2 欠席議員

0名

3 説明のため出席した者の職氏名

市長 三好 昇 君 副市長 後藤 好人 君
水道事業管理者 佐藤 哲司 君 総務部長 萬 直樹 君
企画政策部長 川上 誠一 君 生活環境部長 金子 武史 君
経済部長兼
総合特区推進監
福島 和幸 君 健康福祉部長 白崎 敬浩 君
建設部長 佐藤 民雄 君 病院事務長 白石 陽一郎 君
病院経営推進監 渡部 丈司 君 水道部長 菊谷 英俊 君
会計管理者 多田 清人 君 総務部次長 野口 貴行 君
財務室長 石田 賢治 君 教育委員会教育長 黒川 淳司 君
教育部長 西田 昌平 君 監査委員 中村 秀春 君
監査委員事務局長 湯藤 維之 君    

4 事務に従事した事務局員

事務局長 三上 真一郎 君 次長 宮沼 直之 君
庶務係長 竹下 靖子 君 議事係長 坪松 隆 君
主査 小川 和幸 君 主任 岡村 英治 君
主任 川上 静 君 主任 渡辺 輝 君
事務補助員 猪部 みゆき 君    

5 議事日程

日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 諸般の報告
日程第 4 行政報告
日程第 5 陳情第1号 道立自然公園野幌森林公園内の江別市道の「歩道」化を求めることについて
日程第 6 議案第42号 江別市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について
日程第 7 議案第41号 江別市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第 8 議案第43号 令和3年度江別市一般会計補正予算(第3号)
日程第 9 議案第44号 令和3年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第10 認定第1号 令和2年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて
日程第11 認定第2号 令和2年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて
日程第12 認定第3号 令和2年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて
日程第13 報告第18号 専決処分について
日程第14 報告第19号 江別市水道事業会計資金不足比率の報告について
日程第15 報告第20号 江別市下水道事業会計資金不足比率の報告について
日程第16 報告第21号 江別市病院事業会計資金不足比率の報告について

 6 議事次第

◎ 開会宣告・開議宣告

議長(宮本忠明君)

これより令和3年第3回江別市議会定例会を開会いたします。
ただいまの出席議員は25名で定足数に達しております。
直ちに本日の会議を開きます。

◎ 議事日程

議長(宮本忠明君)

本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。

◎ 会議録署名議員の指名

議長(宮本忠明君)

日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第111条の規定により、
稲守議員
齊藤議員
を指名いたします。

◎ 会期の決定

議長(宮本忠明君)

日程第2 会期の決定についてを議題と致します。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、あらかじめ議会運営委員会と諮り、本日から28日までの28日間とし、2日から8日まで、11日及び12日、並びに14日から27日までは委員会審査等のため、本会議を休会と致したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。

◎ 諸般の報告

議長(宮本忠明君)

日程第3 諸般の報告を事務局長に報告させます。

事務局長(三上真一郎君)

御報告申し上げます。
今議会におきます地方自治法第121条の規定によります説明員は、別紙印刷物のとおりでございます。
また、今議会に提出されました案件の数並びに閉会中の議長事務報告につきましても、印刷物に掲載のとおりでございます。
さらに、監査委員から報告のありました令和3年度定期監査前期の報告、及び例月出納検査結果報告5月分ないし7月分につきましても、お手元に配付のとおりでございます。
以上でございます。

◎ 行政報告

議長(宮本忠明君)

日程第4 行政報告を議題と致します。
行政報告を求めます。

市長(三好 昇君)

私から行政報告を申し上げます。
初めに、8月18日に北広島市で開催されました令和3年石狩教育研修センター組合議会第2回定例会について御報告申し上げます。
付議されました案件は、資料1ページ、1の会議(1)に記載の石狩教育研修センター組合議会議長の選挙についてほか計6件で、いずれも承認、可決されております。
案件の1及び2の議長及び組合長の選挙についてでありますが、議長には、千歳市議会議員の五十嵐桂一氏が、また、組合長には、北広島市長の上野正三氏が、それぞれ当選されております。
次に、案件の3、同組合教育委員会委員の任命についてでありますが、恵庭市教育委員会教育長の岩渕隆氏が、新たに任命されております。
次に、案件の4、同組合公告式条例等の一部を改正する条例についてでありますが、引用している法律等の改正に伴い、引用条項など所要の改正を行うものであり、提案のとおり可決されております。
次に、案件の5、令和3年度石狩教育研修センター組合一般会計補正予算(第1号)についてでありますが、新型コロナウイルス感染症対策に要した経費などとして、資料2ページ、別紙1、補正額のとおり、280万2,000円を、歳入歳出ともに増額補正したことにより、それぞれの総額が3,299万4,000円となっております。
次に、案件の6、令和2年度石狩教育研修センター組合一般会計歳入歳出決算認定についてでありますが、資料3ページ、別紙2のとおり、歳入は、当組合を構成する市町村からの負担金のほか、使用料、繰越金、道補助金などにより、収入済額3,306万7,543円、歳出は、議会費、総務管理費、教育総務費などにより、支出済額2,986万5,475円となっております。
その結果、歳入歳出差引き残額320万2,068円は、次年度へ繰越しとなり、決算につきましては、全て認定されております。
次に、国費予算要望について御報告申し上げます。
石狩管内市町村で構成しております北海道石狩地方開発促進期成会及び関係8市町で構成しております道央圏連絡道路整備促進期成会の合同により、各年度の必要な事業予算の確保などについて、毎年上京し、直接、国土交通省など関係省庁、関係国会議員等に対し、要望を行ってきております。
しかし、今年度におきましても、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、昨年度と同様に、関係省庁、関係国会議員等への要望書の送付をもって、要望を行ったところでございます。
北海道石狩地方開発促進期成会の令和4年度開発関係予算に関する要望項目につきましては、資料4ページ、別紙3に記載の13項目でございます。
次に、令和3年度工事契約状況についてでありますが、資料5ページ、別紙4のとおり、8月6日現在におきまして、総務部契約関連では、土木工事、建築工事を合わせて、契約件数64件、契約率88.4%、水道部契約関連では、水道工事、下水道工事を合わせて、契約件数37件、契約率74.4%となっております。
詳細につきましては、資料6ページから9ページまでに記載のとおりでございます。
以上をもちまして、私からの行政報告を終わります。

議長(宮本忠明君)

これより行政報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、行政報告を終結いたします。

◎ 陳情第1号

議長(宮本忠明君)

日程第5 陳情第1号 道立自然公園野幌森林公園内の江別市道の「歩道」化を求めることについてを議題と致します。
総務文教常任委員長の報告を求めます。

総務文教常任委員長(諏訪部容子君)

ただいま上程されました陳情第1号 道立自然公園野幌森林公園内の江別市道の「歩道」化を求めることについて、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
委員会の開催日は、お手元に配付の付議事件審査結果報告に記載のとおりであります。
委員会では、陳情者からの意見陳述の後、担当部局に対し、陳情者が歩道化を求めている市道の範囲のほか、市道認定となった経緯などの資料の提出を求め、審査を進めてまいりました。
討論の状況について申し上げますと、初めに、不採択とすべきとの立場の委員からは、歩道化を求めるために市道を廃止することは、江別市が道路管理者としての役割を果たすことができなくなることで、歴史ある道立自然公園野幌森林公園において自然環境を保護する責任を国や北海道が負うこととなり、先人たちの思いを江別市が主体的に受け継ぐことができなくなるおそれがあるほか、陳情者団体や地域団体の高齢化により、今後の自然保護や保全活動の継続性に疑問があることに加え、市道を含めた、今後の道立自然公園野幌森林公園の保全の在り方の議論が不足していると考えることから、不採択とすべきと述べられております。
一方、趣旨採択とすべきとの立場の委員からは、市道の歩道化を求める陳情者の活動の中で、貴重な植物の保護活動が行われたことにより、ごみの不法投棄防止のパトロール強化や通行抑制に関する看板の設置がなされ、交通量が減少し、不法投棄が抑制されるなど、自然保護につながっていると考える。野幌基線道路における交通量調査によると交通量は逓減しているが、一定数の車両の利用があり、この市道が地域周辺の交通機能ネットワークにおいて役割を終えていると判断するためには、今後、近隣住民の意向や利用状況を総合的に検討する必要があると考えることから、趣旨採択とすべきと述べられております。
以上の討論の後、採決を行いました結果、陳情第1号については、多数により、不採択とすべきものと決しております。
当委員会に付託されました陳情第1号の審査の経過と結果については、以上のとおりであります。
よろしく御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(宮本忠明君)

これより総務文教常任委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で、総務文教常任委員長報告を終結いたします。
これより陳情第1号 道立自然公園野幌森林公園内の江別市道の「歩道」化を求めることについてに対する討論に入ります。
討論ありませんか。

佐々木聖子君

陳情第1号 道立自然公園野幌森林公園内の江別市道の「歩道」化を求めることについて、趣旨採択とすべき立場から討論いたします。
委員会での審査において、道立自然公園野幌森林公園内の道路は、自然保護を目的に、北海道立自然公園条例に基づき昭和43年の公園計画において歩道として位置づけられてはいるものの、小野幌野幌間道路、西野幌開拓支線、西野幌22林班開拓道路は旧来から市道であり、車の通行が可能となっており、現在も年交通量は減少してはいるものの、利用されていることが明らかになりました。
また、平成15年7月には近隣住民との意見交換会が開催され、当該道路を生活道路として利用していることから廃道には反対であるとの意見があったことや、近隣住民に対しては通行証の発行を行っており、陳情内容にありますように、当該道路が地域周辺の交通機能ネットワークにおいて役割を終えていると判断するには、現状において近隣住民の意向や通行証利用の確認など、近隣住民の利用がどの程度なのか判断が難しいと考えます。
さらに、陳情内容にあります世界的に貴重な平地林を道立自然公園野幌森林公園として未来に引き継ぐという公益のために、江別市としても、自然破壊や環境汚染など、未来において考えなければならない課題があることも事実であります。
長年にわたり、フォーラム野幌の森の皆様におかれましては、自然保護の観点から歩道化を求める活動の中で、除草作業における貴重な植物の保護活動なども重ねて行われてきました。
これらの活動により、ごみの不法投棄防止のパトロール強化や通行抑制に関する看板設置が行われ、不法投棄の抑制や必要最小限な交通量になるなど、自然保護につながってきた事実があります。
今後、市の対応につきましては、前回の近隣住民との意見交換会から18年が経過しており、改めて近隣住民と対話の場を設け、自然保護の観点からも道立自然公園野幌森林公園の在り方の模索を続けるべきであると指摘し、趣旨採択の討論とします。

議長(宮本忠明君)

ほかに討論ありませんか。

清水直幸君

陳情第1号 道立自然公園野幌森林公園内の江別市道の「歩道」化を求めることについて、不採択の立場で討論に参加いたします。
陳情者の本来の願意は、道立自然公園野幌森林公園内で市道として供用されている北海道の市道認定廃止による歩道化により、町村金吾知事以来の道立自然公園野幌森林公園内の自然保護の思想を受け継ぐことであります。関矢孫左衛門氏の払下げ反対運動以来、守られてきた道立自然公園野幌森林公園は、陳情者の陳述のとおり、時代に翻弄され続けてきたと言えます。
戦後の食糧増産等の理由により、道立自然公園野幌森林公園内における開拓による伐採から、江別RTNパークと札幌テクノパークとの連携構想等、今回の陳情事項は、まさに道立自然公園野幌森林公園内の開発と各種計画の歴史とともにあると言え、今回の陳情項目の市道の認定と、その維持も翻弄された歴史を示すものと言えます。
これらの経緯や陳情者のこれまでの活動を考慮すると、願意や説明、陳述は、十二分に理解できるものであります。
しかしながら、一方では市道廃止による願意の達成については、疑問を感じることにより、今回の陳情に対しては、不採択の立場を取ることを御理解いただきたい。その理由として、以下の4つの点についてであります。
第1に、市道を廃止せずとも歩道化が可能であると考えること。
第2に、現時点で市道を廃止することは、江別市の誇る歴史の一部でもある道立自然公園野幌森林公園であるにもかかわらず、江別市が道路管理者としての役割をなくすことにつながり、自然保護・環境保護の責任を国や北海道のみが負うことになります。江別市の責任が先人の思いを主体的に受け継げなくなるおそれがあるためであります。
第3に、未来へ受け継ぐためには、行政、陳情者の団体、地域住民の連携が図られることが重要だと考えること。特に陳情者団体や地域団体の高齢化が進む中において、今後への保護・保全活動の継続性に疑問を感じざるを得ないこと。
第4に、ほぼ当初の計画の達成が見込めない中において、改めて、行政、陳情者の団体、地域住民が連携し、今般の陳情事項の市道を含めた、今後の道立自然公園野幌森林公園保護・保全の在り方についての議論が不足していると考えるからであります。
今回の陳情に対しては、資料要求による準備と説明を頂いた所管部局におかれましては、御礼を申し上げますが、委員会の質疑において、多くの疑問を感じましたので、今後における対応を求めさせていただきます。
1つ目に、今回の陳情者の思いに寄り添い、先送りすることなく、今後の道立自然公園野幌森林公園の在り方について全庁的に議論を行い、一定の方向性を立案し、示すこと。
2つ目に、行政が主体となり、今回の陳情者と地域の方とが連携を取れるように、調整を行い、将来にわたる保護・保全活動を担え得る体制を構築すること。
3つ目に、地域内の市道の交通量調査を、地域の利用実態の状況や通行理由を基本資料とできるよう、交通利用の実態を調査すること。
4つ目に、法的な側面や専門部局との打合せや確認を行った上で、陳情者や地域との調整を行うこと。
このことは、今回の審査により、担当部局より市道の歩道化における法的な説明があったが、市道の廃止と供用の廃止の違いがあり、市道の廃止手続を取らずとも、議会議決を必要としない供用廃止手続で歩道化が可能であることは、国土交通省が既に説明資料を出しています。
5つ目に、これらの作業や進捗状況を、適宜、委員会に説明をすること。
これらの対応が、陳情者の思いを少しでも実現するためにも、今後の江別市における道立自然公園野幌森林公園の在り方と環境行政の展開で必要事項である。そのように考えることにより、何とぞ、江別市においても真摯に取り組むことを求め、陳情第1号を不採択とすべき立場での討論と致します。

議長(宮本忠明君)

ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
これをもって討論を終結いたします。
これより陳情第1号を起立により採決いたします。
陳情第1号は、委員長報告のとおり、不採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
起立多数であります。
よって、不採択とすることに決しました。

◎ 議案第42号

議長(宮本忠明君)

日程第6 議案第42号 江別市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてを議題と致します。
提案理由の説明を求めます。

総務部長(萬 直樹君)

ただいま上程になりました議案第42号 江別市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、本年5月に公布されたデジタル庁設置法及びデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律により、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が一部改正されたことから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、デジタル庁の設置により、特定個人情報に係る情報提供ネットワークシステムの設置及び管理に関する事項の所掌が、総務大臣から内閣総理大臣に変更されたことから、情報提供等記録を訂正した場合の通知先を、総務大臣から内閣総理大臣に改めるほか、引用条項の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を公布の日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(宮本忠明君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の議案第42号は、総務文教常任委員会に付託いたします。

◎ 議案第41号

議長(宮本忠明君)

日程第7 議案第41号 江別市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題と致します。
提案理由の説明を求めます。

総務部長(萬 直樹君)

ただいま上程になりました議案第41号 江別市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
初めに、改正の理由でありますが、本年5月に公布されたデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律により、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が一部改正されたことから、これに伴う所要の改正を行おうとするものであります。
次に、改正の内容でありますが、条例において引用している、特定個人情報の提供の制限に係る、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第19条の規定において号の繰下げが行われたことに伴い、引用条項の整備を行うものであります。
なお、附則において、施行期日を公布の日とするものであります。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(宮本忠明君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
上程中の議案第41号については、あらかじめ議会運営委員会と諮りました結果、討論及び採決の議事を延期いたします。

◎ 議案第43号及び議案第44号

議長(宮本忠明君)

日程第8及び第9 議案第43号 令和3年度江別市一般会計補正予算(第3号)及び議案第44号 令和3年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)、以上2件を一括議題と致します。
提案理由の説明を求めます。

副市長(後藤好人君)

ただいま上程になりました議案第43号 令和3年度江別市一般会計補正予算(第3号)及び議案第44号 令和3年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。
初めに、一般会計でありますが、今次補正は、第1に、新型コロナウイルス感染症対策等の措置、第2に、国等の予算動向による変更等の措置、第3に、国、道補助負担金の確定に伴う措置、第4に、その他緊急を要するものへの措置を行うものであります。
以下、その概要につきまして御説明申し上げます。
予算書の8ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
まず、2款総務費でありますが、2項4目環境対策費は、国の補助金を活用した再生可能エネルギーの導入可能性等に関する調査の経費として、1,000万円を措置するものであります。
次に、3款民生費でありますが、2項1目児童福祉総務費の児童福祉一般管理経費は、令和2年度分のひとり親世帯臨時特別給付金等の精算返還金として、5,128万2,000円を追加するものであり、放課後児童クラブ施設整備事業は、放課後児童クラブの開設に向けた施設整備費として、1,250万7,000円を措置するものであります。
3目保育所費は、令和2年度分の子ども・子育て支援交付金等の精算返還金として、2,047万2,000円を追加するものであります。
次に、4款衛生費でありますが、1項3目予防接種費は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の促進に向けて、集団接種会場の増設や予約手続の支援等に要する経費として、3億6,483万6,000円を措置するものであります。
次に、9ページに移りまして、7款商工費でありますが、1項2目商業振興費の江別商工会議所補助金(新型コロナウイルス感染症対策)は、江別商工会議所が実施する地域活性化支援事業に対する補助金として、800万円を措置するものであり、プレミアム付商品券発行事業(新型コロナウイルス感染症対策)及びその事務費は、感染症の影響により業況が低迷している市内経済の活性化を目的としたプレミアムつき商品券の発行に要する経費として6億5,000万円及びその事務費として9,989万4,000円をそれぞれ措置するものであります。
5目観光費は、江別観光協会の法人化に伴う経費等に対する補助金として、684万9,000円を追加するものであり、7目セラミックアートセンター費は、新型コロナウイルス感染症予防のための空調設備監視装置の更新に要する経費として、297万円を措置するものであります。
次に、10款教育費でありますが、1項3目教育指導振興費は、GIGAスクールサポーターの追加配置に要する経費として、702万7,000円を追加するものであります。
以上が歳出の概要でありますが、これに対応いたします歳入につきましては、6ページ、2の歳入にお戻りいただきたいと存じます。
15款国庫支出金、16款道支出金及び7ページの21款諸収入は、歳出の事務事業に対応する特定財源等として、また、20款繰越金は、今次補正の一般財源として所要の措置を行うものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は、12億3,383万7,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額485億7,578万2,000円に加えますと、その総額は498億961万9,000円となるものであります。
次に、議案第44号 令和3年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。
予算書の4ページ、3の歳出をお開きいただきたいと存じます。
4款1項1目償還金及び還付加算金は、令和2年度決算に基づく国庫負担金等の精算返還金として、1億5,053万7,000円を追加するものであり、5款1項1目基金積立金は、令和2年度の決算剰余金を基金に積み立てるため、2億1,510万2,000円を追加するものであります。
これに対応いたします歳入につきましては、上段の2の歳入にありますように、2款国庫支出金、4款支払基金交付金及び6款繰越金をもって措置するものであります。
次に、1ページにお戻りいただきたいと存じます。
以上の結果、今次補正額は、3億6,563万9,000円の追加となりまして、これを既定の歳入歳出予算の総額109億9,100万円に加えますと、その総額は113億5,663万9,000円となるものであります。
以上、一般会計及び介護保険特別会計の補正予算につきまして、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

議長(宮本忠明君)

これより議案第43号及び議案第44号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
議案第43号及び議案第44号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより議案第43号 令和3年度江別市一般会計補正予算(第3号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第43号を採決いたします。
議案第43号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。
次に、議案第44号 令和3年度江別市介護保険特別会計補正予算(第1号)に対する討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第44号を採決いたします。
議案第44号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり決しました。

◎ 認定第1号ないし認定第3号

議長(宮本忠明君)

日程第10ないし第12 認定第1号 令和2年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて、認定第2号 令和2年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第3号 令和2年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて、以上3件を一括議題と致します。
提案理由の説明を求めます。

水道部長(菊谷英俊君)

ただいま上程になりました認定第1号 令和2年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第2号 令和2年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて、一括して提案理由を御説明申し上げます。
初めに、水道事業会計決算について御説明申し上げます。
令和2年度水道事業の事業概況につきましては、決算書の16ページから20ページに記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
令和2年度の水道事業は、江別市上下水道ビジョンに基づき、安全・安心な水道水を安定的に供給するため、早苗別第4水管橋架替工事に着手するなど、基幹管路の耐震化や老朽配水管の布設替え等による管網整備のほか、上江別浄水場の配水ポンプなどの機械・電気設備の更新を引き続き実施いたしました。
決算につきましては、収益的収支では、収入は予算額を上回り、各種経費の節減に努めた結果、26億1,276万7,341円の収入に対し、支出は21億9,200万5,995円の執行で、収支差引きは4億2,076万1,346円となり、消費税を整理いたしました当年度純利益は3億1,803万2,132円となったものであります。
また、資本的収支では、収入の3億432万1,077円に対し、支出は14億485万3,126円の執行となり、収支差引き不足額11億53万2,049円は、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金などをもって、補塡いたしたものであります。
次に、下水道事業会計決算について御説明申し上げます。
令和2年度下水道事業の事業概況につきましては、決算書の16ページから20ページに記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
令和2年度の下水道事業は、江別市上下水道ビジョンに基づき、安全・安心で快適な生活環境を確保するため、管路整備や市内で最も古い大麻地区の汚水管などの改築更新を実施したほか、浄化センターの汚泥脱水機更新工事に着手いたしました。
決算につきましては、収益的収支では、収入は予算額を上回り、各種経費の節減に努めた結果、35億4,352万457円の収入に対し、支出は32億9,466万436円の執行で、収支差引きは2億4,886万21円となり、消費税を整理いたしました当年度純利益は1億9,461万6,528円となったものであります。
また、資本的収支では、収入の8億8,929万6,237円に対し、支出は18億4,962万3,125円の執行となり、収支差引き不足額9億6,032万6,888円は、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金などをもって、補塡いたしたものであります。
以上、水道事業会計決算及び下水道事業会計決算の概要を申し上げましたが、今後とも、より一層安全な水道水の安定供給、快適な生活環境整備を進めるため、効率的な事業執行に努め、健全な財政運営を図ってまいりたいと考えております。
なお、両事業会計に係る決算状況の詳細につきましては、決算報告書、財務諸表及び監査委員からの決算審査意見書を御参照いただきたいと存じます。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。

病院事務長(白石陽一郎君)

ただいま上程になりました認定第3号 令和2年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて、その概要を御説明申し上げます。
決算の概況につきましては、決算書の18ページから24ページに記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の蔓延という経験したことのない事態の中、職員が一丸となり、市立病院の役割を果たすべく、新型コロナウイルス感染症対応と一般医療提供の両立に取り組みました。
一方で、最重要課題である経営再建に向けては、江別市立病院の役割とあり方を検討する委員会からの答申を踏まえて、令和2年3月に策定した市立病院の経営再建に向けたロードマップに基づき、令和5年度までの収支均衡を目指して取組を開始しました。
主な取組としては、病床規模の適正化や看護体制の見直しにより、病棟運営の効率化を図るとともに、病院内プロジェクトを立ち上げ、健診センターやもの忘れ外来を開設したところであります。
また、診療体制の整備については、医師招聘を担う専任部門として、4月に病院経営推進監、7月には病院顧問を設置し、大学医局等への医師派遣要請を継続的に実施しました。3月には副院長格の医療監として内科医1名が着任するなど、内科体制の強化につながりました。
さらには、夜間、休日の日当直に大学医局からの出張応援を拡充することで、医師の負担軽減を図りました。
このような状況の下、病院の利用状況でありますが、入院患者は6万6,241人、外来患者は12万2,474人、合計18万8,715人で、1日当たりでは、685.5人となっており、特に外来において、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた結果となりました。
経営面においては、外来では、新型コロナウイルス感染症の影響が著しく、患者数が前年度を大きく下回ったものの、入院では、救急患者を積極的に受け入れたことなどにより、患者数が前年度を上回る結果となり、補助金等のその他医業収益の増加も含めた、病院事業収益全体では、対前年度比5.7%増の57億6,716万441円となりました。
一方、費用では、職員の給与削減を原資とした医師確保対策特別引当金への繰入れによる特別損失を計上したものの、材料費や委託料の削減の取組をさらに進めた結果、病院事業費用全体では、対前年度比で0.8%減少し、64億8,152万7,441円となりました。
この結果、令和2年度は7億1,689万5,113円の純損失を計上する結果となったものであります。
次に、資本的収支でありますが、収入では、医療器械器具等整備のための企業債、出資金のほか、新型コロナウイルス感染症対策関連の補助金などを合わせて、決算額は7億7,953万7,000円となり、また、支出では、医療器械器具の購入などによる建設改良費のほか、企業債償還を合わせて、決算額は10億8,682万6,332円となり、収支差引き不足額3億728万9,332円については、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額90万970円で補塡し、なお不足する額3億638万8,362円は、一時借入金で措置したものであります。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響による資金不足については、国から特別減収対策企業債6億750万円を借り入れることで、不良債務残高の拡大を防ぐことができました。
以上、病院事業会計決算の概要を申し上げましたが、令和2年度は、市立病院の経営再建に向けたロードマップに基づく取組を着実に進め、新型コロナウイルス感染症の影響下においても、前年度実績に比較して経営改善が進んだところであります。
市立病院と致しましては、医療関係者、学識者などで構成される江別市立病院経営評価委員会から、市立病院の経営再建に向けたロードマップの進捗に対し様々な助言を頂きながら、経営再建の取組を進めており、今後におきましても、本年3月に策定した江別市立病院経営再建計画に基づき、職員が一丸となって経営再建を進めていく考えであります。
なお、決算状況の詳細につきましては、決算報告書、財務諸表及び監査委員からの決算審査意見書を御参照いただきたいと存じます。
以上、提案理由を御説明申し上げましたので、よろしく御審議の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。

議長(宮本忠明君)

これより認定第1号ないし認定第3号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
上程中の認定第1号外2件は、予算決算常任委員会に付託いたします。

◎ 報告第18号

議長(宮本忠明君)

日程第13 報告第18号 専決処分についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

建設部長(佐藤民雄君)

ただいま上程になりました報告第18号 専決処分について御報告申し上げます。
本件は、弥生団地H棟駐車場に設置していた看板が倒壊したことによる、車両の物的損害に係る賠償額の決定でありまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づく、市長の専決処分事項の指定により、令和3年7月19日に専決処分を行い、相手方と示談を致しましたので、同条第2項の規定に基づき、御報告申し上げるものであります。
事故の内容につきましては、所管の常任委員会で報告済みでありますが、令和3年6月4日、弥生団地H棟駐車場出入口に設置していた看板が、劣化のため強風により倒壊し、駐車場に駐車していた車両の背面に接触し、損傷させたものであります。
この事故により、相手方に賠償すべき額は37万40円で、賠償する相手方は議案に添付のとおりであります。
再発防止のため、今後とも、より一層、施設の安全管理の徹底を図ってまいる所存であります。
以上、専決処分について御報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。

議長(宮本忠明君)

これより本件に対する質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、報告第18号を終結いたします。

◎ 報告第19号ないし報告第21号

議長(宮本忠明君)

日程第14ないし第16 報告第19号 江別市水道事業会計資金不足比率の報告について、報告第20号 江別市下水道事業会計資金不足比率の報告について及び報告第21号 江別市病院事業会計資金不足比率の報告について、以上3件を一括議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

水道部長(菊谷英俊君)

ただいま上程になりました報告第19号 江別市水道事業会計資金不足比率の報告について及び報告第20号 江別市下水道事業会計資金不足比率の報告について、一括して御報告申し上げます。
本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、監査委員の審査に付し、御報告するものであります。
初めに、水道事業会計の資金不足比率につきましては、令和2年度決算に基づき算定した結果、資金不足額がないことから、資金不足比率については、なしとなるものであります。
次に、下水道事業会計の資金不足比率につきましても、令和2年度決算に基づき算定した結果、資金不足額がないことから、資金不足比率については、なしとなるものであります。
以上、一括して御報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。

病院事務長(白石陽一郎君)

ただいま上程になりました報告第21号 江別市病院事業会計資金不足比率の報告について御報告申し上げます。
本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、監査委員の審査に付し、御報告するものであります。
政令で定められた経営健全化基準の資金不足比率は20%でありますが、令和2年度決算に基づき算定した結果、病院事業会計の資金不足額はなく、資金不足比率はなしとなるものであります。
令和2年度は、当初計画よりも診療収益は下回りましたが、新型コロナウイルス感染症による減収分について、国の特別減収対策企業債6億750万円を借り入れることができたため、資金不足が解消されたものであります。
なお、仮に国の特別減収対策企業債を一時借入金で措置していた場合の資金不足比率は7.5%であります。
今後は、江別市立病院経営再建計画に基づき、経営再建を進め、資金不足が発生しないよう取り組んでまいります。
以上、御報告申し上げましたので、よろしくお願い申し上げます。

議長(宮本忠明君)

これより報告第19号ないし報告第21号に対する一括質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上をもって、報告第19号ないし報告第21号を終結いたします。

◎ 散会宣告

議長(宮本忠明君)

本日の議事日程は全部終了いたしました。
これをもって散会いたします。
午前10時55分 散会