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経済建設常任委員会 令和3年2月15日(月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年10月8日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(岡君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(9:59)
本日の日程は、開会前に確認したとおり、次第に記載のとおり進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
水道部入室のため、暫時休憩いたします。(9:59)

委員長(岡君):委員会を再開いたします。(10:00)
1水道部所管事項、(1)報告事項、アの上下水道施設の停電対策についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

水道整備課長:私から、上下水道施設の停電対策について御報告いたします。
昨年6月の当委員会において、上下水道施設停電対策調査について御報告しましたが、本日は、これまで検討してきた具体的な停電対策の方向性について御報告いたします。
資料1ページが上下水道施設の停電対策について、資料2ページが上下水道施設の停電対策フロー図であります。
初めに、資料2ページの上段を御覧願います。
これは、上江別浄水場と江別浄化センターで停電対策として採用している2回線受電方式の概要であり、どちらか一方の回線が停電となっても、瞬時にもう一方の回線に切り替わり、安定した電力供給を受けるシステムであります。
次に、資料1ページを御覧願います。
1概要ですが、平成30年度の北海道胆振東部地震ではブラックアウトとなったため、2回線受電方式であっても停電となり、上江別浄水場と江別浄化センターでは施設を運転するべく仮設発電機を手配し、対応しました。
その間、水道はポンプにより配水ができなくなり、上江別浄水場系配水区域が断水となったところであります。
また、下水道は断水により汚水量が減少したため、下水道管内に汚水をためる管内貯留により、汚水があふれ出ることを防止しました。
2停電対策の基本方針として、令和元年度に実施しました上下水道施設停電対策基礎調査結果や、その後の検討結果から、2つの方針を基本と致します。
(1)は、北海道電力のブラックアウト対策により、同様の事象発生の可能性は低く、発生した場合でも短時間にて復旧する可能性が高いため、電力供給の信頼性が高まっていると判断しており、現状の2回線受電方式による停電対策が基本であると考えております。
次に、(2)万が一同様な事象が発生した場合については、資料2ページを御覧願います。
万が一ブラックアウトと同様の事象が発生した場合、国の指針に準じ、上下水道とも仮設発電機を手配し、対応したいと考えております。
仮設発電機につきましては、平成30年度にリースマニュアルを整備済みであり、手配の実効性について、より詳細に調査したところ、半日以内で各施設に設置できると確認済みです。
仮設発電機による運転再開までの間、水道は、後ほど詳しく御説明いたしますが、自然流下配水方式による配水区域の拡大により断水を防止してまいりたいと考えております。
下水道は、停電時に通常時の汚水量が発生したとしても、1日程度、管内貯留で対応できますので、問題ありません。
なお、水道の場合、一度でも断水すると応急給水や給水拠点設営などの対応のほか、通水を再開するに当たり、水の流れが変わることによって発生する濁水処理や管内部の水圧を確保するための空気抜きなどの復旧作業に非常に時間を要するため、可能な限り断水を避けることが望ましいと考えております。
次に、3災害時の自然流下配水方式によるバックアップ対応について(水道)、(1)概要については、資料1ページ右側の水道の配水システムイメージ図の上段、通常時配水方式を御覧願います。
江別市の水道水は、左上の石狩東部広域水道企業団からの受水、これは通称石東系と呼んでおります。そして、右下の千歳川を原水とする上江別浄水場系、この二つの系統によって配水しております。
石東系から受水した水は、標高が高い大麻高区配水池に一度ためられ、自然の位置エネルギーを利用した自然流下により大麻低区配水池や大麻地区へ配水を行っています。
同じく、大麻低区配水池も自然流下により野幌地区へ配水を行っています。
また、上江別浄水場からは、ポンプにより加圧して江別地区へ配水を行っています。
よって、災害時のバックアップ対応としては、北海道胆振東部地震時のように停電が発生した場合、平常時とは異なり使用水量が減少することを見込んでおり、石東系の水を最大限活用した江別地区への自然流下配水方式の拡大により、市内全域への配水が可能になると考えております。
また、上江別浄水場の停電時には、大麻送水管を活用した石東系の水を利用することで、水の融通が図れます。
この2水源間の水を相互に融通する重要な管路である大麻送水管は、これまでに耐震化の工事を実施するとともに、管の口径を400ミリメートルから500ミリメートルに増径し、令和元年度に工事が完成済みであります。
次に、(2)バックアップを強化する対策については、今後の施設の更新や耐震化事業に合わせて、災害時における水運用の拡充を図ってまいりたいと考えております。
資料1ページ右側の下段、災害時の自然流下配水方式によるバックアップ対応を御覧願います。
対策1は、大麻地区のJR横断工事が伴う基幹管路更新事業に当たり、更新に合わせて、新たな管の布設により、大麻送水管のバックアップ配水機能を拡充いたします。
対策2は、上江別浄水場系配水区域では、元江別線のみが大麻送水管と接続されておりませんが、これを大麻送水管への接続により、災害時の自然流下配水区域を拡大いたします。
対策3は、大麻高区配水池の耐震化に伴い、新たに配水池を増設し、石狩東部広域水道企業団から受水する貯留量を増加させ、災害時に活用できる水量を確保いたします。
以上の対策に次年度から取り組むことで、ブラックアウト発生から1日程度は断水することなく、市内全域への配水が可能になると考えております。
いずれにいたしましても、断水等を防止するには停電対策に取り組みながら、老朽化した管路施設の計画的な更新や耐震化などの事業を着実かつ総合的に進めてまいりたいと考えております。
以上です。

委員長(岡君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

島田君:参考までに伺いますが、上江別上水場に発電設備を整備することは考えなかったのでしょうか。

水道整備課長:過去には、上江別上水場に発電設備がございましたが、平成15年に2回線受電方式のほうが信頼度が高いという判断を致しまして、2回線受電方式に切替えを行っております。

島田君:2回線受電方式では、災害が起きてブラックアウトになった場合、すぐに対応できるのでしょうか。発電機があればいいですが、それも総合的に判断して、今の方式を採用するという結論に至ったという理解でよろしいでしょうか。

水道整備課長:国の基準等にも示されておりまして、その中では、発電機を持つのも1つの選択肢ですし、2回線受電方式を持つのも1つの選択肢でありますが、総合的に判断を致しまして、現在の2回線受電方式を採用しております。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、水道部所管事項を終結いたします。
経済部入室のため、暫時休憩いたします。(10:09)

委員長(岡君):委員会を再開いたします。(10:10)
2経済部所管事項、(1)報告事項、アの市内企業における機械設備の一部停止についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

商工労働課長:市内企業における機械設備の一部停止について御報告いたします。
既に新聞等で報道されたところでございますが、昨年11月に市内大手製紙会社、王子エフテックス株式会社江別工場が市を訪問され、工場内のパルプ製造設備等を2021年12月に停止する旨の説明がございました。
停止の理由ですが、新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞により、紙生産量が前年比の8割の水準まで落ち込む見込みであり、急速な環境変化が予想され、以前の状態に完全に回復することは難しいと考えられること。また、停止予定の設備が稼働から40年以上が経過し、老朽化が進んでおり、多額の維持更新費用を負担することが困難と判断されたそうです。
そのため、設備を停止し、生産体制を再構築することで固定的費用を圧縮し、早期の黒字化を図ることに決定されたとのことです。
停止する設備は、2停止設備の概要に記載のとおり、1978年設置のパルプ製造設備などとなっております。
また、王子エフテックス株式会社江別工場の従業員数は、関連会社を含め、現在約300人となっております。
今後は、工場製造のパルプに縛られず、これまで養ってきた技術を活用して特殊紙開発を行っていくとのことでした。
江別市では、昨年12月9日に本社を訪問し、設備停止の延期を要望しております。
市と致しましては、設備停止による雇用環境悪化や人口流出、市内経済への影響などを懸念しており、同工場の今後の生産体制等の推移について、注視してまいりたいと考えております。
以上です。

委員長(岡君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

相馬君:本社に市長が訪問したときに、江別市の要望に対してどのような回答があったのか、お伺いします。

商工労働課長:昨年12月の訪問後に、王子エフテックス株式会社江別工場からは、先ほども御説明しましたけれども、新商品の開発に力を入れるとのお話がありまして、そういった開発を行うための部門を江別市で強化していく予定であるとお聞きいたしました。

相馬君:現在の雇用体制をどのくらいの規模で維持されるのか、回答はありましたか。

商工労働課長:現在の雇用については、基本的に維持し、グループ内の異動を含めて退職者不補充などにより対応されるとお聞きしております。
今年12月が停止予定ですので、調整については、段階的に行うとお聞きしております。

相馬君:約300人の体制については、このまま維持されると理解してよろしいでしょうか。

商工労働課長:王子エフテックス株式会社江別工場の従業員数は、約3割減になるとお聞きしております。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

石田君:現在、稼働している建物や工場の設備の中で、何割程度が不要になるとか、停止される工場内の機械設備等の処分について、何かお伺いしていることがあれば、お聞きします。

商工労働課長:資料にございますとおり、パルプ製造設備などが停止されるとお聞きしておりまして、今後における設備等の処分についてまではお聞きしておりません。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

稲守君:今、従業員数が約3割減になるとのお話を聞きましたが、残る方は、全員が新商品の開発をすることになると聞いているのでしょうか。

商工労働課長:雇用に関してですけれども、約3割減の結果、どのように配属されるのか、あるいは、研究開発にどのくらいの人が配属されるのかについては、残念ながら江別市には教えてはいただけませんでした。

稲守君:そうすると、今年12月に停止するという予定が分かっただけで、それ以降のことは、新商品を開発するという話は聞いているが、具体的なことは特に分からないということでよろしいでしょうか。

商工労働課長:新商品の開発は、企業秘密とのことですので、詳細についてはお聞きできませんでした。

稲守君:そうすると、今年12月の停止以降のことは、新商品を開発するという話が少しあっただけで、従業員の雇用に関しての話は一切なかったということでしょうか。

商工労働課長:今回は、パルプ製造設備等が老朽化しているため停止するという御報告でございまして、王子エフテックス株式会社江別工場における紙の生産については、そのまま継続されるとお聞きしております。
そのほかに、今後、新商品の開発をしたいという御意向があるとお聞きしておりまして、新商品の開発については、企業秘密なので、配置する人数も含めて、お話しできないとのことでした。

経済部長:補足して御説明いたします。
雇用の関係でいきますと、パルプ製造設備等を停止する関係でいうと、従業員数は、約3割減を考えているとのことです。
ただし、それに伴うリストラは全く考えていないとのことで、最終的には、江別市以外も含めてですが、グループ内の異動と、今年12月までには、まだ時間があるので、定年退職や自己都合退職については不補充とすることで、約3割減になるのでしょうけれども、そういう形で調整するとお聞きしております。
当然、パルプ製造設備等は停止しますが、王子エフテックス株式会社江別工場内における異動、あるいは、新商品の開発部門を強化するための異動も当然ありますけれども、そういうような形で、今年12月までにグループ内を含めて、雇用は維持して調整するとお聞きしております。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

干場君:紙は作りますが、パルプ製造設備等は停止するとの御発言だったと思います。それでも、約3割の従業員は、そういったところに関わるということで、その辺の雇用が今後の課題になると思います。
また、市内には、パルプ製造に関わる会社等があったと思いますが、その辺りの影響などについては、市としてどのように受け止めていらっしゃるのか、伺います。

商工労働課長:パルプ製造設備等は停止するけれども、特殊紙の生産は継続すると、今、経済部長からお話をしましたが、従業員数は、約3割の削減を予定されているとのことです。その予定に対して、どの程度の影響が出るかについてですが、我々としても、今の段階では、どのように捉えるか分からない部分があるものですから、先ほど、今後注視してまいりたいと申し上げました。
そういう形で、何らかの影響が出ないように要望は続けますし、その影響への対応については、今後、検討していきたいと思っております。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの旧江別市農村環境改善センターの売却についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

農業振興課長:私から、旧江別市農村環境改善センターの売却について御報告いたします。
資料2ページを御覧願います。
本件につきましては、昨年11月16日の当委員会で処分方針、スケジュール等を報告させていただいておりますが、その後、入札を行い、売却先が決定しましたので、結果について御報告いたします。
1対象財産ですが、旧江別市農村環境改善センターで、所在地、面積等につきましては、2売却財産の概要に記載のとおりであります。
参考として、資料3ページに、今回売却した財産の位置図や施設の平面図を添付しておりますので、御参照ください。
次に、3以降の入札や契約の結果について御説明いたします。
去る令和2年11月18日に入札参加資格や入札参加方法などを告示した結果、4に記載の有限会社糧とくから一般競争入札への参加申込みがあり、令和2年12月24日に入札を実施いたしました。
その結果、473万2,441円で、有限会社糧とくが落札し、令和2年12月28日付で契約を締結したところであります。
以上です。

委員長(岡君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

相馬君:500万円余の価格についてですけれども、これは土地の価格なのか、お伺いします。

農業振興課長:最低売却価格につきましては、客観的なデータで不動産鑑定結果を基にして決定しており、土地が73.44%、建物が26.56%となっております。土地が365万円、建物が132万円、これに調整率を掛けましてトータルで税抜き460万円ですので、土地と建物を合わせた形になっております。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

三角君:何点か確認させていただきたいと思いますけれども、まず、有限会社糧とくの事業形態を教えてください。

農業振興課長:有限会社糧とくの事業内容としては、米穀の原料、精米、卸売などを行っております。
設立は平成13年3月で、現在、江別太で精米業務を行っております。

三角君:この施設における事業展開についてですが、いつ頃から、どのような形で仕事をされていくのか、その辺が分かりましたら教えてください。

農業振興課長:今年の6月をめどに施設整備を行うということで、今ある体育館を、主に精米する施設として整備していこうと考えているとのことです。

三角君:旧江別市農村環境改善センターの活用については、農業振興に資するものということで、そういう意味では、この会社は非常に当てはまっていると思います。
この施設を売却した後について、有限会社糧とくと江別市の関わりは、売却したからそれで終わりなのか、それとも、その後に何か関わりを持っていくのか、その辺を確認させてください。

農業振興課長:基本的な業務内容が精米ということで、市と何か協働で実施することは難しいですけれども、例えば、施設に付随して、新たにグリーンツーリズムのようなものを行うことになれば、市としても、いろいろな補助金がありますので、グリーンツーリズムの計画にのせることもできますし、そういったことが考えられると思います。今のところは、精米の卸業者ですので、直接、市が関わることはないと考えているところです。

三角君:なぜそのような関わりについて確認させていただいたかというと、農業振興に関わるということで、この施設で事業を展開していくけれども、途中で事業内容が変わった場合、以前のお話の中では買い戻すこともあると耳にしたものですから、何かの関わりを持ちながら進めていくのか確認させていただきました。その点についての考え方が何かありましたら教えてください。

農業振興課長:買戻し特約についてですが、この施設は市街化調整区域になっているほか、都市計画法の規制対象になっている土地ですので、10年間はほかの方に売ってはいけないですとか、違う用途に使われれば違約金を頂くことにしております。
定期的に、例えば、地域の農業者や、農業地域をパトロールする機会のある部署からの情報を頂きながら情報共有する中で、そういったことがあれば、適切に対応してまいりたいと考えております。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。

干場君:今回は、一般競争入札ですけれども、先ほど説明にあったかもしれませんが、1者だけだったのか、ほかにも申出があったのか、伺います。
また、入札率といいますか、市の見積もり価格、もしくは入札率などが分かれば教えてください。

農業振興課長:今回の入札につきましては、何件かの問合せがありましたが、実際に入札に参加されたのは、この有限会社糧とく1者です。
そして、先ほど、入札の最低売却価格について御説明させていただきましたが、税抜きで460万円を最低売却価格として提示させていただいております。

委員長(岡君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第1回定例会予定案件、アの花き・野菜栽培技術指導センター条例の一部改正についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

農業振興課長:花き・野菜栽培技術指導センター条例の一部改正について御説明申し上げます。
資料4ページを御覧願います。
1改正理由ですが、江別市花き・野菜栽培技術指導センターの栽培棟は、地域の農業者に花卉苗・野菜苗を安定的に供給するための育苗施設として活用されてきましたが、今般、株式会社フラワーテクニカえべつから、野菜苗等のさらなる安定生産を図る必要があることから、今後の施設整備等について、主体的に行うため、栽培棟の移管に関する要望がありました。
今後、効果的な施設整備や生産体制の強化を図ることにより、安定的に花卉苗・野菜苗の供給を行うことは、当市の農業振興に寄与することから、栽培棟を株式会社フラワーテクニカえべつへ移管するために、条例の一部改正を行うものです。
2改正の内容としましては、条例の別表から栽培棟を削除するものです。
3施行期日につきましては、令和3年4月1日から施行するものです。
次に、資料5ページをお開き願います。
今回、株式会社フラワーテクニカえべつへ移管する予定の栽培棟につきましては、網かけをしております江別市所有の1号棟ハウスから4号棟ハウスとなります。
次に、資料6ページを御覧願います。
昨年11月16日の当委員会において概要を説明させていただきました条例の一部改正に係るパブリックコメントにつきましては、令和2年12月7日から令和3年1月5日の期間で意見を募集し、1人の方から1件の御意見を頂きました。
寄せられた御意見の内容と御意見に対する市の考え方は、資料7ページに記載しておりますので、御覧ください。
なお、パブリックコメントの実施結果につきましては、令和3年2月16日からホームページ等で公表する予定でございます。
以上です。

委員長(岡君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの令和3年度フラワーテクニカえべつの事業計画についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

農業振興課長:令和3年度フラワーテクニカえべつの事業計画につきまして、御説明いたします。
資料の別冊、第29期令和3年度事業計画書の1ページをお開き願います。
初めに、事業計画についてでありますが、江別市花き・野菜栽培技術指導センターの指定管理や、花卉苗及び野菜苗の播種、育苗事業並びに黒ニンニク製造販売事業を行うほか、ガーデニングフェアや栽培指導の実施などにより、生産者への苗の安定供給や、市民への栽培技術の普及促進に向けた事業を引き続き行ってまいります。
次に、別冊資料3ページをお開き願います。
(2)予定損益計算書でありますが、売上高は、JA道央からの野菜苗の播種、育苗に係る受託事業収入、黒ニンニクの製造販売、ガーデニングフェアの実施による収益、江別市花き・野菜栽培技術指導センターの指定管理料を合わせまして、9,276万円を予定しております。
一方、売上原価につきましては、野菜苗の播種や育苗に係る受託事業原価が2,985万円、販売費及び一般管理費につきましては、6,090万8,000円を予定しております。
これらを差し引いた営業利益は200万2,000円を予定しており、このほか、営業外収益及び法人税等を精算いたしますと、当期純利益は155万2,000円となる予定であります。
なお、別冊資料2ページに予定貸借対照表を、別冊資料4ページに製造原価予定明細書、販売費及び一般管理費予定明細書をそれぞれ記載しておりますので、内訳につきましては、そちらを御参照ください。
また、参考資料として、令和2年度営業収支予定表を添付いたしましたので、こちらも御参照いただきたいと存じます。
以上です。

委員長(岡君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、経済部所管事項を終結いたします。
建設部入室のため、暫時休憩いたします。(10:39)

委員長(岡君):委員会を再開いたします。(10:40)
3建設部所管事項、(1)報告事項、アの江別市営住宅長寿命化計画(案)に対するパブリックコメントの実施結果についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

建築住宅課長:それでは、私から、江別市営住宅長寿命化計画(案)に対するパブリックコメントの実施結果について御報告いたします。
江別市営住宅長寿命化計画(案)につきましては、昨年11月16日の当委員会において、概要を説明したところでありますが、パブリックコメントを実施いたしましたので、その結果について御報告いたします。
資料1ページを御覧願います。
1意見募集の結果でありますが、(1)意見募集期間は、令和2年12月1日から令和3年1月4日の35日間で、(2)計画(案)閲覧場所は、記載のとおり市内12か所で行うとともに、市ホームページにて閲覧、ダウンロード可能としております。
(3)意見の提出者数等は、1名の方から1件の御意見の提出があったところです。
次に、2寄せられた御意見と市の考え方についてですが、頂きました意見の反映状況につきましては、資料に記載のとおりAからEまでの意見に対する考え方の区分に基づいて分類し、B案と意見の趣旨が同様と考えられるものが1件となっております。
寄せられた意見の概要につきましては、コストの縮減などに関するものであり、資料2ページに掲載しておりますので、御参照願います。
なお、パブリックコメントで頂いた御意見と、御意見に対する市の考え方につきましては、江別市営住宅長寿命化計画検討委員の方々に御報告し、承認いただいております。
最後に、今後の予定でございますが、計画案について、北海道との協議を行いまして承認を得た後、今年度中に計画の策定及び公表を行うとともに、各議員への配付を予定しております。
以上です。

委員長(岡君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの損害賠償請求事件に係る判決についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

道路管理課長:私から、損害賠償請求事件に係る判決につきまして御報告いたします。
本件の内容につきましては、平成30年11月16日の当委員会に御報告しておりますが、改めて経過等を御説明いたします。
資料3ページ及び資料4ページが関係資料であります。
資料3ページを御覧ください。
1請求の趣旨及び概要でありますが、1原告は、平成30年7月5日午前7時頃、江別市大麻430番地22地先の市道元野幌角山機農4線道路を車を運転して通行中、道路上車両通行帯に発生した陥没により自家用普通乗用車の左後輪タイヤがバーストし、ホイールも損傷した。
2道路は、被告が設置・管理する道路であり、通常有すべき通行の安全性を欠いたものであった。
3本件陥没は、前日から降り続く雨により水たまりになっており、さらに水が浮いたような箇所が多数存在していたことから、陥没の水たまりは特に目立った存在でもなく、事故時も比較的激しい降雨により視界はよくない状況にあったことから、回避不可能であり原告は無過失である。
4修理費用、弁護士費用の合計9万6,400円を支払えとの内容であります。
2原告は、札幌市在住の男性。
3被告は、江別市であります。
4これまでの経過概要でありますが、平成30年7月5日午後5時頃、原告より車両損傷の通報が土木事務所に入っております。
同年8月29日、管理瑕疵が認められず、法的責任はないことを原告へ通知したところ、11月7日、札幌簡易裁判所より江別市を被告とした損害賠償請求の訴状の送達があったものであります。
市と致しましては、当該訴訟においての争点は、事故発生の有無、管理の瑕疵及び損害の有無と考えていたことから、事故発生に関する詳細な事実の認定や損傷車両とその状況の検証が必要であると判断し、札幌地方裁判所への移送を求め、同年12月12日に移送が決定しております。
札幌地方裁判所では、平成31年2月以降、10回の審理を経て、その後、和解協議を行いましたが、これまでの原告が主張する内容では和解に応じられないことから、判決に向け、令和2年9月15日に証人尋問を実施したところであります。
5判決でありますが、原告の主張は認められず、原告の請求を棄却し、訴訟費用は原告の負担とする江別市の全面勝訴の判決が令和2年12月15日に言い渡されました。
判決理由につきましては、記載のとおりであります。
6原告は、判決の結果を不服とし、札幌高等裁判所に控訴しております。
今後の市の対応につきましては、1審と同様に応訴してまいりたいと考えております。
以上です。

委員長(岡君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの除排雪事業の状況(2月8日現在)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

雪対策課長:2月8日現在の除排雪事業の状況について御報告いたします。
お手元の資料5ページをお開きください。
まず、(1)降雪状況等についてでありますが、本年度は11月10日に初めて積雪を観測しましたが、その後の降雨や暖気により一旦積雪がゼロとなりましたので、本格的な根雪は12月14日からとなりました。
下の表を御覧ください。
これまでのところ、冬型の気圧配置の強さは平年並みかやや強く、12月下旬から1月上旬にかけて強い寒波の襲来もありましたが、2月8日までの累計降雪量は315センチメートルで、前年度よりやや多いものの、過去5年平均よりは少なく、積雪量は80センチメートルで、前年度や過去5年平均よりやや多い状況で推移しております。
続きまして、中段のグラフを御覧ください。
このグラフは、本年度と前年度、過去5年平均について、累計降雪量を折れ線で、また、積雪量を棒グラフで、それぞれ表したものであり、積雪量は12月と1月に一時的に70センチメートル程度に達しましたが、2月8日現在では80センチメートルとなっております。
なお、本日、2月15日午前9時現在では、累計降雪量は341センチメートル、積雪量は66センチメートルとなっております。
続きまして、(2)除排雪事業の実施状況についてでありますが、まず、除雪につきましては、12月17日に1回目の市内一斉出動を行って以来、累計で9回の市内一斉出動を行っております。
除雪の市内一斉出動回数につきましては、下の表にございますとおり、前年度よりやや多いものの、おおむね過去5年平均並みの状況で推移しております。
なお、米印で注記しておりますが、市内一斉除雪出動とは別途、地区ごとの部分出動や路面整正による出動もあるところであります。
次に、運搬排雪につきましては、12月23日から幹線道路の排雪を開始し、1月14日から2巡目に着手しております。
次に、自治会排雪につきましては、例年並みの104自治会の申込みを受けており、1月23日から開始し、3月2日に完了を予定しております。
今後におきましても、降雪状況や道路状況を把握しながら、安全で円滑な交通確保のため、適切な除排雪を進めてまいります。
以上です。

委員長(岡君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
次に、(2)第1回定例会予定案件、アの市道路線の認定及び廃止についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

道路管理課長:それでは、第1回定例会に提案を予定しております市道路線の認定及び廃止について御説明いたします。
お手元の資料6ページから資料9ページが関係資料であります。
資料7ページをお開き願います。
今回、新たに認定いたします路線は、資料(2)認定路線に記載の3路線であり、一般国道275号の道路整備事業によるものであります。
次に、廃止いたします路線は、(3)廃止路線に記載の2路線であり、一般国道275号の道路整備事業による路線の再編であります。
資料6ページにお戻りください。
このことから、市道認定路線表の中段に記載しておりますとおり、認定路線が3路線、1,741.1メートル、廃止路線が2路線、1,697.6メートルとなり、これらの増減の合計が1路線、43.5メートルの増となり、下段の表に記載の市道認定路線の総数は2,416路線、延長が83万7,190.5メートルとなるものであります。
なお、各路線の詳細につきましては、資料8ページ及び資料9ページの位置図を御参照願います。
以上です。

委員長(岡君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、建設部所管事項を終結いたします。
建設部退室のため、暫時休憩いたします。(10:53)

※ 休憩中に、第1回定例会の委員長報告の有無について協議

委員長(岡君):委員会を再開いたします。(10:57)
次に、4第1回定例会の委員長報告の有無についてお諮りいたします。
新型コロナウイルス感染症に係る対応について報告することと確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、案文については、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、5その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(10:58)