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予算決算常任委員会 令和3年3月3日(水)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年8月24日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(三角君):ただいまより、予算決算常任委員会を開会いたします。(13:30)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
初めに、1協議事項、(1)質疑項目(資料要求)の取りまとめについてを議題と致します。
事務局より資料の説明をお願いいたします。

議事係主査:本日の朝に会派控室机上に配付しております資料について御説明申し上げます。
この資料は、2月26日午後3時までに提出のありました質疑通告書に基づいて、119件の質疑項目を審査日ごとに整理したものでございます。
あわせまして、要求資料についても記載しておりますので、内容等の御確認をお願い申し上げます。
以上です。

委員長(三角君):ただいま、事務局から説明を受けましたが、質疑項目及び要求資料の内容について、休憩の中で協議したいと思います。
暫時休憩いたします。(13:31)

委員長(三角君):委員会を再開いたします。(14:39)
質疑項目及び資料要求については、休憩中に協議いたしました内容で取りまとめることとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、日程の振り分けは、資料に記載のとおり進めたいと思います。
以上で、本件を終結いたします。
次に、(2)今後の審査の進め方について、アの決算の審査方法についてを議題と致します。
本件については、質疑通告制を採用するか、従来どおりの自由質疑の方法で行うか、各会派に持ち帰り協議することが確認されておりましたので、協議の結果をお聞きしてまいりたいと思います。
初めに、自民クラブからお願いいたします。

高間君:当会派は、以前に申し上げた内容と同じように質疑と答弁が分かりやすく、速やかにいろいろなことが進んでいくということで、質疑通告制を採用するほうがいいということで、結果は変わりません。

委員長(三角君):次に、公明党からお願いいたします。

徳田君:当会派としても、以前より申し上げておりますとおり、質疑通告制を採用することでよろしいという結果です。質疑通告制を採用することで、特に審査の必要がない部局の出席が不要になります。また、きっちり質疑を行って、きっちり答弁をもらうといったことで、お互いにしっかり準備して充実した審査をすべきであるということです。
ただ、1点意見があったのですけれども、これは決算審査だけではなくて予算審査についても同様ですが、質疑通告をする締切りがタイトな日程であるということがあります。そのため、質疑通告制を採用することによる議会と行政のメリットを確認し合いながら、その質疑通告ができる期間の延長といったものを含めた環境を整える必要があります。それで、お互いにメリットを共有しながら充実した審査をしっかりと行っていける形にしていかないと、なかなか合意が得られないというか、厳しいのではないかといった声もありましたので、その点、付け加えさせていただきます。

委員長(三角君):次に、民主・市民の会からお願いいたします。

諏訪部君:まず、予算審査と決算審査というのは性質が違うというのが当会派の認識です。なぜかと言いますと、決算というのは既に使ったお金であることから、必ず説明責任が発生すると思っております。そのため、質疑通告制を採用しますと、今ほどお話したように、説明が何も行われない場合に説明責任が果たせていないということはいかがなものかと思います。また、この間、決算審査も今までどおり行いましたけれども、問題があるようには何も感じられませんでしたので、今までどおり行うべきだと思っております。

委員長(三角君):次に、えべつ黎明の会からお願いいたします。

岡君:昨年、一通り審査を行いまして、当会派としては、そこまで問題が発生しているとは思っておりません。各委員もしっかりと自分の質疑を準備して臨んでいると思っていますので、従来どおりの方法で問題ないと思います。

委員長(三角君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

吉本君:常任委員会になった時点で、決算と予算を同様の手法で審査することがよろしいのではないかと思っていますので、決算審査に質疑通告制を採用するという意見です。

委員長(三角君):次に、江別未来づくりの会からお願いいたします。

本間君:今のところ、何ら支障を感じませんので、従来どおりの方法で問題ないと思います。

委員長(三角君):各会派から御発言を頂きましたが、確認等はございませんか。(なし)
それでは、決算の審査方法について、今、皆さんから話を頂きました。これまで、ずっとそれぞれの会派で協議がされてきたと思いますけれども、現段階では、従来どおりの自由質疑により審査するという意見と、質疑通告制を採用するという意見があり、各会派の一致を見ません。
そうしたことから、決算の審査方法については、従来どおり行っていくということで確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、2その他についてでありますが、前回の当委員会において、予算決算常任委員会に関する課題全般について、意見を出し合ってはどうかとの御意見がありました。
このような意見を受けまして、本日は、予算決算常任委員会が設置されて以降、各会派で協議する中で、予算決算常任委員会に関し課題として認識されているものがございましたらお聞きしてまいりたいと思います。
各会派にお聞きしてまいりますので、課題などがありましたら御発言をお願いいたします。
初めに、自民クラブからお願いいたします。

高間君:先般、お話をさせていただきましたけれども、基本的に、何をやるかを決めるという話ではなくて、この約1年間、予算決算常任委員会という新しいシステムの中で取り組んできたということでございますが、やはり効率や効果を求めていかなければいけません。働き方改革など、いろいろなことがありまして、市職員が遅くまで仕事をしていることがいいのかということは、いろいろな形の中で皆さんも討議されていると思います。やはり、議会として自分たちがどういうシステムを使って、どういうふうにしたほうがいいのかということは、いつも考えていかなければいけないのではないかということで、約1年間がたちました。いろいろな形の中で考えを頂いて、新しいシステムをつくっていけたらいいと考えております。
会派内では、急ぐことはないけれども、やはり新たなシステムができたので、それについては、少しでもいい形になっていくように取り組んだほうがいいという形で意見をまとめたところです。

委員長(三角君):次に、公明党からお願いいたします。

徳田君:全般の課題ということですけれども、予算と決算の審査自体の在り方について、今ほど高間委員からもお話がありましたが、よりよい方法、効率的な方法があるか、ないかというのは、常に検証が必要だと思っております。
在り方ももちろんそうですけれども、例えば、従来の3常任委員会と予算決算常任委員会との関係性、在り方みたいなものも、課題があるのではないかということです。特に、今回の定例会では、補正予算として当委員会に説明されてきましたが、これまでの経緯があり、生活福祉常任委員会に新型コロナウイルスワクチン接種事業と高齢者福祉施設職員等に対するPCR検査等実施事業が報告されました。なおかつ、予算決算常任委員会にも、補正予算の案件として説明され、それが付託されて、審査がされました。
予算決算常任委員会を設置したときには、どちらか片方の委員会に説明するというか、基本的に予算決算常任委員会で議題とするものは、ほかの常任委員会では議題にしないという約束事の中で進めてきたものの、これまでの経緯を踏まえて、そういった対応をしていただいているということが果たして必要なのか、やはり考えていかなければいけないと思います。
また、今回は付託されませんでしたけれども、北海道林木育種場旧庁舎の件にしても、これまでの経緯があったことから、経済建設常任委員会に報告されています。
だから、これまでの経緯のあるものと、予算として説明されるもの、先ほど高間委員の働き方改革や効率化ということもあるのですけれども、そういった意味で、予算決算常任委員会の在り方、その案件の報告の受け方については、やはり一度交通整理が必要だろうと思っています。これが常時行われるようになると、行政の負担も大きくなると思いますので、我々もしっかりその辺りの課題を考えて、認識して、そして、しっかりと交通整理をした上で、どういう報告の受け方、また、審査の仕方が適当なのかを考えていかなければならないと思っております。
この検討は予算決算常任委員会だけではなかなか難しい部分があると思いますし、多分、そのほかにもこの約1年間で課題があると思いますので、しっかり課題を出し合って、そして、よりよい形の審査、質疑ができるような体制をつくっていかなければならないと思っています。

委員長(三角君):次に、民主・市民の会からお願いいたします。

諏訪部君:今ほどの課題については、そもそもなぜ予算決算常任委員会が設置されたかというところにも関係があって、分割付託をしないで一括で審査したほうがいいのではないかという声もあってのことだと思います。決して否定するわけではありませんし、そういう経緯があったと思っています。
予算決算常任委員会での審査は始まったばかりですし、すぐに何でもうまくいくものではないと思います。また、実際に行う中で、課題が出てくると思います。ですから、もちろん課題に対応しなくていいという意味ではなくて、もう少し様子を見ながら、なぜ予算決算常任委員会を設置したかという経緯も考えながら、よりよい方向に向かっていければいいと思っています。

委員長(三角君):次に、えべつ黎明の会からお願いいたします。

岡君:まず、全体的なことで言いますと、予算決算常任委員会は委員定数が12名ということで、大体、全議員の半分ぐらいが参加できるようにという意図があったと思います。前半は我々が委員になりました。後半また新たな方々が入れ替わるような形になってくると思うので、その新たな方にも御経験していただいた上で、何かしら新しいものが課題として出てくるのであれば、決めていくということでいいのではないかと思っています。
ただ、先ほど徳田委員がおっしゃっていた、ほかの3常任委員会との関係ということでは、この期間の中でも課題だと思っているところがございます。部局には、2回も同じような説明をお願いしているところがあります。基本は全部、予算決算常任委員会に説明されるので、それでは3常任委員会は何をするのだという問題があると思います。
答えがあるわけではないですけれども、課題だと思っているので、皆様の頭の片隅ででもそういったものを考えていただければと思っております。

委員長(三角君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

吉本君:まだ会派でじっくりと話し合われていないので、申し訳ないですけれども、以前、提起されたときに話した中には、やはり今皆さんからお話しされたようなことが出ていました。そもそも常任委員会にした理由は何だったかというところから始まりまして、それも先ほどの分割付託の問題や、基本的に予算の議案は分割にしないという大原則があるので、きちんとするためという話がありました。
それから、この約1年間、実際に予算決算常任委員会を設置した結果がどうだったのかというところで、当会派は、2人で委員を務めましたが、かなり大変で、たくさんのメンバーがいらっしゃる会派はいいけれども、少数の会派はまた誰かがもう1回2年務めなければならず、委員としてはかなりしんどいということが実感としてあります。
そういうところもありますけれども、先ほどお話があったように、ほかの3常任委員会と予算決算常任委員会との関係、特に最初から心配されていましたが、部局の説明が一体どうなるのかということです。特に正式に議案として上程されるものは、多分、委員会に報告しなければならず、二重に説明することはどうなのだろうということで、約1年間見てきて、大変ではないかという感じを私たちは受けています。
ただ、まだ約1年ですので、もう少し様子を見なければ、本当にこの問題をどういうふうにしていけばいいのか、何がメリットで、何がデメリットなのかという辺りは、会派内でまだ結論を出せないという状況です。

委員長(三角君):次に、江別未来づくりの会からお願いいたします。

本間君:先ほど申し上げましたけれども、基本的に何ら支障を感じておりませんので、従来の形でいいのだろうと思っております。
皆さんからの御意見の中でありました働き方改革や効率化を目指すという部分については、一定程度理解できますが、その反面、議会としてのしっかりとしたチェック機能がおろそかにならないのか、その辺りについては、今の段階では判断がつきませんので、しばらくの間はこのままで様子を見せていただきたい、このように思っております。

委員長(三角君):今、各会派から御発言を頂きましたが、確認等はございませんか。(なし)
本日は、各委員から、様々な御意見を頂き、誠にありがとうございました。
頂いた御意見につきましては、限られた当委員会の残りの任期の中で、すぐに答えを出すことが難しい課題があるほか、当委員会だけではなく、ほかの3常任委員会に関連する課題もございます。
したがいまして、本日、頂いた御意見につきましては、現任期の当委員会の委員から出された課題として御認識いただいた上、本日出された御意見の中でも、今後、特に具体的な協議が必要と思われる課題につきましては、広く当市議会の議会運営に関する課題と捉えて、議会運営委員会の検討課題に挙げていただくなどして、協議を行っていただければと思いますので、御理解のほどをよろしくお願いいたします。
以上で、予算決算常任委員会に関する課題全般についての意見交換を終わります。
そのほか、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(14:56)