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議会運営委員会 令和3年2月1日(月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年8月2日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(島田君):ただいまより、議会運営委員会を開会いたします。(13:29)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
初めに、1協議事項、(1)議会運営に関する検討課題についてを議題と致します。
本件については、昨年12月10日に開催された当委員会で、3つの検討課題の今後の進め方について協議を行いましたが、本日は、前回に引き続き、それぞれの検討課題についての協議を進めてまいります。
なお、前回、その他の議事において、齊藤委員から御発言のありました一般質問通告の在り方に関して、委員会の散会後に正副委員長から齊藤委員に発言の趣旨などを確認しましたので、今後の取扱いについて、皆様にお諮りいたしたいと思います。
齊藤委員から御発言のあった件につきましては、現在の当委員会の検討課題である一般質問における一問一答方式の運用についての中で課題を提起いただきながら協議を進めることが可能であるとの結論に至りましたので、具体的な課題については、一問一答方式の運用についての中で上げていただき、協議を進めることと致したいと思いますが、そのように進めることとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
それでは、それぞれの検討課題についての協議に移ります。
初めに、議会における業務継続計画(BCP)についてでありますが、前回の委員会では、策定に向けた作業を進めていくことが確認されました。
その協議の際の各会派からの主な意見では、BCPの内容はできるだけ簡易なものにすべきとの意見のほか、策定作業は検討組織を設けて進めるべきとの意見などがありました。協議の結果、検討組織の設置の有無は、BCPのボリュームをある程度決めてから判断する必要があるとの結論に達し、策定するBCPのボリュームを含めた内容と、それに伴う検討組織の設置の有無について、持ち帰り協議することとされておりました。
本日は、持ち帰り協議となっておりました、1つ目に、BCPのボリュームを含めた策定の内容について、2つ目に、その内容に基づく検討組織の設置の有無について、御発言いただいた後、協議を進めてまいりたいと思います。
初めに、自民クラブからお願いいたします。

宮本君:当会派の協議結果について述べます。
現在、江別市において災害が起きた際には、江別市地域防災計画を基に、いろいろな運用をするわけです。また、江別市業務継続計画も既に策定されております。議会事務局としましては、江別市業務継続計画を基に、他部局と共通の立場で行動するわけです。
特に議会との関係では、非常時優先業務として議会との連絡調整をすることとされており、業務開始目標時期を3時間以内とすると定められております。議会との関係については、これのみでありますが、先ほど言いましたように、その他の業務として各部共通の業務があるということで、記載されているところでございます。
そういうことから、江別市議会としては、非常時優先業務を特定すべきであると、当会派としては考えました。ただし、江別市地域防災計画や江別市業務継続計画との関係性も考えながら、議会だけが突出することのないようにしなければならないという意見も出ております。
以上のことから、市の担当部局、事務局と連携して検討すべきということを基本に置いて、それらをベースにしながら、まずはたたき台をつくっていただきたいと思います。先進都市議会に対する書面調査の結果や北海道内の関係資料を参考にするほか、事務局の意見も聞いて、正副委員長でたたき台をつくっていただき、それを基に、まずは議会運営委員会で協議を進めてはどうかという考え方です。

委員長(島田君):次に、公明党からお願いいたします。

裏君:検討組織の設置の有無については、前回もお話ししたのですけれども、BCPのボリュームを含めた内容ということですが、行動マニュアルや災害マニュアルもあるし、やはり、BCPとは何ぞやというのを共有する必要がありますので、それも含めて検討組織の中で考えていくべきではないかというのが当会派の考えでございます。

委員長(島田君):次に、民主・市民の会からお願いいたします。

諏訪部君:当会派では、いろいろ調べていただいた他市議会のBCPについて、拝見して検討させていただきました。
その中で決めるべきところは、まず、BCPの発動対象とする災害と発動の決定、議会としての行動基準を定めているところが非常に多いですので、その辺をBCPとして定めるべきではないかということと、先ほどお話があったように、江別市との関係もあるでしょうし、行動基準についても、言葉では簡単ですけれども、いろいろな行動が複雑にあると思いますので、検討するための組織があったほうがいいのではないかという結論になりました。

委員長(島田君):次に、えべつ黎明の会からお願いいたします。

鈴木君:当会派としては、あまりボリューム感のないもの、簡素なものをつくるべきであると考えております。簡単に言うと、A4判1枚程度として、行政側が考えている課題と一致させなければならないので、そういう面では、できるだけ簡素化したほうがよろしいのではないかと考えております。
あとは、どの程度の量になるかによって、検討組織が必要かどうかを判断すればよろしいのではないかと考えておりますので、検討組織をつくることありきでは考えておりません。

委員長(島田君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

高橋君:BCP自体がどういう形のものになるかについては、現時点で決めることはできませんけれども、例えば、ぱっと見やすいものにするにしても、江別市議会として、それなりの項目において検討を加える必要があると思います。そういう点では、それなりの作業量になると考えており、検討組織を設ける必要があるのではないかと考えております。

委員長(島田君):次に、江別未来づくりの会からお願いいたします。

本間君:まず、BCPのボリュームについては、できる限り簡素化したほうがよいだろうと思っております。ただ、江別市業務継続計画もありますので、正副委員長と事務局にはお手数をかけますけれども、なるべく簡素なたたき台を御用意いただけないかと思います。本来であれば、先進都市議会運営調査を行って、直接お話を聞くところでしたけれども、それはできませんでしたから、BCPのボリュームによっては、検討組織の設置も必要になってくると思いますので、お手数をおかけしますが、たたき台を作成していただきたいと思います。

委員長(島田君):各会派から御発言いただきましたが、確認等はございませんか。(なし)
ただいま、皆さんから御意見を頂きましたけれども、分かりやすくいうと、BCPのボリュームを簡素化すべきという意見、検討すべき項目がある程度多くありますので、他市議会の事例を参考にして検討組織をつくるべきという意見、たたき台をつくったらいいのではないかという意見がございました。
それでは、議会における業務継続計画(BCP)については、ただいま皆さんから頂いた御意見を整理し、正副委員長と事務局でそれを取りまとめて、たたき台という形になるかどうかは分かりませんけれども、次回お示ししたいと思いますが、そのように進めてよろしいでしょうか。

裏君:各会派から御意見が出たのですけれども、その御意見について当委員会の中で協議するのではなく、たたき台をつくるとおっしゃいましたが、具体的に何のたたき台をつくるのか、お伺いします。

委員長(島田君):これ以上、各会派から意見が出てこないという中で、今、各会派から出た意見をある程度整理しなければならないと思います。それは理解できますか。

裏君:今出た御意見を整理して、例えば、たたき台を正副委員長に作成してもらうことにしましょうと決めるのか、それとも、検討組織を設置しましょうと決めるのか、そのどちらかを当委員会の中で決めなければ、正副委員長と事務局で何を整理するのかが理解できません。

委員長(島田君):先ほど、当委員会では、まず、BCPのボリュームを含めた策定の内容を決めてから検討組織の設置の有無について協議すると言いました。

裏君:先ほど、委員長がおっしゃったときに私は違和感を覚えたのですけれども、BCPのボリュームを決めてから、検討組織の設置の有無について協議することが決まったとおっしゃったのですが、それは決まっていなかったと私は理解していました。だから、まず、今出た御意見について皆さんで協議しないと、次回の当委員会で何を決めるのでしょうか。

委員長(島田君):BCPのボリュームを含めた策定の内容について、皆さんから御意見を頂きました。その中には、やはり検討組織を設置したほうがいいのではないかという意見、そうではなくて、簡素化したほうがいいのではないか、大きく分けたらそのような意見が出てきましたが、それは分かりますか。

裏君:当会派としては、BCPのボリュームが簡素化されてもいいと思っております。分かりやすいのが大事だと決まれば、それでいいと思います。ただ、簡素化するためには、先ほど高橋委員もおっしゃったように、簡素化ありきではなくて、一応、検討組織で、どのように簡素化するとか、これが必要で、これが必要ではないというのを考えるべきだと思います。先ほど、鈴木委員は、BCPのボリュームを決めた上で検討組織の設置の有無を決めるべきだとおっしゃったと理解しております。ですから、それをどうするのか決めないと、正副委員長で何を決めるのか疑問に思いますが、違いますか。

委員長(島田君):整理します。
まず、BCPのボリュームは、簡素化する方法もあるし、詳細に作成する方法もありますけれども、それも含めて検討組織を設置するかどうか、皆さんで協議しますか。
日本共産党議員団からも、簡素化するにしても検討組織を設置したほうがいいのではないかという話が出ました。

本間君:今日出た意見には、検討組織を設置して、ゼロからたたき台も含めて積み上げていくという考え方と、私が言ったように、たたき台はなるべく簡素化したものを求めていますから、事務局に負担をかけるけれども、正副委員長と事務局でそこまで進めてほしいというものです。この大きな違いがありますから、今の段階で、検討組織を設置するかどうかについて、各会派が一致するのは難しいと思っています。もし一致させるとすれば、簡素化になるかもしれないけれども、正副委員長と事務局にたたき台をつくってもらって、それでいいとなれば、検討組織は要らないことになりますが、その辺りでうまく整理できないのではないかと思います。

委員長(島田君):今、本間委員からお話がありましたけれども、私の言いたかったこともそういうことです。何もないところからではなくて、ある程度、たたき台というか、今出た意見を整理しながら、他市議会の事例も抽出して、ふわっとしたものですが、必要なものを挙げて、ある程度そういう形のものをつくって皆さんに示して、まだ足りないのではないか、これは検討組織が要るのではないかというところに発展していくと思います。だから、先ほどは、ある程度整理して、正副委員長案としてたたき台を示したいという意味で言いました。

裏君:今、皆さんから御意見が出ましたけれども、当会派は、たたき台を作成する前に検討組織を設置すべきと言ったのですが、委員長がおっしゃっているのは、本間委員が言ったように、たたき台を正副委員長でつくった後に、検討組織の設置の有無について協議しましょうということでよろしいですか。

委員長(島田君):たたき台に足りない項目があったり、この内容であれば検討組織が要るのではないかという意見が出た場合には、やはり検討組織を設置するかどうかも含めて協議させていただきたいと思います。
ほかに確認等はございませんか。(なし)
それでは、ただいま申し上げたとおり、議会における業務継続計画(BCP)については、本日の協議内容を踏まえて、正副委員長で協議の上、たたき台という言い方が当てはまるか分かりませんけれども、今後の取扱いを示したいと思いますが、そのように進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、議会基本条例の評価・検証についてに移ります。
前回の委員会では、評価・検証に向けた作業を進めることが確認され、評価・検証の具体的な手法を持ち帰り協議することとされておりましたので、各会派の協議結果をお聞きしてまいりたいと思います。
初めに、自民クラブからお願いいたします。

芳賀君:議会基本条例の評価・検証の具体的な手法については、当会派における協議の結果、現委員会でチェックリストを作成して、次期委員会でチェックリストに基づいて検証するという手法を取るのがよいのではないかという結論になりました。
手法としては、秋田県湯沢市議会の内容がよいと思いますので、その事例を参考に、この項目はこんなふうに検証しましょうというチェックリストをつくって、それを基に、一つずつ検証していくのがよいと考えております。評価基準は、秋田県湯沢市議会と同様に、ABCの3段階評価がよいのではないかという結論になりました。その辺りのマニュアルを正副委員長と事務局で作成していただくのがよろしいのではないかという協議結果です。

委員長(島田君):次に、公明党からお願いいたします。

裏君:議会基本条例の評価・検証の具体的な手法についてですが、先進都市議会に対する書面調査結果の中にいろいろな例が載っていましたけれども、どのように評価・検証するのかが大事なので、評価・検証する項目を決める検討組織が必要ではないかと考えております。検討組織を設置して、評価・検証に向けた作業を進めるのがいいのではないかとまとまりました。

委員長(島田君):最後におっしゃったことが聞き取れませんでしたので、もう一度お願いします。

裏君:検討組織を設置して、評価・検証に向けた作業を進めていくということです。

委員長(島田君):次に、民主・市民の会からお願いいたします。

諏訪部君:当会派も、秋田県湯沢市議会の評価・検証方法がよろしいのではないかということで、湯沢市議会基本条例検証結果報告書が秋田県湯沢市議会のホームページに出ていたので、それを拝見させていただきました。各条文におけるそれぞれの項目ごとに、きちんと機能しているかについて評価・検証しているので、それに倣って評価するのがいいのではないかという結論になりました。
そして、可能だったらですけれども、議員任期の前半2年間で、評価・検証をした後に条例改正をして、議員任期の後半2年間で、議員の行動規範に反映されるというサイクルにすべきであると考えております。つまり、4年の議員任期が満了する直前に条例改正をすると、もちろんその後も継続して議員になられる方もいらっしゃると思いますが、せっかく条例改正をしたにもかかわらず、その期の議員に反映されない可能性もあります。それがいけないというわけではないですけれども、可能であれば、そのようなサイクルにすべきではないかということも話し合われました。

委員長(島田君):次に、えべつ黎明の会からお願いいたします。

鈴木君:議会基本条例の評価・検証については、いろいろな手法がありますが、それぞれの項目を一つずつ評価・検証していく手法があると思います。ただ、やはり議員内部での検証でいいのかどうかというところで、必要に応じて外部委員を入れて評価してもらうことも必要ではないかという議論がありました。全部を外部委員に任せるのではなくて、議員で構成する検討組織を設置するときに、外部の有識者の声を聞くことも必要ではないだろうかということです。

委員長(島田君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

高橋君:当面考えられる方法としては、他の会派からも意見が出ていたように、秋田県湯沢市議会のようにチェックリストをつくって評価・検証をしていくのがよいと考えております。

委員長(島田君):次に、江別未来づくりの会からお願いいたします。

本間君:大体同じですが、先進都市議会のよいところをうまく活用させていただきながら、恐らく皆さんの御意見でいくとチェックリストの作成ということになるのでしょうけれども、評価・検証の手法を決めるためには、検討組織が必要だろうと考えております。

委員長(島田君):各会派から御発言いただきましたが、確認等はございませんか。(なし)
ただいま、秋田県湯沢市議会などの他市議会の事例を参考にしながらチェックリストをつくるべきとの御意見があったほか、検討組織を設置すべきという御意見が各会派から出てきました。
それでは、議会基本条例の評価・検証の今後の進め方は、秋田県湯沢市議会を含めた他市議会の事例を参考にチェックリストを作成するほか、評価・検証を行うための検討組織を設置することとし、正副委員長において、本日の意見を整理しながら、次回、今後の進め方についてのスケジュール案をお示ししたいと思いますが、そのように進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、一般質問における一問一答方式の運用についてに移ります。
前回の委員会では、一問一答方式の課題を明らかにしながら、その解決に向けた作業を進めることが確認されたところであり、一般質問の実施要領を用いて、一問一答方式における課題を整理することについて、持ち帰り協議することとされておりましたので、本日は、各会派の協議結果をお聞きしてまいりたいと思います。
初めに、自民クラブからお願いいたします。

宮本君:一問一答方式の課題についてですが、一問一答方式の目的といいますか、市民にも、議員にも、分かりやすいように始めた方式が、かえって分かりにくくなっているという面が多々見受けられます。現在、一問一答方式は試行中でありますが、一般質問の実施要領を基本にしながら進めていいと思います。
運用上の課題が大きな問題であるということで、不明事項が見受けられるということ、ルールがはっきりしないということで、運用上の指針等をつくる形で、皆さんが共通認識を持って進めるのがいいのではないかと思います。
今後の進め方については、事務局を通じて、過去の事例などを精査していただいて、今言った運用事例なども参考にして、正副委員長でたたき台をつくっていただきたいと思います。それを基に、また協議できればよろしいのではないかと思います。

委員長(島田君):次に、公明党からお願いいたします。

齊藤君:一問一答方式の課題ということで、今ほど自民クラブからもお話がありましたけれども、一問一答方式は、総括質問総括答弁方式では、どの質問に対して答弁しているかが市民に分かりづらいことから、試行で実施しているものと考えております。
当会派としては、一問一答方式がスタートした段階から、1項目に対して1問ずつ質問し、答弁いただくことを基本にしてきたと思っております。一問一答の捉え方に課題があると考えておりますので、そういった面で、課題と考えているところを何点か上げていきたいと思います。
1点目に、これまで一問一答方式を試行により実施してきた中で気がついた点を今後整理していけばいいと思いますが、1項目の質問に対して2点、3点と複数の質問に及んでいる点です。1項目の関連とみなしてきたようですけれども、どこまでを関連とみなすのか、検討が必要だと思っております。
2点目に、再質問で1項目に対して質問と要望をしている例などが散見され、再質問を行う必要があるときは、当然ですが、一問一答方式に準じた再質問を行う必要があると考えております。
3点目に、通告の在り方についても検討が必要だと思います。例えば、質問通告書について、件名、項目、小項目、または、以前のように、件名、中項目、小項目とするなどの検討が必要だと考えております。
4点目に、一問一答方式の本格運用に向けて一般質問を円滑に進めるため、以前に資料をいただいた、先進都市議会に対する書面調査の結果を拝見しまして、栃木県足利市議会や滋賀県大津市議会のように、江別市議会としても、議会運営に関する申合せなどを改正することについて、検討する必要があると考えます。
検討していく中でまた課題が出てくるかもしれませんが、今の時点では、この4点が一問一答方式を行っていく上での課題だと思います。

委員長(島田君):4点目をもう一度お願いします。

齊藤君:4点目は、本格運用に向けて一般質問を円滑に進めるため、栃木県足利市議会や滋賀県大津市議会のように、江別市議会としても、議会運営に関する申合せなどを改正することについて、検討する必要があると考えます。

委員長(島田君):次に、民主・市民の会からお願いいたします。

諏訪部君:一問一答方式の課題についてですが、一問一答方式と言いながら、1回目の質問は総括質問総括答弁方式で、再質問から一問一答方式になっています。それだけが全ての原因ではないですけれども、そういう状況にあるので、正しい表現ではないかもしれませんが、どうしてもなかなかうまく一問一答方式になじめていないと思います。
他市議会では、1回目の質問から一問一答方式としているところがあります。それがよいという意味ではなくて、そういう手法もあるので、できるかどうかは別として、もう一度そういうところを考えてみてもいいのではないかという意見が出ていました。
公明党からも話があったのですけれども、やはり通告の在り方は、自分でも質問通告書を作成していて難しいのはよく理解していますが、通告の項目立てが割と広い範囲だと、どうしても再質問も広くというか、一問一答方式になじまないものになってしまうことがあるという感じもしますので、通告の在り方についても、少し検討したほうがいいのではないかという意見がありました。

委員長(島田君):次に、えべつ黎明の会からお願いいたします。

鈴木君:5項目の質問があれば、その5項目を一括で質問して、再質問から一問一答方式になります。これは一問一答方式と言うのでしょうか。一問一答方式というのは、一つの項目に対して質問して、駄目だったら再質問していく。それが終わって次の項目に移していくと。だから、最初から一問一答方式とすることはできないのか、率直にそういう感想を持っています。
私は、高知県土佐市議会の例をよく見ますが、完全に一問一答方式になっております。だから、1問が終わるまで次の項目に全く移らないと。当市議会では、5項目の質問があれば、まず5項目について、1回目の質問をしています。そうではなくて、高知県土佐市議会のような手法にすれば、一問一答方式のよさがもっと明確に出てくるのではないのかと感じています。
そういうことが本当に可能かどうかというのは、ルールですから、それをどうやって決めるかの問題だと思います。ただ、やはり、総括質問総括答弁方式で質問している人が途中から一問一答方式になったり、一問一答方式から総括質問総括答弁方式になってしまったり、ぐるぐる回っているような状態が散見されましたので、その辺りのルール化をきちんとすべきだと思いました。

委員長(島田君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

高橋君:当会派としては、一問一答方式については、これまでもいろいろな変遷がありましたので、その結果として現行の運用だと考えております。ただ、当会派は、やはり課題があるのであれば検討に付すという姿勢でおりますので、課題があるという会派がある以上、検討を加えていくことは必要だと思います。

委員長(島田君):次に、江別未来づくりの会からお願いいたします。

本間君:従前、総括質問総括答弁方式でずっと行ってきたので、その手法になじめばなじむほど、先ほど鈴木委員からも話がありましたけれども、本格的な一問一答方式というのは、質問する側とすれば、簡単には移行できないと思います。やはり、質問の通告項目の中で、これは非常に難しいですけれども、どこで線引きをするか、また、多少質問のテクニカルなところで、あえてその辺ははっきりさせたくない。そして、そのことをずっと上げていくと、後の項目が出てしまう、私は、個人的にはそういう質問の組立てをしたくないタイプです。
そういったことも含めて、それがルールだと、それが一問一答方式だということであれば、当然それに従いますけれども、今の段階では、一問一答方式のルールというか、しっかりした土台、骨組みについて、いま一度検討して、私も勉強したいと思っています。いろいろな課題があるようですので、引き続き、課題を明らかにして、皆さんと共有していく流れが必要だと思っております。

委員長(島田君):各会派から御発言いただきましたが、確認等はございませんか。

高橋君:当会派としては、一問一答方式の課題を整理することについて、現行の運用がベースにあると思っておりました。今ほど、1回目の質問から一問一答方式を取り入れてはどうかという意見がありましたので、これはまた新たな課題になってくると思うのですけれども、その辺の取扱いをどうするのか、共通認識を持つ必要があると思います。

鈴木君:それは私が言った内容だと思いますが、一問一答方式と言いながら、1回目の質問は、総括質問総括答弁方式になってしまいます。そうすると、焦点がだんだんずれてしまうというか、質問の趣旨が伝わりません。だから、そういう面では、1項目ずつ一問一答をすることができれば、一問一答方式のよさが出てくると思います。やはり最初に質問原稿を20分ぐらいで全部読むと、何が焦点なのかどうしても曖昧になってしまうこともあると思います。
私は、今、高橋委員が言った新たな提案というよりは、今回、見直しをするのであれば、当然そういうことも含めて検討していただけると大変いいと思っています。そのほうが、より一問一答方式のよさが出るのではないかと思います。それは、後ほど検討組織を設置するのであれば、その中で議論していただければよろしいと思います。

委員長(島田君):ほかに確認等はございませんか。(なし)
今、皆さんからは、現在の運用のままで課題を抽出して整理する、あるいは、通告の在り方についても整理していくという考え方が示されました。また、先ほど言われたように、本来の一問一答方式は、他市議会でも例がありますけれども、最初から一問一答方式で行う方法もあると思います。
今後、どのように協議を進めていくか、御意見等はございませんか。

齊藤君:それも含めて当委員会で検討すべきだと思いますが、試行として、これまで一問一答方式を行ってきて、そこに課題があって、今、各会派から課題が出てきたと思います。これを本格運用に向けて協議していく中で、今言ったような新たな形式となると、そこからまた新たな議論が必要になると思います。各会派として、それも必要だとなれば、それはそれでいいのですが、まずは試行から本格運用に向けて協議していくということでいいのではないかと思います。
各会派のお考えがあると思いますが、ここまで進めてきて、やっと試行から本格運用に向けて協議していくところで、また新たな形となると、そこから先に進むのがなかなか難しいと思いますので、本格運用に向けた課題を整理していくという方向で協議を進めてはどうかと思います。

委員長(島田君):ほかに御意見等はございませんか。(なし)
本格実施というよりは、これからも試行がまだ続くと思います。まず、現状の一問一答方式の課題を抽出して、先ほど、通告の在り方も出てきましたけれども、整理した課題を出していただいて協議し、まだ本格実施はできませんけれども、次の段階として検討組織を設置して、本来の一問一答方式とするとか、いろいろな考え方が出てくると思いますので、少し整理させていただきたいと思います。
それでは、一般質問における一問一答方式の運用については、本日の協議内容を踏まえ、正副委員長と事務局で協議の上、各会派から提起された課題をまとめ、整理した上でお示しすることにしたいと思いますが、そのように進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
それでは、作成次第、お示ししますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、(2)江別市議会ICT化推進基本計画(素案)の見直しについてを議題と致します。
本件については、昨年8月26日に開催された当委員会でお示しした江別市議会ICT化推進基本計画(素案)の正副委員長案について、第1章及び第5章に対して頂いた御意見を基に、正副委員長の修正案をお示しすることとしていたものであります。
本日は、第1章の修正案及び第5章に頂いた御意見に対する考え方をお示ししたいと思います。
資料3ページを御覧願います。
初めに、第1章についてでありますが、文章中には、ICT技術の活用が進展しているという方向性のみが表現されており、企業でのテレワークや学校でのオンライン授業について、問題が生じている様子が読み取れないため、文章を修正する必要があるのではないかとの御意見を頂きましたので、正副委員長で協議の上、資料に記載のとおり、テレワークやオンライン授業が実施される場合についての説明を加えたほか、ICT技術の活用が開始されたという表現にするなどの修正を行っております。
まず、第1章の修正案について説明いたしましたが、確認等はございませんか。

裏君:文章が精査されているので、全体的に見てどうなのか、まだ分からない状況ですけれども、最後のところに、危機管理対策としてのと記載されておりますが、のを入れると、これのみになるのではないかという意見がございました。修正後に、のが入っていますが、のは必要なのかという話です。のが入っていると、危機管理対策としてのみなのかと思うので、のが要るかどうかという意見がありました。

委員長(島田君):のが入っておりますが、問題ございますか。
よろしいでしょうか。

裏君:よろしいというのは、このままでもよろしいということですか。

委員長(島田君):このままでよろしいでしょうか。

裏君:なくても、あっても、意味があまり変わらないということですか。

委員長(島田君):それでは、読んでいきます。
さらに、今般の新型コロナウイルス感染症の影響下において、企業では、業種や事業者規模によってテレワークが、また、大学等においては、対面事業ができない場合にオンライン授業が実施されるなど、危機管理対策としてのICT技術の活用が開始されたところであります。
のを削除した場合、危機管理対策としてICT技術の活用が開始されたところでありますとなります。

裏君:以前に当会派で検討したときの文章と違うので、今読んでいただいたら、のがあったほうがいいと思いました。

委員長(島田君):それでは、第1章については、ただいまお示しした正副委員長案のとおり修正することとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、本日参考資料として配付しております江別市議会ICT化推進基本計画(素案)の3ページを御覧願います。
第5章につきましては、1点目に、5議会のICT環境の整備の(1)タブレット端末の導入(全議員配付)という記載について、タブレット端末の使用は強制となるのかについての質疑がありました。
これにつきましては、導入の趣旨等を考えるとタブレット端末を使用すべきものと考えますが、健康上の理由など、やむを得ない場合においては、強制することはできないものと考えております。したがって、導入の際に、やむを得ない理由により使用が困難である旨の申出があった場合には、改めて協議しなければならないものと考えております。
2点目に、同じく、5の(5)その他、議会のICT環境の整備の例として4ページに記載しております動画中継機器の導入の委員会の部分を、例示ではなく1つの項目として挙げてほしいとの御意見を頂きました。
これについて、正副委員長で協議した結果、委員会への動画中継機器の導入につきましては、現時点では導入についての課題が多く、今後、協議が必要な項目であると考えておりますことから、協議の状況に応じて項目に挙げることも検討すべきでありますが、現状ではこのままの記載にしたいと考えております。
以上、第5章に対して頂いた御意見に対する考え方を説明いたしましたが、確認等はございませんか。(なし)
それでは、第5章に対する御意見については、ただいまお示しした正副委員長案のとおりとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
続きまして、第5章に関わる別表についてでありますが、資料4ページを御覧願います。
この別表は、計画期間に進める事業計画を表にしたもので、改選前の当委員会で確認された別表について、今期の当委員会での協議結果を踏まえて、正副委員長案をお示しするものであります。
変更点でありますが、計画期間に合わせて年度を変更したほか、推進事業計画項目及び各年度における実施項目等を変更しております。変更点が多岐にわたりますことから、変更前と変更後の資料の変更箇所に二重下線を引いておりますので、御確認いただきますようお願いいたします。
なお、別表については、変更点が多いため、持ち帰り協議いただき、次回の委員会で協議結果を御発言いただくことを想定しておりますが、変更点及び進め方について、確認等はございませんか。(なし)
それでは、第5章に関わる別表につきましては、変更点について各会派へ持ち帰り、次回御発言いただくこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、2その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
最後に、次回委員会開催予定でありますが、第1回定例会の議事運営について御協議いただくため、2月19日金曜日の午前10時から開催いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本日の委員会を散会いたします。(14:25)